薬院駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Mboxテンプレート:駅情報 薬院駅(やくいんえき)は、福岡県福岡市中央区白金一丁目にある西日本鉄道(西鉄)・福岡市地下鉄の駅。西鉄天神大牟田線と地下鉄七隈線、博多駅方面へのバス乗換え駅として機能するなど交通の結節点となっている。
目次
利用可能な鉄道路線
連絡定期券の取り扱い
西鉄天神大牟田線と地下鉄七隈線では連絡定期券を発売されており、両社の定期券を1枚として購入できる。当駅を乗換え駅とする経路のほか、天神〔西鉄福岡(天神)駅と地下鉄天神南駅〕を乗換え駅とする経路の連絡定期券も購入できる。通勤定期券だけでなく通学定期券についても同様の取扱いとなっている。
歴史
- 1927年6月1日 九州鉄道(現西鉄)薬院駅開業。1927年3月26日に開業した九州水力電気(後の福博電車)城南線に接続。
- 1968年 駅舎改築。
- 1995年3月25日 福岡~平尾間の高架化工事完成に伴い高架化、特急・急行・直行停車駅となる。
- 1996年3月 現駅舎完成。
- 2005年2月3日 地下鉄七隈線薬院駅開業。
駅構造
テンプレート:駅情報 |
西日本鉄道天神大牟田線
相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。営業電車は全停車する。
- のりば
1 | テンプレート:Color天神大牟田線 | 二日市・久留米・柳川・大牟田方面 |
2 | テンプレート:Color天神大牟田線 | 福岡(天神)行き |
福岡市地下鉄七隈線
テンプレート:駅情報 |
島式ホーム1面2線を有する地下駅。城南線の地下に位置する。エレベーターは七隈線の改札階から西鉄の改札階まで直通している。駅番号はN14。
駅のシンボルマークは空港線・箱崎線のシンボルマークをデザインした西島伊三雄が2001年に死去したため、それ以前に描かれていた原案を元に、息子で同じくグラフィックデザイナーの西島雅幸が完成させた。モチーフは「薬院」に因んだ乳鉢と乳棒。
- のりば
1 | テンプレート:Color七隈線 | 天神南行き |
2 | テンプレート:Color七隈線 | 六本松・福大前・橋本方面 |
利用状況
年度 | 西日本鉄道[3] | 福岡市交通局[4] | |
---|---|---|---|
一日平均 乗降人員 |
一日平均 乗車人員 |
一日平均 乗車人員 | |
1996年(平成テンプレート:08年) | 31,844 | 15,921 | 未開業 |
1997年(平成テンプレート:09年) | 31,973 | 15,910 | |
1998年(平成10年) | 31,907 | 15,847 | |
1999年(平成11年) | 31,926 | 15,836 | |
2000年(平成12年) | 31,452 | 15,685 | |
2001年(平成13年) | 30,847 | 15,834 | |
2002年(平成14年) | 30,332 | 15,142 | |
2003年(平成15年) | 31,145 | 15,585 | |
2004年(平成16年) | 31,364 | 15,644 | [注 1][5] 3,784 |
2005年(平成17年) | 33,277 | 16,608 | 4,883 |
2006年(平成18年) | 34,137 | 17,088 | 6,040 |
2007年(平成19年) | 34,770 | 17,429 | 6,661 |
2008年(平成20年) | 34,733 | 17,537 | 7,063 |
2009年(平成21年) | 34,645 | 17,482 | 6,770 |
2010年(平成22年) | 35,124 | 17,701 | 7,068 |
2011年(平成23年) | 35,657 | 17,959 | 7,427 |
2012年(平成24年) | 35,656 | 17,973 | 7,473 |
駅周辺
天神の南側に位置する。駅名の「薬院」は駅周辺にある地区名であるが、駅そのものは白金地区に位置しており、駅前の道路(城南線)を約50m西側に進んで橋を渡った先が薬院地区となる。 駅自体が西鉄薬院駅ビルとして、書店や喫茶店などが入居している。
周辺は大規模な店舗は少なく、事業所、事務所、大手企業の支店などが比較的多い。
- ホテル
- タカクラホテル福岡
- パーソナルホテルおおみや
- 福岡東映ホテル
- ホテルエルビー福岡
- 企業等
- 商店
- にしてつストア薬院店
隣の駅
- 西日本鉄道
- テンプレート:Color天神大牟田線
- テンプレート:Color特急
- テンプレート:Color急行
- 西鉄福岡(天神)駅 - 薬院駅 - 大橋駅
- テンプレート:Color普通
- 西鉄福岡(天神)駅 - 薬院駅 - 西鉄平尾駅
- 福岡市地下鉄
- テンプレート:Color七隈線
その他
- 当駅と平尾駅の間は、直上高架化で対応したが、当駅と西鉄福岡(天神)駅の間は、西鉄イン天神や天神バスセンター及びソラリアターミナルビル駐車場に繋がるスロープ部分が旧地平時代の線路跡である。
- 西鉄福岡市内線廃止前は城南線と平面交差しており、デッドセクションがあった。この平面交差部分が、タモリを鉄道ファンの道へと引き込んだ契機(「線路に興味を持つきっかけ」)であったと、本人がタモリ倶楽部内で告白している。なお、最寄り電停は城東橋電停。
- 西鉄天神大牟田線の上り線は、次の駅が終点でしかも距離が800mしか離れていないためか、乗車のために利用する人はあまり多くはない。上りホームには、電光掲示板は設置されていない。
- 西鉄天神大牟田線の全列車が停車するようになったのは1995年のダイヤ改正時からであるが、これは、福岡(天神)駅の工事がきっかけで、混雑を緩和し乗客を分散させる狙いがあった(ただし、それ以前にも朝の上り列車は全停車していた)。天神の重心が南下した影響も加わり、工事が終わった今も従前同様に乗客を分散し、且つ地下鉄七隈線や博多駅方面行きバス利用客への利便を図るためテンプレート:要出典、引き続き全列車が停まる。
脚注
- 注釈
- 出典
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 鉄道事業|企業・グループ情報《西鉄について》 平成24年度 駅別乗降人員
- ↑ 福岡市交通局 運輸実績 1日平均駅別乗車人員
- ↑ 福岡市統計書 (運輸・通信) 私鉄各駅乗降人員
- ↑ テンプレート:PDFlink - 福岡市交通局 p.7
- ↑ 福岡市統計書 (運輸・通信) 市営地下鉄各駅乗降人員
- ↑ 6.0 6.1 2011年3月19日放送、潜入!リアルスコープにて「レベルファイブ」取材時に、「ジャパネットたかた福岡コールセンター」と西鉄駅前の“同一ビルに入居している”と放送。
引用エラー: 「注」という名前のグループの <ref>
タグがありますが、対応する <references group="注"/>
タグが見つからない、または閉じる </ref>
タグがありません