上川駅
上川駅(かみかわえき)は、北海道上川郡上川町中央町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅。駅番号はA43。電報略号はミワ。
大雪山国立公園の層雲峡温泉方面への玄関口であり、特急「オホーツク」や特別快速「きたみ」を含めたすべての列車が停車する。
歴史
- 1923年(大正12年)11月15日:国有鉄道の駅として開業。一般駅。
- 1947年(昭和22年):層雲峡森林鉄道開設。
- 1952年(昭和27年):層雲峡森林鉄道廃止。
- 1962年(昭和37年)8月31日:駅舎改築。
- 1968年(昭和43年)7月25日:補助コンテナ基地設置。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物・荷物取扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承。
- 1999年(平成11年)4月1日:駅レンタカー営業所営業開始[1]。
- 2008年(平成20年)11月:駅前周辺区画整理事業の一環で駅舎を改修。
- 2013年(平成25年)3月31日:駅レンタカー営業所営業終了[2]。
駅構造
2面3線の単式・島式複合ホームの地上駅である。跨線橋で連絡している。1番のりば(旭川方面のみ)と3番のりばは折り返しが可能。特急「オホーツク」、特別快速「きたみ」は駅舎に面した1番のりばを使用する。
社員配置駅。みどりの窓口(営業時間:8時00分 - 16時35分)設置。早朝と夕方以降は無人となるが、運転扱いの駅員は終日配置される。自動券売機(稼働時間は窓口営業時間と同じ)が設置されていたが、駅舎改装時に撤去されている。コインロッカーは設置されておらず、みどりの窓口で手荷物一時預かりを行う。
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待合室の様子
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ホームの様子
駅名の由来
鉄道開通と愛別村からの分村問題がほぼ同時であった大正10年頃、国鉄側は当初「石狩留辺志部」駅と計画していたとされるが、長すぎるのと既に留辺蘂駅があることから新名称を地元で検討した結果、石狩川の上流であることから上川村及び上川駅とする案が決定し、国鉄側もそれに従った。なお、アイヌ語の「ペニウングルコタン」(川上人の村)との関連性が挙げられる事があるが、あくまでこれは偶然の結果であるとしている[3]。
駅周辺
- 北海道道300号上川停車場線
- 上川町役場
- 旭川東警察署上川交番
- 上川郵便局
- 旭川信用金庫上川支店
- 上川中央農業協同組合(JA上川中央)上川支所
- 北海道上川高等学校
- 上川自然保護官事務所[4]
- 国道39号
- 旭川紋別自動車道上川層雲峡インターチェンジ
バス
道北バスが運行。駅前に位置する「森のテラス・ヌプリ」に上川営業所を設置。窓口と待合所を備え、案内や都市間バスの予約発券を受け付ける。層雲峡温泉方面や旭川駅方面へ運行するほか、共同運行会社を含めて北見市、紋別市、釧路市、帯広市方面への都市間バスを運行する。路線詳細はバス事業者記事を参照。
2013年4月1日より、名称を「上川森のテラス バスタッチ(上川駅前 森のテラスバスタッチ)」に変更するとともに、紋別市方面のみであった都市間バス乗り入れが遠軽町方面を除く各路線に増やされた[5]。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- テンプレート:Color石北本線
参考文献
脚注
関連項目
外部リンク
- 上川駅 - JR北海道旭川支社