10-FEET
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テンプレート:Infobox Musician 10-FEET(テンフィート)は、京都府出身の3人組ロックバンド。所属レーベルはユニバーサルミュージック、マネジメントはBADASS。ジャンルは主にメロディック・ハードコアに分類されるが、ミクスチャーナンバーもこなす。
バンド名は「届きそうで届かない距離」(10フィート=約3メートル)の意。
目次
メンバー
- TAKUMA(タクマ、1975年8月14日 - 本名:三田村 卓真 - みたむら たくま)ボーカル・ギター担当。ギターはメタリカのジェームズ・ヘットフィールドの影響によりギブソン・エクスプローラーを使用。殆どの楽曲の作詞・作曲を担当。曲によってダミ声、デス声など様々な声色を使い分ける。顔芸が得意である。最近はギブソンのSG、RDを使っている。
- NAOKI(ナオキ、1977年8月24日 - 本名:井上 直樹 - いのうえ なおき)ベース・ボーカル担当。ベースはギブソン・サンダーバード、アーニーボール/ミュージックマン・スティングレイを使用していたが現在はバーニーのNAOKI ORIGINAL MODELをメインで使用。
- KOUICHI(コーイチ、1975年9月12日 - 本名:中岡 浩一- なかおか こういち)ドラム・コーラス担当。ドラムはパールを使用。ネタとしてサポートドラマーといわれている。一時期ELLEGARDENの高橋のスネアを使用していた。
来歴・逸話
- シングル「april fool」でCDデビューし、「RIVER」がオリコン30位に入る。4thシングル「nil?」でユニバーサルミュージックよりメジャーデビューを果たす。所属事務所は以前の事務所から独立してBADASSを設立する。
- CDジャケットとCDの帯のコメント書きはMOBSTYLESの田原洋が行っている。
- 2005年12月31日、「COUNT DOWN JAPAN 05/06」に出演。カウントダウンの大役を務めた。
- 2007年5月から全国ツアー『STONE COLD BREAK TOUR 2007~どうしたい年!~』を予定していたが、TAKUMAの喉の不調により全公演延期となる。このことについて、自身はオフィシャルサイトにおいて「必ず2ヶ月で治し、なおかつその2ヶ月間、喉と歌を使わず(話すのは問題なし)治療、作曲、体力、音楽的感性、全てにおいてパワーアップに全身全霊を尽くして最高の10-FEETにして帰ってきます。」とコメント、TAKUMA以外のメンバーたちのコメントも載せられた。
- 2007年7月15日に、京都府宇治市の太陽が丘で野外フェス「京都大作戦2007〜祇園祭とかぶってごめんな祭〜」を開催して活動再開の予定だったが、台風4号の接近のため、「当日のイベント開催時から暴風域に入り、15日の13時に直撃となる」とのことで中止となり、活動再開は2008年1月にずれ込んだ。なお、京都大作戦は同年7月に「京都大作戦2008〜去年は台風でごめんな祭〜」というタイトルで実施され、その後も毎年開催されている。
- 2010年3月18日、『"Life is sweet"TOUR 2009-2010 FINAL SERIES』のZepp Tokyo公演中に一人の客が倒れ、病院に搬送された。原因不明の意識不明であったが、1ヶ月以上の闘病の末意識を取り戻し、病状が回復してきていることが、オフィシャルサイトの日記に記された。
- 同年12月8日、ベストアルバム「10-BEST 2001-2009」をリリース。しかし、10-FEET自体はベストアルバムのリリースを良く思わなかった。TAKUMAのブログにも「10-FEETのBEST、あんなの不要です。生涯出さへん予定やった」と書かれている。そのため、オフィシャルサイトのディスコグラフィーの一覧には同ベストアルバムは載せられていない。
- 2011年9月18日、「AIR JAM 2011」に出演。10-FEETのメンバーは全員Hi-STANDARDを好んでおり、ドラムのKOUICHIは、かつてHi-STANDARDのコピーバンドを組んでいた。また、同年5月に開催されたJAPAN JAMでは、Hi-STANDARDのメンバーである難波章浩と共演し、Hi-STANDARDの楽曲を演奏した。京都大作戦2013では、アンコール時にStay Gold演奏中に出番を終えていた難波と横山が乱入し、一時的にHi-STANDARDが復活し、ステージ上で全員が大はしゃぎし、TAKUMAが号泣していた。
- 特に仲が良いバンドはELLEGARDENとロットングラフティーであると10-FEETのメンバーは語っている。ELLEGARDENについては、その中でも細美武士とは昔からの仲だとGIGSで語っている。ロットングラフティーとは、同じ京都のバンドであり、プライベートまで一緒に過ごす仲でお互いの秘話や愚痴をラジオ、ライブで公言することが多々ある。
- 3人揃って京都在住である。東京にも2年程住んでいたが、レコーディングとツアーばかりの生活が続き、これなら京都でも出来ると思い帰る事にしたと話している[1]。ほとんどのツアーの千秋楽も京都で行っている。
ディスコグラフィー
シングル
- april fool(2001年4月1日)
- BE FRIENDS AGAIN
- SO
- ANXIOUS
- LONG DISTANCE
- May I help you?(2001年5月1日)
- PLANLESS
- PARTY
- CHOICE
- LIFE LIFE LIFE
- RIVER(2002年10月23日)
- nil?(2003年6月11日)
- HEY!(2004年6月23日)
- BUZZING(2004年10月27日)
- ライオン(2006年2月8日)
- OVERCOME(2006年6月14日)
- STONE COLD BREAK(2007年4月25日)
- goes on(2007年11月14日)
- 1sec.(2009年3月25日)
- super stomper(2009年7月15日)
- hammer ska(2010年9月8日)
- その向こうへ(2011年11月2日)
アルバム
枚 | 発売日 | タイトル | 最高位 |
---|---|---|---|
1st | 2002年4月12日 | springman | |
2nd | 2004年1月28日 | REALIFE | 9位 |
3rd | 2005年5月25日 | 4REST | 4位 |
4th | 2006年8月16日 | TWISTER | 10位 |
5th | 2008年2月27日 | VANDALIZE | 11位 |
6th | 2009年9月9日 | Life is sweet | 8位 |
7th | 2012年9月19日 | thread | 7位 |
ベストアルバム
- Re: springman+ 〜Indies Complete Disc〜(2007年7月25日)
- インディーズ時代に発表した全楽曲を収録したコンプリートアルバム。初回版には10-FEETの初代Tシャツの復刻版がついていた。
- FELLOWS1.5
- thanks
- LIFE LIFE LIFE
- RIVER
- ALL
- IN THE END
- PARTY
- FUTURE
- LONG DISTANCE
- LOODY(remix ver.)
- BE FRIENDS AGAIN
- SO
- FUNKY
- CHOICE
- PLANLESS
- ANXIOUS
- EVERY
- DO YOU LIKE...?
- AND HUG
- CHERRY BLOSSOM
- 10-BEST 2001-2009(2010年12月8日)
DVD
- OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS!(2004年10月27日)
- OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS!Ⅱ(2005年10月22日)
- OF THE ビデオ, BY THE ビデオ, FOR THE ビデオ(2007年1月17日)
- OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS!Ⅲ(2007年4月25日)
- OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS!Ⅳ(2008年12月17日)
- OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS!Ⅴ(2010年6月16日)
- OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS!Ⅵ(2013年5月29日)
参加作品
- オムニバス「PUNK ROCK CAMP!!」(2002年9月18日)
- 1. FELLOWS 2
- 2. CHERRY BLOSSOM
- オムニバス「E.V.Junkie」(2003年8月20日)
- 6. CHERRY BLOSSOM
- NICOTINE 「Punk Rock Xmas」(2003年11月12日)
- 4. I SAW MOMMY KISSING SANTA CLAUS LAST NIGHT (ゲストボーカルTAKUMA)
- オムニバス「G.LASTS…TRIBUTE TO GODZILLA」(2004年12月3日)
- 6. BE NOTHING
- オムニバス「BUDDY RECORDS SAMPLER Vol.1」(2005年1月5日)
- 1. RIVER
- 5. CHERRY BLOSSOM
- 湘南乃風「カラス」(2005年4月6日)
- 3. Rockin' Wild - 10-FEET REMIX -
- MINMI「サマータイム!!」(2005年7月6日)
- 4. Legend ~Are yu ready feat. 10-FEET
- 映画「バッシュメント」オリジナル・サウンドトラック(2005年12月7日)
- 2. 4REST(主題歌)
- オムニバス「TOYOTA BIG AIR 10th Anniversary」(2005年12月21日)
- オムニバス「WHITE OUT 2 ~real snowboarder’s compilation~」(2006年1月18日)
- 4. 4REST
- INFINITY16 welcomez MINMI,10-FEET「真夏のオリオン」(2007年8月29日)
- 1. 真夏のオリオン
- オムニバス「animation BECK original soundtrack “KEITH”」(2005年3月9日)
- 11.LITTLE MORE THAN BEFORE
- オムニバス「THUNDER TRACKS」(2008年3月26日)
- 6.THE JACK
- V.A「METAL-IKKA ~ メタル一家」(2008年10月22日)
- 1.Sad But True
- V.A 「AGGRESSIVE DOGS TRIBUTE ALBUM "真我"」(2009年4月8日)
- 1.Can You Waik in State?
- V.A「HELLO! LOW IQ 01!」(2009年10月7日)
- 1.WHAT A HELL'S GOING ON?
- V.A「FREEDOM 2010 in 淡路島 "青空"」(2011年1月12日)
- 4.2%
- 5.RIVER
- MAN WITH A MISSION「Database feat. TAKUMA(10-FEET)」(2013年10月09日)
- 1.database feat. TAKUMA(10-FEET)
- 東京スカパラダイスオーケストラ「閃光 feat.10-FEET」(2013年12月4日)
- 1.閃光 feat.10-FEET
- V.A「エレファントカシマシ カヴァーアルバム2 A Tribute To The Elephant Kashimashi」(2013年12月18日)
- 1.今宵の月のように
- V.A「LINDBERG TRIBUTE~みんなのリンドバーグ~」(2014年7月23日)
- 1.LITTLE WING
ミュージックビデオ
監督 | 曲名 |
掛須秀一 / 後田良樹 | 「1sec. (Movie Ver.)」 |
菊池浩史 | 「SHOES」 |
斉藤逸 | 「Freedom (TBA Ver.)」 |
島田大介 | 「STONE COLD BREAK」「U」「goes on」 |
スズキダイシン(ダイシン) | 「1sec.」「JUNGLES」「JUST A FALSE! JUST A HOLE!」「OVERCOME」「What's up?」「hammer ska」「super stomper」「その向こうへ」 |
高野功 | 「コハクノソラ」 |
高橋淳之介 | 「BE NOTHING (LIVE Ver.)」 |
田中力 | 「super stomper from DVD「OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS! Ⅴ」」「ライオン」 |
直 | 「recollection feat.つじあやの」 |
中村剛 | 「BUZZING」 |
モリ○カツ/モリ★カツ | 「2%」「HEY!」「RIVER」「VIBES BY VIBES」「nil?」「recollection」 |
不明 | 「EVERY」 |
脚注
外部リンク
テンプレート:10-FEET- ↑ 音街京都 The Real Face 10-FEET - Club Fame