読谷村
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読谷村(よみたんそん)は沖縄本島中部の中頭郡に属する村。日本の村としては1番人口が多く、人口密度は同じ沖縄県中頭郡の北中城村、中城村に次いで3番目に高い。2014年にそれまで1位だった岩手県岩手郡滝沢村が市制施行したことにより、同村が人口1位となった。
目次
地理
隣接する自治体
- 沖縄市(1956年6月まで越来村、その後1974年3月までコザ市。なお現在市村境が米軍基地内であるため直接行くことができない)
- 中頭郡嘉手納町(戦前は北谷村、1948年~1975年は嘉手納村)
- 国頭郡恩納村
字一覧
- 伊良皆(いらみな)
- 上地(うえち)
- 宇座(うざ)
- 大木(おおき) 昭和10年に伊良皆・大湾・楚辺・比謝の一部から新設
- 大湾(おおわん)
- 親志(おやし)
- 喜名(きな)
- 儀間(ぎま)
- 座喜味(ざきみ)
- 瀬名波(せなは)
- 楚辺(そべ)
- 高志保(たかしほ)
- 渡具知(とぐち)
- 渡慶次(とけし)
- 都屋(とや)
- 長田(ながた)
- 長浜(ながはま)
- 波平(なみひら)
- 比謝(ひじゃ)
- 比謝矼(ひじゃばし)
- 古堅(ふるげん)
- 牧原(まきばる)
- 大添(おおそえ) 昭和60年に発足した行政区であり住所は楚辺
人口
歴史
西海岸の砂丘上には沖縄貝塚時代(本土の弥生時代相当期)の遺跡が多くあり、渡具知木綿原遺跡からは九州の影響を受けたとされる箱式石棺墓がみつかっている。そのことからこの遺跡は、1978年(昭和53年)11月15日に、国の史跡の指定されている。
また比謝川の河口付近にある渡具知東原遺跡からは爪形文土器がみつかり、沖縄の先史時代文化が約7000年前まで遡ることが分かった。
戦前まで読谷山村(ゆんたんざむら)だったが、戦後になり現在の村名となった。
行政
- 石嶺傳實村長
教育
小学校
- 読谷村立渡慶次小学校
- 読谷村立喜名小学校
- 読谷村立読谷小学校
- 読谷村立古堅小学校
- 読谷村立古堅南小学校
- 沖縄クリスチャンスクール
中学校
高等学校
交通
バス
- 20番・名護西線(琉球バス交通・沖縄バスの共同運行)
- 28番・読谷(楚辺)線(琉球バス交通・沖縄バスの共同運行)
- 那覇バスターミナル - 国道58号(一部コンベンションセンター経由あり) - 伊良皆 - 県道6号(楚辺) - 読谷バスターミナル
- 29番・読谷(喜名)線(琉球バス交通・沖縄バスの共同運行)
- 那覇バスターミナル - 国道58号 - 喜名 - 県道12号(座喜味) - 読谷バスターミナル
- 48番・石川 - 読谷線(沖縄バス)
- 読谷バスターミナル - 真栄田 - 仲泊 - 東恩納 - 石川東山入口
- 62番・中部線(琉球バス交通)
- 120番・名護西空港線(琉球バス交通・沖縄バスの共同運行)
- 那覇空港 - 那覇バスターミナル - 国際通り - 国道58号 - 名護バスターミナル
- 228番・読谷おもろまち線(琉球バス交通・沖縄バスの共同運行)
28番はかつて残波岬まで延長されたが今は廃止されている。
路線バスのほかに空港リムジンバス、エアポートライナーが那覇空港から村内の日航アリビラと残波岬ロイヤルホテルとを結んでいる。
また、2009年4月からはコミュニティバスとして「鳳バス」が運行されている。沖縄県内において初の採算性を考慮しない住民サービスとしてのコミュニティバスである。詳細は鳳バスを参照。
道路
名所・旧跡・観光
- 座喜味城跡(琉球王国のグスク及び関連遺産群)
- 残波岬灯台
- 読谷平和の森球場 プロ野球中日ドラゴンズが二軍春季キャンプを行っている。
- むら咲むら大河ドラマ「琉球の風」の撮影に使われたオープンセットを利用した体験型テーマパーク。
読谷村出身の有名人
- 玉城千春(Kiroroメンバー、ミュージシャン)
- 金城綾乃(Kiroroメンバー、ミュージシャン)
- 糸数慶子(参議院議員、元県議会議員)
- 知花昌一(読谷村議会議員、平和運動家)
- 佐久本昌広(プロ野球選手)
- 山内徳信(参議院議員、元沖縄県出納長、元読谷村長、平和運動家)
- 屋良朝苗(初代沖縄県知事)
- 新垣勉(テノール歌手・牧師)
米軍施設
村内には2施設が所在。合計1,261 haの軍用地が存在し、村面積の36%を占めている。[1]
※読谷補助飛行場(海兵隊)と楚辺通信所(通称象の檻・海軍)は、2006年に全面返還された。瀬名波通信施設(空軍)はマイクロウェーブ塔部分(約0.1 ha)を除くほぼ全部が2006年に返還された。
郵便
- 郵便局
- 伊良皆郵便局
- 喜名郵便局
- 読谷郵便局