生山駅
生山駅(しょうやまえき)は、鳥取県日野郡日南町生山字後藤屋敷にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)伯備線の駅。
米子方面からの普通列車の一部がこの駅で折り返しとなるため、当駅から芸備線合流駅である備中神代駅にかけては、伯備線の中でも特に普通列車の本数が少ない区間となる。
特急「やくも」の一部列車が停車する。この駅に停車する「やくも」は根雨駅を通過する。
駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを持ち、行違いおよび待避設備を有する地上駅。米子駅が管理し、ジェイアール西日本米子メンテックが駅業務を受託する業務委託駅である。単式の1番のりば側に駅舎があり、島式の2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。
駅舎は開業当時からの物を長年使用していたが、駅周辺の整備に伴い、近年立て替えられた。現在の駅舎は地域間交流施設クローバと共同の建物を使用している。時間帯限定の営業ではあるが、みどりの窓口も設置されている。また、鉄道・バスの経路・時刻検索システム「バスネット」の端末も設置されている。便所は男女別の水洗式。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | テンプレート:Color伯備線 | 上り | 新見・岡山方面 | |
2 | テンプレート:Color伯備線 | 下り | 米子・出雲市方面 | |
3 | テンプレート:Color伯備線 | 下り | 米子・出雲市方面 | 待避・始発列車のみ |
上り | 新見・岡山方面 | 待避列車のみ |
上り本線は1番のりば、下り本線は2番のりば。3番のりばは両方向の入線・発車に対応した上下副本線である。ただし、2008年12月現在、当駅で待避する下り旅客列車の設定はないため、3番のりばから発車する下り旅客列車は当駅始発のみとなっている。この他、貨物列車が3番のりばで旅客列車を待避することがある。
利用状況
2008年度(平成20年度)の一日平均乗降人員は288人である[1]。
県道が島根県仁多郡奥出雲町の横田地区まで通じている。横田地区の最寄駅にはJR木次線出雲横田駅、八川駅、三井野原駅があるが、1日3往復の普通列車しかなく利便性に乏しい上に、所要時間も長い。そのため当駅を利用する横田地区の人が多く、特急やくもが2時間に1本の割合で停車する。
駅周辺
駅の北側を高速道路(地域高規格道路)である国道183号江府三次道路(生山道路)がオーバークロスしている。
- ステーションアベニューぷらら
- 生山郵便局
- 鳥取銀行
- 山陰合同銀行
- 国道183号江府三次道路(生山道路)
- 鳥取県道8号新見日南線
- 鳥取県道223号生山停車場線
- 日南町役場は当駅から離れているため、日南町営バスに乗り換えなければならない(かつては当駅近くにあったが、鳥取県西部地震により被災し、約3km西へ移転したため)。
バスのりば
バスのりばは駅前にある。
歴史
- 1923年(大正12年)11月28日 - 伯備北線が黒坂駅から延伸した際に、終着駅として開業。
- 1924年(大正13年)12月6日 - 伯備北線が当駅から上石見駅まで延伸、途中駅となる。
- 1928年(昭和3年)10月25日 - 伯備北線が伯備線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
隣の駅
※特急「やくも」(当駅には一部のみ停車)の隣の停車駅については、列車記事を参照のこと。
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color伯備線