福島民友
テンプレート:混同 テンプレート:基礎情報 新聞 福島民友(ふくしまみんゆう、題字は「福島民友」)は読売新聞子会社の福島県の地方新聞で、福島民友新聞社から発行されている。
概要
1895年(明治28年)5月20日に榊時敏によって創刊された「福島実業新聞」を母体とし、その後いくつかの紙名変更を経て、1899年(明治32年)11月25日付から現紙名となる。
福島民友新聞社は1882年(明治15年)に自由民権運動指導者河野広中が創刊したと主張[1]している。
1941年(昭和16年)1月1日に報道統制(一県一紙政策)により休刊に追い込まれたが、戦後1946年(昭和21年)2月20日に復刊[1]。復刊当初は河北新報社に印刷を委託していたが、1948年(昭和23年)に読売新聞社(現・読売新聞東京本社)の支援を仰ぐことで経営を安定させ、1949年(昭和24年)から自社印刷を再開した。
1982年(昭和57年)に製作工程を鉛の活字から電算写植に移行。
1998年(平成10年)に画像も含めた全製作工程を完全CTS化。
2004年(平成16年)からは、紙面製作は福島市の本社で行い、印刷は郡山市という体制に移行している。郡山市の工場では読売新聞とスポーツ報知の福島県・山形県に発行する分も印刷されている。
2009年(平成21年)5月20日、かねてから資本面で関係のある読売新聞と記事を相互に提供する編集協力を締結した。福島県では発行されていない読売新聞の夕刊や読売朝刊の首都圏の各地方版に掲載された記事を福島民友に掲載し、読売新聞福島県版では福島民友から福島県内のニュースダイジェストを掲載するというもので、同年6月1日付から開始した。
福島中央テレビと資本面で関係が深いため、同新聞のテレビ番組面では注目の番組に黄色バックでアクセントを表すようにしている。
毎年春の中央競馬の福島競馬場開催の際には『福島民友カップ』というオープン特別競走が組まれており、社杯を出している(2010年までは秋季に施行され、2012年と2013年は春季に施行されたが、2014年は再び秋季に施行される予定[2])。
また、一時期『民友新聞』と改題して宮城県でも発行していたことがある(宮城撤退後に、紙名を元の『福島民友』に戻した)。
1985年、2001年、2005年に医学記事賞を受賞。2004年には農業ジャーナリスト賞を受賞している。
創刊以後の沿革
- 1906年 英語記事のページを開設
- 1941年 当時の政府の指導で1県1紙とする原則から、一旦休刊する
- 1946年 河北新報社との印刷提携で復刊
- 1948年 読売新聞社と業務提携。
- 1949年 自社印刷工場開設
- 1981年 活字が鉛からコンピュータ使用に変更
- 1986年 福島市柳町の新社屋完成
- 1990年 「民友県民大賞」創設
- 1995年 「財団法人福島民友愛の事業団」設立
- 1997年 題字を縦から横に変更。カラー紙面導入
- 1998年 全制作工程をCTS化
- 1999年 Gコードテレビ番組表掲載開始。ホームページ開設
- 2000年 夕刊を3月31日付で休刊。4月から毎週木曜日に1週間のテレビ番組を掲載した別刷り「TOUCH」(タッチ)創刊
- 2001年 ホームページのiモードヴァージョン開設
- 2003年 新聞制作システムを更新
- 2004年 新聞印刷を福島市の自社工場から郡山市の新工場(民友は出資していない)へ切り替え
- 2005年 ハローキティ[3]CMキャラクターに起用
- 2009年 読売新聞と福島民友との間で、記事を相互に提供する編集協力を締結。
- 2011年 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で12日付朝刊は8ページで発行。12日昼には4ページの特別号外を発行。13、14日付朝刊は16ページで発行した[4]。また、相双支社に勤務していた24歳の男性記者が津波に呑まれ、4月2日に死亡が確認された[5]。
「燃えろ!キヨシ」
1983年8月から1985年1月にかけて西崎正により連載された漫画。福島県出身で当時プロ野球読売ジャイアンツの選手だった中畑清の幼少時代から巨人のスター選手になるまでを1ページの掲載。福島民友新聞社からコミックスも3巻発売されたが絶版。
支社・支局
- 本社 福島市柳町4-29
- 支社 東京都中央区、大阪市、仙台市、郡山市、いわき市平、会津若松市、白河市、南相馬市、伊達市、須賀川市、喜多方市、二本松市
- 支局 福島市柳町、川俣町、福島市飯坂町、本宮市、石川町、三春町、棚倉町、猪苗代町、会津坂下町、南会津町、相馬市、浪江町、富岡町、いわき市小名浜、いわき市中岡町
番組表
最終面
- フルサイズ
- 地上デジタルの統合が東日本大震災の影響で2012年3月31日まで延期になった為、各放送局ごとのカットには、デジタルのIDを大きく掲載するだけでなく、アナログ放送のチャンネルも掲載されていた。
- ハーフサイズ
中面
- ラジオ
- BSデジタル
- WOWOWライブ
- WOWOWシネマ
- 地上デジタル
- NHK EテレDE(サブチャンネル、ワンセグ独自)
ウイークリー情報「TOUCH」
毎日の番組表とは別に、1週間分の番組表や見ものなどが掲載されている。タブロイド判16ページ。毎週木曜日発行。
- NHKテレビ、NHK Eテレ、福島中央テレビ、福島放送、テレビユー福島、福島テレビ(フルサイズ)
- NHKBS1、NHKBSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BSTBS、BSジャパン、BSフジ、WOWOWプライム、スターチャンネル1、BSイレブン、TwellV、NHK EテレDE、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ(ハーフサイズ)
脚注
外部リンク
テンプレート:読売新聞グループ本社 テンプレート:日本の主な新聞
テンプレート:47NEWS- ↑ 1.0 1.1 MINYU-NET内、福島民友新聞社会社概要(2012年11月03日閲覧)
- ↑ 平成26年第3回福島競馬番組(PDFファイル) - 日本中央競馬会、2014年8月3日閲覧
- ↑ ハローキティは2013年10月から日刊スポーツ新聞西日本(愛知県以西の日刊スポーツ発行元)のイメージキャラクターも務めている。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 福島民友新聞の記者が遺体で発見 津波に巻き込まれた? J-CASTニュース 2011年4月3日付記事