梅林駅 (広島県)
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テンプレート:駅情報 梅林駅(ばいりんえき)は、広島県広島市安佐南区八木三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅である。
駅名は、かつて「八木梅林」があったことに由来する。
駅構造
島式ホーム1面2線を持ち、行違い可能な地上駅。駅舎は線路西側の可部寄りにあり、ホームへは構内踏切で連絡している。なお、広島方面からの折返し列車は2番線で折り返す。
2005年10月1日のダイヤ改正からは、ホームが3両編成分しかない七軒茶屋駅および上八木駅での誤操作防止のため4両編成の列車の広島側1両でドアカットを行なうようになったが、両駅でのホーム延長により2008年3月15日のダイヤ改正から再び全ての扉が開くようになった。
可部駅が管理し、ジェイアール西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅であるが、土休日は無人となる。自動改札機は簡易式。
ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
のりばは駅舎反対側から以下の通り。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color可部線 | 上り | 横川・広島方面 | ただし当駅始発は2番のりば |
2 | テンプレート:Color可部線 | 下り | 可部方面 |
利用状況
以下の情報は、広島市統計書及び広島市勢要覧に基づいたデータである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
年度毎 総数 |
定期券 総数 |
普通券 総数 |
---|---|---|---|---|
1968年(昭和43年) | 551.1 | 402,321 | 344,486 | 57,835 |
1969年(昭和44年) | 530.8 | 387,509 | 313,430 | 74,079 |
1970年(昭和45年) | 499.3 | 364,504 | 300,660 | 63,844 |
1971年(昭和46年) | 455.3 | 333,252 | 274,542 | 58,710 |
1972年(昭和47年) | 407.2 | 297,265 | 244,290 | 52,975 |
1973年(昭和48年) | 453.6 | 331,125 | 246,700 | 84,425 |
1974年(昭和49年) | 471.3 | 344,066 | 254,842 | 89,224 |
1975年(昭和50年) | 618.2 | 452,499 | 351,386 | 101,113 |
1976年(昭和51年) | 488.1 | 356,296 | 242,034 | 114,262 |
1977年(昭和52年) | 470.0 | 343,119 | 225,676 | 117,443 |
1978年(昭和53年) | 461.6 | 336,946 | 206,572 | 130,374 |
以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1971・1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1979年(昭和54年) | 383 |
1980年(昭和55年) | 375 |
1981年(昭和56年) | 398 |
1982年(昭和57年) | 405 |
1983年(昭和58年) | 401 |
1984年(昭和59年) | 396 |
1985年(昭和60年) | 397 |
1986年(昭和61年) | 423 |
1987年(昭和62年) | 496 |
1988年(昭和63年) | 639 |
1989年(平成元年) | 540 |
1990年(平成2年) | 631 |
1991年(平成3年) | 939 |
1992年(平成4年) | 956 |
1993年(平成5年) | 932 |
1994年(平成6年) | 911 |
1995年(平成7年) | 939 |
1996年(平成8年) | 997 |
1997年(平成9年) | 1,011 |
1998年(平成10年) | 1,087 |
1999年(平成11年) | 1,130 |
2000年(平成12年) | 1,150 |
2001年(平成13年) | 1,065 |
2002年(平成14年) | 1,080 |
2003年(平成15年) | 1,123 |
2004年(平成16年) | 1,157 |
2005年(平成17年) | 1,160 |
2006年(平成18年) | 1,166 |
2007年(平成19年) | 1,247 |
2008年(平成20年) | 1,228 |
2009年(平成21年) | 1,259 |
2010年(平成22年) | 1,211 |
2011年(平成23年) | 1,216 |
2012年(平成24年) | 1,211 |
- 乗車数グラフ
駅周辺
- 八木梅林バス停(広島電鉄・広島交通)
- 広島市立城山北中学校
- 広島市立城南中学校
- 広島市立梅林小学校
- 高瀬堰
- 八木峠
- 八木郵便局
- イズミ八木店
- ヤマダ電機テックランド広島八木店
- エディオン八木店
- 西村ジョイ・メガホームセンター八木店
- イエローハットやぎ店
- ココス八木店
- ジョイフル広島八木店
- ポプラ八木中央店
- 芸備線玖村駅 当駅付近では、大田川の対岸に芸備線が走るが、当駅東約1kmに玖村駅がある。高瀬大橋を渡るルートはあるものの、直線距離に対して、道路が約45度ずれているため、道のりは2km程度になり、中島駅と下深川駅との間とあまり変わらない。
歴史
- 1910年(明治43年)12月25日 - 大日本軌道広島支社線(当時)古市橋駅 - 太田川橋停留場(現・上八木駅)間延伸により、梅林停留場として開業。旅客駅。
- 1919年(大正8年)3月11日 - 大日本軌道広島支社線が可部軌道へ譲渡され、同社の駅となる。
- 1926年(大正15年)5月1日 - 可部軌道が広島電気に合併され、同社の駅となる。
- 1931年(昭和6年)7月1日 - 広島電気線が広浜鉄道へ譲渡され、同社の駅となる。
- 1935年(昭和10年)12月1日 - 駅に昇格、梅林駅となる。
- 1936年(昭和11年)9月1日 - 広浜鉄道国有化、国有鉄道可部線の駅となる。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)が継承。
- 1996年(平成8年)9月2日 - 当駅折返しの列車運行開始。
- 2007年(平成19年)
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color可部線