ほんまもん

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テンプレート:基礎情報 テレビ番組 テンプレート:Sidebar with collapsible listsほんまもん』は、2001年度下半期(2001年10月1日 - 2002年3月30日)に放送された、NHK連続テレビ小説第65作目の作品である。

2001年11月にオープンした現在の局舎であるNHK大阪放送局施設NHK新大阪放送会館スタジオを最初に使用した作品でもある。

2001〜02年の平均視聴率は22.6%、最高視聴率は25.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[1]。全151回。

解説

タイトルの「ほんまもん」とは、関西弁で「ほんもの(本物)」という意味。

和歌山県東牟婁郡本宮町(現在の田辺市)を舞台に、熊野那智の山に抱かれて育った主人公・山中木葉(池脇千鶴)が、料理人の道を目指し奮闘する姿を描く。

次回作『さくら』以降はハイビジョン撮影に移行したため,連続テレビ小説シリーズ最後の非ハイビジョン撮影でもある。

あらすじ

高校時代、お転婆だった木葉は祖母・フジ(小林千登勢)が・山中一路(根津甚八)が料理したのほぐし身と茶粥を美味しそうに食べて幸せそうに息を引き取る姿を目の当たりにした。

この姿に、食が人を幸せにする力を知った木葉は料理人を目指し高校卒業大阪へ。そこで待っていたのは厳しい修行と挫折・困難・そして克服の日々だった。

そんな中、木葉は精進料理に出会い、そこで真の料理の心を学んでいく。

概要

  • 放送局:NHK総合NHK衛星第二
  • 放送日:2001年10月1日 - 2002年3月30日
  • 放送時間
    • 毎週月曜日 - 土曜日 07:30 - 07:45(NHK衛星第二)
    • 毎週月曜日 - 土曜日 08:15 - 08:30(NHK総合
    • 毎週月曜日 - 土曜日 12:45 - 13:00(NHK総合、再放送
    • 毎週土曜日 09:30 - 11:00(NHK衛星第二、1週間分一括再放送)
  • 放送回数:全151回
  • 視聴率:平均視聴率22.6%、初回視聴率23.1%、最高視聴率25.1%

総集編概要

ほんまもん 前半総集編 「料理人への道」

ほんまもん 総集編

  1. 「入門の巻」
  2. 「修行の巻」
  3. 「奮闘の巻」
  4. 「自立の巻」

スタッフ

作詞・歌 - 小林幸子(田中道代役を兼任)、作曲・編曲 - 千住明

撮影協力

キャスト

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  • 山中(松岡) 木葉(やまなか(まつおか) このは) - 池脇千鶴
和食・精進料理・和食の料理人見習い。
木葉の母。
木葉の父。元和食料理人。舌癌のため入院し、その後死去する。
  • 山中 定道(やまなか さだみち) - 佐藤慶
木葉の祖父で一路の父。林業を営む。
木葉の祖母で一路の母。病気のため床につき、一路が料理した鮎のほぐし身と茶粥を美味しそうに食べた後、幸せそうな感じで永眠する。
  • 田中 道代(たなか みちよ) - 小林幸子
木葉の叔母で一路の妹。
  • 桜井 泉恵尼(さくらい せんけいに) - 野際陽子(語り兼任)
精進料理の修行先の庵主。木葉の師。
  • 松岡 武司(まつおか たけし) - 海東健
木葉の夫。
武司の父で木葉の義父。
武司の母で木葉の義母。
黒門市場の八百屋の店主
蒸発したエミ子の夫。
黒門市場の魚屋の店主。
料亭の出資者。
  • 白鳥(小室) 聖子(しらとり(こむろ) せいこ) - 麻生祐未
木葉の同僚。最初の就職先の元先輩。
木葉の同僚の和食料理人。聖子の夫。
木葉の小学校時代の恩師。

※本作で夫婦役を演じた麻生祐未永澤俊矢は、このドラマをきっかけに、実際に2004年3月18日結婚した(2008年離婚)。

放送局

脚注

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外部リンク

テンプレート:前後番組 テンプレート:NHK朝の連続テレビ小説

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  1. ビデオリサーチ NHK朝の連続テレビ小説 過去の視聴率データ