オセロ (遊戯)
オセロ (Othello) とは、2人用のボードゲーム。交互に盤面へ石を打ち、相手の石を挟むと自分の石の色に変わる。最終的に石の多い側が勝者となる。単純なルールながらゲーム性は奥深いとされており、“A minute to learn, a lifetime to master”(覚えるのに1分、極めるのに一生)をキャッチフレーズとする。
世界的には「リバーシ (Reversi) 」としても知られている。#オセロとリバーシの節も参照。
目次
遊び方
基本的なルール
8×8=64の升目で構成された盤面を用いる。石は両面が白と黒になっており、黒のプレイヤーは黒い面で、白のプレイヤーは白い面で石を打つ。
まず中央の4升に白と黒の石をそれぞれ2個ずつ互い違いに置き、黒が先手となる。石を打つとき、縦・横・斜め方向に相手色の石を自色で挟み、挟まれた石を自色に返す。相手の石を返すことができない升に石を打つことはできない。打てる升がない場合はパスとなり、パスの回数に制限はない。返せる石がある場合、パスをすることは認められない。石が盤面の64の升目を全て埋め尽くした時点、あるいは打つ場所が両者ともなくなった時点でゲーム終了となる。
オセロでは横の座標をa~hの小文字のアルファベット[1]で、縦の座標を1~8の数字で表す[2]。h1からa8までの対角線をブラックライン、a1からh8までの対角線をホワイトラインと呼ぶ。
白番・黒番の決定方法
一般には、オセロにおいても囲碁と同じ感覚で下手が黒を持とうとするが、経験的に先後の有利不利が確認されている囲碁と異なり(囲碁では公式戦のデータを元に「コミ」を調節している)オセロの先後の有利不利ははっきりしていない。(黒の)初手において打てる升が、一見すると4ヶ所あるので4通りあるように見えるが、実際のところ対称性によりどこに打っても意味は同じである。つまり、既に決まっているところに石を打っているのと同じで、実質的に黒が後手になっている。(ゲームの展開の変化を先に選ぶことができるのは白の方である、ということ)このため白有利ともされるが、やはりはっきりしていない。
公式ルールにおける先手後手の決定はコイントスに近い方式で行われる。引き分けを認めない場合は、上段者(同段級位の場合は年長者)が石を1個握り、上面又は下面の色を下段者(同段級位の場合は年少者)が当てる。的中であれば的中させた者が、不的中の場合は石を握った者が白番・黒番を選ぶ権利、あるいは石の数が同数の場合に勝者となる権利のどちらかを選択する。引き分けを認める場合は、同様に上段者が石を握り、下段者が上面又は下面を選択して選択した面の色の手番を持つことになる。
ハンデのつけ方
ハンデをつける方法としては、囲碁の置き碁に近いものが用いられ、対局前に隅に黒石を置く方法で行われる。実力差に応じて以下のようなハンデのつけ方がある。ハンデ戦の場合は下手が黒を、上手が白を持つが、上手先手で対局を開始する。
- 引き分け勝ち―石の数が32個同数の場合は下手勝ちとする。
- 1子局―左上の隅に黒石を置いて対局を開始する。
- 2子局―左上と右下の隅に黒石を置いて対局を開始する。
- 3子局―左上と右下、右上の隅に黒石を置いて対局を開始する。
- 4子局―4ヶ所全ての隅に黒石を置いて対局を開始する。
形勢判断
オセロの形勢を判断するとき、石の数の多寡で考えられることも多いが、これは大きな誤解である。最終盤を別にすれば、むしろ石の数が少ない側が優勢であることが多い。形勢判断は石の数ではなく打てる場所の数でなされるものであり、打てる場所が多いほど優勢、少ないほど劣勢である。パスが続くような状況の場合は明らかな敗勢であることがほとんどである。
オセロとリバーシ
全世界的には「リバーシ (Reversi) 」として知られている。リバーシはオセロの起源である。その発祥は19世紀の英国である。諸説あるが、ウォーターマン(Lewis Waterman)とモレット(W. Mollett)が考案したとされる。オセロの命名者長谷川五郎にリバーシを紹介したのは長谷川五郎の父である英文学者長谷川四郎である。ちなみにハナヤマから発売されている「本格リバーシ」や「マグネチック キングリバーシ」等のパッケージの裏面には「1888年頃にイギリス人によって考案された」と記載されている。
19世紀のイギリスのリバーシは、チェスと同じ8×8の升目の盤と、表と裏のある円形の駒を使用する。オセロも8×8の升目の盤を使用する。 リバーシの盤は歴史的にチェス盤等で行われてきた。オセロも8×8=64個の升目で、麻雀マットと同じ濃緑色の盤面に黒い罫線というデザインが多い。リバーシで、日本語では「駒」「石」と呼ぶが、オセロでは「石」、「(石を)打つ」と呼ぶルールとしてある。また、オセロは最初に製作された牛乳瓶のサイズ(34.5mm)時からルール改定がなく、ルールではサイズを34.5mmと定めている。現在もオセロの公式試合ではこのサイズを用いる。 リバーシには駒のサイズの規定は特にない。一般に盤の升目サイズに収まる大きさの駒を用いる。
リバーシはイギリスの伝統的にチェスと同じ敵味方白黒の配色で、駒は片面黒、裏返すと白のデザインがずっと用いられている。ハナヤマのリバーシは、麻雀マットと同じ濃緑色の盤面に黒い罫線ではなく、淡緑色の盤面に白い罫線というデザインにしていることが多い。ただし駒は白黒である。なお、「本格リバーシ」や「マグネチック キングリバーシ」等のパッケージの裏面の記載によると、1975年頃までは盤面が碁盤と同じ色で、駒は白赤であったが、その後に緑色の盤面に白黒の駒に変更され、さらに1996年12月1日以降は、盤面が前出の淡緑色となり現在に至る。 初期配置は公式ルールではd4とe5に白石が置かれることが定められており、公式戦でもこの配置となっている。リバーシではこの限りでなく、ハナヤマのリバーシの説明書の記載によれば、初期配置としてd4とe5に黒駒が置かれている。
オセロの歴史
リバーシは明治期に日本にも輸入され、「源平碁」(碁石で行う)および「レヴァルシー」「裏がへし」という名前で広まった。源平碁は碁石ででき、ルールはすぐに覚えられるので、大流行し、今でもオセロを源平碁と呼ぶ高齢者は多い[3]。1907年(明治40年)の書物「世界遊戯法大全」にもReversiの和訳として「レヴァルシー」「裏がへし」の名前で紹介され、その中では「目下(もっか)歐米の遊戯界の流行物」と書かれている。
その後、1973年に日本の長谷川五郎が現在のオセロのパッケージを発表した後は、オセロとリバーシはまったく同一のゲームであると認識されている。最初に製作されたオセロの石のサイズ(34.5mm)は、当時の牛乳瓶の紙蓋とほぼ同じ大きさである。これは長谷川が商品化に向けてオセロを試作した際、牛乳瓶の紙蓋を用いて石を製作したためである。現在も公式ルールでオセロとはこの34.5mmサイズの石を用いたものだけをいう。名称の由来はシェイクスピアの戯曲「オセロ」で、ストーリーが黒人の将軍「オセロ」(=黒石)と白人の妻「デスデモーナ」(=白石)の関係がめまぐるしく変わる展開であることから取ったという。このネーミングは長谷川の父親で英文学者の長谷川四郎によるものである。長谷川四郎はイギリスに造詣がとても深く、イギリスの演劇や遊技文化研究でも第一人者であるとされる。長谷川五郎にリバーシを教えたのも、またオセロというネーミングも長谷川五郎によるものではなく、父の長谷川四郎によるものである[4]。シェイクスピアのオセロは敵・味方が頻繁に寝返る演劇である。
オセロは「#オセロとリバーシ」で述べたとおり、リバーシをベースにして生まれたゲームだが、長谷川が第二次世界大戦が終わって間もない1945年秋頃、旧制水戸中学校(現水戸一高)時代に牛乳瓶の紙蓋で作成したゲームである。白と黒の面を持つ牛乳瓶の紙蓋の石を使用し始めたのが長谷川五郎の牛乳瓶の紙蓋製試作第一号である。学校の10分間の休憩時間内に決着がつき、しかも覚えやすいリバーシのルールであることから、戦災で校舎が全焼して青空授業が行われていた同校の生徒の間に徐々に広がっていったという。その後間もなく、牛乳瓶の紙蓋を貼り合わせたものの片面をフェルトペンで黒く塗りつぶした石が作られ、前述したように、商品化の際の試作にも用いられた。その他、牛乳瓶の紙蓋と同じ大きさで作られた木製のオセロ石が用いられたこともあったという。長谷川は茨城大学経済学部政経科を卒業し、製薬会社でプロパーをしながらオセロを広めていたが、ある日長谷川自身が担当していたある病院の医局長から、「このゲームは社会復帰を目指す患者のリハビリに適し華がある」と太鼓判を押されたほどだ。この医局長の一言が、長谷川に製品化を決断させたきっかけとされている。 現在は長谷川のオセロは、製品として「オセロ(Othello)」という商標が登録され発売されている。日本では玩具メーカーのツクダが商標登録を行い1973年4月29日に発売した。もともとは当時におけるパンダブームに合わせ、「ランラン・カンカン」と名づけて売られる予定だったが、父親の長谷川四郎がシェイクスピアの学者だったこともあるため、「オセロ」と名称が変更され発売に至った。このツクダのオセロが、公式試合にも用いられていた「オフィシャルオセロ」であった。
発売とともに囲碁の入門用に使われる9路盤をイメージさせるほどの盤面で、囲碁や将棋やチェスなどよりも子どもも遊びやすいことから、玩具業界としては空前の大ヒット商品となった。石がマグネット式で石ズレ防止になり、かつ盤が折り畳み可能なもの(「マグネットオセロ」)や、盤に石ケースが内蔵されたもの(「ベストオセロ」、「ナイスオセロ」等)をはじめ、オセロの製品バリエーションはその後徐々に充実していった。後にオセロに関する権利は子会社のツクダオリジナルに移された。その後ツクダが経営不振に陥ったためツクダオリジナルは2003年3月にワクイコーポレーションに事業譲渡(同時期にツクダは倒産)しパルボックスとなり、2005年4月にパルボックスはメガハウスに一部事業譲渡し、翌5月に同社の第4事業部となっている。2004年7月に「オセロ極(オセロきわめ)」が発売されている(2013年3月に「大回転オセロ」に商品名を変更)。これはオセロ盤の各升の内部に石が打たれていない状態・黒石が打たれた状態・白石が打たれた状態の3つの状態を持った回転体が内蔵されており、石を紛失することがなく、石の反転もスムーズにできるといった利点がある。「オセロ極」→「大回転オセロ」では視覚障害者でも遊べるように、黒石には波紋状の模様が彫られており、目が見えなくても手で石の色を区別できる工夫がされている。翌2005年2月にこれを小型化し、持ち運びに便利にした「オセロ極Jr.(ジュニア)」も発売された(こちらも2013年4月に「大回転オセロミニ」に商品名を変更)。
商標と放送
商品名や商標の放送基準が厳しいNHKでは、「白と黒の石を取り合うゲーム」と表現されることもある。 平成以降のアニメなどではテレビ放送でカット[5]され、DVDで「オセロ」のセリフを収録することがテンプレート:要検証範囲[6]。また、ゲームソフトなどで商標の使用を避けるために、あえて「リバーシ」などと称するケースも見られる。
競技人口
オセロの競技人口は、『レジャー白書』(公益財団法人日本生産性本部余暇創研)によると2005年現在、トランプ・カルタ・花札・オセロ愛好者は合計で2390万人とされている[7]。 将棋(600万人:レジャー白書[8])や囲碁(220万人:レジャー白書[9])、チェス(レジャー白書では調査対象外。日本チェス協会のサイトで確認できる会員名簿では400人弱)などに比べると多いとしている。
また、オセロ盤を設置する老人ホームやデイサービスセンターが増え、競技人口に占める高齢者の割合が高くなっている[10]。
オセロを使った別のゲーム
挟みオセロ
まず、一番手前に一列に石を並べる。その際、黒が先手で、白が後手である。石は前後左右に自在に進め、将棋の飛車の駒のような動きになる。ただし、石を取れるのは、オセロのように、自分の石で相手の石を挟んだときだけである。一度に複数取れる場合と、一度に複数を挟んでも取れない場合の2つのルールがある。取った石は将棋の駒のように再び使える場合と、チェスの駒のように再び使えない場合の、ここでも2つのルールがある。また、挟んだときに、その場で自色になるというルールの場合もある。
類似のゲーム
オセロやリバーシと類似したゲームに「ニップ(Nip)」がある。リバーシを含む20種類のゲームのセット「ゲームスタジアム20(トゥエンティ)」、同じく11種類のゲームで持ち運び可能なセット「ゲームスタジアム11(イレブン)」等の中のひとつとしてハナヤマから発売されている。円形の盤とオセロやリバーシと同様の両面が白と黒の駒を使用する。基本的なルールはオセロやリバーシと変わらないが、隅が存在しないので全ての方向(縦、横、斜めに加えて円周も)の駒を返すことができる。そのため終盤でも展開が非常に読みにくい(「隅を押さえれば勝ち」のパターンは通用しない)。
交点の数はオセロやリバーシの升目より少ない52個である。初期配置はリバーシと同じくd4とe5に黒駒を置く。外周を円形にしているため、図のa3-b3やc1-c2などの交点が接近している場所は駒が置きにくいという欠点がある。
このニップは登場時期は不詳だが、「ニップゲーム」として太平洋戦争以前から存在していた(1933年実用新案登録187845号、考案者は松本彌助) 。当初は白黒ではなく白赤の駒で遊ばれており、また盤も円形ではなく、通常のオセロやリバーシの盤面の a1, b1, a2, g1, h1, h2, a7, a8, b8, g8, h7, h8 の升目を除いた八角形状の形のものが用いられていた。また、外周全体を一直線のように扱うルールはなく、8つの隅を持つ後述の「88オセロ」に近いものであったと考えられる。
かつてはハナヤマがニップ単品で販売していたが、1996年発売の持ち運び可能な11種類のゲームのセット「ゲーム11(イレブン)」(製造中止、「ゲームスタジアム11」の前身の一つ)から順次、前述したように他のゲームとのセット商品となり、単品販売がなくなった。ちなみにニップとは、英語で「挟む」を意味する。
また、近年登場したゲームの中には、オセロの盤面を8x8から10x10に拡大した「グランドオセロ」、そこから隅を切り落とし、八角形状にして8つの隅を持つ「88オセロ(エイティエイトオセロ)」、2x2の盤を動かして大逆転のスリルを楽しめる「~盤が動けばゲームも動く~ オセロ・革命」[11]、盤面を 6x6 に縮小して、早く決着がつくようにした「 6x6 ミニオセロ」[12]、白・黒・青・赤の4面体の石を用いて3~4人での対戦を可能にし、イベントカード使用で大逆転の要素がアップする「みんなでオセロ」などがある(「みんなでオセロ」のような3~4人対戦用のオセロは、かつて「ロリット」、「テンペスト」といった商標で販売されていたことがある)。グランドオセロはメガハウスからボードゲームとして発売されたが、現在は製造中止になっている。盤の上に別の盤をかぶせることによって、1つの盤でオセロ・グランドオセロ・88オセロの3種類が楽しめるようになっていた。2005年から毎年秋に埼玉県川越市でグランドオセロの大会が開催されている。また、88オセロの大会も、1996年から3年に1回東京などで開催されている。
他のバリエーションについての詳細は、「#関連文献・資料」の節中の「派生ゲーム」の項を参照。
コンピュータオセロ
オセロにはルール上偶然の要素はない。ゲーム理論では、オセロは将棋やチェス、囲碁、囲連星などと同じく二人零和有限確定完全情報ゲームに分類される。
オセロはルールが単純であるため、古くからプログラミングの教材として、あるいは実際の製品としてコンピュータ上で開発されてきた。1980年には、家庭用ゲーム機である Atari 2600用のオセロが発売されている。また、アスキーによりオセロプログラムを対局させる「マイクロオセロリーグ」が企画され、その模様は記事として掲載された。1986年には同社からオセロを題材とした思考ゲームのプログラミング解説書も出版された(森田ら(共著)『思考ゲームプログラミング』)。
当初はコンピュータの性能が低かったため人間は容易にコンピュータに勝つことができた。しかし徐々に、特に終盤でコンピュータに読み切られて圧倒されるようになった。現在では、最高性能のオセロプログラムには人間はまず勝つことができず、世界チャンピオンさえも敗れている。
歴史順としては、探索空間の狭い順に、チェッカー・オセロ・チェスにおいてコンピュータが人間のチャンピオンに勝利し、現在将棋が焦点となっている。チェッカーについては双方の最善手が解明されている。オセロの最善手は研究中であり、次で述べる。
オセロはまだ完全には計算されていないゲームのひとつである。オセロの盤を n×n に一般化した場合、ある与えられた盤の状態においてプレイヤーが必ず勝つことができるかを判定する問題はPSPACE完全であることが分かっている。盤の大きさが 4×4 あるいは 6×6 のケースは全て計算されており、例えば 6×6 のケースについて双方が最善の手順を取った場合、16対20で後手が必勝となることがその手順とともに解明されている[13]。しかし 8×8 の局面数に対しては、現時点では最善手順は発見されていない。
大会
全日本オセロ選手権大会(1973年~)や世界オセロ選手権大会(1977年~)など、幅広く大会が行われている。ちなみに2006年に行われた第30回世界オセロ選手権大会は、三十(みと)と、オセロの発祥地である水戸をかけて、同市で行われた[14]。
関連文献・資料
定石書・戦術書
- 丸岡秀範 『ぼくたちオセロエイジ』 (C・D企画: 大和学芸図書、1979/03)
- 日本オセロ連盟(編纂) 『図解 オセロ入門』 (虹有社、1983/01) ISBN 4770900058
- 谷田邦彦 『図解 早わかりオセロ ― これが必勝のコツだ!!』 (日東書院本社、1986/12) ISBN 4528004933
- 谷田邦彦 『絵でわかるオセロ入門』 (日東書院本社、1988/05) ISBN 4528008440
- 井上博 『逆転の発見 ― オセロの定石と必勝戦術 (改訂新版)』 (ネコ・パブリッシング、1992/12) ISBN 4873660882
- 長谷川五郎 『オセロ大観〈1〉』 (近代文芸社、1995/09) ISBN 477334718X
- 長谷川五郎 『オセロ大観〈2〉』 (近代文芸社、1995/09) ISBN 4773347198
- 長谷川五郎 『オセロの勝ち方 [改訂新版]』 (河出書房新社、2006/07) ISBN 4309269087
- 長谷川五郎 『オセロ教室』(近代文藝社、2008/8) ISBN 4773375825
- 中島哲也 『たのしく上達 図解オセロ ― 定石から必勝テクニックまでわかりやすく解説!』(成美堂出版、2009/05) ISBN 4415305490
- 村上健 『史上最強カラー図解 強くなるオセロ』(ナツメ社、2011/03) ISBN 4816350330
- 滝沢 雅樹『図解 オセロの基本―マンガで覚える』 (滋慶出版/土屋書店 、2011/11) ISBN 4806912344
歴史
- 長谷川五郎 『オセロ百人物語 オセロ史を飾った名選手たち』 (河出書房新社、2005/12) ISBN 4309906559
- 長谷川五郎 『オセロゲームの歴史』 (河出書房新社、2011/07) ISBN 9784309909134
派生ゲーム
- 長谷川五郎 『ソクラテスの打ち方』(ソラリス、1994年) ISBN 4795203806
- 佐藤周二 『オセロ盤でもできる知的ゲーム 4・7』 (創栄出版、2006/08) ISBN 4434081616
プログラミングなどとの関係
- 森田和郎ら 『思考ゲームプログラミング ― オセロゲームのアルゴリズムと作成法』 (アスキー、1986/02) ISBN 4871481867
- 池原吉彦 『オセロで学ぶ BASIC 入門 ― 手作りプログラムで学ぶコンピュータ基礎講座』 (技術評論社、1990/07) ISBN 487408365X
- Seal Software 『リバーシのアルゴリズム C++ & Java 対応 ―「探索アルゴリズム」「評価関数」の設計と実装』 (工学社、2003/06) ISBN 4875934289
学習用ソフトウェア
コンピュータゲーム移植作品
- 『オセロマルチビジョン』(FG-1000、ツクダオリジナル、1983) - 本体にゲームを内蔵。セガのSG-1000シリーズと互換性があった。
- 『オセロ』(SG-1000、セガ、1985)
- 『オセロ』(ファミリーコンピュータ、河田、1986/10/13) - 旧ツクダオリジナル(現メガハウス)から正式にライセンスを受けて作られている。
- 『オセロ』(ゲームボーイ、河田、1990/2/9)
- 『オセロワールド』(ゲームボーイ、ツクダオリジナル、1994/9/30)
- 『オセロワールドII 夢と未知への挑戦』(PlayStation、ツクダオリジナル、1995/12/8)
- 『オセロミレニアム』(ゲームボーイカラー、ツクダオリジナル、1999/10/8)
- 『SuperLite 2000シリーズ オセロ』(PlayStation 2、サクセス、2003/7/31)
- 『オセロ de オセロ DS』(ニンテンドーDS、メガハウス、2008/6/12)- タレントのオセロが登場する。
- 『オセロ』(ニンテンドーDSiウェア、アークシステムワークス、2009/7/29)
- 『オセロ』(Wiiウェア、アークシステムワークス、2009/12/22)
- 『オセロ』(PlayStation Portableオンライン配信、アークシステムワークス、2010/3/25)
- 『オセロ3D』(ニンテンドー3DSダウンロードソフト、アークシステムワークス、2011/6/7)
- 『オセロ』(Wii Uダウンロードソフト、アークシステムワークス、2013/4/17)
関連項目
- ツクダオリジナル
- パルボックス
- メガハウス
- オセロマルチビジョン
- パネルクイズ アタック25 -- 4色で行うオセロのようなボード形式に則るクイズ番組。
- テンペスト (ゲーム) -- 4色版オセロ。『パネルクイズ アタック25』からクイズを省略した形で進める。
脚注
- ↑ これはチェスボードと同じ表記方法である。
- ↑ こちらはチェスボードと逆向きである。
- ↑ 読売新聞に「源平智慧競(げんぺいちえくらべ)が日本橋3丁目の丸善より発売された」という記載がある。
- ↑ なお、この長谷川四郎は、シベリア虜囚体験がある作家の長谷川四郎とは別人である。
- ↑ カットされず本放送で流れた例として、連続テレビ小説『あまちゃん』132話で登場人物が「オセロの駒がいっぺんにひっくり返ったよう」と言うセリフがある。
- ↑ 「涼宮ハルヒの憂鬱」5話
- ↑ レジャー白書では2005年時点のトランプ・カルタ・花札・オセロ愛好者は合計で2390万人。
- ↑ レジャー白書では将棋愛好者は約600万人。
- ↑ レジャー白書では囲碁愛好者は約220万人。
- ↑ 参考資料:2006年7月17日付フジサンケイ ビジネスアイ「“脳内革命”でオセロ人気 高齢者が熱視線、売れ行き好調」
- ↑ 6x6ミニオセロ、動くパネルで4目遊びを楽しめるムービング4、盤面を自由に設定して楽しむフリーオセロ、そして通常のオセロも可能。
- ↑ 盤は折り畳み可能で、かつ石を収納することができる。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 歴代世界チャンピオン