西脇市駅
西脇市駅(にしわきしえき)は、兵庫県西脇市野村町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)加古川線の駅。
加古川駅が管理し、ジェイアール西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅となっている。テンプレート:要出典範囲みどりの窓口を併設する。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を持つ地上駅になっている。
多くの駅では駅舎側が1番のりばとなっているが、当駅では逆に駅舎の反対側から番号が振られている。テンプレート:要出典範囲。日中は加古川方面の列車が3番のりば、谷川方面の列車が1番のりばに発着しているため、同一平面上での乗り換えは基本的に行わない。
車庫がある厄神駅と同様、列車の夜間滞泊が行われる駅である。(ただし、終電の1本前の列車のみ厄神駅まで回送され、始発列車の次の列車(平日のみ)も厄神駅から回送されてくる。)
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | テンプレート:Color加古川線 | 下り | 谷川方面 | |
2 | テンプレート:Color加古川線 | 上り | 粟生・加古川方面 | 一部列車のみ |
3 | テンプレート:Color加古川線 | 上り | 粟生・加古川方面 | 通常はこのホームから |
ダイヤ
運行上の境界駅となっており、この駅から谷川方面は本数が少なくなる。また、当駅を越えて運転される列車も下り列車1本のみで、それ以外は当駅で乗り換えとなる。
日中時間帯の加古川方面は1時間あたり1本運行されており、始発は5時47分(土曜・休日は45分)、終電は21時45分で、到着は23時31分である。谷川方面は1日9本(土曜・休日は8本)であり、始発は平日で5時21分(土曜・休日は6時58分)、終電は20時51分で、到着は22時33分である。なお、以前は当駅と加古川駅を結ぶ快速列車が運転されていた時期もあったが、現在は当駅発着の列車は全て各駅停車となっている。
利用状況
1日平均の乗車人員は648人である(2010年度)。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
- 749人(2000年度)
- 757人(2001年度)
- 719人(2002年度)
- 694人(2003年度)
- 671人(2004年度)
- 655人(2005年度)
- 644人(2006年度)
- 641人(2007年度)
- 631人(2008年度)
- 627人(2009年度)
- 648人(2010年度)
駅周辺
駅前にはやや小さな駅前広場があり、タクシーの待ち合いが設けられている。当駅は市街の南外れに位置する。
- 西脇野村郵便局
- 兵庫県立西脇高等学校
- 兵庫県立西脇工業高等学校
- 西脇市立西脇南中学校
- 西脇市立重春小学校
- 加古川漁業会館
バス
- 神姫バス、神姫グリーンバス
- 当駅発着便を除き、一般路線バス(西脇急行線を含む)は駅には入らず、駅近くの県道上の野村バス停に停車する。
- しばざくら号、おりひめバス(西脇市コミュニティバス)
- のぎくバス(多可町コミュニティバス)
- 中国ハイウェイバス(西日本ジェイアールバス・神姫バス)
- 駅には入らず、駅近くの県道上の野村バス停に停車する。
歴史
1990年(平成2年)3月31日までは鍛冶屋線の起点であり、その当時は野村駅(のむらえき)を名乗っていた。西脇市街へは、当駅から鍛冶屋線で一駅進んだ西脇駅の方が近かったが、同路線の廃止に伴い当駅が代わって「西脇」を駅名に冠するようになった。
- 1913年(大正2年)10月22日 - 播州鉄道の滝停留場(現在の滝駅) - 西脇駅間に野村駅(のむらえき)として新設開業。一般駅。
- 1923年(大正12年)12月21日 - 路線譲渡により播丹鉄道の駅となる。
- 1924年(大正13年)12月27日 - 当駅から分岐する形で谷川駅まで路線を延長。
- 1943年(昭和18年)6月1日 - 播丹鉄道の国有化により、国有鉄道加古川線・鍛冶屋線の駅となる。
- 1962年(昭和37年)9月1日 - 貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)。
- 1973年(昭和48年)10月1日 - 荷物の取扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1990年(平成2年)
- 4月1日 - 鍛冶屋線廃止により加古川線単独駅となる。同時に西脇市駅に改称。
- 6月1日 - 加古川鉄道部発足により、その管轄となる。
- 2009年(平成21年)7月1日 - 加古川鉄道部解体に伴う組織変更により、ジェイアール西日本交通サービスによる業務委託駅となる。同時に神戸支社直轄へ変更され、加古川駅による被管理駅となる。
- 2013年(平成25年)9月16日 - 当駅の3番線に夜間停泊していた車両(103系2両編成)が、駅から南へ1.9キロメートル程無人の状態で逸走した。事故当時は台風18号の影響で強風が発生しており、何らかの理由で車輪止めが外れたのが原因とみられている。
その他
1980年代はじめにたのきんトリオ(田原俊彦・野村義男・近藤真彦)がブームになったとき、当時野村駅を名乗っていた当駅と北条線(現在の北条鉄道)田原駅の存在が話題になったことがあったテンプレート:要出典。
当駅の駅スタンプの他に、社町駅・滝野駅・滝駅・比延駅・日本へそ公園駅・黒田庄駅・本黒田駅・船町口駅・久下村駅の駅スタンプも当駅で管理されている。ただし、山と渓谷社発行の「スタンプで巡る鉄道の旅 JR西日本約550駅」には収録されていない。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color加古川線
かつて存在した路線
- 西日本旅客鉄道
- 鍛冶屋線
- 西脇市駅(当時は野村駅) - 西脇駅