国道230号

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ファイル:230kokudou.jpg
国道230号(札幌市南区川沿にて)
ファイル:Route230(1).jpg
同上(札幌市南区藤野にて)
ファイル:Route230(2).jpg
同上(札幌市南区小金湯にて)

国道230号(こくどう230ごう)は、北海道札幌市から同道久遠郡せたな町に至る一般国道である。

概要

起点から長万部町へは国道5号または国道36号国道37号より短距離で達し、札幌・函館間を結ぶ最短距離ルートを形成する[1]

2000年(平成12年)に発生した有珠山噴火によって虻田町[注釈 1]2カ所で国道が分断された。国道上に噴火口があり、徒歩でも国道部分を通過するのは不可能となった。地形図では、国道上に火山活動によって形成された池も記載されている。また、国道脇を通っていた町道泉公園線の跡地が遊歩道として整備されている。復旧工事は別ルートによって行われ、2007年に開通した。

路線データ

一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 2]に基づく起終点および経過地は次のとおり。政令上の終点は瀬棚郡北檜山町となっているが、合併に伴い、現在は久遠郡せたな町となっている。

歴史

年表

2000年有珠山噴火による代替区間

ファイル:Usu-westvol.jpg
国道付近から噴火(西口火口)が始まり著しい隆起のため道路が変形。一部は水没し池となった。

有珠山噴火によって虻田郡虻田町[注釈 1]洞爺湖温泉 - 同町泉の間が不通になったため、道路管理者である北海道開発局は、迂回ルートとして虻田郡洞爺村[注釈 1]香川 - 虻田郡豊浦町東雲町を結ぶ北海道道285号豊浦洞爺線北海道道97号豊浦京極線の該当区間をテンプレート:要出典範囲から国道230号に組み入れて対処したテンプレート:Sfnテンプレート:Sfn。これは新ルート開通までの応急的措置であり、2007年3月28日の新ルート開通後、4月2日に国道の指定は解除された。また、新ルートの交点から洞爺湖温泉街に至る区間は北海道道2号洞爺湖登別線に変更されている。その後不通となった個所は西山火口散策路として整備され、変形した道路や被害に遭った建物を見学できるようになった[8]

路線状況

通称

  • 石山通(札幌市内)
  • 洞爺国道
  • 美利河国道

バイパス

重複区間

  • 虻田郡喜茂別町相川(公園前交点)- 虻田郡喜茂別町尻別 : 国道276号
  • 虻田郡洞爺湖町清水 - 山越郡長万部町長万部(旭浜交点) : 国道37号
  • 山越郡長万部町長万部(旭浜交点)- 山越郡長万部町国縫 : 国道5号

道路施設

トンネル

  • 定山渓トンネル(1,124m)
  • 三豊トンネル(1,970m)
  • 青葉トンネル(1,719m)
  • 花石トンネル(667m)

道の駅

地理

ファイル:Kokudo230go2004-11-2.JPG
札幌市郊外の国道230号。左は旧国道(2004年11月)

通過する自治体

交差する道路

石狩振興局
後志総合振興局
胆振総合振興局
渡島総合振興局
檜山振興局

主な峠

脚注

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注釈

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出典

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参考文献

関連項目

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外部リンク

  • テンプレート:Cite web
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  • テンプレート:Wikisource-inline
  • 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)
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