養命酒製造

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テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox 養命酒製造株式会社(ようめいしゅせいぞう)は、東京都渋谷区に本社を置く、薬用酒「養命酒」の製造販売などを行う医薬品製造会社で、大正製薬ホールディングス株式会社(2011年10月に大正製薬株式会社の単独株式移転により設立された持株会社)の持分法適用会社である。

キャッチコピーは長年設けられなかったが、2010年4月の「ハーブの恵み」発売を機に「自然の力を心と体に」を設定。「ハーブの恵み」テレビCMのエンディングに表示されている。

沿革

  • 1923年 - 長野県上伊那郡に前身となる株式會社天龍舘を設立、塩沢家より養命酒の事業を継承。
  • 1925年 - 東京・渋谷に天龍舘東京支店を開設。
  • 1951年 - 長野県岡谷市に岡谷工場を開設。商号を養命酒製造株式会社に改称。
  • 1953年 - 京都府宇治市に関西支店を開設。関西支店はのち京都市を経て、1971年大阪市福島区に移転、大阪支店と改称。
  • 1955年 - 株式、東京証券取引所に上場。
  • 1956年 - 本店を東京都渋谷区(現所在地)に移転。
  • 1957年 - 福岡市に福岡営業所(のち支店)を開設。
  • 1958年 - 仙台市に仙台出張所(のち営業所)を開設。
  • 1961年 - 埼玉県入間郡鶴ヶ島村(現・鶴ヶ島市)に埼玉工場を開設。株式、名古屋証券取引所に上場。
  • 1962年 - 名古屋市に名古屋出張所(のち支店)を開設。
  • 1964年 - 岡谷市に技術研究所を開設。同研究所はのち長野県上伊那郡箕輪町に移転、中央研究所と改称。
  • 1972年 - 長野県駒ヶ根市に駒ヶ根工場を新設。これに伴い岡谷工場を廃止。
  • 1982年 - 「家醸本みりん」を発売。
  • 1989年 - 本店新社屋竣工。
  • 2002年 - ナチュラルミネラルウォーター「いさら」(現・養命水)を発売。
  • 2003年 - 仙台営業所を廃止。
  • 2004年 - 名古屋支店を廃止。
  • 2005年 - 大正製薬と業務提携発表。
  • 2006年 - 埼玉工場を廃止。埼玉工場は原料用ぶどう糖を製造する工場だった。
  • 2009年 - 「養命酒」の酒類としての販売(酒販店ルート)を2009年生産分をもって廃止し、医薬品薬局ドラッグストアルート)としての販売に一本化することを発表。大正製薬との共同開発による栄養ドリンク「Re:on」(リオン、現・ハーブプラス)を発売。
  • 2010年 - 酒類としての「養命酒」に代わるリキュール「ハーブの恵み」を発売。長野県諏訪市に健康生活提案型複合施設「くらすわ」を開業。
  • 2012年 - 大正製薬グループの組織再編による現物配当に伴い、筆頭株主が大正製薬から同社の親会社である大正製薬ホールディングスに変更。

事業所

  • 工場
    • 駒ヶ根工場(ショップ&カフェ「養命酒健康の森」併設)
  • 研究所
    • 中央研究所
  • 施設運営事業部
    • くらすわ(ショップ&レストラン)

主な商品

  • 薬用 養命酒【第2類医薬品】
  • ハーブの恵み - 13種類のハーブを配合したリキュール。2010年3月発売。CMソングには、秦基博元ちとせカバーによる『なごり雪』が使われている。
  • 家醸本みりん - 養命酒の原酒として使われている「みりん」。プロの料理人にも好まれている。
  • 養命水 - 養命酒の仕込み水として使われる中央アルプスからの湧き水を使用したナチュラルミネラルウォーター関東地方甲信越地方静岡県山口県福岡県熊本県の一部店舗のみの取扱だが、当社ショッピングサイト「養命酒本舗」からも購入可能である。また、大正製薬からも「養命水」と同仕様の「リビタ天然水」を全国発売している。
  • Re:on(リオン)→ハーブプラス【指定医薬部外品】 - 大正製薬との共同開発による栄養ドリンク。Re:on(リオン)時代に2009年9月より福岡県山口県佐賀県で先行発売した。また、10本単位ながら、当社ショッピングサイト「養命酒本舗」からも購入可能である。
  • 食べる前のうるる酢 - 飲みやすい醸造酢をベースに美容成分「AGハーブMIX」と食物繊維を配合したアセロラ×キウイ味の微炭酸飲料。2013年6月より関東地方のコンビニエンスストアで発売開始。よしもとクリエイティブエージェンシー所属の女性芸人によるユニット「すず」(後述)によるテレビCMが放送中。
  • 檸檬とハーブのお酒/林檎とハーブのお酒 - 「飲んでキレイになる」をコンセプトに商品化されたフルーツ果汁とハーブを使用したリキュール。2013年6月発売。
  • 各種健康食品の開発・製造販売

コマーシャル

  • 2006年3月までは俳優(藤田まこと等)や女優(本上まなみ等)などを起用したコマーシャル(CM)が流れていたが、4月1日午前0時を境に広告戦略を見直し、社員や研究所の職員を起用した企業CMや女優の原田美枝子を起用した未病(病気とまでは言えない病)について紹介するCMを流している(2006年4月2日~9月24日までの関西テレビ製作『発掘!あるある大事典Ⅱ』のヒッチハイクで企業CMが流れていた。)。
  • 2010年4月からは「ハーブの恵み」のテレビCMを中心に放映、これを機に設定されたキャッチフレーズ「自然の力を心と体に」がエンディングに放映されている。
  • 2013年6月より関東地区に於いて「食べる前のうるる酢」のテレビCMを放映開始。よしもとクリエイティブエージェンシー所属の女性芸人によるユニット「すず」(メンバーは後述)が出演し、CMソング「いいことあるかも」も歌う。また同CMでは飛龍マークとローマ字表記の「Yomeishu」を組み合わせたロゴマークも使用されている。

提供番組(単発)

CM出演者

外部リンク


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