美々駅
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美々駅(びびえき)は、北海道千歳市美々にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線の駅。駅番号はH15。電報略号はヒヒ。一部の普通列車は当駅を通過する。
駅名の由来は、アイヌ語の「ペッ・ペッ(川・川<川が集まって流れているところ>)」から。改札は簡易Kitaca改札機のみで、車掌が改札を行う。Kitaca利用者は提示だけでなく利用履歴を確認する場合がある。付近には商店や民家もなく、切符やKitacaカードの販売は行われていない。
歴史
- 1926年(大正15年)8月21日 - 北海道鉄道(2代)札幌線の駅として開業。旅客・荷物を取扱い。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 戦時買収により北海道鉄道が国有化。国有鉄道千歳線の駅となる
- 1974年(昭和49年)10月1日 - 荷物取扱い廃止。
- 1980年(昭和55年)3月末 - 跨線橋設置。
- 1984年(昭和59年)3月31日 - 無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- ? - 駅舎改築。
- 2008年(平成20年)10月25日 - ICカードKitaca使用開始。
駅構造
2面3線ホームを持つ。駅舎側から3番線、2番線、1番線の順。無人駅。簡易Kitaca改札機設置。
1 | ■千歳線(上り本線) | 苫小牧方面 |
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2 | ■千歳線(上下待避線) | |
3 | ■千歳線(下り本線) | 南千歳・千歳・札幌・手稲・小樽方面 |
駅周辺
- 国道36号
- 美々貝塚
- 千歳市環境センター
隣の駅
利用状況
1日あたりの平均乗降者数は4人(JR全駅全線 弘済出版社2006年度版より)
その他
新千歳空港駅と同じ千歳市美々に位置し、両駅間の直線距離は3kmにも満たない。しかし、空港ターミナルビルからは滑走路を挟んで反対側に位置するため、当駅で降車しても空港まではかなりの距離がある(→空港連絡鉄道#地図上で近い駅)。