グラバー号
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グラバー号(グラバーごう)は、長崎市(長崎新地ターミナル)と名古屋市(名鉄バスセンター)を結ぶ夜行高速バスである。長崎市から最も遠くまで行く高速バスである。
愛称名は、幕末に長崎市で活躍した商人グラバーと、彼の邸宅跡で長崎市の観光名所として知られるグラバー園に由来する。
沿革
- 1989年9月1日 - 運行開始。当初の名古屋側の運行会社は名古屋鉄道(現在の名鉄バス)。運行開始当時は日本最長の路線バスであった。
- 1999年3月1日 - 名古屋側の運行会社を名鉄の子会社、日本急行バス(のち名古屋観光日急、名鉄観光バス)に移管。
- 2008年9月22日 - 運行経路を東名阪自動車道・新名神高速道路経由に変更、ココウォーク茂里町(長崎市)での乗降扱いを開始。名神大垣と宝町での乗降扱いは前日限りで廃止。
- 2009年2月1日 - 名古屋側の運行会社を名鉄観光バスから名鉄バスに移管。
運行会社・使用車両
テンプレート:出典の明記 2社による共同運行が行われており、両社が隔日で交互に担当する。
運行経路・停車停留所
太字は客扱いを行う場所。長崎県内のみの利用不可。
- 長崎新地ターミナル - 大波止 - 長崎駅前南口 - (*)ココウォーク茂里町 - 大橋 - 昭和町 - (長崎バイパス) - 長崎多良見IC - (長崎自動車道) - 諫早インター - 大村インター - (長崎自動車道・九州自動車道・関門橋・中国自動車道・山陽自動車道・広島岩国道路・山陽自動車道・名神高速道路・新名神高速道路・東名阪自動車道・名古屋高速5号万場線・2号東山線) - 白川出入口 - 名鉄バスセンター
- (*)ココウォーク茂里町は、上りはみらい長崎ココウォーク内、下りは国道206号沿いのバス停に停車する。
- 全席指定制なので、あらかじめ乗車券を購入しなければならない。
- 往復運賃の設定あり(10日間通用)。
- 発車オ〜ライネットで予約が可能。ハイウェイバスドットコムや楽バスでは予約不可。
- 長崎ランタンフェスティバル開催期間中は往復運賃が通常期より割り引かれる。
- 上りの長崎新地ターミナル・ココウォーク茂里町ともに4番ホームより発車。
- 下りの名鉄バスセンターは3階7番乗り場より発車。
途中休憩など
テンプレート:出典の明記 あくまでも一例であり、時季や続行便との調整などで休憩場所が変更となることがある。
- 名神高速桂川PA - テンプレート:要出典範囲(名鉄バス便) (下り)
- 山陽道淡河PA - テンプレート:要出典範囲(長崎バス便)(下り)※上りは乗務員交代のみ
- 長崎道大村湾PA - テンプレート:要出典範囲・カーテン開放(下り)
- 山陽道小谷SA - 乗務員交代(車外には出られない)
- 九州道基山PA - テンプレート:要出典範囲(名鉄バス便)(上り)
- 九州道吉志PA - テンプレート:要出典範囲(長崎バス便)(上り)※下りは乗務員交代のみ
- 新名神高速土山SA- テンプレート:要出典範囲・カーテン開放(名鉄バス便) (上り)
- 東名阪道大山田PA- テンプレート:要出典範囲・カーテン開放(長崎バス便) (上り)
車内設備
- 3列独立シート ※続行便が2台以上出る場合、3号車以降は4列シートになることもある。
- 化粧室
- テレビ(BS放送・長崎バス便のみ)・ラジオ(長崎バス便のみ) ※音楽放送は廃止された。
- 毛布
- サービスコーナー(長崎バス便のみ)
- コーヒー・緑茶・おしぼり ※名鉄バス便は2011年6月限りで廃止し、代替として紙パックの緑茶を配布している(おしぼりは従来通り)。
- 冷蔵庫(紙パックジュース入り)
- 通路側カーテン
- プラズマクラスターイオン発生機(名鉄バス便のみ)
関連項目
- さくら (列車) - 2005年まで東京駅〜長崎駅を結んでいた寝台列車。長崎駅が終着となっていたほか、上下列車とも名古屋駅に停車していた。
外部リンク
- 長崎 - 名古屋(グラバー号) - 長崎自動車
- 高速バス > 長崎 - 名鉄バス