ダルシム
テンプレート:対戦型格闘ゲームキャラクター ダルシム(テンプレート:Lang-en; テンプレート:Lang-hi)は、カプコンが開発・販売している対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズに登場する架空の人物。
目次
キャラクターの設定
インド出身の僧侶で、ヨーガ(ヨガ)の達人。首には、貧困のために死んだ子供たち(自分の子ではない)の髑髏をぶら下げている。寡黙で心優しい聖者で、自身の技を戦いの道具として使うことに迷いを感じながらも、自分を必要とする家族や村人たちのために戦う。『ストリートファイターII』(以降『ストII』と表記)に登場したプレイヤーキャラクターの中では、年齢不詳とされるベガや豪鬼を除くと最年長(『ストII』の世界格闘大会開催当時、約40歳)。
厳しい修行と信仰心によって火神アグニの力を借りた幻の炎を操るほか、両肘や両膝の関節を自由に外して手足を伸ばすことが可能。これにより戦いでは遠距離からの攻撃を得意とし、非戦闘時にも川で溺れた人の救助などに活用する(『スーパーストリートファイターIIX』(以後『IIX』と表記)エンディング)。後の作品では空中浮遊や瞬間移動(テレポート)などの秘術も会得し、これらの技を駆使して相手を翻弄しながら戦う。
夫・父としての面も持つ。若くて美人の妻サリーと幼い息子ダッタがいるほか、ペットにゾウも飼っている。妻と共にヨーガの一環として「空腹を忘れる方法」を習得、托鉢のみで生活できるようになるが、そのような修行のできない息子が生まれたことで状況が一変。ヨーガは人を傷つける技術ではないと知りながらも、生活費を得るためにストリートファイトをしている。時間軸が『ストII』以前となる『ストリートファイターZERO2』(以後『ZERO2』と表記)では、村を襲った疫病の薬を手に入れるためにストリートファイトで金を稼いでいる。
『ストリートファイターIV』(以後『ストIV』と表記)においては、ある日、村の水源を謎の武装集団に占拠されてしまったことから物語が始まる。以前からダッタとクリスの手紙のやり取りから悪の組織シャドルーの復活を感じ取っていたダルシムは、水を取り戻すために再び旅に出る。
ドラマCD『ストリートファイターII -魔人の肖像-』では、初代『ストリートファイター』に登場する破戒僧の烈とは知人となっている。
『マーヴルスーパーヒーローズvsストリートファイター』では、エンディングでシュマゴラスと語り合う。メカ豪鬼を倒した後の会話では、相方にカレーを食べることを勧める。
『ストリートファイター X 鉄拳』(以下『ストクロ』と表記)では、行方不明となった村の子供を探すため、サガットに協力を依頼しタッグを組んでいる。タッグ名は「堅忍不抜タッグ」。
なお『ストII』には黒目があったが、『ストリートファイターII'』(以後『ダッシュ』と表記)以降は黒目が描かれなくなり、非人間らしさが強調されるようになった。
その際立った特徴のため、格闘ゲームの色物キャラクターの元祖的な存在である。
関係の深いキャラクター
家族
- サリー
- ダルシムの妻。ダルシムより約20歳年下の美しい女性。17歳の時に息子ダッタを出産。
- ゲーム中ではダルシムのアーケードモードのエンディングなどに登場するほか、一部の作品ではダルシムのホームステージ(インド)の背景にも登場している(『ストリートファイターZERO』シリーズ(『ZERO2』以降)、『ストIV』シリーズ(『スーパーストリートファイターIV』以降)など)。その場合は画面奥で戦いを見守っており、夫の技がヒットすると拍手し、攻撃を受けると顔を背け、勝利すると喜び、敗北すると嘆くなどの様々なアクションを見せる。
- ダッタ
- ダルシムとサリーの間に誕生した息子。
- ガイルの娘クリスとはペンフレンド。
- 『ストII』シリーズのダルシムのエンディングで登場して以来、『ZERO2』や『X-MEN VS. STREET FIGHTER』、『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』(以降『SVC CHAOS』と表記)などのダルシムのエンディングにたびたび登場した。
- コダル
- ペットのゾウ。親のゾウはマイク・バイソンに殺害されている。
ゲーム上の特徴
テンプレート:出典の明記 飛び道具技を持ち、上記の特性を活かした通常技のリーチが非常に長い。遠距離で立ち回る戦法を得意とし、接近戦にもち込まれても「ヨガテレポート」で対処可能という防御特化のキャラクター。移動速度が非常に遅く、ジャンプ時の滞空時間が長いのも特徴である。ダルシム最大の特徴である手足を伸ばした攻撃はリーチに優れるが食らい判定もあるため、相手の飛び道具や判定の強い攻撃を当てられるとダルシム自身がダメージを受けてしまう。
ザンギエフなど足が遅く接近戦型の相手には無類の強さを誇り、またガイルの戦術の一つである「待ちガイル」に対して優位を主張できる数少ないキャラクターだった。逆にブランカや春麗などスピードで攻め込んでくる相手には多少の苦戦を強いられる。
『ストII』では当初その特異さ・遅さばかりが注目されたが、使い込むプレイヤーが増えるにつれてガイルと並ぶ最強キャラクターの一角として君臨するまでになった。1992年度の国技館での公式大会優勝者もダルシムを使用していた。
『ダッシュ』以降では徐々に弱体化が進むものの、シリーズを通して戦い方そのものは変化していない。
『ストIV』では投げ技の性能が低めに設定されているものの、全体的な性能は過去のシリーズのものを踏襲しており、相手を近づけずに遠距離攻撃で封殺する戦法と「ヨガテレポート」による奇襲戦法が基本である。キャラクター性能としては体力値・気絶耐久値が低く、一発の攻撃力も高い方ではないため、対戦では他のキャラクターに遅れを取ることも多かったが、2008年11月と2009年1月に開催された2つの公式大会では、両大会ともダルシムを使用したプレイヤーが優勝を飾った。
技の解説
投げ技
- ヨガスルー
- 掴んだ相手を背負い投げの要領で前方もしくは後方に投げ飛ばす。作品によっては非常に投げ間合いが広く、かつ遠くへ投げ飛ばすため有利な条件で闘えるようになるが、作品によっては遠くへ投げ飛ばさずにその場に叩き付ける場合もある。完全に投げ間合いを把握していれば、投げ間合いが狭いキャラクター(バルログなど)の間合いの外から一方的に投げることができる。
- ヨガスマッシュ
- 片腕で相手を掴み、振りほどかれるかKOするまで連続で頭部を殴り付ける。『ストIV』では攻撃回数が固定されており、必ず2回殴った時点でその場に殴り倒すようになっている。『ストII』が稼動して間もない頃、この技を利用したハメ技が流行した時期があり、『ダッシュ』以降は性能が調整されている。また『ダッシュ』以降は殴り付ける毎に「ヨガ、ヨガ」と掛け声を出すようになった。なお『ハイパーストリートファイターII』でのノーマル仕様は初代『ストII』同様終始無言である。
特殊技
- ドリルキック
- 錐揉み状に回転しながら繰り出す蹴り技で、斜め下に降下する。主に落下の軌道やタイミングを変えての奇襲に用いる。『ストII』ではジャンプの頂点付近でしか出せなかったが、『ダッシュ』以降は一定の高度以上であれば任意のタイミングで出すことが可能になった。『IIX』以降はキックボタンの弱・中・強で降下角度が変化する。
- ドリル頭突き
- 錐揉み回転しながら頭突きで攻撃する。「ドリルキック」より降下角度がゆるやかで遠くの相手を攻撃できる。『ストII』から『ダッシュ』の際の仕様変更は「ドリルキック」と同様。
- ヨガショック
- 手刀を振り下ろす中段技。威力が極端に低く、モーションも独特。
- 『ストリートファイターEX』(以後『EX』)シリーズではガードブレイク技になり、手が巨大化する。
- 浮遊
- 『VS.マーヴル』で使用。一定時間空中を飛べる。
- ヨガタワー
- 『ストIV』シリーズでの技。足を伸ばしながら片足立ちになり、上方向へ逃れる回避技。ボタンを離さず押し続けることで動作時間の延長が可能。
- 上半身に関しては無防備だが、動作中は下半身や足元への攻撃なら打撃や飛び道具問わず避けることができる。
必殺技
- ヨガファイヤー
- 口から小さな火の玉を吐き、前方に飛ばす飛び道具。
- コマンド型の飛び道具としては前後の隙は少ない部類に入るが、作品によっては飛距離に制限が設けられており、相手に届く前に消えてしまうものもある。単発の攻撃力は高くなく、基本的に攻撃よりも牽制に使われる。
- 『ストリートファイターII'ターボ』(以後『ターボ』と表記)まではヒットすると必ず相手を燃焼ダウンさせていたが、『スーパーストリートファイターII』(以後『スーパー』と表記)以降はボタンの強弱や間合いによって性能が変化するようになった。
- また『VS.マーヴル』シリーズでは空中でも出せる。
- ヨガフレイム
- 口から大きな炎を吹き出し、一定時間目の前に放射する。
- 「ヨガファイヤー」よりも射程距離は短いが、威力と攻撃範囲の広さに優れる。
- レバーを後方から下を通り前方まで半回転させる操作は、この技にちなんで「ヨガフレイムコマンド」「ヨガ」として今でも格闘ゲーム用語として残っている。前方から後方に半回転させる場合は「逆ヨガ」。『ストリートファイターZERO』シリーズ以降の「ヨガフレイム」は「逆ヨガ」コマンドになっているが、用語としての「ヨガ」の指すものは変わらない。
- ヨガブラスト
- 『IIX』からの技。「ヨガフレイム」と同様の炎を上空に向けて放射する対空技。
- 上方向への攻撃範囲が広いが低い位置に判定がないため、地上の相手にはごく一部の背が高いキャラクターにしか当たらない。
- 「ヨガフレイム」の開発中名称でもあり、『ストII』のインストラクションカードには誤ってそのまま「ヨガブラスト」と記載されている。
- ヨガテレポート
- 『ターボ』からの技。画面中の別の場所に瞬間移動する技で、入力時のコマンドにより出現位置を任意に変えることが可能。相手を翻弄することができるが、一旦消えてから出現した際に若干隙がある。
- 『ZERO2』以降は空中でも使用可能になった。また、相手との位置関係などを利用して眼前にテレポートし、通常ならありえないコンボを成立させるテクニックが存在する。
- ヨガキャッチ
- 『EX』シリーズのみの技。遠距離の相手を腕を伸ばして掴み、投げたり急接近することが可能。
スーパーコンボ
- ヨガインフェルノ
- 強化版「ヨガフレイム」。口から強力な炎を噴射し、前方広範囲を攻撃する。インフェルノ(Inferno)は「地獄」を意味する。
- 『IIX』『SVC CHAOS』『ストIV』『ストクロ』では5回ヒットする強力な「ヨガフレイム」を放つ。『ZERO2』で登場した際は性能が変わり、炎を上下に激しく吹き散らし、相手を巻き込んで多段ヒットする技に変更された。『VS.マーヴル』シリーズでは吹く炎が巨大になり、レバーで炎を吹く方向を制御可能。『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』以降は空中でも出せる。
- 『EX』シリーズでも使用するが、『EX2 PLUS』および『EX3』ではメテオコンボに格上げされた。
- 『CAPCOM VS. SNK』シリーズでは使用せず。
- ヨガテンペスト
- 『ZERO2 ALPHA』で登場した『IIX』の「ヨガインフェルノ」に相当する技。『ZERO3』ではX-ISM専用。
- ヨガストライク
- 『ZERO2』からの技。空中の相手を足で掴み、プロレス技のフランケンシュタイナーのような体勢で地面に1回から3回叩き付ける。
- 『VS.』シリーズでは掴んだ後、宙返りを何回もしながら高く飛び上がって1回叩きつける。
- 『ストクロ』ではクロスアーツの攻撃で本技が使われている。
- ヨガストリーム
- 『ZERO3』からの技。地面を這うような炎を吐く。有効範囲は「ヨガインフェルノ」より広く、上段ガード不能。
- ヨガレジェンド
- 『EX』シリーズで使用している技で、『SVC CHAOS』ではEXCEEDとして使用する。スライディング(『SVC CHAOS』では手刀によるアッパー)で相手を浮かし、「ヨガテレポート」で空中の相手を追いかけて追撃する。
- ヨガボルケイノ
- 『CAPCOM VS. SNK』シリーズ及び『ストクロ』で使用。「ヨガブラスト」の強化版で、上方向へ連続ヒットする炎を吐く。
- ヨガドリルキック
- 『EX』シリーズで使用している技。特殊技「ドリルキック」の強化版を放つ。
- 『SVC CHAOS』では「ヨガドリルアタック」として使用しており、その場合、弱は「ドリル頭突き」の、強は「ドリルキック」の強化版を放つ。
ウルトラコンボ
- UC1 - ヨガカタストロフィー
- 『ストIV』にて使用するウルトラコンボで、『スーパーストリートファイターIV』のウルトラコンボ・I。体を大きく反らした後、前方に向かって大きな火球を吐き出す飛び道具。この炎は相手に触れると多段ヒットしてダメージを与えるほか弾速が非常に遅いのが特徴で、長時間画面内に留まり続けてから一定時間後に自然消滅する。
- 一般的な飛び道具系の技と異なり、発射後ダルシムはすぐに動けるようになるため「ヨガカタストロフィー」とダルシム本体で相手に同時攻撃を仕掛けることが可能。技の威力そのものは高い方ではないが、応用次第で様々な使い方ができるテクニカルな技であるといえる。
- カタストロフィー(catastrophe)とは、「大変動」や「破滅」「終局」の意。
- UC2 - ヨガシャングリラ
- 『スーパーストリートファイターIV』にて使用するウルトラコンボ・II。空中から地上の相手に対して仕掛けられる変則的な投げ技。相手を捕らえるのに成功すると腕を伸ばして勢いをつけながら何度も頭突きを繰り返し、最後に腕をねじって強烈な「ドリル頭突き」を見舞う。
- 投げ技のため相手はガードすることができず、技の威力も「ヨガカタストロフィー」よりも上だが地上では発動できないため、発動するには必ず自身が空中に飛ぶ必要がある。また、相手が空中にいる場合はつかむことができない。
- シャングリラ(Shangrila)とは、「理想郷」の意。
他のメディアのダルシム
アニメ映画
1994年のアニメ映画『ストリートファイターII MOVIE』ではインドでの賭け試合でエドモンド本田と対戦する。金縛りの術で本田を追い詰めるが、背後から強い闘気(観戦していたリュウのもの)を感じ取った隙に反撃されて形勢が逆転。止めを刺される前にギブアップした。
実写映画
ハリウッド映画『ストリートファイター』では、ヨガや格闘とは関係ない科学者として登場。無理矢理バイソン将軍(ゲームでのベガ)に協力させられ、人間兵器の研究を進めつつカルロス・ブランカ中尉(愛称チャーリー)を洗脳・改造した。バイソン軍基地の崩壊時、バイソン兵に突き飛ばされた際に浴びた突然変異誘発剤のためにゲーム中と似た姿になる[1]。自らの死をもって罪を償うと、救助に来たガイルとの脱出を拒み、自我を取り戻したブランカや基地と命運を共にした。
テレビアニメ
1995年のテレビアニメ『ストリートファイターII V』では、インド・カルカッタ近郊の村アヒチャトラの僧侶として登場。リュウとケンは波動を教えてもらうためにダルシムの元を訪れる。人を傷つける格闘家を良く思っておらず、最初は2人を「獣」と呼び、全く相手にしなかった。
漫画
- 神崎将臣が連載していた『ストリートファイターII-RYU』では、予選トーナメントでのリュウの対戦相手として登場。伸びる手足やヨガファイヤーで圧倒するが、切り札の昇龍拳を受け敗れる。
- 中平正彦が連載していた『スーパーストリートファイターII キャミィ外伝』では、短期間だがキャミィの対戦相手として登場する。キャミィ自身の悩みに対して「悟れ」と言い、テレポートで試合放棄する。後にこの言葉がキャミィのとあるバトルに影響を与えることとなる。
- ゲーム発売直後のブームの頃に無数に出版されていた無版権の日本国外版コミックでは、ほぼ悪役として登場している。
その他
- 開発時の名前は「インド」[2]。ダルシムの名前はインド・パキスタン方面にいた実際の格闘家「ダルシーマ」から取られた[3]。
- 初期シリーズではダルシムはヨーガのことを「ヨガ」と呼んていたが、ヨーガが見直されブームになったのに合わせ、技名はそのままにダルシムの台詞も「ヨーガ」と表記されるようになった。
- 初代『ストII』では「ヨガリセット」と言われるバグ技があった。「ヨガファイアー」または「ヨガフレイム」のレバーコマンドを入れて強キックと強パンチをほぼ同時に押す(強キックにわずかに遅れて強パンチを押す)。これに成功すると電源が切れる。ガイルのバグ技「真空投げ」に対して事実上相打ちを取れる技として知られている。
- 『ダッシュ』の開発中、急遽四天王(サガットやバルログなど)を使用キャラクターとして追加することが決定されたために、ほとんど不眠不休で作業を続けていたスタッフの前で、バグにより突如「足から火を出す」という奇態を演じ、スタッフたちの睡眠時間をさらに削った。
- フジテレビ721のCS番組『ゲームセンターCX』では有野晋哉がスーパーファミコン版『ストII』を攻略する際、このダルシムをお気に入りとして使用。有野は特定の間合いから「ヨガファイヤー」を連発する戦法を決め手として攻略しエンディングまで到達するが、スタッフの浦川がその方法に対し「卑怯な戦法かと思うんですが」とコメントすると有野は「一言多いんちゃうか」と返していた。また、「たまに行くならこんなゲームセンター」のコーナーや「アメリカ出張」での『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』のプレイでもダルシムを使用しており、「もったいないカラー」のコーナーでプレイしたゲームボーイ版『ストII』ではダルシムが登場していないことを嘆いている。
- 『第34回新春かくし芸大会』(1997年1月1日放送)の「STREET FIGHTER〜炎の戦い〜」(紅組演目)ではそのまんま東が「そのまんまダルシム」として演じ、アニマルソドム(アニマル浜口)と戦っていた。
- 『週刊少年サンデー』で連載された橋口たかしの漫画『焼きたて!!ジャぱん』では、登場人物の河内恭介がダルシムに変身。著作権を気にしたコメントがつけられていた(翌週号の最終回では「協力:カプコン」の文字を出していた)。
- ダルシムステージの背景には象がいることが多い。『ストII』シリーズでのダルシムのコンティニュー時のセリフは、『ターボ』までは象の鳴き声になっていた。『スーパー』以降は「ヨガ」になり、『ハイパーストリートファイターII』で『ターボ』以前のダルシムを選んでも「ヨガ」になる。
- 「カレー好き」というキャラクター設定から、2012年カレー専門飲食店『coco壱』とコラボレーション企画を行った[4]。日本を訪れたダルシムはあるとき立ち寄ったカレー屋『coco壱』のカレーに感動し、バイトを始める。キッチンにホールに宅配にと、ヨーガの技を振るうのだった[5]。また、キャンペーン企画中にスピードくじを引いて当たりが出ると、ダルシムのイラストがデザインされた特製スプーンも景品として配られた。
主な登場作品
- ストリートファイターIIシリーズ
- ストリートファイターZEROシリーズ(『ZERO2』以降)
- ストリートファイターIVシリーズ
- ストリートファイターEXシリーズ(『plus α』以降)
- VS.シリーズ
- ストリートファイター X 鉄拳
担当声優
- 飯塚昭三(ストリートファイターII V)
- 山田義晴(ストリートファイターZEROシリーズ他)
- 江川大輔(ストリートファイターIVシリーズ、ストリートファイター X 鉄拳)
- 納谷六朗(実写映画『ストリートファイター』日本語吹き替えテレビ版)
- 小島敏彦(実写映画『ストリートファイター』日本語吹き替えソフト版)
- や乃えいじ(SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS)
- 龍田直樹(CDドラマ『ストリートファイターII-魔人の肖像-』)
- 岸野幸正(ストリートファイターII MOVIE)
脚注
テンプレート:ストリートファイターの登場人物- ↑ 実写映画『ストリートファイター』DVDおよびブルーレイの監督による音声解説より。
- ↑ 月刊ゲーメスト10月号増刊『ストリートファイターII』p83。
- ↑ 月刊ゲーメスト10月号増刊『ストリートファイターII』p88。
- ↑ カレーハウスcoco壱番屋公式サイト・コラボスプーン企画より。
- ↑ ストリートファイター×鉄拳・サイキョーブログ『公式タッグプロローグ公開!』より。