島松駅
テンプレート:駅情報 島松駅(しままつえき)は、北海道恵庭市島松仲町1丁目1にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)千歳線の駅。かつては急行「ちとせ」が停車していた。JR北海道の駅番号はH08。電報略号はママ。
駅構造
1面2線の島式ホームと2面2線の単式ホームを有する地上駅。2つの単式ホーム(1・4番線)が島式ホーム(2・3番線)を挟む配線となっている。構内東側・駅舎に隣接する1番線が上り本線、3番線が下り本線となっており、優先的に列車が発着する。
直営駅であり、みどりの窓口(営業時間6時00分-0時30分)、自動改札機およびキヨスクが設置されている。
1 | ■千歳線(上り) | 千歳・新千歳空港・苫小牧方面 |
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2 | ■千歳線(上り) | 千歳・苫小牧方面 |
3・4 | ■千歳線(下り) | 札幌・手稲・小樽方面 |
- 島松駅恵み野方.JPG
恵み野方を望む(2007年7月28日)
- 島松駅北広島方.JPG
北広島方を望む(2007年7月28日)
- 島松駅改札.jpg
改札口(2004年10月)
駅名の由来
アイヌ語の「シュマ・オマ・プ」(石があるもの)より。日本語地名のように思われるが、意外にもアイヌ語地名である。
貨物取扱
現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっている。貨物列車の発着はなく、貨物設備や専用線も当駅には接続していない。
1997年3月ごろまでは、駅の西側にあった日本石油札幌油槽所の荷役設備へ続く専用線があり、石油の入荷が行われていた。そのため、本輪西駅と当駅の間に石油輸送貨物列車が運行されていた。また1970年代までは、陸上自衛隊島松駐屯地へ続く専用線も存在していた。この路線は駅の北西に向かって分岐後、大きなカーブを描き南へ進路を変え駐屯所へ向かう、逆U字形の線形となっていた。その廃線跡が道路となり残っている。
駅周辺
昔ながらの町並みがある。
- 恵庭市役所島松支所
- 千歳警察署島松駐在所
- 島松郵便局
- 札幌信用金庫島松支店
- 道央農業協同組合(JA道央)本所・恵庭支所
- 北海道恵庭北高等学校
- 陸上自衛隊島松駐屯地
- 北海道道46号江別恵庭線
- 島松ハイヤー事務所
- バス停:えにわコミュニティバス(ecoバス)「島松駅」
利用状況
2011年度の1日平均の乗車人員は1,954人である。
歴史
当初、北海道鉄道にこの駅を設置する予定は無かったのだが、付近住民が土地と金銭を寄付した上で嘆願し、駅が設置された。
- 1926年(大正15年)8月21日:北海道鉄道(2代)札幌線の駅として開業。一般駅。
- 1943年(昭和18年)8月1日:戦時買収により北海道鉄道が国有化。国有鉄道千歳線の駅となる。
- 1966年(昭和41年)
- 1980年(昭和55年)5月15日:専用線発着を除く車扱貨物の取扱いを廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR北海道・JR貨物の駅となる。
- 1994年(平成6年)7月:新千歳空港駅の開業に合わせ、4番線を新設。
- 1997年(平成9年)3月ごろ:貨物列車の運行が終了。
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカードKitaca使用開始。