LGエレクトロニクス
テンプレート:Infobox テンプレート:Infobox テンプレート:Infobox LGエレクトロニクス(LG Electronics Incorporated)は、大韓民国のLGグループの中核をなす総合家電、情報通信メーカー。韓国電機業界ではサムスン電子に次ぐ大企業である。旧称LG電子(LG전자)。
目次
概要
LGエレクトロニクスは、世界各国に110拠点を展開している多国籍企業。国内32250人、国外93000人の従業員を抱える。日本国内では家電製品や液晶ディスプレイ、携帯電話、パソコンのパーツの供給で知られる。2000年には光ディスクドライブ事業を日立製作所と合併し、日立LGデータストレージを設立した。
代表的な製品
液晶テレビ
2008年の薄型テレビの販売台数世界シェアは3位で1069万台。2008年の薄型テレビ売上高基準世界シェアは4位で9.5%。2011年にはCINEMA 3Dを発売した。
テレビ全体のシェア
テレビ全体の売上高世界シェアは3位で125億ドル11.2%。 テレビ全体の販売台数世界シェアは2位でLG2685万台13.0%。
パネル供給
2008年の液晶パネル世界シェアは世界シェア2位。 液晶ディスプレイパネルの分野ではかつてフィリップスと合弁していた。(LGフィリップス、現・LGディスプレイ)。
液晶モニター
2008年の液晶モニターの販売台数世界シェアは4位で9.9%。 2008年の液晶モニターの金額ベース世界シェアは4位でLG9.8%。
携帯電話
世界携帯電話市場の占有率の世界シェアでは、2010年度はLGエレクトロニクスは世界3位である。CDMAでは世界シェア1位。
白物家電
LGエレクトロニクスの白物家電の中でもエアコンの世界シェアは7年連続の世界シェア1位となった。 LGエレクトロニクスの家電部門の2007年の営業利益率は6.1%
パソコン用光学ドライブ
2007年8月には日立LGデータストレージ(日立製作所と合弁のドライブメーカー)が世界初次世代DVDのBlu-ray DiscとHD DVDという互換性がない両規格の読み込みに対応するドライブを発売した。
社名の由来
LGはもともとのグループ名のLucky-Goldstarの略。これは、LGエレクトロニクスの前身である金星社(GOLDSTAR)とトイレタリーメーカーのラッキー(現在のLG化学)が経営統合し誕生したブランドである。2008年6月には韓国や中国・台湾[1]以外の社名をLGエレクトロニクスに変更した。
スポンサー活動
LGエレクトロニクスは2009年からF1の公式スポンサーになった。 5年契約で契約金はLG電子マーケティング最高責任者によると総額数千万ドルになる。 サッカーでは、イギリスのプレミアリーグのフラムFC、ブラジルの名門クラブサンパウロFC、 フランスリーグ・アンのオリンピック・リヨン、またアジアサッカー連盟の公式スポンサーになっている。 LGグループには韓国プロ野球のLGツインズ、韓国バスケットボールリーグ(KBL)のLGセーカーズ(LG SAKERS)が存在する。
主要生産品目・情報通信事業
- メディア機器
- 家電
- 情報通信
- 携帯電話
- 衛星端末
- IMT-2000端末機など
- TDX交換機
- STAREX交換機
- 光交換機
- 先端情報ビルディングシステム(IBS)構築
- システム統合サービス(SI)
- 水処理事業
主な製品
携帯電話
日本国外
- chocolate
- Shine
- SECRET
- PRADA Phone by LG
- KE850
- KF900
- LBA-T950
- Optimus
- Optimus L series
- LG Optimus L3
- LG Optimus L5
- LG Optimus L7
- LG Optimus L9
- Optimus L series II
- LG Optimus L3II
- LG Optimus L5II
- LG Optimus L7II
- Optimus F series
- LG Optimus F5
- LG Optimus F7
- Optimus Vu series
- LG Optimus Vu
- LG Optimus Vu II
- Optimus G series
日本市場向け
NTTドコモ向け
- SIMPURE L
- SIMPURE L1
- SIMPURE L2
- L704i(chocolateベース)
- L705i
- L705iX(Shineベース)
- L706ie
- L852i(PRADA Phone by LGベース)
- docomo PRIME series
- docomo STYLE series
- docomo PRO series
- L-03C - 光学3倍ズームデジタルカメラ携帯
- ドコモ スマートフォン
- Optimus chat L-04C - Android OS 2.2搭載のスマートフォン。QWERTYキーボード搭載。
- Optimus bright L-07C - Android OS 2.3搭載のスマートフォン。NOVAディスプレイ搭載。
- Optimus it L-05E - Android OS 4.2搭載のXi(LTEサービス)対応スマートフォン。防水、おサイフケータイ、モバキャス(NOTTV)、ワンセグ搭載。
- G2 L-01F - Android OS 4.2搭載のXi(LTEサービス)対応スマートフォン。おサイフケータイ、ワンセグ搭載。
- ドコモ タブレット
- Optimus Pad L-06C - Android OS 3.0搭載のタブレット端末。音声通話機能は搭載しない。
- docomo with series
- PRADA Phone by LG L-02D(PRADA phone by LG 3.0ベース) - Android OS 2.3搭載のスマートフォン。おサイフケータイ、ワンセグ搭載。
- Optimus it L-05D - Android OS 4.0搭載のXi(LTEサービス)対応スマートフォン。防水、おサイフケータイ、ワンセグ搭載。
- Optimus LIFE L-02E - Android OS 4.0搭載のXi(LTEサービス)対応スマートフォン。防水、おサイフケータイ、モバキャス(NOTTV)、ワンセグ搭載。
- docomo NEXT series
- Optimus LTE L-01D - Android OS 2.3搭載のXi(LTEサービス)対応スマートフォン。True HD IPS液晶、おサイフケータイ、ワンセグ搭載。
- Optimus Vu: L-06D(LG Optimus Vu:ベース) - Android OS 4.0搭載のXi(LTEサービス)対応スマートフォン。防水、おサイフケータイ、モバキャス(NOTTV)、ワンセグ搭載。
- L-06D JOJO(ジョジョの奇妙な冒険コラボレーションモデル) - Android OS 4.0搭載のXi(LTEサービス)対応スマートフォン。防水、おサイフケータイ、モバキャス(NOTTV)、ワンセグ搭載。
- Optimus G L-01E - Android OS 4.0搭載のXi(LTEサービス)対応スマートフォン。防水、おサイフケータイ、モバキャス(NOTTV)、ワンセグ搭載。
- Optimus G Pro L-04E - Android OS 4.1搭載のXi(LTEサービス)対応スマートフォン。おサイフケータイ、モバキャス(NOTTV)、ワンセグ搭載。
- G2 L-01F - Android OS 4.1搭載のXi(LTEサービス)対応スマートフォン。おサイフケータイ、NFC、ワンセグ搭載。最大192KHz/24ビットによるハイレゾ音源の再生に対応。
- データ通信カード
- L-02A
- L-05A
- L-07A
- L-02C - 日本初の第3.9世代移動通信システム、Long Term Evolution(LTE)通信サービスXi(クロッシィ)端末。
- L-08C
- L-03D - Xi(クロッシィ)端末
- モバイルWi-Fiルーター
KDDI・沖縄セルラー電話連合(各auブランド)向け
- ISシリーズ
- Optimus X IS11LG(CDMA LGI11) - Android OS 2.3.7搭載のWIN HIGH SPEED(CDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.A)対応スマートフォン。ワンセグ搭載。
- au 4G LTE
- Optimus G LGL21(CDMA LGL21) - Android OS 4.0搭載のau 4G LTE対応スマートフォン。防水、おサイフケータイ、NFC、ワンセグ搭載。
- isai LGL22 - Android OS 4.2搭載のau 4G LTE対応スマートフォン。防水、おサイフケータイ、NFC、ワンセグ搭載。最大192KHz/24ビットによるハイレゾ音源の再生に対応。
- G Flex LGL23 - Android OS 4.2搭載のau 4G LTE対応スマートフォン。防水、おサイフケータイ、NFC、ワンセグ、およびフルセグ搭載。最大192KHz/24ビットによるハイレゾ音源の再生に対応。この機種より同社のau向けグローバルモデルは原則的にisaiシリーズとして編入される。
- au 4G LTE CA(キャリアアグリゲーション(LTE-Advanced)対応)
- isai FL LGL24 - Android OS 4.4搭載のau 4G LTE CA、およびWiMAX2+対応スマートフォン。防水、おサイフケータイ、NFC、ワンセグ、およびフルセグ搭載。最大192KHz/24ビットによるハイレゾ音源の再生に対応。
ワイモバイル(イー・モバイルブランド)向け
その他
- SIMフリー端末
液晶テレビ
- LX9500 series (フルHD、3D、LED液晶)
- LE8500 series (フルHD、LED液晶)
- LE7500 series (フルHD、LED液晶)
- LE5500 series (LED液晶)
- LE5300 series (LED液晶)
洗濯機
- WD-S85KP (ドラム型)
家庭用ゲーム機
日本法人
LGエレクトロニクスの完全子会社、LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社(LG Electronics Japan, Inc.)。 本社は東京都港区赤坂2丁目17-22 赤坂ツインタワー本館9階。 代表取締役は李揆弘。株主は韓国LG電子の100%出資。
沿革
- 1958年 - 金星社設立。GOLDSTARブランドを使用
- 1959年 - 真空管ラジオ、韓国初生産
- 1962年 - 電話機を韓国初生産
- 1965年 - 冷蔵庫を韓国初生産
- 1965年 - 白黒テレビ、韓国初生産
- 1968年 - エアコン、韓国初生産
- 1968年 - 初の海外支社のニューヨーク支社開設
- 1970年 - 韓国業界初の株式市場上場
- 1977年 - 売上高が1000億ウォン突破
- 1978年 - 韓国電子業界初となる輸出1億ドルを突破
- 1981年 - 米国に販売法人(LGEUS)を設立
- 1981年 - 韓国初の海外生産法人(LGEAI)を設立
- 1984年 - 売上高1兆ウォン突破
- 1991年 - 韓国初 家電輸出20億ドル突破
- 1992年 - 金星部品合併
- 1995年 - 金星通信合併
- 1995年 - グループ名変更に伴い、社名をLG電子へ改称
- 1995年 - 米国のZenith社を買収
- 1996年 - 跳躍2005宣布…第2創立記念日制定
- 1997年 - 世界初 デジタルテレビ受信用IC開発
- 1998年 - 事業構造調整強化
- 1999年 - 世界初60インチのプラズ・マテレビを開発
- 1999年 - LG LCD外資誘致
- 1999年 - デジタルLG Vision宣布
- 2000年 - LG情報通信と合併
- 2000年 - 光ディスクドライブ事業を日立製作所と合弁し、日立LGデータストレージを設立
- 2001年 - ブラウン管製造をオランダのフィリップス社との合弁へ移行
- 液晶パネルでも合弁、会社名を LGフィリップスLCD(LG-Philips LCD) に
- 2002年 - 持ち株会社制移行
- 2003年 - 世界最大PDP2機ライン構築
- 2005年 - 親会社の一部門がGSグループとして系列分離
- 2006年 - NTTドコモ SIMPURE L にて日本携帯電話市場に上陸
- 2008年 - 日本国内の携帯電話としては、通信速度が最も速い(2007年11月1日当時)L705iXを発売
- 2008年3月3日 - フィリップスとの合弁会社名をLGディスプレイ(LG Display Co., Ltd.)に変更[2]。
- 2008年6月1日 - 韓国及び中国・台湾以外の国々の社名をLGエレクトロニクス(LG Electronics)に変更し、また日本法人名をLG電子ジャパンからLGエレクトロニクス・ジャパン(LG Electronics Japan)に変更[3]。
- 2010年11月4日 - 日本市場で薄型テレビ(INFINIA)が発売される。
国内工場
日本でのCMに出演しているタレント
現在
- 川口春奈 - G Flex(LGL23)を除くau向けisaiシリーズ(LGL22、およびLGL24)のCMに出演。
過去
脚注・出典
関連項目
外部リンク
テンプレート:LGグループ- ↑ これらの地域では従来通りLG電子と呼び続けている。
- ↑ LG.Philips、「LG Display」に社名を変更(itmedia 2008年2月14日記事)
- ↑ LG電子ジャパン、6月1日に、「LG エレクトロニクス・ジャパン」に社名変更(CNET Japan 2008年5月29日記事)