小林七郎

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小林 七郎(こばやし しちろう、1932年8月30日 - )は、北海道常呂郡置戸村(現置戸町)出身のアニメーション美術監督小林プロダクション元代表取締役。神戸芸術工科大学客員教授。日本を代表する美術監督である。

経歴

武蔵野美術大学卒業後、小学校の美術教師を経て1964年東映動画入社、1968年に現代製作集団に移籍し小林プロダクションを設立。『ど根性ガエル』、『ガンバの冒険』、 『あしたのジョー2』、『ルパン三世 カリオストロの城』、『魔法の天使クリィミーマミ』、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』、『天使のたまご』、『少女革命ウテナ』など日本アニメーション史に残る数多く作品で美術監督を歴任。また指導者としても有能で男鹿和雄小倉宏昌石垣努水谷利春大野広司秋山健太郎など現在活躍する優秀な美術監督を育て上げた。1986年日本アニメ大賞美術部門最優秀賞、2009年に東京国際アニメフェア功労賞、2011年には長年の功績を称えられ、文化庁映画功労賞を受賞した。

手描きの背景制作に拘っていた小林プロダクションは年々人員を削減し、2011年2月28日[1]に解散。小林はアニメ業界の一線を離れ、個人作家として活動する道を歩む。

参加作品

著書

  • 『アニメーション美術 ー背景の基礎から応用までー』創芸社(1986年)
  • 『小林七郎画集 空気を描く美術』徳間書店(2002年)

受賞

外部リンク

脚注

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  1. 『WEBアニメスタイル』アニメ界この1年 ニュースで振り返る2011