RIZE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox Musician RIZE(ライズ)は、日本の男性3人組のロックバンド。漢字で雷図と当て字をすることもある。
目次
概要
幼馴染であるJESSEと金子ノブアキを中心に結成された。RIZEという名前はJESSEが父Charから「会社を作るから名前を考えてくれ」と言われ考えたものだが、Charに伝えると「もう決まったからいい」と言われ採用されなかった。JESSEは他でいつか絶対使ってやると思っており、バンド結成時にこの名前をつけた。RIZEのロゴは、神紋である左三つ巴と雷を組み合わせて表現したもの。メンバーが共通して影響を受けた音楽はヘルメット、コーン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ニルヴァーナ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなどである。
メンバー
- JESSE(ジェシー、1980年8月11日 - 、AB型)=Jesse McFaddin(ジェシー・マクファーデン)=竹中空人(タケナカ ソラト)=SORATO
- Guitar/Vocal担当。
- SORA3000、JROC、MR.13、大和EMCEEなどの名前でも活動している。アメリカ国籍。ギタリスト・Charの息子。
- 2011年よりソロプロジェクトとしてJESSE and The BONEZを始動。後にバンドスタイルに転換し、中尾宣弘、Pay money To my PainのT$UYO$HIとZAXとで「The BONEZ」を結成。
- 金子ノブアキ(かねこ ノブアキ、1981年6月5日 - 、B型)=あっくん、N.K.
- Drums担当。
- 父はドラマーのジョニー吉長、母は歌手・金子マリ、KenKenの実兄である。タレント・俳優としても活動している。
- KenKen(ケンケン、1985年12月30日 - 、AB型)=金子賢輔(カネコ ケンスケ)=犬兼都知事
- Bass担当。
- ロングヘアーが特徴の金子ノブアキの実弟。RIZE加入前からも様々なバンドで活動。2011年からDragon Ashでのレギュラーサポートを務めている。
元メンバー
- TOKIE(トキエ)
- ベース担当。東京都生まれ。蟹座A型。
- ソロベーシストとして活動後、JESSE達の誘いでバンド加入。脱退後もソロやバンドサポート等で活動中。
- u:zo(ユーゾー、1981年4月12日 - 、O型)
- ベース担当。本名:小川剛史(オガワタケシ)
- TOKIE脱退後に加入。金子、中尾と同じ中学。小3の時、金子・中尾・JESSEとバスケを通じて知り合う。
脱退後はセッションベーシストとして活動。現在Sonz of Freedomを結成ベーシストとして在籍。
経歴
- 1997年、JESSE、金子、TOKIEでバンド結成。下北沢を中心にライブ活動を始める。
- 2000年7月、第10回北沢音楽祭出演。8月、エピックレコードジャパンより、シングル「カミナリ」でメジャーデビュー。次作「Why I'm Me」がヒットした勢いでアルバム「ROOKEY」をリリースした。
- ベースのTOKIEが脱退、u:zoと中尾が加入した。
- 2001年、JESSEと金子の二人で@llnightnippon.comの月曜パーソナリティーを4月~9月担当。7月、第11回北沢音楽祭出演。8月、ROCK IN JAPAN FESTIVAL、ARABAKI ROCK FEST.、SUMMER SONIC '01に出演。ZEEBRAと共にFMフェスティバルのテーマソングを担当。「Dream Radio Bus」なる特別バスZEEBRA号とRIZE号の2台が全国横断する。12月 ツアー「4CITY」(4公演)。
- 2002年1月、「FUCK'NROCK」ツアー(42公演)。5月、MTV THE SUPER DRY LIVE、SWEET LOVE SHOWER 2002出演。8月、ライジング・サン・ロックフェスティバル、MAJI ROCK FESTIVAL出演。9月、ARABAKI ROCK FEST.出演。10月、韓国ソウル蚕室オリンピックスタジアムで行われた韓国史上最大の野外フェスティバル「2002ETPFES」に参加。12月、「Devilock Night '02」出演、ツアー「Six Stars」(6公演)。
- 2003年1月、ツアー「NaturalVibes」(50本)。4月、Tibetan Freedom Concertに出演、READER'S CAMP開催。活動の拠点をLAに移し、Kottonmouth Kings、Phunk JunkeesらSuburban Noize Recordsのバンドとともに全米ツアーを行う。9月、UNDER25出演(国立代々木第一体育館)。
- 2004年に“TIME OUT”(活動を休止)したが、活動を再開。12月、チャリティーイベント「PEACE vol.3」開催。
- 2005年3月・6月・8月、ガンギマ ナイト出演。4月、ARABAKI ROCK FEST.前夜祭出演。5月、チャリティーイベント「PEACE」開催、湘南音祭Vol.0出演。自らのレーベルTENSAIBAKA RECORDSを設立。7月、LIVE 8 JAPANに出演。READER'S CAMP '05開催。8月、SUMMER SONIC '05、MONSTER baSH、RUSH BALL出演。9月、ツアー(5公演)。11月3日のライブを最後にu:zoが脱退。サポートのベーシストとしてKenKenが加わる。12月、湘南音祭Vol.0.5出演。
- 2006年1月、ガンギマ ナイト出演。4月から、KenKenが正式メンバーとなる。4月、ツアー(7公演)、ARABAKI ROCK FEST.出演。7月、湘南音祭VOL.0.9。8月、ライジング・サン・ロックフェスティバル出演。12月、COUNTDOWN JAPAN出演。ユニバーサルミュージック 内レーベルFAR EASTERN TRIBE RECORDSに移籍。
- 2007年3月、ツアー「ALTERNA」(14公演)。5月、hide Memorial Day 2007出演。7月、Live Earth、湘南音祭Vol.1、台湾・FORMOZ FESTIVAL 2007出演。8月、STYLE IS KOZA、SUMMER SONIC '07、MONSTER bash 2007出演。9月、RUSH BALL 07、北京・BEIJING POP FESTIVAL出演。10-FEET、ACIDMANとともにツアー「Trinity Trip」を行う。
- 2008年3月、シングル「Live or Die」リリース。HUDSONとコラボレーションしボンバーマンに登場した。5月3日、「hide memorial summit」出演。5月20日、ギターの中尾が脱退。6・7月、ツアー「T.K.O.」(29公演)。この年の湘南音祭、ROCK IN JAPAN FESTIVAL、RUSH BALL、SUNSET LIVEに出演し、9月には台湾でのワンマンLIVEも行う。11月、LIVE DVD「T.K.O.」をリリース。12月、COUNTDOWN JAPANに出演。
- 2009年7月、湘南音祭、10-FEETのフェス京都大作戦、ROCK IN JAPAN FESTIVAL、ライジング・サン・ロックフェスティバルに出演。9月、Paymoney Tomy Painとの対バンTOURを行う。10月、シングル「ZERO」をリリース、12月、MTVBoo主催のBoo Xmas、FM802 RADIO CRAZYに出演。
- 2010年5月、映画ボックス!の主題歌、シングル「LAUGH IT OUT」を“RIZE with 隼人”名義でリリース。1曲目だけ隼人とコラボしている。6月、7枚目となるアルバム「EXPERIENCE」をリリース。7月、湘南音祭、京都大作戦に出演。鈴鹿8耐テーマソングとして、「ZERO」が使用される。9月、アルバム「EXPERIENCE クロヒョウ EDITION」をリリース。ゲームクロヒョウ 龍が如く新章とのコラボアルバムとなっている。リリースを記念して、SEGA JOY POLISにてUSTREAMマルチアングル生中継LIVEを行った。10月、ツアーEXPERIENCE(20公演)を行う。
- 2011年4月、アジア7カ国でコカ・コーラZERO CMがオンエアされる。7月、鈴鹿8耐テーマソングとして、「ZERO Re-Mix」が使われた。
補足
TOKIOの長瀬智也主演のドラマ『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』のSP版「スープの回」(2003年3月28日放送)に主要キャストとして出演している。バンド名・メンバー名もそのままで演奏シーンもかなり長く放送された。ちなみにメンバーは
- Jesse ジェシー(Vox & Guitar)
- 金子統昭 カネコノブアキ(Drums & Vox)
- 中尾宣弘 ナカオヨシヒロ(Guitar)
- U-ZO ユーゾー(Bass)
作品
シングル
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
インディーズ | 1998年9月 | PROJECT FROM THE EAST TOKYO | 全3曲
|
||
1st | 2000年8月23日 | カミナリ | ESCB-2165 | 全2曲
|
オリコン最高63位 |
2nd | 2000年11月1日 | Why I'm Me | ESCB-2179 | 全2曲
|
SONY MD 「Red Hot」 CMにJesseが出演 オリコン最高10位、登場回数13回 |
3rd | 2001年1月24日 | MUSIC | ESCB-2197 | 全3曲
|
オリコン最高28位、登場回数3回 |
4th | 2001年4月25日 | NAME | ESCB-2228 | 全2曲
|
オリコン最高22位、登場回数4回 |
5th | 2001年9月5日 | Light Your Fire | ESCB-2258 | 全3曲
|
The songs for DEATH NOTE the movie~the Last name TRIBUTE~に収録。 オリコン最高20位、登場回数4回 |
6th | 2001年11月7日 | Dream Catcher | ESCL-2266 | 全2曲
|
オリコン最高24位、登場回数3回 |
7th | 2002年11月7日 | 02/ONE | ESCL-2343 | 全2曲
|
オリコン最高29位、登場回数4回 |
8th | 2003年1月22日 | VIBRATION~introducing Def Tech | ESCL-2383 | 全4曲
|
オリコン最高94位 |
9th | 2003年2月19日 | Gun Shot | ESCL-2391 | 全3曲
|
PS2用ゲームソフト ガンサバイバーシリーズ 「ガンサバイバー4 バイオハザード HEROES NEVER DIE」で提供。 オリコン最高92位 |
10th | 2006年11月22日 | ピンク スパイダー | UMCF-5001 | 全3曲
|
オリコン最高8位、登場回数12回 |
11th | 2007年2月27日 | KAMI/heiwa | UF1LS-00002/3 | 全2曲
|
業界初のデジタルシングル作品 |
12th | 2007年10月10日 | LADY LOVE | UMCF-9503:初回限定盤 UMCF-5011:通常盤 |
全3曲
|
アニメ「しおんの王」オープニング。 オリコン最高22位、登場回数4回 |
13th | 2008年3月26日 | Live or Die | UMCF-9505:初回盤 UMCF-5020:通常盤 |
全2+1曲
通常盤
初回盤
DVD
|
日本テレビ系「音燃え!」3月度テーマソング、「Music B.B.」3月度テーマソング オリコン最高32位、登場回数4回 |
14th | 2009年10月28日 | ZERO | UMCF-5047 | 全3曲
|
コカ・コーラ ゼロCMソング オリコン最高25位、登場回数3回 |
15th | 2010年5月19日 | LAUGH IT OUT | UMCF-9527:初回限定盤 UMCF-5056:通常盤 |
全4曲
DVD
|
映画「ボックス!」主題歌 オリコン最高14位、登場回数5回 |
16th | 2012年10月17日 | LOCAL DEFENSE ORGANIZATION | WPCL-11271:初回盤 WPCL-11252:通常盤 |
全4曲
|
オリコン最高37位、登場回数3回 |
アルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1st | 2000年11月22日 | ROOKEY | ESCL-2186 | 全11曲
|
オリコン最高8位、登場回数15回 |
2nd | 2001年12月5日 | FOREPLAY | ESCL-2343 | 全13曲
|
オリコン最高11位、登場回数8回 |
3rd | 2002年11月27日 | Natural Vibes | ESCL-2353 | 全13曲
|
オリコン最高14位、登場回数12回 |
4th | 2005年7月6日 | Spit & Yell | GTCR-05001 | 全14曲
CD
DVD
|
「砂浜」がアーケードゲーム『GuitarFreaksV3』、『DrumManiaV3』で提供曲として収録され[1]、2007年10月に発売されたPS2版の同ゲームにも収録されている。 |
5th | 2007年2月21日 | ALTERNA | UMCF-1001 | 全10曲
|
「heiwa」がコンピレーションアルバム「Songs For Tibet From Japan」(2009年3月25日)に収録されている。 オリコン最高14位、登場回数8回 |
6th | 2008年4月16日 | K.O. | UMCF-9506:初回盤 UMCF-1009:通常盤 |
全13曲
DVD
|
オリコン最高16位、登場回数7回 |
7th | 2010年6月23日 | EXPERIENCE | UMCF-9533:初回限定盤 UMCF-1039:通常盤 UMCF-9552:クロヒョウ EDITION |
全11曲
DVD(初回限定盤)
DVD(クロヒョウ EDITION)
|
オリコン最高16位、登場回数6回 |
ベストアルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1st | 2005年3月24日 | FUCK'N BEST | ESCL-2640 | 全20曲
|
オリコン最高70位、登場回数6回 |
2nd | 2013年6月26日 | RIZE FET BEST | UMCF-9632:初回限定盤 UMCF-1094:通常盤 |
全15曲
CD
DVD
|
オリコン最高70位、登場回数3回 |
DVD
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1st | 2001年4月25日 | Fresh Blend | ESBB-2052 | 全5曲
|
オリコン最高45位 |
2nd | 2002年11月7日 | FUCK'N LIVE | ESBL-2097 | 全14曲
|
オリコン最高53位 |
3rd | 2005年3月24日 | LOST CLIPS | ESCL-2640 | 全12曲
CLIPS
LIVE
|
オリコン最高203位 |
4th | 2007年10月10日 | LIVE DVD「ALTERNA LIVE」 | UMBF-1003 | 全20曲
|
オリコン最高10位、登場回数5回 |
5th | 2008年11月5日 | LIVE DVD「T.K.O.」 | UMBF-1005 | 全20曲
|
オリコン最高24位、登場回数3回 |
6th | 2011年7月20日 | HISTORY DVD「PIECE」 YouTube映像 | UMBF-9535 | 全-曲
|
オリコン最高30位、登場回数3回 |
参加作品
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2003年9月18日 | FM802 presents MEET THE EPIC BEAT~FUNKY EPIC 25~ | ESCL-2447 | 全16曲
|
エピックレコードジャパン |
2003年10月22日 | ROCK AND ROLL JAPAN | ESCL-2458 | 全16曲
|
エピックレコードジャパン |
2005年2月23日 | 革命 | MUCD-1117 | 全5曲
|
「山嵐VS雷図」名義 オリコン最高40位、登場回数4回 |
2006年12月20日 | The songs for DEATH NOTE the movie 〜the Last name TRIBUTE〜 | SRCL-6459:初回生産限定盤 SRCL-6461:通常盤 |
全14曲
CD
DVD
|
オリコン最高55位、登場回数4回 |
2008年9月24日 | 侍コンピ | UMCF-1014 | 全17曲
|
FAR EASTERN TRIBE RECORDS |
2009年3月25日 | SONGS FOR TIBET FROM JAPAN | TRUB-1 | 全18曲
|
TRAFFIC |
2009年4月8日 | AGGRESSIVE DOGS TRIBUTE ALBUM“真我” | DFCL-1560 | 全17曲
|
DefSTAR RECORDS |
ミュージックビデオ
監督 | 曲名 |
井上卓 & 市村幸卯子 | 「STAND UP」 |
井上靖雄 | 「02」「VIBRATION introducing Def Tech」 |
UGICHIN | 「LAUGH IT OUT」「LOCAL DEFENSE ORGANIZATION」 |
ウスイヒロシ | 「Light Your Fire」 |
内野政明 | 「Gun Shot」 |
Epic Visual | 「Why I'm Me」「カミナリ」 |
ELECROTNIK | 「KAMI」「Live or Die」 |
志賀匠 | 「OWTKAST」 |
JAMES LEUNG | 「MUSIC」 |
Josh Taft | 「ZERO」 |
須藤カンジ | 「LADY LOVE」 |
高橋栄樹 | 「Dream Catcher」 |
滝本登鯉 | 「GUN SHOT(FUCK'N ROCK Ver.)」「NAME」「RESPECT」 |
丹下紘希 | 「heiwa」 |
丹修一 | 「ピンク スパイダー」 |
西郡勲 | 「Youth to Youth」 |
Higuchinsky | 「ONE」 |
Yoshinari Fuse | 「MUPPET」 |
AKIRA MAEJIMA | 「PARADOX体操 from DVD「T.K.O」」 |
不明 | 「Future Child」「日本刀」 |
脚注
- ↑ 2010年3月に稼動した『GuitarFreaksV7』、『DrumManiaV7』で収録が途絶えた
外部リンク
- TRIBE RIZE - 公式ウェブサイト
- レーベル内公式ウェブサイト
- オフィシャル YouTube チャンネル