DAITA
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DAITA(ダイタ、伊藤大太、Daita Itoh, 1971年6月19日 - )は、日本のロックミュージシャン。東京都世田谷区出身。ロックバンド・SIAM SHADEのギタリスト。血液型はA型。
目次
経歴
- 中学時代に当時聞いていたハードロックの影響などでギターを弾き始める。また当時から栄喜やNATINと知り合いであった。
- 高校時代はコンテストなどに多数出場し、卒業後はモデルや化石発掘などの様々なバイトをしながら多数のバンドに参加し、一時期は「武者修行」と称して行方不明になっていた時期もあったらしい。
- 1993年7月にSIAM SHADEに参加。その後のバンドとしての活動は該当の項目を参照のこと。
- 2002年3月10日にSIAM SHADEが解散した後、ソロ活動に入る。
- 2002年に韓国映画、『火山高』のサウンドトラックを手がける。サントラ発売の12月4日にはその曲をライブで披露する。
- 2003年9月19日に本人の公式サイトからの通信販売限定でプロジェクトアルバム「DIRECT CHORD」を発表。
- 2003年11月19日に初のソロアルバム「EUPHONY」を発売する。本人の演奏映像などが納められたDVDとの二枚組。テレビ朝日系列で放送された「スカイハイ」(原作・高橋ツトム、主演・釈由美子)のBGMだった「Suna no Shiro」など全7曲を収録。
- 2003年以降、氷室京介のツアーギタリストを務めている。「めちゃくちゃ上手くてカッコいいよね」と氷室からも絶賛されている。
- 2004年6月28日にShibuya O-East(旧ON-AIR EAST)にてライブを行う。その模様はDVDに収録され、同年9月より本人のサイトからの通信販売で発売された。
- 2005年5月5日、Zepp Tokyoにてジョー・サトリアーニ率いる、ロックギタリストの饗宴と言われる「G3」の日本初公演にゲストながらも参加し、日本人で最初に「G3」の舞台を踏んだギタリストとなる。なお、このときのメインギタリストはメインのジョー以下、ジョン・ペトルーシ、スティーヴ・ヴァイの計3人でツアーを回っていた。
- 2005年7月現在、オリジナルのインストのライブやアルバム発表のほか、他アーティストへの楽曲提供などを中心に音楽活動を行っている。
- 2008年2月20日発売のAcid Black Cherryのアルバム『BLACK LIST』に1曲目の「sins」と2曲目の「少女の祈り」にギターで参加。
尚、2曲目の「少女の祈り」ではドラムに淳士も参加している為、元SIAM SHADE同士で共演している。
音楽性
- 洋楽のハードロックを好んで聴いていたことを度々公言している。好きなアーティストはドリーム・シアター、ジョン・ペトルーシ、ラッシュ、アレックス・ライフソン、エリック・ジョンソン、スティーヴ・ヴァイ、ジョー・サトリアーニ、ザック・ワイルド、山本恭司など、テクニカルなギタリストやバンドが多い。ドリーム・シアターのジョン・ペトルーシとは来日公演のときによく雑誌での対談をしている。また、カナダのトリオバンド、ラッシュの熱狂的なファンであり、彼らが日本公演を行わない事から、わざわざアメリカまで彼らのライブを見に行った事がある。
- ギターテクニックについては、変拍子・速弾き・タッピング・フィンガーピッキング・アーミングまで幅広い。栄喜曰く番組内で「スーパーギタリストの中のスーパーギタリスト」。
- SIAM SHADE時代はトム・アンダーソン(逆襲のシャムのパンフレットでも楽器解説をしている)、シェクター、ESP、PRS(PVのLOVEにて赤い10topのPRS Custom 24で登場、緑のPRS CE 22でもライブハウスツアーで使われた製のギターを使用していた。ちなみにG3参加時に使用していたのは赤のPRS。タバコサンバーストのCustom 24も所有。)。最近はディーンやゼマティスなども使用している。本人のサイトにて所有するギターを多数見ることが出来る。
- TOM ANDERSONに直接オーダーしたClassic(Bora Bora to Trans Blue Burst)は、KYOSUKE HIMURO TOUR 2007 IN THE MOODの「Claudia」「Say something」で初披露され、その後ソロライブTGE3(o-east)にてオープニング曲「ファンタジア」で使用した。
- 今までのキャリアで培ってきたノウハウを凝縮させたギターブランド、「G-Life Guitars」をプロデュース。「BlueLife」というモデルを2007年11月18日SIAM SHADE LIVE IN 武道館で初公開。
- 2009年はソロ活動5周年となり「TGE FORUM 2009-5Anniversary-」(2009.6.13atShibuyaO-East)と称した記念公演を行った。巨大なスクリーンやレーザービームなどの演出の中、有名ミュージシャンをバックに全18曲を演奏した。この模様は2009年11月19日発売のオンライン限定発売DVD(品番 SMDL-091119 )で見る事ができる。使用したギターは全てG-LifeでDSG Alder、DSG Ash、BlackLife、BlueLifeと曲ごとに合わせてギターを使い分けている。
- ドラムの淳士は、DAITAの事を「努力の天才」と評していることから、彼自身持って生まれた才能だけではなく、人一倍努力を惜しまない人物であったことが伺える。また、淳士はDAITA宅を訪れた際に「レコードショップが開店できそうだ」と驚嘆したくらい、様々なレコードが揃っていたらしい。
- アルバム「SIAM SHADE II」の中で、「痙攣アームビブラート」や「逆チョップ」なる独特のプレイを考案している。
- 「ギターの練習は毎日12時間くらいしていた」と音楽雑誌のインタビューで言っていた。「リズムマシンと友達になろう」というコンセプトで練習をしていたようで、様々なテンポに合わせてギターの練習を繰り返していたらしい。そこで養われたリズム感は抜群であり、「終わらない街」や「CUM WITH ME」など変拍子の曲の間奏でも、正確な速弾きをプレイしている。
人物
- 出身中学校は世田谷区立烏山中学校。
- 格闘技やバスケや野球をはじめ、様々なスポーツが好きであるために、熱い性格をしており、SIAM SHADE時代から「まだまだいけるよなー!!」といった観客をあおるようなMCが多かった。また中学、高校とバスケをやっていた名残で、ライブの時には腕にリストバンドをしている。ちなみに野球は大の巨人党。
- 自他共に認める大のアニメファン。SIAM SHADEの6thシングル『1/3の純情な感情』(フジテレビ系列放送アニメ、「るろうに剣心」エンディングテーマ)が発売されてバンドがブレイクした時にはそのマニアックぶりが当時の「岩男潤子と荘口彰久のスーパーアニメガヒットTOP10」でその事実がアニメラジオなどを通じて世間のアニメファンに知られる事になった。そのすごさにはリスナーも舌を巻くほどであった。
- 大のラムちゃん推し派で、娘にもラムと名付けようとして強く反対された。
- 椎名へきるが無名だったころからのSIAM SHADEのファンだったこともあり、1998年のアルバム等に楽曲提供やギター演奏などで参加していた。しかし、DAITAの演奏能力に椎名のヴォーカルがついていけず、椎名は「自分の無力さに涙した」と語っている。
- GLAYのギタリストHISASHIからは、「歳も同じく、デビュー時期も近い、アニメの趣味も合う」盟友と称されている[1]。
- 政治的思想については保守派であり、2014年の都知事選では保守派である田母神俊雄を強く推していた[2][3]。
ディスコグラフィー
オリジナルアルバム
- ユーフォニー - EUPHONY (2003年11月19日)
- ファンタジア - FANTASIA (2008年6月7日)
プロジェクトアルバム
- ダイレクト・コード - DIRECT CHORD (2003年9月19日)
- ダイレクト・モード - DIRECT MODE (2006年11月19日)
- ダイレクト・サード - DIRECT THIRD (2012年6月9日)
ライブアルバム
- THE GUITAR EMISSION:DAITA SECOND IMPACT (2005年10月11日)
- THE GUITAR EMISSION:D-ISM-15th Anniversary (2010年11月19日)
DVD
- THE GUITAR EMISSION:DAITA FIRST IMPACT (2004年9月)
- THE GUITAR EMISSION:DAITA SECOND IMPACT (2006年1月11日)
- THE GUITAR EMISSION:DAITA THIRD IMPACT (2009年1月11日)
- TGE FORUM 2009:5th Annversary (2009年11月19日)
- THE GUITAR EMISSION:D-ISM-15th Annversary (2010年11月19日)
サウンドトラック
- ヴォルケーノ・ハイ(『火山高』日本公開版BGM集) - VOLCANO HIGH (2002年12月4日)
オムニバスアルバム
- 祭囃子〜ゲームトリビュート (1998年5月21日)
- M-11「ストリートファイターII 〜オープニング」
- M-14「The Distorted World 〜Lead to spin off L〜」
- GUNDAM UNPLUGGED 〜アコギ de ガンダム A.C.2009〜 (2009年12月9日)
- M-13「風にひとりで(劇場版『機動戦士ガンダムII 哀 戦士編』挿入歌)」
関連項目
脚注
外部リンク
- .. DAITA ..本人の公式サイト
- テンプレート:Twitter
- ↑ GLAY公式携帯サイト『GLAY MOBILE』内「MEMBER'S MESSAGE」/2010年7月4日「Message from HISASHI」より。
- ↑ @De_sus_Rock 2014年2月7日 17:36
- ↑ @De_sus_Rock 2014年2月8日 20:48