ワールド記念ホール
テンプレート:ホール概要 ワールド記念ホール(ワールドきねんホール、WORLD HALL)は、兵庫県神戸市中央区ポートアイランドにある多目的ホールである。正式名称は神戸ポートアイランドホールであるが、通常はホール側、テレビやラジオ、インターネットの各メディアともワールド記念ホールの名称が使用されている。
概要
ワールド記念ホールは1984年(昭和59年)に竣工。大阪城ホール(1983年竣工)に次ぐ日本で2棟目の国際級室内陸上競技会開催可能なアリーナを有する施設である。施工には世界初のパンタドーム工法が採用された。ワールド記念ホールという名称は株式会社ワールドからの寄附金20億円を基に神戸市が設置した経緯から付けられたものであり、現在多くの建物に付与されているいわゆる命名権によるものではない。
1985年(昭和60年)に開催されたユニバーシアード神戸大会の際には室内競技会場として使用され、2008年(平成20年)まで毎年12月に開催されていたイザワクリスマスオープンテニスの試合や、毎年7月に行われるDRAGON GATEの会場としても使用されている。日本フットサルリーグのデウソン神戸も以前使用していた。
ライブ会場としては、近藤真彦が利用して以降、国内外のアーティストに幅広く利用されている。特殊な用途としては、1000人のチェロ・コンサートの会場として、1998年・2001年・2005年と3回使用されており、文字通り1,000人を超えるチェリストが一度にホールで演奏を行った。
2006年・2009年~2012年には讀賣テレビ放送主催の音楽番組『ベストヒット歌謡祭』の公開生放送や、2008年(平成20年)からは神戸コレクションが開催され、同市・同県出身の藤原紀香(川西市)、北川景子(中央区)、JJの専属モデル浦浜亜理沙(尼崎市)が出演した。
地元神戸大学の入学式及び学位記授与式の会場としても毎年使用される。
施設概要
- 設計 昭和設計、川口衞(構造設計)
- 施工 竹中工務店
- 竣工 1984年
- 構造 S造+RC造
- 規模 地下1階+地上3階
- 敷地面積 10,286m²
- 建築面積 7,739m²
- 延床面積 13,325m²
- 最高天井高 約30m
- アリーナ規模 82.5m×42.5m
- アリーナ面積 3,100m²
- 最大収容人員 8,000-10,000人(ステージの規模により増減可能)
主な用途
イベント開催実績
ライブ・音楽イベント
※テンプレート:Colorの年は開催予定を表す
- 近藤真彦(1985年)
- 佐野元春(1985年)
- Run-D.M.C.(1986年)
- THE ALFEE(1986年、1988年、2000年)
- BOØWY(1987年)
- 松任谷由実(1988年、1990年、1992年、1993年、1994年、1996年、1997年)
- 長渕剛(1988年、1992年、1993年、1994年、2009年、2010年)
- HOUND DOG(1989年)
- STARDUST REVUE(1990年、1992年、1993年、2000年)
- LIVE COMMUNICATION'90(1990年)
- 久保田利伸(1991年、1996年、2000年)
- 矢沢永吉(1993年)
- B'z(1996年、2001年、2005年、2008年、2011年)
- Mr.Children(1996年、2000年、2009年)
- V6(1996年、2010年、2011年)
- DREAMS COME TRUE(1996年、2009年)
- 桑田佳祐(1997年、2011年)
- ASKA(1998年)
- 1000人のチェロ・コンサート(1998年、2001年、2005年)
- オアシス(2000年)
- GLAY(2000年、2007年、2012年)※2012年はフリーライブ
- MISIA(2001年、2005年、2007年)
- ゆず(2001年、2002年、2003年、2004年、2006年、2008年、2009年、2011年、2013年)
- 平井堅(2003年、2004年、2008年)
- 稲葉浩志(2004年、2010年)
- コブクロ(2004年、2006年、2008年、2009年、2011年、2013年)
- 関ジャニ∞(2006年)
- 倖田來未(2007年、2008年、2009年、2010年)
- THE SUPER DRY LIVE(2007年)
- ダフト・パンク(2007年)
- 小田和正(2008年、2011年、テンプレート:Color)
- 浜崎あゆみ(2008年、2009年、2010年、2012年、2013年)
- 氷室京介(2008年)
- Revo(Sound Horizon)& 梶浦由記(2008年)
- 東方神起(2009年)
- ポルノグラフィティ(2009年)
- ビヨンセ(2009年)
- コールドプレイ(2009年)
- レミオロメン(2009年、2011年)
- ブラック・アイド・ピーズ(2009年)
- 安室奈美恵(2009年、2011年、テンプレート:Color)
- ENDLICHERI☆ENDLICHERI(堂本剛)(2009年)
- Kis-My-Ft2(2009年)
- 堂本光一(2010年、2012年)
- 上田竜也(2010年)
- バックストリート・ボーイズ(2010年)
- BIGBANG(2010年)
- レディー・ガガ(2010年)
- AKB48 握手会イベント(2010年)
- AAA(2010年、2011年)
- いきものがかり(2010年、2013年)
- LUNA SEA(2010年)※カウントダウン・ライブ
- VAMPS(2010年、2011年)
- 赤西仁(2011年)
- 関西ジャニーズJr. with 中山優馬(2011年)
- テゴマス(2011年)
- RAIN(2011年)
- 2NE1(2011年、テンプレート:Color)
- NE-YO(2011年)
- YUKI(2011年)
- NMB48 握手会イベント(2011年)
- 浜田省吾(2011年)
- ケツメイシ(2011年、2013年)
- RADWIMPS(2011年)
- J Soul Brothers(2011年、2012年)
- FUNKY MONKEY BABYS(2012年)
- BEAST(2012年、テンプレート:Color)
- SHINee(2012年、2013年)
- 超新星(2012年、2013年)
- SHINHWA(2012年)
- Perfume(2012年)
- BUMP OF CHICKEN(2012年)
- ももいろクローバーZ(2012年)
- INFINITE(2012年)
- UVERworld(2012年)
- 少女時代(2013年、2014年)
- シガー・ロス(2013年)
- 斉藤和義(2013年)
- ナオト・インティライミ(2013年)
- KARA(2013年)
- 三代目J Soul Brothers(2013年)
- SKE48(2013年)
- Fear, and loathing in Las Vegas(2014年)
- ライオネル・リッチー(2014年)
- スーパージュニア(2014年)
- D-LITE(from BIGBANG)(テンプレート:Color)
- シド(2014年)
- E-girls(2014年)
- Sexy Zone(テンプレート:Color)
- 私立恵比寿中学(テンプレート:Color)
スポーツ大会
- イザワ・クリスマスオープン・テニストーナメント(1989年 - 2008年)
- WBC世界バンタム級タイトルマッチ
- WBA世界フライ級タイトルマッチ
- 挑戦者亀田大毅が、王者デンカオセーン・カオウィチットへの2度目の挑戦で、大毅が新王者に輝き、兄の興毅と共に日本初の兄弟世界王者が誕生する、ボクシング界の歴史的瞬間の舞台となった。
- WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
- 挑戦者井岡一翔が、王者オーレイドン・シスサマーチャイにKO勝利し、当時としては日本歴代最速となるプロ7戦目で世界王座獲得の快挙を成し遂げた。
- WBC世界トリプルタイトルマッチ
- 各種プロレス団体によるプロレス興行
- DRAGON GATEは、毎年7月に同団体最大のビッグマッチKOBEプロレスフェスティバルを開催し、これまで過去15回の興行のうち10回で超満員札止めを記録している。
- bjリーグ2009-10シーズン・プレーオフカンファレンスセミファイナル 大阪エヴェッサvs滋賀レイクスターズ
- 大阪エヴェッサのホームゲームとして開催された。2戦先勝した方がファイナル4の開催される、聖地・有明コロシアムへの進出が決まる中、大阪エヴェッサが2連勝し、有明行きを決めた。