L
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テンプレート:Otheruseslist テンプレート:Sidebar Lは、ラテン文字(アルファベット)の12番目の文字。小文字は l 。ギリシア文字のΛ(ラムダ)に由来し、キリル文字のЛに相当する。
字形
大文字は、縦棒の下端から右に横棒が出た形である。フラクトゥールは<math>\mathfrak{L}</math>である。
小文字では、横棒を欠く。従って大文字の I や数字の 1 と紛らわしい。わずかにセリフによって区別することが可能で、大文字の I は上端と下端で左右両方にセリフが出るのに対し、数字の1とLの小文字 l は、上端は右にセリフが出ない。数字の 1 の上のセリフは鋭角に下に曲がっているのに対し、Lの小文字 l は左にまっすぐである。一方で筆記体では テンプレート:JIS2004フォント のようであり、それらと区別することが可能である。後述する単位のリットルには印刷書体でもこの書体を使うことがある。ただし今度は e の筆記体と似ており、高さでしか区別ができない。フラクトゥールでは <math>\mathfrak{l}</math> となる。
呼称
音素
この文字が表す音素は、[l](歯茎側音)ないしその類似音である。
- イタリア語 "gli", スペイン語 "ll", ポルトガル語 "lh" は、硬口蓋側音を表す。
- スペイン語では方言により、さまざまに変化している。"y" と同じ音を表すことも多い。
- フランス語"-ill-"は、"ville", "mille", "tranquille" とその派生語を除き[ʝ] - [j]を表す。
- 音節末では英語やポルトガル語では、dark Lと呼ばれる音(ウに近い音)に変化する。
- 朝鮮語のローマ字表記では終声のㄹに使用され、初声の場合 (r) とは区別される。
日本語はローマ字では使わないが、語頭と「ん」の後のら行がこの音になりやすい。
L の意味
学術関連
- ローマ数字の50。
- 物理学などで長さの記号として用いられる(小文字)。また、角運動量(大文字)を表すのにも用いられる。
- 体積の単位(リットル)(日本など一部の国では慣習的に小文字の筆記体またはイタリック体 (テンプレート:JIS2004フォント) が用いられる。多くの国では大文字が用いられる。日本でも近年は大文字である。)
- 非SI接頭辞(ジム・ブロワーズ (Jim Blowers) の提案)
- ルマ (luma)(1063)(大文字)
- ルント (lunto)(10-63)(小文字)
- 生物の学名を表記する際に、カール・フォン・リンネの略称として使われる。
- ラグランジュ点 (Lagrangian point) の略号。
- L(計算複雑性理論) - 計算複雑性理論において決定性チューリングマシンが対数領域で解くことができる決定問題の複雑性クラス
- 化学で、キラリティーのある分子を識別する記号 (levo)。⇔D
- インダクタやインダクタンスを表す記号。
交通・通信関連
- 自動車の形式名
- オートマチックトランスミッションにある低速走行位置。
- 自動車用国際識別記号で、ルクセンブルク (Luxembourg) を表す。
- シカゴの高架鉄道の愛称。→シカゴ・Lを参照のこと。
- 名古屋の鉄道における駅番号制度では、愛知高速交通東部丘陵線(リニモ・Linimo)を表す。
- 近鉄8000系・8400系電車の4両編成を表す電算記号。
- エル特急の時刻表上での記号(大文字の図案化、「<math>\mathfrak{L}</math>」に似ている)。
- JR国分寺駅の駅ビル。⇒国分寺エル(シンボルマークはLの図案化)
- NTTグループの行っている固定電話を使ったインターネット接続サービス・Lモード。
- NTTドコモのLGエレクトロニクス製端末用符号。
- 旧ロッキード社製航空機の形式で旅客機を表す記号。
スポーツ・ゲーム関連
- 日本のプロ野球球団、埼玉西武ライオンズ (Lions) の略号。
- 日本女子サッカーリーグを、L・リーグと書くことがある。
- リーグ (League) 戦の略として、L戦と書くことがある。⇔T戦(トーナメント戦)
- 競艇で、レイト(Late、出遅れ)の略として用いられる。
- ビリヤードのハウストーナメント会場などで、「B・C・L戦」などと書かれていた場合の"L"とはLadiesの略である。
- 将棋の香車の略号で、そのニックネーム「槍」の英訳 (Lance) から。
その他
- 日本におけるテレビジョン放送でいうL字型画面・逆L字型画面とは、テロップの一種である。
- 洋服などのサイズのひとつ。大 (Large/Long)。さらに大きいものにLLなどがある。
- リビングルーム (living room) の略。
- £は英国等の通貨の単位、ポンドの記号。UKポンド(スターリンポンド)等。
- 左 (left) を表す。
- 低 (low) を表す。例として 天気図における低気圧 (Low pressure area) の意。
- 英文タイプライターで、数字の "1" の代わりに、小文字の "l" を打つことがある。
- 古代ローマ人の個人名ルキウス (Lucius) の略。
- 漫画『DEATH NOTE』に登場する探偵。L (DEATH NOTE) を参照。
- 確認表示灯内蔵スイッチ。構内電気設備配線用図記号 (JIS C 0303:2000) で用いられる。スイッチの図記号に傍記。
符号位置
大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
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L | テンプレート:FormattingError | 1-3-44 | &#xテンプレート:Dec to hex; L
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l | テンプレート:FormattingError | 1-3-76 | &#xテンプレート:Dec to hex; l
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