ぷろだくしょんバオバブ

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テンプレート:統合文字 テンプレート:Infobox 株式会社ぷろだくしょんバオバブは、日本声優事務所。略称は「バオバブ」。

概要

歴史

1979年昭和54年)8月、青二プロダクションから所属声優16名、スタッフ6名が独立して設立。当時の主な独立メンバーは富田耕生を中心に、富山敬小原乃梨子神谷明井上和彦肝付兼太緒方賢一石丸博也千々松幸子など。

社名のバオバブとは、小説『星の王子さま』に登場するサバンナ地帯などに生える植物の名前で、清水マリが名付けた[1]

1984年3月1日、このバオバブとたてかべ和也が社長だった声優事務所のオフィス央が合併した[2][3](事実上、バオバブがオフィス央を吸収合併した形となった)。

その他

附属養成所にB・A・Oがあり、現在バオバブに所属して声優として活動している児玉明日美金元寿子などを輩出している。以前はバオバブ学園(現:ビジュアル・スペース俳優養成所)という付属養成所を有していた[4]

専用録音スタジオ、a Springスタジオを保有している。

所属声優が多数出演している作品でも協力としてクレジットされているケースは少ないが、『宇宙大帝ゴッドシグマ』や『ニャニがニャンだー ニャンダーかめん』ではぷろだくしょんバオバブの名前がクレジットされていた。

事務所公式ブログ『バオ通信』(かつては『デスクのつぶやき』だった)で、所属声優の写真やその様子を掲載し、情報発信を行っている。このブログではアニメを中心に活動している声優のみならず、洋画ナレーションで主に活躍する声優も紹介している。

2009年11月から携帯電話向け公式サイト『バオバブチャンネル』を開始した(現在は終了)。

バオバブシンガーズ

1979年に、当時のバオバブ所属声優による歌手ユニット「バオバブシンガーズ」を結成し、レコードを発売した。

作品

シングル

  • めざせモスクワ(1979年11月21日、ジンギスカンの同名曲の日本語カバー)
    • 歌詞は原曲の歌詞を全く無視し、モスクワオリンピックにちなんだオリジナルのものであり、一部は当時メンバーが声を演じていたアニメキャラに関連するものになっている。
    • CDでは、オムニバスCD『ディスコ歌謡コレクション・キング編 ディスコお富さん』および『ミュージックファイルシリーズ/MFコンピレーション 超空想オリンピック』に収録されている。
  • OH!サムライ(1980年、ジンギスカンの「サムライ」のカバー)

アルバム

その他

  • 王様の耳はファンタジー(1980年2月)
    • 劇団がらくた工房ミュージカル「王様の耳はファンタジー」サウンドトラック。バオバブシンガーズ名義の「王様の耳はファンタジー」「パラレルワールド」「前夜祭はあとのまつり」を収録。「王様の耳はファンタジー」は、CDでは『山本正之作品大全集』のディスク2に収録。

所属声優

男性

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や〜わ行

女性

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行

かつて所属していた声優

男性

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行

女性

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や〜わ行

配信ラジオ番組

ぷろだくしょんバオバブから独立した声優事務所

脚注

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関連項目

外部リンク

テンプレート:ぷろだくしょんバオバブ
  1. 野沢雅子『ボクは、声優。』オプトコミュニケーションズ、1995年、p.78。
  2. 「VOICE TOPICS」『アニメージュ1984年8月号、徳間書店、p.133。
  3. 「ANIME JOURNAL バオバブとオフィス央合併す!!」『アニメディア』1984年5月号、学習研究社、p.120。
  4. バオバブ学園は当初は劇団がらくた工房(現在の劇団すごろく)の附属養成所だった。また現在のビジュアル・スペースはB・A・O設立後にぷろだくしょんバオバブから独立し、直接的には無関係な養成所になっている。
  5. 『オリコン・チャートブック LP編 昭和45年 - 平成1年』オリジナル・コンフィデンス、1990年、237頁。ISBN 4871310256。
  6. 個人事務所である清水マリ事務所でも活動している。