長崎ランタンフェスティバル
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長崎ランタンフェスティバル(ながさきランタンフェスティバル)は、毎年冬に長崎県長崎市で行われるイベント。
概要
長崎に住む華人が旧正月を祝う祭りを長崎新地中華街で行っていた春節祭という祭りが1994年より長崎市全体でのイベントとなり、中華街以外の場所にも中国提灯(ランタン)が飾られるようになった。
旧暦の1月1日を初日として約2週間、新地中華街を中心に1万数千個のランタンや点灯式のオブジェが飾られる。暦の関係で、年ごとに開催期間は前後に移動する(2014年は1月31日~2月14日)。
2013年には皇帝パレードに長崎市出身の金子昇が参加し、期間中に過去最高の101万人が来場した。
付随するイベント
- 春節礼祭(点灯式) - 大晦日深夜に行われる。
- 皇帝パレード - 期間中の土曜日。清朝をイメージした皇帝と皇后の御輿他約150名からなる一行が市内を回る。
- 媽祖行列 - 期間中の日曜日。航海安全の神である媽祖(まそ)の像を長崎港に入港した唐船より興福寺媽祖堂・唐人屋敷内天后堂に安置するための行列を再現。
- 胡弓演奏 - 期間中毎日。
- 中国雑技団公演 - 期間中毎日。
主な会場
長崎ムーンライトフェスティバル
2009年10月初頭に開催された非常に小規模な関連イベント。ランタンフェスティバル同様のコンセプトで新地中華街の中秋節を祝う行事として開催された[1]。ランタンフェスティバルのメイン会場となる湊公園に、過去に利用された干支のメインオブジェが飾られている。
脚注
外部リンク
- 長崎ランタンフェスティバル
- 長崎燈會物語
- a photoset on Flickr: Nagasaki Lantern Festival 2004、2006(写真。説明は英語)