香川大学
テンプレート:Infobox 香川大学(かがわだいがく、テンプレート:Lang-en)は、香川県高松市幸町1番1号に本部を置く日本の国立大学である。1949年に設置された。大学の略称は香大(かだい)。
概観
大学全体
現在、6学部7研究科(愛媛大学との2つの連合研究科を除く)を擁する香川県唯一の国立大学。経済学部と法学部は、かつて戦前四国唯一の官立高商として数多くの政財界人を輩出した旧制高松高商の流れをくむ。
学部生:5,696名、大学院生:843名(連合農学研究科を除く)、計6,539名(2012年5月1日現在) [1][2]。
教育理念・目標等
理念
- 世界水準の教育研究活動により、創造的で人間性豊かな専門職業人・研究者を養成し、地域社会をリードするとともに共生社会の実現に貢献する。
目標
- 教育の目標
- 豊かな人間性と高い倫理性の上に、幅広い基礎力と高度な専門知識に支えられた課題探求能力をそなえ、国際的に活動できる人材を育成する。
- 研究の目標
- 多様な価値観の融合から発想される創造的・革新的基礎研究の上に、特色ある研究を開花させ、社会の諸課題の解決に向けた応用的研究を展開する。
- 地域貢献の目標
- 「知」の源泉として、地域のニーズに応えるとともに、蓄積された研究成果をもとに文化、産業、医療、生涯学習等の振興に寄与する。
教育および研究
高等裁判所や財務局、経済産業局など四国4県を統括する国の主要な出先機関と上場企業の支店が集中する高松市の地の利を背景に、国立大学として四国唯一の法学部、経済学部、法科大学院、MBA大学院(ビジネススクール)を持つ。このためMBA(地域マネジメント研究科)には四国内の官公庁や企業の現役職員の受講生が多く、初代研究科長が日本放送協会(NHK)の経営委員・常勤監査委員を兼ねていたほか、歴代客員教授・講師陣には大蔵官僚時代に四国財務局長だった中山恭子元内閣総理大臣補佐官(拉致問題担当)をはじめ現職の県知事や地銀頭取、企業の重役、官公庁の幹部行政官、日銀支店長などが名を連ねている。
近年新設された工学部は国立大学としては最後発であるが、教授陣には企業出身の研究者が多く、産学協同色を鮮明に打ち出している。
希少糖の研究拠点
また、農学部の何森健名誉教授によって学内の敷地から発見された酵素により、希少糖の大量生産法イズモリングが確立されたことにより、四国経済産業局や香川県、地元企業と産学官連携による希少糖の研究拠点となっている。学内には日本唯数の希少糖研究センターや国際希少糖学会の本部事務局が置かれているほか、学外には産官学連携の希少糖生産技術研究所も稼働している。
学風および特色
戦前、隣接する岡山、徳島両県には社会科学系の高等教育機関がなかったため、伝統的に県外出身者の比率が高い。瀬戸大橋の開通後は対岸の岡山県出身者が増え、地元香川県出身者と拮抗している。新制大学の発足から半世紀以上経った現在では理系の学部が半数を占めるようになり、研究成果の地元への還元も進んでいる。なお、近年は工学部を除いて入学者の約4割が女子学生となっている。
学生と教職員間の交流を深め、大学の教育環境をより良くするために、学生を主体とした教職員参加による「香川大学フレンドリー・ナイトスポット」を定期的に開催している。
沿革
年表
教育学部の前身
- 1874年 名東県(1873年に旧阿波、讃岐を合併してできた県)、徳島の期成師範から旧讃岐国出身の在学生22名を全員移籍させて修業年限4ヶ月の成章師範学校を高松に設立。
- 1876年 香川県師範学校と改称(名東県から香川県が分離したため)、修業年限を1年に拡大。
- 1876年 愛媛県讃岐師範学校と改称。(香川県が愛媛県に合併されたため)
- 1877年 愛媛県、高松の讃岐師範を廃止し松山の愛媛県師範学校に統合、修業年限を官立師範なみの2年に拡大。
- 1889年 香川県、愛媛師範の香川県在学生52名を全員移籍させて香川県尋常師範学校を高松に新設。(1888年に香川県が愛媛県から分離したため)
- 1897年 香川県尋常師範学校を香川県師範学校と改称。
- 1908年 香川県師範、修業年限を二部編成とする。(小学校卒業生=一部;4年制、中等学校卒業生=二部;1年制)
- 1912年 香川県師範学校から女子部を分離し坂出に香川県女子師範学校が設置される。
- 1925年 香川県立実業補習学校教員養成所設立。
- 1931年 師範学校、中等学校卒業生の修業年限を2年に拡大する。
- 1935年 実業補習学校教員養成所が香川県立青年学校教員養成所と改称。
- 1943年 香川県師範学校と香川県女子師範学校が統合され県立から官立に移管。同時に、本科の修業年限が3年に拡大されて(国民学校卒業生は6年、旧制中等学校卒業生は3年)専門学校に昇格、官立香川師範学校となる。
- 1944年 香川県立青年学校教員養成所が専門学校に昇格、官立香川青年師範学校となる。
- 1945年 香川師範男子部、高松空襲により校舎のすべてを焼失。 綾歌郡山内村国民学校に移転。
- 1946年 香川師範男子部、坂出市の野田産業に移転。さらに、丸亀市の旧陸軍兵舎跡へ移転。
- 1948年 香川師範男子部、高松に復帰。
経済学部の前身
- 1923年 香川県、松平頼寿伯爵(旧高松藩主、貴族院議長)らの奔走により、県下初の高等教育機関として官立第十二高等商業学校の誘致に成功。官立高松高等商業学校と命名。(修業年限3年)
- 1924年 官立高松高等商業学校、現在の幸町キャンパスの地で開校。
- 1944年 戦時体制により、官立高松経済専門学校と改称。
- 1945年 高松空襲により校舎の大半を焼失。
- 1946年 高松から善通寺の旧陸軍兵舎に移転。
- 1948年 高松に復帰。法経学部としての新制大学移行を目指すが、他校と同じく経済学部として認可内定。
医学部の前身
香川大学
- 1949年 旧制の香川師範学校・香川青年師範学校を母体とする学芸学部と高松経済専門学校(戦前の高松高商)を母体とする経済学部の2学部で新制香川大学が発足。
- 1954年 学芸学部、女子師範以来の伝統を持つ坂出分校を廃止して高松に統合。
- 1955年 三木町の香川県立農科大学を国に移管し、農学部を設置。
- 1960年 勤労学生に教育機会を提供するため経済学部キャンパス内に香川大学商業短期大学部を併設。
- 1966年 学芸学部を教育学部に改称。
- 1981年 経済学部の経済法学コースを廃止して経済学部キャンパス内に法学部を新設。
- 1997年 経済学部の情報管理学科(開設~1990年までの学科名は「管理科学科」)を廃止して工学部を新設。
- 1998年 香川大学商業短期大学部を廃止して経済学部、法学部に夜間主コースを新設。
- 2003年 香川医科大学と統合(対等合併)。統合直前に一旦、それまでの香川大学を解散した上で、統合と同時に同名の香川大学を新たに開学。従って、厳密には統合前の香川大学と統合後の香川大学は別の大学である。
- 2004年 愛媛大学とともに法科大学院設立。
- 2004年 国立大学法人法により国立大学法人香川大学に移行。
- 2014年 香川大学大学院香川大学・愛媛大学連合法務研究科の学生募集停止を決定する。
基礎データ
所在地
- 幸町キャンパス(香川県高松市幸町1番1号)
- 林町キャンパス(香川県高松市林町字新町2217番地20)
- 三木町農学部キャンパス(香川県木田郡三木町大字池戸字長屋2393番地)
- 三木町医学部キャンパス(香川県木田郡三木町大字池戸字西浦谷1750番地1)
象徴
学章
- 学章は昭和に2回(新制大学開学時、法学部新設後)、平成に2回と過去4回制定されている。現在のものは旧帝都高速度交通営団(営団地下鉄、現:東京地下鉄=東京メトロ)の「Sマーク」によく似ている抽象的なデザインである。なお、普及をはかるため、学章を入れた地元銘菓の「瓦せんべい」や三谷精糖の「和三盆糖」が製品化されており、香大生協でお土産として売られている。
校歌
- 香川医科大学との統合後に新校歌が制定された。ただし、他の多くの国立大学と同様、校歌や学生歌は入学式や卒業式といった公式行事でしか使われず、学生寮や文化系、体育会系のクラブの一部では、旧制高松高商時代の逍遥歌のほうが歌い継がれている。
教育および研究
組織
学部
- 教育学部
- 学校教育教員養成課程
- 学校教育基礎コース
- 教育領域
- 心理領域
- 幼児教育コース
- 特別支援教育コース
- 教科教育コース
- 国語領域
- 社会領域
- 数学領域
- 理科領域
- 音楽領域
- 美術領域
- 保健体育領域
- 技術・情報領域
- 家庭領域
- 英語領域
- 注:コース・領域に分かれるのは2年次から
- 学校教育基礎コース
- 人間発達環境課程
- 発達臨床コース
- 人間環境教育コース
- 国際理解教育コース
- 注:コースに分かれるのは2年次から
- 学校教育教員養成課程
- 法学部
- 法学科
- 昼間コース
- 法律基礎コース
- 社会設計コース
- 注:コースに分かれるのは2年次から
- 夜間主コース
- 総合法政コース
- 昼間コース
- 法学科
- 経済学部
- 昼間コース
- 経済学科
- 経済理論コース
- 政策・制度コース
- 統計・情報コース
- 注:コースに分かれるのは2年次から
- 経営システム学科
- 企業・社会コース
- 組織・戦略コース
- 会計コース
- 注:コースに分かれるのは2年次から
- 地域社会システム学科
- 国際社会文化コース
- ツーリズムコース
- 注:コースに分かれるのは2年次から
- 経済学科
- 夜間主コース
- 総合経済コース
- 昼間コース
- 医学部
- 医学科
- 講座:基礎医学系(形態・機能医学講座、生体分子医学講座、病理病態・生体防御医学講座、人間社会環境医学講座、医学教育学講座)、臨床医学系(内科学講座、精神神経医学講座、小児科学講座、母子科学講座、外科学講座、眼科学講座、耳鼻咽喉科学講座、放射線医学講座、麻酔学講座、救急災害医学講座、歯科口腔外科学講座、先端医療・臨床検査医学講座)、寄付講座(薬物生体情報学講座、統合免疫システム学講座、感染症講座、神経難病講座、地域包括医療学講座、地域連携精神医学講座)
- 看護学科
- 講座:基礎看護学講座、臨床看護学講座、地域・精神看護学講座
- 医学科
- 工学部
- 安全システム建設工学科
- 自然環境マネジメント分野
- 建築・住環境デザイン分野
- 電子・情報工学科(旧・信頼性情報システム工学科)
- 情報環境コース
- 電子情報通信コース
- 注:コースに分かれるのは2年後期
- 知能機械システム工学科
- 人間支援ロボティクス分野
- バイオメディカルエンジニアリング分野
- 材料創造工学科
- 環境材料化学分野
- 機械材料科学分野
- 光・電子情報学分野
- 安全システム建設工学科
- 農学部
- 応用生物科学科
- 応用生命科学コース
- 生物生産科学コース
- 環境科学コース
- 生物資源機能化学コース
- 食品科学コース
- 注:コースに分かれるのは2年後期
- 応用生物科学科
大学院
以下、特記していない専攻は修士課程である。
- 教育学研究科(修士課程)
- 学校教育専攻
- 教育学分野
- 心理学分野
- 幼児教育分野
- 特別支援教育専攻
- 特別支援教育専修
- 特別支援教育コーディネーター専修
- 教科教育専攻
- 国語教育専修
- 社会科教育専修
- 数学教育専修
- 理科教育専修
- 音楽教育専修
- 美術教育専修
- 保健体育専修
- 技術教育専修
- 家政教育専修
- 英語教育専修
- 学校臨床心理専攻
- 臨床心理学コース
- 学校臨床実践学コース
- 学校教育専攻
- 法学研究科(修士課程)
- 法律学専攻
- 経済学研究科(修士課程)
- 経済学専攻
- 医学系研究科
- (4年制博士課程)
- 機能構築医学専攻
- 超微細構造学部門、神経構造学部門、神経機能再生学部門、組織化学部門、生殖・発育学部門、臓器制御・移植学部門、医用工学部門
- 分子情報制御医学専攻
- 分子細胞医学分野、生体情報学分野、病態制御医学分野、分子神経機能学分野、分子腫瘍学分野、分子病態学分野
- 社会環境病態医学専攻
- 環境医学分野、中毒・薬物代謝学分野、病態診断・管理学分野
- 機能構築医学専攻
- 看護学専攻(修士課程)
- 基礎看護学分野(基礎看護学領域、看護医科学領域)、臨床看護学分野(成人看護学領域、小児看護学領域、母性看護学領域、老年・精神看護学領域)、地域看護学分野(地域看護学領域、在宅看護学領域)
- (4年制博士課程)
- 工学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 安全システム建設工学専攻
- 信頼性情報システム工学専攻
- 知能機械システム工学専攻
- 材料創造工学専攻
- 農学研究科(修士課程)
- 生物資源生産学専攻
- 生物資源利用学専攻
- 希少糖科学専攻
- アジア・アフリカ環太平洋留学生特別コース
- 日本の食の安全留学生特別コース
- 地域マネジメント研究科(専門職学位課程、経営大学院)
- 地域マネジメント専攻
- 香川大学・愛媛大学連合法務研究科(別名「四国ロースクール」専門職学位課程、法科大学院)
- 法務専攻
- 連合農学研究科(博士課程)
- 生物資源生産学専攻
- 生物資源生産科学連合講座
- 植物生産学分野
- 施設生産学分野
- 動物生産学分野
- 農業経営学分野
- 海洋深層水科学連携講座(高知県海洋深層水研究所との連携講座)
- 生物資源生産科学連合講座
- 生物資源利用学専攻
- 生物資源利用科学連合講座
- 食糧科学分野
- 資源科学分野
- 生物資源利用科学連合講座
- 生物環境保全学専攻
- 生物環境保全科学連合講座
- 土地管理学分野
- 生産環境学分野
- 生物環境保全科学連合講座
- 生物資源生産学専攻
専攻科
- 特別支援教育特別専攻科(2008年3月31日に廃止)
附属機関
- 香川大学医学部附属病院
- 図書館
- 医学部分館
- 工学部分館
- 農学部分館
- 博物館
- 学内共同教育研究施設
- オフィス
- インターナショナルオフィス
- 留学生センター
- 国際研究支援センター
- 研究戦略室
- 保健管理センター
- 広報センター
- 教育学部附属教育実践総合センター
- 経済研究所
- 農学部附属農場
- 植物ゲノム・遺伝子源解析センター(農学部)
- 応用生命化学研究センター(農学部)
- 食品安全・機能解析研究センター(農学部)
- 農業資源・技術研究センター(農学部)
対外関係
他大学との関係
- 大学間協定
- ルイビル大学(アメリカ・ケンタッキー州)
- コロラド州立大学(アメリカ・コロラド州)
- カリフォルニア大学デービス校カリフォルニア大学理事会(アメリカ・カリフォルニア州)
- カリフォルニア大学フラトン校
- セントピーターズバーグ大学(アメリカ・フロリダ州)
- 韓国海洋大学校(韓国・釜山広域市)
- 大邱大学校(韓国・慶尚北道・慶山市)
- 南ソウル大学校(韓国・忠清南道・天安市)
- ハンバット大学校(韓国・大田広域市)
- 誠信女子大学(韓国・ソウル特別市)
- 上海大学(中国・上海市)
- 南京農業大学(中国・江蘇省・南京市)
- ハルビン工程大学(中国・黒竜江省・ハルビン市)
- 中国海洋大学(中国・山東省・青島市)
- 西北大学(中国・陝西省・西安市)
- 北京工業大学(中国・北京市)
- 電子科技大学(中国・四川省・成都市)
- 天津農学院(中国・天津市)
- 北京外国語大学(中国・北京市)
- 武漢理工大学(中国・湖北省・武漢市)
- 河南農業大学(中国・河南省・鄭州市)
- 長春理工大学(中国・吉林省・長春市)
- 浙江工商大学(中国・浙江省・杭州市)
- 天津理工大学(中国・天津市)
- 国立政治大学(台湾・台北市)
- 真理大学(台湾・台北県)
- 国立嘉義大学(台湾・嘉義県)
- メチョー大学(タイ)
- カセサート大学(タイ)
- チエンマイ大学(タイ)
- チュラーロンコーン大学(タイ)
- ブルネイ・ダルサラーム大学(ブルネイ・ブルネイ・ムアラ地区)[3]
- ガジャマダ大学(インドネシア)
- ディポネゴロ大学(インドネシア)
- バッタンバン大学(カンボジア)
- 王立農業大学(カンボジア)
- シェレバングラ農科大学(バングラデシュ)
- トリブバン大学(ネパール)
- ミュンヘン工科大学(ドイツ)
- ライン・マイン大学(ドイツ)
- ガイゼンハイム大学(ドイツ)
- サボア大学(フランス)
- フランシュ・コンテ大学(フランス)
- コンピエーネ技術大学(フランス)
- リモージュ大学(フランス)
- パリ電子電気工学技術高等学院(フランス)
- 高等機械大学院大学(フランス)
- カディス大学(スペイン)
- ムルシア大学(スペイン)
- アールト大学化学技術学部(フィンランド)
- 南ボヘミア大学(チェコ)
- パラナ州立ロンドリーナ大学(ブラジル)
- 部局間学術交流等協定校
- 法学部
- 上海社会科学院法学研究所(中国)
- 華東政治法律学院(中国)
- 経済学部
- ボン=ライン=ズィーク大学経済学部(ドイツ)
- 工学部
- ブリティッシュコロンビア大学応用科学科(カナダ)
- ボン=ライン=ズィーク大学(ドイツ)
- 国立高等精密機械大学院大学(フランス)
- トレド大学(アメリカ)
- ロバニエミ応用科学大学(フィンランド)
- 漢陽大学工学部第四群(韓国)
- ハルムスタッド大学情報科学部(スウェーデン)
- 北京師範大学化学学院(中国)
- 北京理工大学生命学院(中国)
- 農学部
- 大学院教育学研究科
- 江西師範大学国際教育学院(中国)
- 大学院法学研究科
- 上海社会科学院法学研究所(中国)
- 華東政治法律学院(中国)
- 大学院経済学研究科
- ボン=ライン=ズィーク大学経済学部(ドイツ)
- 大学院工学研究科
- ブリティッシュコロンビア大学応用科学科(カナダ)
- ボン=ライン=ズィーク大学(ドイツ)
- 国立高等精密機械大学院大学(フランス)
- トレド大学(アメリカ)
- ロバニエミ応用科学大学(フィンランド)
- 漢陽大学工学部第四群(韓国)
- ハルムスタッド大学情報科学部(スウェーデン)
- 北京師範大学化学学院(中国)
- 北京理工大学生命学院(中国)
- 大学院農学研究科
大学関係者と組織
大学関係者一覧
施設
キャンパス
テンプレート:座標一覧 大学本部と教育学部、経済学部、法学部は高松市中心部の幸町に、工学部は郊外の林町(香川インテリジェントパーク内)に、農学部、医学部はそれぞれ高松市外の三木町池戸(いけのべ)の旧単科大学時代からの敷地を引き継いでおり、キャンパスは4つに分散している。
幸町(さいわいまち)キャンパス
- 使用学部:教育学部、経済学部、法学部
- 使用研究科:教育学研究科、経済学研究科、地域マネジメント研究科、法学研究科、四国ロースクール
- 経済学部と法学部は官立高松高商の校地をそのまま、大学本部・教育学部は道を隔ててその北側に隣接していた旧県立香川師範と旧県立高松工芸の校地をあわせて使用している。前身校の起源が官立と公立で違うため、幸町キャンパスの盛り土には県庁から続く公道を堺として南北ではっきりとした高低差がある。なお、幸町の町名は香大のキャンパスだけに使われている。キャンパスから徒歩5分のところに香川県庁本館があるが、大学周辺は高松市屈指の高級住宅街として知られ、本学経済学部のOBである日本ハム創業者の旧宅、百十四銀行元頭取の私邸などが点在し、文教地区らしい閑静なたたずまいである。
- 交通アクセス:JR高松駅から幸町キャンパスまでは直線距離で1.4キロに満たない。岡山県から毎朝快速「マリンライナー」で通う「マリン通」が多いゆえんである。同じく市内繁華街からも自転車で10分ほどの距離にあるが、JRでは高松駅から高徳線で1駅目の昭和町駅が最寄り駅となる。(下車して東へ徒歩5分。)
- [[[:テンプレート:座標URL]]34_20_33_N_134_2_15_E_region:JP&title=%E9%A6%99%E5%B7%9D%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%B9%B8%E7%94%BA%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9 地図]
林町(はやしまち)キャンパス
- 使用学部:工学部
- 使用研究科:工学研究科
- 旧高松空港跡地に建設されたインテリジェントパークの西端に位置する。キャンパスは県立図書館、文書館、イベント場として著名な香川県産業交流センター(サンメッセ香川)等、県立の公共施設に隣接し、校舎もゆったりとした配置になっている。
- 交通アクセス:市内中心部への公共交通でのアクセスは悪いが、反面高松自動車道高松中央インターチェンジには近い。ことでんバス川島線レインボー経由便(行先No.65/64)乗車、「工学部前」下車。
- [[[:テンプレート:座標URL]]34_17_34_N_134_3_49_E_type:edu_region:JP-37&title=%E9%A6%99%E5%B7%9D%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%9E%97%E7%94%BA%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9 地図]
三木町農学部キャンパス
- 使用学部:農学部
- 使用研究科:農学研究科
- 交通アクセス:高松琴平電気鉄道長尾線農学部前駅下車。
- [[[:テンプレート:座標URL]]34_16_35_N_134_7_29_E_type:edu_region:JP-37&title=%E9%A6%99%E5%B7%9D%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E4%B8%89%E6%9C%A8%E7%94%BA%E8%BE%B2%E5%AD%A6%E9%83%A8%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9 地図]
三木町医学部キャンパス
- 使用学部:医学部
- 使用研究科:医学系研究科
- 交通アクセス:ことでんバス高松医療センター・大学病院線(行先No.75/74)「大学病院」下車。同路線は高松琴平電気鉄道長尾線高田駅が終点なので同駅からも利用できる。高速バスは「高速三木」(2007年2月26日供用開始)が最寄。高徳エクスプレスは乗降とも可能なので高松市内の停留所との間でも乗車できる。
- [[[:テンプレート:座標URL]]34_17_39_N_134_7_25_E_type:edu_region:JP-37&title=%E9%A6%99%E5%B7%9D%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E4%B8%89%E6%9C%A8%E7%94%BA%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E9%83%A8%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9 地図]
講堂
幸町キャンパスの経済・法学部構内には、「香川大学講堂」がある。 中・四国の国立総合大学9校では唯一のもので、学部生の入学式・卒業式は毎年ここで行われている。 (広島大学、愛媛大学など他の8大学にはこれに相当する施設がないため、入学式・卒業式は大学の体育館もしくは市内のスポーツ施設等の公共施設を臨時に借りて行われている。)
学生寮
それぞれ学生が自主的に運営する自治寮がある。
高松市内に男子学生寮(屋島寮)定員109名、2010年に新築された、幸町キャンパス内の女子学生寮(若草寮)定員70名がある。男子寮はもともと定員200名だったが、個室化した。また、これらとは別に、木田郡三木町に農学部学生のみを対象とした男子学生寮(光風寮)定員30名と、近年新築された留学生会館(屋島)がある。
附属学校
- 香川大学教育学部附属幼稚園高松園舎
- 香川大学教育学部附属幼稚園
- 香川大学教育学部附属高松小学校
- 香川大学教育学部附属坂出小学校
- 香川大学教育学部附属高松中学校
- 香川大学教育学部附属坂出中学校
- 香川大学教育学部附属特別支援学校(附属養護学校が2007年に校名変更)
エリア放送
県内初の地上一般放送局の免許を受けワンセグエリア放送を実施している。 [4]
免許人 | 識別信号 | 物理チャンネル | 周波数 | 空中線電力 | ERP | 業務区域 |
---|---|---|---|---|---|---|
国立大学法人香川大学 | JOXZ9AH-AREA | 35ch | 605.142857MHz | 760μW | 760μW | 香川大学工学部キャンパス構内 |
- 設置場所は、林町キャンパス危機管理研究センター
- 初回免許年月日 平成25年2月28日
- 免許年月日 平成25年4月1日
- 免許の有効期限 平成30年3月31日
脚注
関連項目
- e-Knowledgeコンソーシアム四国 - 四国内の8つの国公私大が連携し、情報通信技術を活用して四国の人材の育成を目指す。
公式サイト
- 香川大学
- 香川大学 医学部・医学系研究科 - 旧香川医科大学の「kms.ac.jp」をそのまま使用している。(kmsはKagawa Medical School)
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テンプレート:E-Knowledgeコンソーシアム四国