オートウェーブ
株式会社オートウェーブは、1990年設立の自動車関連製品を取り扱うチェーンストア(カー用品店)の一つである。
概略
主として千葉県を中心とする関東地方で自動車関連製品の販売を中心としたチェーン店を展開し、また関連子会社(後述)を通して自動車関連部品の販売や車検・修理業務を行っている。なお、2002年から 2006年まで日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するジェフユナイテッド市原・千葉のユニフォームスポンサーであった。
なお、元会長の廣岡等が、オートバックスセブン常務の役職を捨て、オートウェーブを設立したのは1990年9月。その10年前からオートバックスセブン初代社長の住野利男に独立を申し出て、「まだ、早い」と慰留され続け、やっと許しを得たのが51歳の時である(※「企業家倶楽部1999年3月号」(特集 オートウェーブ会長 広岡等のすべて)より、一部引用)。
東京・晴海の東京国際見本市会場(通称 国際展示場)の建物をそのまま晴海店の店舗として利用していた時期もあったが、時限賃貸物件であったことや施設の老朽化などもあって現在は閉鎖されている。宮野木店と並ぶ旗艦店であった晴海店の閉鎖は当社への業績に少なからず影響を与え、さらに近年は自動車メーカーによる標準装備化や自動車ディーラーによるオプション装着の増加により、商品単価が比較的高く、取付工賃など高利益が見込めるカーナビゲーションの販売減や、他の格安店との競合によるカーアクセサリー商品など販売減も重なり、業績が悪化。店舗の閉鎖や人員削減などのリストラ策を行い、経営再建を目指している。</br>
2013年5月31日 主要金融機関との間で『債務返済期限1年間延長を骨子とする再金融支援合意』を締結し経営再建を継続している。[1]</br> 借入先:借入先主要金融機関全6行</br> 債務の種類:借入金</br> 債務の総額:4,773,121,400円</br>
沿革
- 1990年9月 - 株式会社オートウェーブ設立。
- 1994年2月 - 廣岡元会長等が中心となり株式会社ベルガレージ(資本金10百万円)設立。
- 1999年9月 - 株式会社ベルガレージを100%子会社とする。
- 2000年1月 - 株式会社シー・エス・シーを100%子会社とする。
- 2000年9月 - 店頭登録市場 (現JASDAQ)に株式を公開 。
- 2010年3月 - 100%子会社である株式会社シー・エフ・シーを吸収合併。
- 2010年4月 - 100%子会社である株式会社シーエムサウンド、株式会社ばるクルを吸収合併。
現在展開中の店舗
- 宮野木店
- 千種サービスセンター
- カーリペア館
- ラビット
- カーセブン宮野木店
- 富里店
- 富里インター店
- 浜野店
- 柏沼南店
- 車検くらぶ
- ラビット
- 上総君津店
- アウトレットショップ茂原市場
- オイルボーイ山王町店
- オイルボーイ成東店
- 美女木店
- 新山下店
- ニューポート店
- オイルボーイ原島店
- オイルボーイ青森中央店
閉鎖した店舗
- 晴海店(東京都中央区)
- 多摩境店(東京都町田市)
- 浦和国道122号店(さいたま市浦和区)
- 宇都宮店(栃木県宇都宮市)
- 小山店(栃木県小山市)
- トーキョーベイ・シェラトン店(ホテル内に出店)
- 野田店(千葉県野田市))
イメージキャラクター(過去)
- つるの剛士 - 同社社員の父親と共演
関連企業
- ベルガレージ(車検・修理)
- シー・マーク