海部駅
テンプレート:駅情報 海部駅(かいふえき)は、徳島県海部郡海陽町奥浦字一宇谷にある四国旅客鉄道(JR四国)と阿佐海岸鉄道の駅。駅番号は牟岐線がM28、阿佐東線がAK28である。「俺たちの旅 三十年目の運命」でロケに使われた。
利用可能な鉄道路線
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅。開業当初は単式ホーム1面1線の構造であったが、阿佐東線の開通時にホームが増設されている。高架駅であるにもかかわらず、高架上に渡線路(いわゆる構内踏切)が設置されており、2番線ホームへはこれを利用して移動する。
高架下の駅舎には、海陽町観光案内所がある。JR四国・阿佐海岸鉄道ともに簡易委託駅であり、海陽町観光案内所が両社の乗車券の販売を受託している。元厚生大臣の森下元晴が揮毫した「阿佐海岸鉄道開通記念之碑」が案内所の前、ホームへ上がる階段の付近に建てられている。
1 | テンプレート:Color牟岐線 | 牟岐・阿南・徳島方面 | |
テンプレート:Color阿佐東線 | 宍喰・甲浦方面 | (牟岐線からの直通列車) | |
2 | テンプレート:Color阿佐東線 | 宍喰・甲浦方面 | |
テンプレート:Color牟岐線 | 牟岐・阿南・徳島方面 | (阿佐東線からの直通列車) |
駅名標は1番ホームがJR四国様式、2番ホームが阿佐海岸鉄道様式となっている。
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駅周辺
駅周辺には主に個人経営の店舗が点在し、その東には神社や漁港がある(主に海陽町海部庁舎付近の道を使って移動する)。その神社では毎年11月3日(文化の日)に七五三祭りが例年行事として行われ、その年に来場した子供(もしくは親子連れ)のポラロイド写真が後日、ピア海部内にて数日間展示されている。
当駅北側の牟岐線上にある町内(まちうち)トンネルは、当初は山を貫いていたが、宅地開発などによって山が切り崩された結果、構造物のみのトンネルとなり[1]、赤瀬川原平の『超芸術トマソン』に「純粋トンネル」として紹介されたり、テレビ番組(「巨泉のこんなモノいらない!?」など)、「Rail Magazine」(ネコパブリッシング)連載の「トワイライトゾ~ン」等でも多数取り上げられ、一躍有名になった。
北隣の阿波海南駅とは海部川大橋をはさんで1.5kmと距離が短い。
- 国道55号
- 徳島県道197号鞆奥港線、徳島県道298号上皆津奥浦線、徳島県道299号四方原海部線
- 海陽町海部庁舎
- 海部郵便局
- 徳島銀行海部支店
- 四国銀行甲浦支店海部出張所(ATMのみ)
- 海部東保育園
- 海陽町立海部東小学校
- 海陽町立海部中学校
- 海部自動車学校
- ピア海部
- 徳島クボタ海部支店
接続するバス路線
歴史
- 1973年(昭和48年)10月1日 - 四国初の高架駅として[2]、日本国有鉄道海部駅開業(旅客扱いのみ)。当初は終着駅。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、四国旅客鉄道(JR四国)の駅となる。
- 1992年(平成4年)3月26日 - 阿佐海岸鉄道海部駅開業。
隣の駅
- 四国旅客鉄道
- テンプレート:Color牟岐線
- 阿波海南駅 (M27) - 海部駅 (M28)
- 阿佐海岸鉄道
- テンプレート:Color阿佐東線
- 海部駅 (AK28) - 宍喰駅 (AK29)
脚注
関連項目
外部リンク
- ↑ asahi.com(朝日新聞社)2008年11月29日付記事 「ぷらっと沿線紀行:その先は 潮騒の中 阿佐海岸鉄道」
- ↑ 徳島新聞1996年5月13日付 17面「駅を訪ねて」