流星人間ゾーン

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テンプレート:出典の明記 テンプレート:基礎情報 テレビ番組流星人間ゾーン』(りゅうせいにんげんゾーン)は、1973年(昭和48年)4月2日から同年9月24日まで日本テレビ系で毎週月曜日19:00 - 19:30に全26話が放送された、東宝映像制作の特撮テレビドラマ、およびそれに登場する架空のヒーロー。

ストーリー

平和な星ピースランド星は、ガロガバラン星人の侵略を受けて壊滅。ピースランド星人たちはファミリーごとに宇宙船パンドラカプセルに乗りこみ、安住の地を求めて流星人間となった。彼ら難民のうち、地球に辿り着いたある一家は、地球人「防人(さきもり)家」としての生活をスタートさせた。

しかし、地球を第二の征服目標と定めたガロガは宇宙要塞ステーションを建設し、恐獣ミサイルを地球に送り込む。地球を第二の故郷と思う防人一家は、「新地球人」としてまた流星人間ゾーンとして、ピースランドの二の舞を阻止すべく、敢然とガロガを迎え撃つのであった。

概要

第2次怪獣ブームがピークを迎えた時期に、東宝映像が初めてテレビ向けに製作した巨大ヒーロー番組[1]。元々はゴジラを主役としたテレビシリーズ企画に端を発した作品であり[2]、その流れからゴジラやキングギドラなどの「有名怪獣ゲスト」の登場が売りの一つであったテンプレート:Sfn。スタッフ面でも、本多猪四郎福田純の両監督はじめとする東宝特撮映画常連のスタッフが多く関わっている[1]。また、小栗康平がフリーの助監督として参加、後に21話、26話で監督デビューを果たした。

本編監督以外のスタッフの多くは、前年放映の『ウルトラマンA』に外注制作スタッフとして関わっており、怪獣(本作では「恐獣」)の声などの効果音は東宝作品のみならずウルトラシリーズからも流用されている。それもあってか3話以降劣勢時のゾーンファイターの声は、ウルトラマンAのそれ(納谷悟朗版)であり、飛行時の声も同じくAのもの(中曽根雅夫版)だった。また、1クール目のオープニング映像は光学合成の背景にメカ・登場人物がかぶさる、ウルトラシリーズタイプのつくりになっている。

本作では敵怪獣を「恐獣」の名で統一しており、キングギドラやガイガンも「恐獣(キングギドラは「宇宙超恐獣」、ガイガンは「未来恐獣」)」と呼ばれていた(味方であるゴジラは例外)。ゾーンファイターと恐獣の戦いには、ジャンケンや輪投げでの勝負、倒された恐獣の墓(天使の輪までついていた)が立つというコミカルな演出や、敵が油断した隙に目を引きちぎったり、無防備な敵に対して一方的に攻撃するなどの暴力的な表現も存在する。 主人公やレギュラーの防人一家は全員宇宙人であり怪獣のゴジラも善玉として登場することから、宇宙人や怪獣が善玉として登場する異色の作品だったといえる(準レギュラーの城タケルは地球人)。

最終回はシリーズに区切りをつけるような内容ではなく、ガロガとの決着も付かないまま終了した。

視聴率は初期数話は10%台をキープしていたが、後半から降下し、21話では6.6%を記録。

登場人物

防人一家とその協力者

防人 光(さきもり ひかる)/ ゾーンファイター
長男。二段変身で巨大化する。ゾボット使用時は「ランドスーピー」というコードネームを用いる。
普段は自動車メーカーにテストドライバーとして勤務している。責任感が強く、ケガを押して戦闘に参加することもあった。家族思いで明るい性格だが、ガロガにだけは激しい闘志を燃やす。「ゾーンファイト・パワー!」の掛け声で戦闘スタイル(等身大)に変身し、格闘能力とメーザーショットを武器に、ガロガと戦う。元に戻る際の掛け声は「ゾーン・バック!」。この掛け声は螢と明も使う。
防人 螢(さきもり ほたる)/ ゾーンエンジェル
長女。13話で16歳の誕生日を迎えており、普段は高校に通っている。活動的な性格の持ち主であり、単独で敵地に潜入するなど光にひけをとらない活躍をみせる。タケルとデートをするなど、好意を抱いている描写がある。サチオという幼馴染がおり、第4話で再会していたが…。
防人 明(さきもり あきら)/ ゾーンジュニア
次男。ゾーンファミリーの末っ子で、普段は小学校に通っている。ひとたびガロガによる事件が起これば兄たちとともに敵と戦う。活発で好奇心旺盛な性格ゆえ、危機に陥ることも少なくないが、逆にその行動が家族の危機を救ったこともあった。
防人 陽一郎(さきもり よういちろう)
ゾーンファミリーの大黒柱で、地球人としての仮の姿は「防人玩具研究所」の経営者。やさしくて面倒見がよく、時には最前線で恐獣やガロガと戦うこともある頼れる父親。家族からの信頼は厚いが、逆に家族に甘すぎるきらいがあり、それが原因で家族を危機に招くこともある。
防人 月子(さきもり つきこ)
陽一郎の妻。ガロガと戦う子供たちをいつも心配している。最前線に赴くことは滅多にないが、子供たちにやさしくアドバイスを送る縁の下の力持ち的な存在。
防人 雷太(さきもり らいた)
光たち3人の祖父にして陽一郎の父親。ゾーングレートという別名を持つ。変身能力は持っていないか失っているようだが、変身しなくてもさまざまな超能力が発揮できる。孫たちの危機の時には率先して手を貸し、事態の打開に努めていた。基地にあるレバーを操作することで任意の場所に雷雲を出現させる超能力「ボルトサンダー」(6話では「雷撃」と呼称)を使えるが、体力を急激に消耗するために多用はできない。
城タケル(じょう タケル )
アマチュアの天文家で城模型店の若い店主。以前ガロガの円盤を目撃して以来、その脅威を訴えてきたが誰も耳を貸さなかった。ガロガの起こした事件に巻き込まれた際に防人ファミリーと出会い、以降、ファミリーとともにガロガと戦うようになる。普通の地球人だが、雑兵のシルバーガロガ相手なら互角以上に戦う。
途中から防人ファミリーが超人であることを承知しているが、そのきっかけになったエピソードはなく、どこまで事情を(一家が異星人である事まで)承知しているかは不明。また、制作順と放映順の変更のために、ファイターの正体を承知した上での展開後に、正体を知らない前提の台詞があるなど、設定の混乱がある。
彼の店の奥の棚には『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』に登場するヘリオス7号のカプセル部分のミニチュアが並べてある。

ガロガバラン星人

通称ガロガ[3]。戦闘本能と征服欲に取り付かれており、全宇宙を征服すべく生物のいる星を次々と攻撃している(ピースランド星はその最初の犠牲)。ガロガロックと呼ばれる鞭にもなる長い触角と、ガロガエッジと呼ばれる腕のノコギリ状カッター、歯がむき出しになった醜悪な顔が特徴。恐獣と呼ばれる巨大生物を侵略兵器として使用するほか、自ら恐獣化することも可能。地球近辺の宙域に宇宙ステーションを築き、そこから恐獣ミサイルを発射して地球に送り込む。掟は冷酷で、任務に失敗したりミスを犯した者は、ガロガ憲法により即刻処刑される。ガロガバラン星の詳細や、首領の存在については明かされなかった。

ゴールドガロガ
地球侵略部隊の司令官。多くの部下を率いて侵略計画を進める。常にステッキを携帯している。
レッドガロガ
ガロガの幹部の一種で複数人の存在が認められる。14話では、その内の一体が恐獣デットラゴンに変身してゾーンファイターと戦った。
シルバーガロガ
ガロガの雑兵。3人一組で合体して恐獣になる。地球では水かきのついた人間に変身して暗躍する。人間に変身する、あるいは元の姿に戻る際は「ズビダラガロガ!」、恐獣化する際は「ズビダラスポリボリボガロガ!」の掛け声とともに変身する。頭の触角は、格闘時に伸縮可能で、鞭としても使うことができる。
ガロガ薬事局長(ホワイトガロガ)
14話に登場。ガロガ科学者の一人。地球の少年をガロガ少年攻撃隊に改造する特殊ガスを発明。
ホワイトガロガ
21話に登場。ゴールドガロガとは旧知である。宇宙生物を改造し恐獣ジュラーを誕生させた。
ガロガ科学技官(ホワイトガロガ)
22話に登場。ガロガ科学者の一人。恐獣スーパージキロを開発。
コバルトガロガ
26話に登場。劇中では「ガロガガンマーX」と呼ばれる5人が現れ、コバルト光線で健少年の視力を奪った。全員が合体することで恐獣グロデガウロスになる。

防衛軍

第4話でワルギルガーに対して出動したのが初登場。コンコルドに類似した三角翼の戦闘機と戦車隊から編成されている。

戦車のミニチュアは市販のプラモデルを転用したものらしく、61式戦車に混じってV号戦車パンターIV号突撃砲の姿もあった。

登場ヒーロー

ゾーンファイター(巨大化時)
身長62メートル、体重5万5千トン[1]
ゾーンファイター(等身大)が(回によっては防人光から直接)「ゾーン・ダブルファイト!!」のかけ声で二段変身した姿。外見上の変化は顔およびベルトのみで、それ以外の部分は等身大時と変わらない。主なエネルギー源は太陽光線を元にしたプロトンエネルギーであり、そのエネルギー残量はバックルの部分に出現したゾーンメーターに表示される。
通常時ではゾーンメーターは青であるが、エネルギーの残量にしたがって「青→黄→赤」と変化し、赤の点滅になると残りの行動時間が110秒になってしまう(場合によってはいきなり青から赤に変わることもあった)。ただし、ファイターのエネルギーは頭部の角飾りについているゾーンマーカーテンプレート:Refnestからいつでも補給することができ、エンジェルとジュニアがゾーンマーカーから発する光線で直接補給するか、スモーキーを使ってゾーンマーカー自体を交換する「ゾーンマーカーチェンジ」によってエネルギーを回復させていた。なお、甚大なダメージを受けた場合は、たとえマーカーが青でも強制的に等身大に戻される。
飛行能力も備え宇宙空間をも飛行可能で、多彩な武器・技を駆使してガロガの送り込む恐獣と戦った。ゴジラシリーズでは最強と言われたキングギドラを単独で撃退している。
テンプレート:要出典範囲
  • 流星ミサイルマイト
    一定のポーズを取り、「流星ミサイルマイト!」のかけ声とともに閃光を伴って両腕に装着される強力な必殺武器。高い威力を誇るプロトンミサイルを発射し、恐獣に致命傷を与える。片腕発射・両腕発射の2パターンがあり、飛行しながらの両腕発射も第25話で見せた。第1話から使用され、ほとんどの敵を葬った(使用されなかったのは18話のみ)。光線をフィルムに合成するのではなく、腕に仕込んだ花火を実際に発射しているのが特徴である。製作ナンバーの初期では発射時の効果音が異なったものになっている。発展技に、相手の肩を抱え腹部に直接ミサイルマイトを撃つ「流星零距離ミサイルマイト」、「流星ダブルアンチミサイルマイト」がある。
    流星プロトンビーム
    額のゾーンマーカーから発射する高威力の破壊光線。自らのプロトンエネルギーを収束して発射する光線で、ミサイルマイト以上の威力をもっているが、大量のエネルギーを消費するためにファイターのエネルギーが充分に残っている場合のみ使用できる。また、使用後は著しくエネルギーを消耗してしまう。主にとどめの一撃として使用される。初使用は第4話で、スパイラーに対して用いた。基本的には一定のアクションの後に光線が放たれるだけだが、15話では派手なオプチカル効果を用いた全身発光の描写もみられた。
    この能力はエンジェルとジュニアも持っており、第2話でデストロキングの片方の頚部を切断した。
    流星スライスショット(別称・流星スライスチョップ)
    手から発射する赤いくさび型のカッター光線。敵の首や武器を切り落とすのに使った。初使用は第3話の対ドロラ戦。
    流星風車(かざぐるま)
    空中で高速回転し、その回転力を利用して敵に強烈なフライングパンチを加える技。番組の中盤で特に多用された。
    流星ゾーンバリヤー
    両手で虹色の輪郭を描いて作り出す防護壁。第4話でワルギルガーの攻撃を防いだ。
    流星反射バリヤー
    流星ゾーンバリヤーよりカバーできる面積は狭いが、相手の放った光線をそのまま撥ね返すことが可能な強化バリヤー。ゾーンバリヤーと同じ方法で作り出されるが形状はより複雑な盾型である。第6話のキングギドラ戦で、敵の引力光線を跳ね返した。
    ゾーンバリヤー
    等身大時のファイターがゾーングレートの助言でとっさに出した技。体全体を赤いバリヤーで包み込む。
    流星ゾーンスライス
    ガンダーギラスの両腕を切断した。
    流星スライスショット(ワイド)
    横切りの大型赤色カッター光線。ゲルデラーの首を切断し倒した。
    流星ジェット
    第6話における金星での対決で使用した、背中からのジェット噴射。重力の違いで素早い動きのできないファイターがキングギドラに組み付くために使用した。
    流星フリーザー
    手の先から出す、冷凍ガス。浴びた敵は痙攣作用により細胞が死滅、自重を支え切れなくなり消滅する。対バラギドンで使用。
    流星ダブルアンチミサイルマイト
    第22話の対スーパージキロ戦で使用した、ミサイルマイトをカスタマイズした武器。スーパージキロの装備している「アンチミサイルマイト」に対抗すべく、雷太の「負けて勝つ」という発案で作られた。外見はミサイルマイトと大差ないが、敵の打ち返したミサイルマイトの弾丸を再び銃口から回収する機能を持ち、さらに強力な威力のプロトンミサイルを打ち返すことができる。
    流星隕石崩し
    2段ジャンプした後、逆さに急降下しながらの背後からのパンチ。対デストロキングで使用
    流星プロトンカット
    胸から同心円状の光線を出す。ドロラの張り巡らした四次元ネットをこの技で解除した。
    流星スタティックパワー
    倒木を腋の下でこすって静電気を起こし、ガロボーグの帯電の電源を破壊した。
    アストロダッシュ
    等身大時に使用する能力で、第3話で4次元空間から脱出する際に初使用。テレビのブラウン管越しの移動にも用いられた。ゾーンエンジェルとゾーンジュニアも使用できる。
    スカイジャンプ
    エンジェルとジュニアがスモーキーに乗り込む際に使う飛行能力。
ゾーンエンジェル
長女、蛍が変身した姿。
放送開始当初は、途中からゾーンエンジェルも巨大化する案があったらしく、胸の模様が異なり、ミサイルマイトを装備したデザイン画が残っているが、結局巨大化することはなかった。
ゾーンジュニア
次男、明が変身した姿。ガロガとの格闘時には、その小柄な体を活かして戦った。
ゴジラ
ゾーンファミリーに協力する正義の怪獣王。第4話で初登場。ゾーンファイターがピンチに陥った時に、エンジェルやジュニアがゾボットを使って呼び寄せる。格闘技に優れており、勝利するとドラミングを行なう。11話、15話、21話、25話にも登場。このゴジラの着ぐるみは『ゴジラ対メガロ』のもの。必殺技は「放射能熱線」。放射能熱線は初登場時には白煙を口から放出していたが、それ以降では従来の劇場版のゴジラと同様に背びれの発光と青い光線がオプチカルで描かれるようになった。

登場メカ

ゾーンファミリー

マイティーライナー
ゾーンファイターの愛車。普段は一般車に擬装している[4] が、「ゾーン・コンバート」で異次元空間を突破すると変形する。ライナービームなど攻撃技も多彩で無線機も装備している。ベース車両は日産・スカイライン・2ドアHTGC110型:通称ケンメリ)で前後のタイヤを各フェンダー内に格納し、さらに前後フェンダーの上部と車体後部から翼を展開して飛行形態に変形する。大気圏内はもちろん、宇宙空間も飛行可能。
スモーキー
主にゾーンエンジェルとジュニアが使用する偵察・攻撃用小型メカ。飛行速度はマッハ50。ファイターが戦闘でエネルギーを消耗した際、体力を回復させる「ゾーンマーカーチェンジ」を行なう。いざという時は殺獣光線でゾーンファイターを援護する[5]。普段は四次元の空間に隠してあるが、一度ガロガに盗まれたことがある。
  • 「’70年代特撮ヒーロー全集」では、名称を「スモーキ」と記載している[1]
パンドラカプセル
ピースランド星人がピースランド星から脱出する際に使用した大型宇宙船で、ファミリーごとに所有している。レーザー類の武器を装備している。ゾーンファミリーの所有する中で一番強力な兵器らしく、キングギドラに苦戦するゾーンファイターを援護するために投入を決意するが、その際、これを破損するとピースランド星に帰還して星を再興する希望が失われると、父母が葛藤する場面がある。
ゾボット
通信、伝言機能を持つ小型メカ。直立不動のロボットの形をしている。伝書鳩のように使われるほか、単に無線機としても使用可能。ゴジラへの救援要請時にも使用される。また、6話では巨大化中のファイターが、等身大のゾボットを指先でつまんで通信をするというコミカルなシーンがある。
メーサーショット
ファイター(等身大時)・エンジェル・ジュニアが携行する光線銃。シルバーガロガを蒸発させるほどの威力を持つ。両脇からはペンシルミサイルを発射する。第3話で初使用。名称は第5話で登場したが、第9話では陽一郎から「ペガサス」と呼ばれている。
  • 全怪獣怪人 上巻」では、名称を「メザー・ショット」と記載している[6]
メカルーム
防人家の居間の地下にある司令施設。伝言を携えたゾボットが帰還するのはこの部屋である。入り口は本棚で隠されており、ゾボット帰還時は居間の明かりが一斉に点滅しブザーが鳴る。ゾボットでの通信時のコードネームは「ミリファー」。
プロトンバリヤー
防人家の建物を覆っているバリヤー。ガロガが防人玩具研究所を攻撃できないのはこのバリヤーがあるためである。

ガロガバラン星人

ガロガ宇宙ステーションテンプレート:Refnest
地球侵略用に建造された、ガロガバラン星人の本拠地。恐獣ミサイルはここから地球に向けて発射される。ゴールドガロガはここから全ての作戦指揮を執る。
恐獣ミサイル
ガロガバラン星人が、他星を侵略する際に恐獣やシルバーガロガを入れて送り込むミサイル。二段式で、大気圏突入後は弾頭部が空中で爆発して恐獣が登場する(この際、恐獣はパラシュートをつけて降下する)か、地上で爆発してクレーターからシルバーガロガが這い上がってくる。また、地中に潜伏することも可能(第4話など)。キングギドラが送り込まれた際には宇宙空間で爆発した。
  • 第1話のエンディングナレーションによると既に10数個発射されており(オープニング映像に描写がある)何時残った恐獣が出現してもおかしくない状態であり、緊迫した捜索展開が期待されたが結局以降は普通の展開に終わった[7]
ガロガカー
ガロガバラン星人が工作や逃亡に用いる車。普段は黒塗りのトヨタ・クラウンS30前期型だが、カモフラージュを解くと派手なカラーリングをしておりボディー上に連装砲を装備している。
ガロガスペーサー
ガロガバラン星人の宇宙飛行艇。本星と宇宙ステーション間を航行するほか、実戦にも使われる。
惑星間ミサイル(名称不明)
オープニングに登場。ガロガバラン星人がピースランド星を攻撃した際に用いた赤いミサイルでガロガ本星から発射される。ピースランド星はこのミサイルの集中攻撃により爆発四散した。

キャスト

スタッフ

主題歌・挿入歌

  • 「流星人間ゾーン」[10]
    • 作詞:石狩あきら / 作・編曲:三沢郷 / 歌:子門真人少年少女合唱団みずうみ
    • CBSソニーから発売されたカバー音源を歌っている「布川富美雄」とは、子門真人の別名である。
    • オープニング映像の歌詞テロップでは流星人間を「りゅせいにんげん」と表記している。
  • 「流星ビクトリー」[10]
    • 作詞:石狩あきら / 作・編曲:三沢郷 / 歌:子門真人 / セリフ:子門真人、北原和美
  • 「ゾーン・ファイト・マーチ」
    • 作詞:石狩あきら / 作・編曲:三沢郷 / 歌:青山一也
    • 子門真人が歌った音源も存在する。
  • 「おれはガロガ」

放映リスト

放送日 話数 サブタイトル 脚本 監督 特殊技術 登場恐獣
1973年
4月2日
1 恐獣ミサイル 爆破せよ!

福田純

福田純

中野昭慶

  • 大砲恐獣レッドスパーク[11]
  • 磁力恐獣ジキロ[12]
4月9日 2 やっつけろ! デストロキング

福田純

福田純

中野昭慶

  • 地底恐獣デストロキング
4月16日 3 たたけ! ガロガの地底基地

武末勝

本多猪四郎

川北紘一

  • 四次元恐獣ドロラ
4月23日 4 来襲! ガロガ大軍団
― ゴジラ登場 ―

上原正三

本多猪四郎

川北紘一

  • 破壊恐獣ワルギルガー
  • レーザー恐獣スパイラー
4月30日 5 キングギドラをむかえ撃て!

島本十郎
石狩あきら

福田純

中野昭慶

5月7日 6 キングギドラの逆襲!
5月14日 7 ゾーンファミリー危機一髪!

胡桃哲

古澤憲吾

中野昭慶

  • 角恐獣ドラゴンキング
  • とげ恐獣ギルマラス
5月21日 8 倒せ! 恐怖のインベーダー

胡桃哲

菊池昭康

川北紘一

  • 赤色頭脳恐獣ゲルデラー
5月28日 9 追え! レッドスパイダーの秘密

島本十郎

古澤憲吾

中野昭慶

  • 蜘型恐獣スパイダウロス
  • 巨大猿恐獣ガロガゴリラ
6月4日 10 絶体絶命! ゾーン・ファイター

永井素夫

菊池昭康

川北紘一

  • エネルギー恐獣シャドラー
  • 奇形恐獣シップドロー
6月11日 11 間一髪 ゴジラの叫び!

服部一久

福田純

中野昭慶

6月18日 12 恐獣基地 地球へ侵入!

古俣則男

本多猪四郎

田淵吉男

6月25日 13 戦慄! 誕生日の恐怖

福田純

本多猪四郎

田淵吉男

  • 電子恐獣ガロボーグ
7月2日 14 猛り狂うぞ! ガロガ少年攻撃隊[13]

武末勝

菊池昭康

川北紘一

7月9日 15 沈没! ゴジラよ東京を救え[14]

小栗康平
古俣則男

古澤憲吾

川北紘一

  • 土食い恐獣ザンドラ
7月16日 16 恐怖の襲撃! ガロガロボット

竹内進

菊池昭康

川北紘一

  • ドリル恐獣モグランダ
7月23日 17 GO! ファイター緊急発進

胡桃哲

福田純

中野昭慶

  • 変身恐獣バルガラス
7月30日 18 指令『日本列島爆破せよ』

雨宮雄児

本多猪四郎

田淵吉男

  • 爆弾恐獣ガンダーギラス
8月6日 19 命令『Kスイ星で地球をこわせ』
8月13日 20 激闘! ファイターの歌が聞える

石森詩郎

蓑輪雅夫

中野昭慶

  • 双頭恐獣ゴラム
8月20日 21 無敵! ゴジラ大暴れ[15]

神沢信一

小栗康平

中野昭慶

8月27日 22 逆襲! スーパージキロを倒せ

武末勝

蓑輪雅夫

神沢信一

  • 超磁力恐獣スーパージキロ
9月3日 23 大恐獣バクゴンの秘密

武末勝

本多猪四郎

田淵吉男

  • 大恐獣バクゴン
9月10日 24 針吹き恐獣ニードラーを倒せ

雨宮雄児

本多猪四郎

田淵吉男

9月17日 25 凄絶! ゾーン・ゴジラ対恐獣連合軍

荒木芳久

古澤憲吾

川北紘一

  • 甲ちゅう恐獣カブトギラー
  • 磁力恐獣ジキロ
  • 蜘型恐獣スパイダウロス
  • ドリル恐獣モグランダ
  • 電子恐獣ガロボーグ
9月24日 26 粉砕! ガロガガンマーX作戦

胡桃哲

小栗康平

神沢信一

ネット局 

映像ソフト化 

  • 1995年以前に東宝ビデオから単巻VHSLDボックス「流星人間ゾーン パーフェクトファイル」が発売されている[16]
  • 2001年7月27日にタキ・コーポレーションから全話収録のDVD-BOXが発売[17]
  • 2002年11月22日 - 2003年1月24日に単巻のDVDが発売。全6巻で2巻ずつ同時発売。

漫画版

古城武司による漫画版が冒険王1973年4月号から10月号まで連載された[18]秋田書店サンデーコミックスより単行本も発売[18]

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 テンプレート:Harvnb
  2. 久保書店刊『ゴジラ怪獣超クイズ』(破李拳竜・著)より
  3. 劇中ではガロガ星人とも呼称。
  4. まれに擬装状態で天面センサーユニットを露出させている時もある。
  5. その他、第15話では地上のガロガの人間態ふたりを殺獣光線で倒している。
  6. テンプレート:Harvnb
  7. 第7話で発射した恐獣を全滅させられている事がガロガバラン星人達の口から語られている。
  8. 8.0 8.1 第19話のみノンクレジット。
  9. 第1話にもクレジットされているが、未出演。
  10. 10.0 10.1 番組オープニング主題歌中のクレジットでは、主題歌「流星ビクトリー」となっていた。番組開始とほぼ同時に発売されたEP版レコードでも、その後に発売されたレコード、CDでも、主題歌「流星人間ゾーン」 / 副主題歌「流星ビクトリー」となっている。 結果的にはオープニングでの曲名クレジットは誤植だが、オープニング主題歌の背景映像が差し替えられた後期以降も番組終了時まで改められないままになっていた。
  11. 劇中の字幕では「ガロガ恐獣」
  12. 劇中のテロップでは「マグネ恐獣」
  13. 今回よりメインタイトルの字体が変更されている。
  14. 予告では「沈没! 東京を救え」と読まれた。
  15. この回の視聴率は本作最高の6.6%だった。
  16. テンプレート:Cite book
  17. テンプレート:Cite journal
  18. 18.0 18.1 テンプレート:Harvnb

参考文献

関連項目

テンプレート:独自研究

  • ゴジラ
  • メガロマン:本作同様に東宝の制作。設定に類似点が見られる(故郷の星を滅ぼされて地球に亡命・集団で戦闘した後一人だけ巨大化)。
  • 恐竜戦隊コセイドン:本作と同様に「恐獣」と呼ばれる怪獣や怪人が登場するが、関係性は定かではない。
  • 超星艦隊セイザーX:東宝制作。本作同様に「恐獣」と呼ばれる巨大生物兵器が登場する。

テンプレート:前後番組

テンプレート:ゴジラ テンプレート:本多猪四郎監督作品 テンプレート:福田純監督作品

テンプレート:Asbox