和寒駅
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和寒駅(わっさむえき)は、北海道上川郡和寒町字北町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はW38。電報略号はワサ。
和寒町の代表駅で、特急「スーパー宗谷」・「サロベツ」など全列車が停車する。
歴史
- 1899年(明治32年)11月15日:北海道官設鉄道の駅として開業。一般駅。
- 1905年(明治38年)4月1日:官設鉄道に移管。
- 1968年(昭和43年)7月25日:補助コンテナ基地設置。
- 1982年(昭和57年)11月15日:貨物取扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)
- 1986年(昭和61年)11月1日:電子閉塞化により連査閉塞運転要員無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承。
- 1988年(昭和63年)11月28日:駅舎改築(当初はキヨスク、切符売り場が設けられていたが姿を消した)。
- 1992年(平成4年)4月1日:簡易委託終了、以後士別駅派遣により出札業務を継続(末期はベニヤ板を外して窓口を開けていた)。
- 1995年(平成7年)4月1日:派遣による出札業務終了。
駅構造
- 2面3線の島式・相対式の複合ホームを持つ地上駅(3番線は朝の上り一番列車と臨時列車のみ使用。冬季は3番線が使用停止となるため、朝の上り一番列車も他の上り列車と同様2番線の停車となる)。国鉄規格の木造駅舎は解体され、改築後の駅舎は西側1箇所にある。
- 無人駅。自動券売機なし。ホーム間の移動は跨線橋を使う。
駅名の由来
アイヌ語の「アッ・サム(ニレの木のそば)」に由来する。
駅周辺
街としての機能がそろう。
- 国道40号
- 道央自動車道和寒インターチェンジ
- 和寒町役場
- 士別警察署和寒駐在所
- 和寒郵便局
- 北星信用金庫和寒支店
- 北ひびき農業協同組合(JA北ひびき)和寒基幹支所
- 北海道和寒高等学校
- 和寒東山スキー場
- 和寒かぼちゃ王国
- ローソン
- セイコーマート
- 高速なよろ号・道北バス・和寒町営バス「和寒」停留所 - 旧・和寒ターミナル。バスレーンは旧ターミナルのものを流用する。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- テンプレート:Color宗谷本線