伊右衛門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ファイル:IYEMON CHA 5 Series.jpg
『伊右衛門』シリーズ
「伊右衛門 濃いめ」と「伊右衛門」は2009年3月改良時のもの、「伊右衛門 玄米茶」は2009年10月発売時のもの

伊右衛門(いえもん)は、サントリー食品インターナショナルが発売している緑茶飲料、および宇治の露製茶から発売されている緑茶である。名称は、製茶業の老舗である京都福寿園の創業者、福井伊右衛門から[1]

歴史

サントリー(2009年4月にサントリー食品として分社化)と福寿園のコラボレーションによって開発され、ペットボトル緑茶飲料として2004年3月16日に発売された[2]伊藤園の「お〜いお茶」、キリンビバレッジの「生茶」とあわせて、現在ペットボトル緑茶三大シェアの一つであり、シェアは2位である。コンビニエンスストアに関しては、シェア1位。通常版のほか「濃いめ」や特定保健用食品指定の「特茶」、期間限定版などのバリエーションが存在する。

ペットボトルが一番売れる店舗はコンビニエンスストアであると考えサントリーは、ペットボトルの販売に先立ち、当時の日本での最大手であるセブン-イレブンに協力を要請、発売日に合わせて売り場から他社商品を取り下げる合意を締結した[3]。発売直後はそれといった宣伝はされていなかったが、初期出荷本数は180万ケースと、当社がこれまで発売された無糖茶飲料の中でも最大規模となり、初年度の売上が700億円弱と大ヒットした。特に、店頭用500mlのペットボトルに関しては発売当初、あまりのヒットぶりに工場でのペットボトル容器自体の生産が追いつかないという事態が発生した。そのためサントリーは一時期の間、伊右衛門の製造工場をすべて閉鎖し、出荷と発売も休止し、その期間中に製造体制を拡大させた(休止中も缶製品などは販売されており、その間も流されていたCMは340g缶を使用していた)。またそのことが話題となり、さらに人気に火を付ける結果となった。

また、福寿園はペットボトル飲料発売にあわせて茶葉「伊右衛門」の販売を決断[1]。宇治の露製茶(福寿園グループ)から茶葉ティーバッグが発売されている。こちらも煎茶、玄米茶などの種類がある。

2008年5月19日からは「IYEMON CHA」として、米・ネスレウォーターズ ノースアメリカ社への販売委託により、サンフランシスコ限定で販売されている。同時に、同社の「伊右衛門」ブランドをグローバルブランドに育成すべく、新聞広告やラジオCMなどメディアミックスでのキャンペーンが展開された。なお、2010年のリニューアル時より国内向け仕様にもパッケージ正面下(250ml紙パック・2Lペットは側面、280mlペットは裏面)に2行で「IYEMON CHA / KYOTO」が記載されている(玄米茶は2012年2月のリニューアルでこの表記はなくなっている)。

また「伊右衛門」ブランドの関連事業として、2008年6月にはカフェ・カンパニーとの共同プロデュースの下、京都市にカフェラウンジ「IYEMON SALON KYOTO」を設立した。

2012年10月にリニューアルを行った際、同年9月26日から発売当日までの初期出荷数量が約200万ケースに達し、2004年3月の新発売時に匹敵する数量に達したことを発表した[4]

こだわり

こだわりの茶葉
寛政二年(1790年)創業・京都 福寿園の茶匠が厳選した茶葉だけを使用。
選び抜かれた二つの
磨き抜かれた純水と、京都・山崎の天然水の使用。
甘みを引きたてる製法
石臼挽き茶葉」と上質を活かす特別な製法。抹茶としても使えるほどの上質。

山崎の水は、サントリーの発売されている高級ウイスキー山崎」にも使用され、全国名水百選にも選びぬかれた水である。

ペットボトル形状

竹筒を模した独特なデザインのペットボトルが特徴である。しかも底部には、竹の切り口を模したエンボス加工が施されており、細かい工夫がされている。

ちなみにこのペットボトルは自動販売機用と、店頭用とで分かれている。店頭用は中央部分がすぼんだ、竹に似たやや細長い形状である。そのため、特に中央部分は凹みやすいという欠点がある。自動販売機用では通常のペットボトル同様、ほぼ寸胴である。これは、自動販売機自体の寸法的な仕様や、自販機への補充時に商品が正しく装填されるようにと、落ちる際の衝撃から守るという理由からだと思われる。また、形状に第一世代と第二世代があり、キャップなどが若干変更されている。

なお、この竹筒デザインの計画と製造には大日本印刷が深く関わっている。

沿革

  • 2004年
    • 3月16日 - 販売開始。当初は250ml紙パックと缶製品2サイズ(245g、340g)、ペットボトル3サイズ(300ml、500ml、2L)の6サイズ展開であった
    • 4月20日 - 生産体制が整い、一時販売を休止していた500mlペットボトル(竹筒型ボトル)を関東・甲信越地区で販売再開。東海・北陸・近畿地区は同年6月1日に、残りのエリアも同年7月6日にそれぞれ販売再開
    • 9月28日 - ホット専用製品「ホット伊右衛門」を北海道・東北地区で先行発売(残りの地区は同年11月2日より販売開始)
  • 2005年
    • 3月29日 - 竹筒型を採用した350mlペットボトルを追加
    • 5月24日 - 季節限定品「新茶」発売
    • 6月7日 - 竹筒型を採用した900mlペットボトルを追加
    • 9月27日 - 「ホット伊右衛門」をリニューアル発売
  • 2006年
    • 3月テンプレート:0 - ユニバーサルデザインのペットボトル「ゆびスポットボトル」を2Lペットボトルに導入
    • 5月16日 - 季節限定品「新茶」発売(2代目)
    • 7月18日 - 「濃いめ」を追加発売
    • 8月22日 - 季節限定品「焙じ茶」発売
    • 9月26日 - 「ホット伊右衛門」をリニューアル発売
    • 10月17日 - 「ホット伊右衛門 焙じ茶」を発売
    • 10月30日 - 新日本様式100選に入選
  • 2007年
    • 3月13日 - 「濃いめ」に2Lペットボトルを追加
    • 5月15日 - 季節限定品「新茶」発売(3代目)
    • 6月5日 - 角形タイプの1Lペットボトルを追加。同時に「濃いめ」をリニューアル発売
    • 8月21日 - 季節限定品「焙じ茶」発売(2代目)
    • 9月18日 - 「ホット伊右衛門 焙じ茶」をリニューアル発売
    • 9月25日 - 「ホット伊右衛門」をリニューアル発売
    • 10月23日 - 季節限定品「玄米茶」発売
  • 2008年
    • 3月18日 - 初のリニューアル(リニューアルに伴い、280mlペットボトル、1L紙パックを新設定)。同時に「濃いめ」もリニューアル発売
    • 5月13日 - 季節限定品「新茶」発売(4代目)
    • 5月19日 - アメリカ(サンフランシスコ・ベイエリア)での販売を開始
    • 6月22日 - 京都市にカフェラウンジ「IYEMON SALON KYOTO」をオープン
    • 8月19日 - 季節限定品「焙じ茶」発売(3代目)。今回から2Lペットボトルも設定
    • 9月23日 - 「ホット伊右衛門」・「ホット伊右衛門 焙じ茶」をリニューアル発売(焙じ茶の345mlペットボトルは同年9月16日に発売)
    • 10月14日 - 季節限定品「玄米茶」発売(2代目)
  • 2009年
    • 3月10日 - 「伊右衛門」・「濃いめ」を同時リニューアル
    • 4月21日 - 「焙じ茶」が自動販売機向け製品として通年販売開始
    • 5月12日 - 季節限定品「新茶」発売(5代目)
    • 7月7日 - 季節限定品「冷茶」発売
    • 8月18日 - 季節限定品「焙じ茶」発売(4代目、通年販売されている自動販売機向けとは中身が異なる)
    • 9月15日 - 「ホット伊右衛門」・「ホット伊右衛門 焙じ茶」をリニューアル発売
    • 9月29日 - 「ホット伊右衛門 玄米茶」を発売
    • 10月13日 - 季節限定品「玄米茶」発売(3代目)
    • 11月10日 - 数量限定品「秋の茶会」発売(360ml・498円の高価格帯製品でもある)
  • 2010年
    • 2月16日 - 「玄米茶」をリニューアル発売。通年製品となる。
    • 3月16日 - 「伊右衛門」・「濃いめ」を同時リニューアル
    • 5月18日 - 季節限定品「新茶」発売(6代目)
    • 6月22日 - 季節限定品「冷茶」発売(2代目)
    • 8月17日 - 季節限定品「焙じ茶」発売(5代目、通年販売されている自動販売機向けとは中身が異なる)
    • 9月21日 - 「玄米茶」をリニューアル発売。玄米の香ばしさを強化するため、新米を使用。
  • 2011年
    • 2月8日 - 「玄米茶」の500ml・2Lをリニューアル発売。抹茶をひく前のお茶である「碾茶」をブレンドし、さらに発芽玄米も加わった。
    • 3月22日 - 「伊右衛門」・「濃いめ」を同時リニューアル。なお、「伊右衛門」の250ml紙パックは2010年11月に締結した販売契約[5]に基づき、雪印メグミルク(旧・日本ミルクコミュニティ)を通じて販売されることとなる。
    • 7月12日 - 季節限定品「京番茶入り麦茶」を発売(シリーズ初の麦茶飲料)
    • 7月26日 - 季節限定品「冷茶」を発売(3代目)
    • 8月16日 - 季節限定品「焙じ茶」発売(6代目)
    • 9月6日 - 「ホット伊右衛門」・「ホット伊右衛門 焙じ茶」・「ホット伊右衛門 玄米茶」をリニューアル発売
    • 9月13日 - 抹茶の深いコクと余韻を愉しめるボトル缶入り緑茶「グリーンエスプレッソ」を発売
    • 9月20日 - 「玄米茶」をリニューアル発売(500ml・2Lのみ)。玄米の焙煎度合いを調整したことでひとくち目の香ばしさにより磨きをかけた。
  • 2012年
    • 2月7日 - 「玄米茶」をリニューアル発売(500ml・2Lのみ)。碾茶を増量するとともに、「ふっくら浅煎り玄米」を新たに使用し、ふわっと甘く香ばしい味わいを強化。
    • 2月21日 - 「焙じ茶」をリニューアル発売。焙煎方法を変更するとともに、香り高い茶葉を使用することで、雑味がなく、上質な香ばしさを強化した。
    • 3月13日 - 「伊右衛門」・「濃いめ」を同時リニューアル。「伊右衛門」は上質な緑茶を飲んだ時に感じるほのかな「とろみ」に着目し、「お茶のとろみ」を抽出する独自の「コクとろみ抽出技術」を採用し、緑茶由来の味の奥行きや深みを引き出すとともに、石臼挽き茶葉を増量したことでまろやかな旨味と心地よい余韻を強化。パッケージに「新百年品質」の印判も付けた。「濃いめ」は飲用シーンに合わせて容量毎に差別化を図り、500mlは平日の仕事中での飲用を想定し、飲みはじめに感じる心地よい苦渋みを強化。2Lは家庭での飲用を想定し、商品名の書体変更などのパッケージリニューアルを行った。併せて、同年2月にリニューアル発売された「焙じ茶」に280mlを追加設定した
    • 4月17日 - お米の甘さを引き立てる緑茶「ご飯がおいしいお茶」を発売。同時に昨年7月に発売した「京番茶入り麦茶」は京番茶の火入れ工程を改良して後口のキレを強化し、商品名を「麦茶」に変更してリニューアル。「グリーンエスプレッソ」は後述の400gボトル缶のリニューアルに先立ち、300gボトル缶を追加設定。
    • 5月22日 - 「グリーンエスプレッソ」400gボトル缶をリニューアル発売。
    • 6月12日 - 季節限定品「冷茶」を発売(4代目)
    • 7月10日 - 「ご飯がおいしいお茶」に2Lを追加発売。
    • 8月14日 - 「玄米茶」をリニューアル発売。抹茶を増量してまろやかな旨味を強化。さらに独自技術によりふんわりとした甘い香りを引き出した。
    • 9月4日 - 「ホット玄米茶」・「ホット焙じ茶」をリニューアル発売。「ホット玄米茶」は発芽玄米を増量するとともに、碾茶を新たに加え、ふんわりとした甘みを強化し、まろやかな味わいに仕上げた。「ホット焙じ茶」はパッケージリニューアルのみ。
    • 9月25日 - 「ホット焙じ茶」に275gボトル缶を追加発売。後述のリニューアルに先立ち、「ホット伊右衛門」の275gボトル缶を先行リニューアル。
    • 10月2日 - 「伊右衛門」及び「ホット伊右衛門」の345mlペットボトルをリニューアル。抹茶入り緑茶の需要の高まりに着目し、碾茶の中でもより風味豊かなで質が高い一番茶の使用比率を高めて、石臼挽き製法で時間をかけて抹茶に仕上げるとともにお茶席でも使われている高品質の抹茶を追加。抹茶の味わいを引き立てるため、高温短時間で火入れした茶葉を加えたことで急須で淹れた抹茶入り緑茶のようなコクや深みを追求。パッケージの"○茶"は手書き風の書体に変更、その右側には内容がより分かりやすいよう“抹茶入り”の文字を配した。
  • 2013年
    • 2月19日 - 「玄米茶」をリニューアル。石臼挽き抹茶を増量し、まろやかな旨味と心地よい余韻を強化した。
    • 3月5日 - 石臼引き抹茶を冷水でじっくり淹れて仕上げ、碾茶や一番茶を福寿園独自の加工技術により香り豊かに仕上げた「香り茶葉」を低温で淹れることで清々しい香りとすっきりとした味わいを実現した「贅沢冷茶」を発売。
    • 4月16日 - 「濃いめ」の500mlをリニューアル。新たに石臼挽き抹茶を加えた。
    • 5月14日 - たっぷりの抹茶にかぶせ茶や一番茶をブレンドし、黒蜜を合わせることで抹茶の深みと心地よい苦み、ほのかな甘みが楽しめる185g缶入り「JAPAN ESPRESSO」を発売。
    • 8月20日 - 「焙じ茶」に京番茶を加えた季節限定品「京番茶入り焙じ茶」を発売。
    • 9月24日 - 「ホット伊右衛門」・「ホット玄米茶」・「ホット焙じ茶」のホット製品3種類を一斉リニューアル。「ホット伊右衛門」は石臼挽き抹茶を増量し、抹茶のコクや深みと甘香ばしい香りを強化。「ホット玄米茶」は強火焙煎した玄米を増量したことで玄米のふんわりとした甘みと香ばしい香りを強化。「ホット焙じ茶」はパッケージリニューアルを行った。
    • 10月1日 -
      • 特定保健用食品認定の飲料で初めて、脂肪の分解に着目し、玉ねぎなどの野菜に含まれるポリフェノールの一種であり、脂肪分解酵素を活性化させる働きがあることを発見したケルセチン配糖体を配合した「特茶」を発売。
      • 「贅沢冷茶」をパッケージリニューアル。
  • 2014年
    • 1月21日 - 「玄米茶」をリニューアル。米の量を増量し、独自技術を用いることでふわっと甘く、香ばしい香りを強化。併せて、同時期より「玄米茶」を含む「伊右衛門」の2Lペットボトル全製品において、ミネラルウォーターを除く国内最軽量クラスである31.3gを実現した新型ペットボトルへ順次切り替え(「伊右衛門」に限らず、「サントリー天然水」を除く同社製の2Lペットボトル飲料すべてに適応)[6]
    • 3月18日 - 「贅沢冷茶」をパッケージリニューアルし、新たに280mlペットボトルを追加。
    • 5月20日 - 「特茶」に1Lペットボトルを追加発売。
    • 6月17日 - 季節限定品「冷ほうじ茶」を発売。併せて、「贅沢冷茶」の500mlペットボトルに「夏季限定デザインボトル」を発売。
    • 8月19日 - たっぷりとした茶葉と石臼挽き抹茶を使用して苦みや渋みのあるしっかりとした濃いお茶の味わいをベースに、高温焙煎した深煎り茶葉を加えたことでひと口めの香り立ちとシャープでキレのある後味に仕上げた「濃(こい)伊右衛門」を発売。本品は「濃いめ」の後継製品となる。

種類

  • 280mlペットボトル
  • 280mlペットボトル(贅沢冷茶)
  • 345mlペットボトル
  • 345mlペットボトル(ホット)
  • 350mlペットボトル
  • 500mlペットボトル(自動販売機用 / 店頭用)
  • 500mlペットボトル(贅沢冷茶 店頭用)
  • 500mlペットボトル(濃いめ 自動販売機用 / 店頭用)
  • 500mlペットボトル(濃伊右衛門 店頭用)
  • 500mlペットボトル(玄米茶 店頭用)
  • 500mlペットボトル(特茶 店頭用)
  • 500mlペットボトル(冷ほうじ茶 店頭用)
  • 1Lペットボトル
  • 1Lペットボトル(特茶)
  • 2Lペットボトル
  • 2Lペットボトル(贅沢冷茶)
  • 2Lペットボトル(濃いめ)
  • 2Lペットボトル(濃伊右衛門)
  • 2Lペットボトル(玄米茶)
  • 340g缶
  • 275gボトル缶(ホット)
  • 250ml紙パック - 雪印メグミルクを通じて販売
  • 1L紙パック
  • 茶葉缶(抹茶入りかぶせ緑茶 / 煎茶)
  • 茶葉チャック付き袋(抹茶入りかぶせ緑茶 / 煎茶 / 玄米茶 / 濃いめ緑茶)
  • 茶葉スタンドパック(抹茶入り煎茶 / 玄米茶)
  • ティーバッグ(抹茶入り煎茶 / 玄米茶)
  • インスタント緑茶

CM

伊右衛門夫婦

中島信也が監督を務め、伊右衛門(演:本木雅弘)とその妻(演:宮沢りえ)による時代劇風の各篇に物語化されたCMである。物語は、初めは恋人同士とスタートし、その後、結ばれ夫婦となる展開である。宮沢りえは役作りに妻の名を聞いたが、福寿園でも記録に残っていなかった。

これら伊右衛門夫婦による物語以外にも、「京都の歴史篇」や「伊右衛門のこだわり篇」のように、京都とお茶の歴史を紹介したり、商品の特徴や製法を説明したりするバージョンも制作されている。

BGMには2012年10月より久石譲の「新・伊右衛門のテーマ」が使用されている[7]。それ以前は同じく久石譲の「Oriental Wind」が使われていた。この曲は伊右衛門の発売当初から使われメロディに変更はないが、演奏楽器の変更など様々なアレンジが加えたものが使用されていた。

2012年4月に放映された「ご飯がおいしいお茶」のCMでは映画『お茶漬の味』、ドラマ『寺内貫太郎一家』・『家なき子』・『水戸黄門』・『池中玄太80キロ』、アニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』での食事シーンがそれぞれ織り込まれている。

これらのCMは、博報堂HAKUHODO DESIGNによって制作された。キャッチフレーズは、『豊かなお茶の愉しみを、京都・福寿園のお茶。

登場人物・出演者

現代版

上記「伊右衛門夫婦」シリーズとは別に、一般的なCMも存在する[1]

出演者

おまけ

ペットボトル製品には、これまでに以下のようなおまけを付けていたことがある。

  • 巾着(2005年冬季、6種類)
  • 風鈴(2006年夏季)
  • (2006年秋季、1月 - 12月毎の12種類)
  • 手ぬぐい(2006年夏季、2007年春季・秋季、2008年春季、2012年夏季)
  • 伊右衛門の茶葉(2007年冬季・春季)
  • とんぼ玉(2007年冬季、1月 - 12月毎の12種類)
  • ふところ鏡(2008年春季、1月 - 12月毎の12種類)
  • 文庫包み(2008年秋季頃、6種類)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

出典

テンプレート:Reflist

関連書籍

関連項目

緑茶戦争で宗右衛門という名前で登場。

外部リンク

テンプレート:サントリー
  1. 1.0 1.1 テンプレート:Cite book
  2. テンプレート:Cite book
  3. テンプレート:Cite book
  4. サントリー緑茶 新「伊右衛門」出荷好調 - サントリーホールディングス ニュースリリース 2012年10月2日(2012年10月6日閲覧)
  5. 日本ミルクコミュニティ株式会社との販売契約 - サントリー食品株式会社 プレスリリース 2010年11月12日(2011年4月5日閲覧)
  6. 国産最軽量クラスとなる31.3gの2Lペットボトルを「伊右衛門」「サントリー ウーロン茶」などに導入 - サントリー食品インターナショナル株式会社 2013年12月20日(2014年3月7日閲覧)
  7. 伊右衛門のCMで使われている曲名を教えてください。また、そのCDは発売されていますか?-サントリーお客様センター(Q&A・お問い合わせ)(2012年11月11日閲覧)