「クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡」の版間の差分
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2014年8月26日 (火) 05:41時点における最新版
テンプレート:Infobox Film 『クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』(クレヨンしんちゃん あんこくタマタマだいついせき)は、1997年4月19日に公開されたクレヨンしんちゃんの劇場映画シリーズ5作目(映画化5周年記念作品)。
本作品から監督が本郷みつるから原恵一へと変更となった。上映時間は99分。興行収入は約11億円。キャッチコピーは『オラたちに明日はない!』。
目次
あらすじ
新東京国際空港(現成田国際空港)。ホステスの一団が、飛行機から降り立った男を出迎えているところに、奇妙な3人組が乱入し、彼らからあるものを奪い去っていった。
この怪事件に際し、閑職に追いやられていた千葉県警の女刑事「東松山よね」が担当をさせられることになった。
その翌日。シロと散歩していたしんのすけは、寝ているオカマの側で光る玉を拾った。しんのすけはこの玉を家へ持ち帰るが、いつの間にか紛失してしまう。その夜、3人組のオカマが家に上がり込み、一家をニューハーフパブに連れ出した。
この3人組のオカマ、ローズ・ラベンダー・レモンは呪術を行う「珠由良(たまゆら)族」の者で、かつて協力し合っていた「珠黄泉(たまよみ)族」が魔神ジャークを復活させようとしていることを知り、これを阻止するために行動しているのだという。実はしんのすけが拾った玉は、魔神ジャークの復活の鍵になる2つの"タマ"のうちの1つであった。そしてその玉は、こともあろうにひまわりが飲み込んでしまっていた。そのため、野原一家も争いに巻き込まれることになってしまう。
一家と彼らは、珠黄泉族の追撃を避けるため、青森にある珠由良の本拠地に向かうことに。しかしそこで空港にいた男・ヘクソンの襲撃を受け、"タマ"とひまわりは珠黄泉の本拠地へと奪いさらわれてしまう。
果して彼らはひまわりを救出し、ジャーク復活を阻止できるのか。
概要
原作者の臼井儀人がタイトルを付けた最後の作品。また、臼井儀人が出演した最初の作品でもある。野原しんのすけの妹であり、野原家の長女「野原ひまわり」の映画初登場作品。来場者プレゼントはひまわりの種が付いたノートだった。
原恵一が監督を務めるこの作品からは比較的現実的な世界観となり、シリアスなアクションシーンが頻出、敵も味方もしばらく純粋的な人間となる。大人数による肉弾戦、ひまわりを軸とした逃亡劇などハードな描写が多いが、ギャグは全編通して盛り込まれている。なお、この作品と次回作の『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』のみ原恵一監督が一人で絵コンテを担当している。『爆発!温泉わくわく大決戦』からは水島努も絵コンテに参加している。
珠由良の本拠地を守る「珠由良七人衆」は、黒澤明監督作『七人の侍』(1954年)に登場した七人をモデルにしている。
なお、この映画がテレビ放送された折、2度目のTV放送以降、セリフ中の「オカマ」という単語が全てカットされていた。また、これ以降、オカマキャラクターがアニメに登場することは少なくなった。
スペインにおいて2003年にバルセロナで開かれたこの映画のスペイン語版試写会で監督を務めていた原恵一が舞台挨拶に渡西、インタビューを受けた[1]。
珠由良族と珠黄泉族
珠由良・珠黄泉両族ともに古い一族であり、両族の先祖はいずれも霊力を持っていたため悪霊退治を生業としていた。現在は敵対しているが、昔は良好な関係を築いていたようだ。しかしある時、珠黄泉族から強力な霊能力者が現れ、凄まじい力を秘めた魔神ジャークと結託し世界征服を目論んだ。これに際し、珠由良族と珠黄泉族は共に多くの犠牲を払って霊能力者を倒し、ジャークをハニワに封じ込めることに成功する。ハニワは地中深く埋められ、ジャークを封印する際に力を結晶化させた二つのタマを珠由良族が、霊能力者がジャークを操るために使った道具・魔ン棒(まんぼう)を珠黄泉族が管理することになった。
登場人物
TVシリーズからのキャラクター
- 野原しんのすけ
- 主人公。妹のひまわりが産まれてからみんなの関心がひまわりにいってしまい、面白くない日々を送っていた。ある日散歩中に土手で昼寝をしていたローズと出くわし、その傍で見つけた玉を家に持って帰ってしまい、その玉をひまわりが誤飲したことが物語の発端となった。最初のうちはひろしもみさえもひまわりの心配ばかりするため不満を抱き、自暴自棄になりかけたが、物語の中盤でひろしに諭された言葉と、後半で珠黄泉族に攫われたひまわりを助けに向かった時をきっかけに徐々に兄としての自覚が芽生えるようになる。あまりにひどい珠黄泉族の「世界の国からこんにちは」に激怒し、「三波春夫が泣くぞ!」と突っ込んだ。
- 野原みさえ・野原ひろし
- しんのすけとひまわりの両親。ひまわりが玉を誤飲したことを珠由良ブラザーズに知らされ、ひまわりを守るために彼らと行動を共にすることになる。一般人故に肉弾戦で活躍することは少ないが、最終決戦においては歌を歌うことで頭を空っぽにする作戦によってヘクソンの読心術を打ち破った。
- 野原ひまわり
- しんのすけの妹。本作から映画初登場となる。物語の冒頭でしんのすけが拾った玉を誤飲してしまい、珠黄泉族から狙われることになる。ちなみにしんのすけも劇場版1作目で飴玉状のアクションストーンを誤飲したことがあるが、本作は排泄によって取り出した。
- シロ
- しんのすけの飼い犬。珠由良の本拠地まで一行と行動を共にするが、終盤で最終決戦の地・東京へ向う途上で東北新幹線の車内に置き去りにされてしまう。最後は自力で春日部まで帰宅し、エンディングでみさえとひまわりと一緒に風呂に入った。
オリジナルキャラクター
- 珠由良(たまゆら)ブラザーズ
- ローズ、ラベンダー、レモンからなるオカマの三兄弟。新宿の繁華街で「スウィングボール」というニューハーフクラブを営んでいる。見た目はイロモノだが、珠由良一族だけあって3人とも武術に長けていて強い。しんのすけが持って行ったタマを回収する為に野原家に上がり込むが、ひまわりがタマを飲み込んでいた為、珠黄泉族から野原家を守る為にしんのすけ達と行動を共にする事になる。この3人はテレビスペシャル「これが青春 らしいゾ」の第一話に通行人の役で、「クレヨンウォーズ」の前編でしんのすけたちが訪れたスナックの客として登場している。ひろしの事を気に入っているが、みさえとは折り合いが悪い。
- 余談だが、全員耳にイヤリング(もしくはピアス)をつけている。
- ローズ
- 珠由良ブラザーズの長男。本名は「タケシ」。マザコン。大柄な体躯とピンクの服が特徴。終始しんのすけ達と行動を共にした。怒ると声が変わり、男性口調になる。寝る時は指を銜える。ヘクソンのような男が好みのタイプらしい。
- ラベンダー
- 珠由良ブラザーズの次男。本名は「ツヨシ」。緑色のチャイナドレスが特徴。3人の中で最も容姿が女性に近い。ローズを「おにいたま」と呼ぶ。主に弟のレモンと行動を共にすることが多い。中盤ではチーママとの戦いに敗れてレモン共々、珠黄泉族に人質にされてしまうが、終盤には偶然よねに救出されてサタケと共にホステス軍団を倒し、ヘクソンとの決戦にも参戦した。
- レモン
- 珠由良ブラザーズの三男で、末っ子。本名は「キヨシ」。黄色の服と厚い唇が特徴。霊力を持っており、物語の序盤でひまわりが珠を誤飲したことを見抜いた。みさえの事を「おばさん」と呼んだ事もある。ラベンダー同様、中盤で人質にされてしまうが最終決戦では活躍した。健康ランドで兄であるローズとラベンダーはビールを飲んでいるのに対し、レモンはジュースを飲んでいたことから未成年の可能性がある(もしくは、飲酒運転を意識して飲まなかったと思われる)。
- 珠由良の母
- 珠由良(たまゆら)族の頭領。珠由良ブラザーズの実母。一族を束ねる腹の据わった女丈夫である。ローズから「ママ」と呼ばれるのを嫌っている。霊力を持っており、ヘクソンの来襲を感じたり、ひまわりが連れていかれた場所を特定することができた。
- 東松山よね
- 千葉県警成田東西署の女刑事で、ワイルドな格好をしたお姉さん。アクション映画のヒーローに憧れて刑事になったもののドジばかりで、資料室の整理係をさせられていた(部屋の扉には勝手に「凶悪犯罪特別分室」というインチキの部署の張り紙を貼っている)。ベレッタM92FS及びベレッタM84の実銃を所持しハデに撃ちまくるが、まるで当たらない(かなり大柄のサタケ相手に1mも無い距離で連射して一発も当たらないほど)射撃音痴。車に乗り遅れたひろしを助けようとして手を伸ばし、車から落ちてしまい、一時彼と行動を共にすることもあった。非現実的な出来事の数々で自暴自棄になりかけたひろしを励ますと言った一面も見受けられた(そのシーンはテレビ放送時はカットされた)。
- 仕事場で空手やプロレスの専門誌を愛読したり鉄アレイを持ち込んだりして自主的に訓練しているせいか、格闘技はそれなりに強い。また現職警官らしく体力もあり、最終決戦のヘクソンとの戦闘時にも、ひろしとみさえが倒れこむ中、サタケや珠由良ブラザーズとともに最後まで立っていた。本名の「よね」ではなく「グロリア」という名前で呼ばれたがっている。苗字の由来は埼玉県東松山市。事件が終わった後警察から表彰された。
- 珠由良七人衆
- 勘兵衛、勝四郎、七郎次、平八、五郎兵衛、久蔵、菊千代の七人からなる珠由良(たまゆら)族の戦士。全員おじいさんなのだが、武術の腕は伊達ではない。ヘクソンが珠由良の里に現れた際に全員で迎え撃つが、ヘクソンの相手の思考を読む力で攻撃をすべて見切られてしまい、全員倒されてしまった。名前の元ネタは七人の侍。
- サタケ
- 珠黄泉(たまよみ)族の用心棒。筋骨隆々とした大柄な体格で強面の風貌をしている。玉王には頭が上がらず、因縁のあるヘクソンやチーママとは激しく対立している。元悪役プロレスラーで体当たりで壁を破壊するほどの力を持っているが、プロレスラーになる前はベビーシッターという異色の経歴を持ち、子供好きで根は心優しく、根っからの悪人ではない。そのためかレスラー時代は中途半端な悪役だったらしい。ちなみにチーママに汗臭いと言われ、本人は毎日風呂入ってると反論する。物語の後半でヘクソンが連れ去ってきたひまわりの面倒を見る事になるが、目的を果たしてもひまわりを解放しようとしないヘクソンや子供を物のように扱うチーママに業を煮やし、最終的には珠黄泉族を裏切ってしんのすけ側に加勢した(玉王に裏切りの理由を聞かれた際には給料を上げてくれなかったからというふうに言い放っている)。事件が終わった後は珠由良ブラザーズのオカマクラブでウェイターとして働いている(エンディングでその様子が見られる)。名前の由来とモデルはおそらく佐竹雅昭。
- チーママ・マホ
- 珠黄泉(たまよみ)族の副頭領。クラブ玉王のホステス軍団を従えており、刃物のように斬れるリボンを使い新体操で戦う。黒のボディコンを着用しており、胸の谷間を強調したみさえ曰く「エッチな格好」をしているいやらしい女。美人でスタイルが良く、お尻を突き出しながら戦う色っぽいお姉さんだが、子供嫌いで口も性格も悪く(母親である玉王には甘えた口調で会話する)、サタケとは犬猿の仲。ひまわりが飲み込んだタマを求めて執拗にしんのすけ達を追跡する。終盤は赤いハイレグ姿になり裏切ったサタケと戦う。当初は優勢に見えたが最終的には敗北。ラベンダーとレモンに全滅させられたホステス達共々、上から見たらへのへのもへじの形になるように放置された。逮捕された際にはいつの間にかボディコン姿に戻っていた。
- 玉王ナカムレ
- 珠黄泉(たまよみ)族の頭領。表の顔は銀座のクラブ玉王の女主人であり、京都弁で喋る。一人称は、わて。マホからは「ママ」、ヘクソンからは「マダム」、ローズからは「おばさん」と呼ばれている。
- いつも不気味な笑顔を絶やさないが本性は非常に打算的で腹黒い。しかし温泉の宴会場の舞台で「世界の国からこんにちは」(一部替え歌)を踊った後。珠由良、珠黄泉両族が乱闘になりかけた際、「こんなところで暴れたら他のお客さんに迷惑どす」と注意し、外で続きをやるよう促したり、また、玉由良族支部でローズ達に出会った時には礼儀正しい挨拶をする、ひろしが逃走中に偶然会社の人間と出会い名刺交換していた際は「名刺交換はサラリーマンの神聖な儀式、誰も手ぇ出してはあきまへん」とホステス軍団に乱闘を制止させるなど、独特の「悪の美学」を持ち合わせている。このように常に自分のペースを崩さず、周囲を思惑通りに動かす手腕に長けているが、スウィングボールのトイレ(便座の後ろでは上半裸のローズを模した天使像が両手を広げている)を借りた際には絶叫して隙を生んでしまったり着物も故に健康ランドで着替えに手間取ったりしている。
- 実はヘクソンをも使い捨ての駒としか見ておらず、ジャーク復活の暁にはその力を独り占めするつもりであった(サタケとの会話にも自分とサタケを獲物が届くのを待つ貴婦人と称している)。心に「鍵をかける」ことができ、ヘクソンの読心術を完全に防いでいた。しかし物語後半でヘクソンに用済みを言い渡しジャークのタマを渡すよう要求するが失敗、駆けつけたよね達に取り押さえられ、最終的には逮捕される。ジャークの実態を知った際には自分のやってきたことに対して脱力し一言「あほらし・・・」とつぶやいていた。名前の由来とモデルは中村玉緒。また彼女も珠由良ブラザーズ同様、テレビスペシャル「これが青春らしいぞ」の第一話に通行人として登場している。
- ヘクソン
- 外国に移民した珠黄泉(たまよみ)族の子孫で金髪碧眼の外国人。冷静沈着・冷徹な性格で目的のためならばしんのすけのような子供やひまわりのような赤ん坊でも容赦しない。(珠由良の母からは「なんという凍えきった魂!底なしの闇!本当に人間か!?」と言われた)格闘術の達人である。また超能力者であり、地図に片手を近づけることで目標の人物の行動を完全に予測することができるほか、相手の頭の中を読んだり、気当たりによって金縛り状態にさせることも可能。この超能力に関しては「ヒマラヤの山中で獣同然の生活をして修行し身に着けた力」と劇中で語っている。心を読みながら戦うため、狙った方向に弾の飛ばないよねの射撃とは最後まで相性が悪かった。また、しんのすけやひまわりなどの思考は全く脈絡がなく整理されていないため読みづらく、彼らの思考を読むと頭痛を催す。名前の由来はおそらくヒクソン・グレイシー。
- 最終決戦にて、お台場にある珠黄泉族のアジトで珠由良ブラザーズ・サタケ・よね・ひろし・みさえの7人と同時に戦い、相手の頭の中を読む能力で全員を倒す。しかし歌を歌って頭を空っぽにするというみさえとひろしの作戦により超能力を破られ、得意の格闘術も生かせず拘束される。更にしんのすけとひまわりの思考を読まされて苦しんだ後、くすぐりに弱いという弱点を突かれて敗れた(実は珠由良族の里からひまわりを連れ去った際、しんのすけは彼の弱点がくすぐりであることに気付いていた)。その後、偶然復活したジャークに願いを叶えるよう要求するもジャークが魔力を使い果たしていたため失敗する。ジャークによると昔、ジャークを唆して悪事を働いた霊能者にそっくりらしくその霊能者の子孫である描写がなされている。その後ひまわりを人質にとって逃走しようとするも、よねが撃った弾が命中したため足止めされ、最後の足掻きにひまわりを屋上から投げ殺そうとしたが、しんのすけ達の捨て身のキャッチで阻止され、最後はよねに殴り倒され、玉王・マホや他のホステス同様に逮捕された。
- 魔人ジャーク
- ハニワに封印されている魔人。遥か昔に珠黄泉族出身の強力な霊能者に騙されて悪事を働いたため、珠由良、珠黄泉両族の手によって霊能者と共に倒されハニワに封印された。
- 物語終盤でしんのすけとひまわりの手によって復活してしまうが、実は昨年までの(1996年12月31日)賞味期限が存在し、そのうえハニワから出る際に残っていた魔力を全て使い果たしてしまい、長い間タマを抜かれていたこともあってただのオカマと化していた。ちなみに、彼の台詞によれば大昔に自分を騙して悪事をさせた珠黄泉族の霊能者はヘクソンにそっくりだったらしい。事件が終わった後は珠由良ブラザーズに迎えられ、彼らのオカマクラブで働く事になった。極一般的なイメージのジャークとは打って変わって、間の抜けた様な飄々とした口調と軽そうな性格は、クレヨンしんちゃんとの相性は抜群であった。
- ちなみに品名は魔人(生もの)、内容量は72キログラム、エネルギーは無限だが、その他栄養成分は不明。「クレヨンウォーズ」の前編にも珠由良ブラザーズと共に登場している。
- 臼井儀人
- 漫画家。好みの女性は松たか子。趣味は便座観賞。
- 健康ランド内で鳥羽一郎の「兄弟船」を歌っており、野原家一行の移動中に東京で行われる全日本心の演歌カラオケ大会の道を尋ねるが、ひろしに「知るかー!」の一言で殴り飛ばされてしまった。その後の映画でも多々登場する事になり、声も作者本人が担当している。
- 上原、南砂町男
- ひろしの取引先の社員。声優は不明。モブであるにも関わらず名前が設定されているのは、臼井がファンである小堺一機(上原)、関根勤(南砂)を(許可を得た上で)モデルにしたためであり、後年『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』劇場パンフレットにて示唆されている(また同作で名実ともに本人役としての出演を果たした)。
登場する地名・道具
キャスト
- ローズ(タケシ) - 郷里大輔、大友龍三郎(2014年発売のゲーム『嵐を呼ぶ!カスカベ映画スターズ』での代役)
- ラベンダー(ツヨシ) - 塩沢兼人
- レモン(キヨシ) - 大滝進矢
- 珠由良の母 - 水原リン(現・真山亜子)
- 東松山よね - 山本百合子
- 平八 - 中嶋聡彦
- 五郎兵衛 - 岩永哲哉
- 勝四郎 - 中田雅之
- 七郎次 - 太田勝人
- 久蔵 - ? ※ED表示なし。
- 勘兵衛 - ? ※ED表示なし。
- 菊千代 - 納谷六朗 ※ED表示なし。
- 魔人ジャーク - 青森伸
- 健康ランドの男性 - 中嶋聡彦 ※ED表示なし。
- まんが家 - 臼井儀人(特別出演)
スタッフ
- 原作 - 臼井儀人
- キャラクターデザイン - 原勝徳
- 作画監督 - 原勝徳、堤のりゆき
- 美術監督 - 野村可南子、古賀徹
- 設定デザイン - 湯浅政明
- 撮影監督 - 梅田俊之
- ねんどアニメ - 石田卓也
- 音楽 - 荒川敏行、宮崎慎二
- 録音監督 - 大熊昭
- 編集 - 岡安肇
- プロデューサー - 茂木仁史、太田賢司、堀内孝
- 監督・脚本・絵コンテ - 原恵一
- 演出 - 水島努
- 色彩設計 - 野中幸子
- 色指定 - 森田晋次
- 特殊効果 - 土井通明
- 動画チェック - 小原健二
- 動画 - じゃんぐるじむ、京都アニメーション、夢弦館
- 仕上 - ライトフット、シマスタジオ、京都アニメーション、トレーススタジオM、Production I.G
- 仕上検査 - 松谷早苗、稲村智子
- 背景 - スタジオユニ、アトリエローク
- 撮影 - 旭プロダクション
- CG制作 - 山浦宗春、近藤潤
- CGデザイナー - 水瑞聡、鹿住朗生
- 効果 - 松田昭彦(フィズサウンドクリエイション)
- 録音スタジオ - APUスタジオ
- 整音 - 柴田信弘
- 整音助手 - 田口信孝
- 音響制作 - オーディオプランニングユー
- 音響制作デスク - 中村友子
- 音楽協力 - イマジン
- 編集 - 小島俊彦、中葉由美子、村井秀明、川崎晃洋、三宅圭貴
- タイトル - 道川昭
- 現像 - 東京現像所
- 技術協力 - 森幹生
- 制作デスク - 柏原健二、山川順一
- 制作進行 - 斉藤敦、魁生聡、別紙直樹
- 制作 - シンエイ動画、テレビ朝日、ASATSU
原画
- 安藤真裕 湯浅政明 高倉佳彦 林静香 大塚正実
- 末吉裕一郎 吉原正行 西村博之 佐々木守 鈴木大司
- 黒沢守 竹内進二 荒川真嗣 和泉絹子 鉄羅紀明
- 松山正彦 古山匠 林隆文 橋本とよ子 石井智美
- 横山謙次 加藤実 奈良崎早苗 昆冨美子 原勝徳
- 堤規至 木村陽子 間々田益男 入江康智
主題歌
- オープニング - 「年中夢中"I Want You"」
- 挿入歌 - 「スイングボール・ショウ」
- 挿入歌 - 「世界の国からこんにちは」
- 挿入歌 - 「兄弟船」
- 挿入歌 - 「与作」
- 作詞・作曲 - 七澤公典/編曲 - 池多孝春/歌 - 野原ひろし(藤原啓治)
- 挿入歌 - 「私がオバさんになっても」
- 挿入歌 - 「小指の想い出」
- 挿入歌 - 「愛は傷つきやすく」
- エンディング - 「ひまわりの家」
- 作詞・作曲・編曲・歌 - 財津和夫
- 映像は本編の後日談の他、テレビアニメ版で視聴者が応募したデザインのベビー服を着たひまわりが数点描き下ろされていた。これから本作で活躍する「野原ひまわり」のお目見えも兼ねているといってもよい。
VHS・DVD
脚注
外部リンク
- テンプレート:Jmdb title ※しんしゃんと誤表記
- テンプレート:Movielink
- テンプレート:Movielink