黒松内駅
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テンプレート:駅情報 テンプレート:駅情報 黒松内駅(くろまつないえき)は、北海道寿都郡黒松内町字黒松内にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。かつては特急「北海」、急行「ニセコ」などが停車していた。駅番号はS30。電報略号はマツ。
歴史
- 1903年(明治36年)11月3日 - 北海道鉄道(初代)の駅として開業。一般駅。機関庫設置。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 鉄道国有法により買収され、官設鉄道の駅となる。
- 1913年(大正2年)6月2日 - 黒松内機関庫設置(北海道鉄道管理局の事務上制定)。
- 1920年(大正9年)10月24日 - 寿都鉄道線開業。
- 1932年(昭和7年)6月15日 - 黒松内機関庫が長万部機関庫黒松内分庫となる[3]。
- 1968年(昭和43年)8月14日 - 寿都鉄道線休止。
- 1972年(昭和47年)5月11日 - 寿都鉄道線廃止許可。
- 1979年(昭和54年)12月 - 駅舎改築。
- 1982年(昭和57年)3月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 2002年(平成14年)4月1日 - 黒松内駅長が廃止され、長万部駅長管理となる(駅員は長万部駅黒松内在勤として継続配置)。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 無人化[4]。
駅構造
- のりば
1 | ■函館本線 | 長万部方面 |
2 | ■函館本線 | 倶知安・小樽・札幌方面 |
3 | ■函館本線 | 臨時ホーム |
駅名の由来
アイヌ語の「クル・マッ・ナイ」(大和民族の女がいる沢)より。江戸時代、北海道に渡来していた和人・大和民族は大抵が男性で、女性は大変に珍しかった。それゆえの地名である。
駅周辺
脚注
隣の駅
関連項目
テンプレート:寿都鉄道- ↑ 昭和7年度 線路一覧略図 札幌鉄道局発行。
- ↑ 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス 1948年8月米軍撮影航空写真 USA-M1156-A-17等で土台が残されているのが確認できる。
- ↑ 『鉄道省年報. 昭和7年度』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ↑ 4.0 4.1 “黒松内駅 4月無人化 JR「計画通り」通告 町との話し合い平行線”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2007年2月23日)