NNNニュースプラス1

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テンプレート:基礎情報 テレビ番組NNNニュースプラス1』(エヌエヌエヌ ニュース・プラス・ワン、英語表記:NNN NEWS PLUS 1)は、日本テレビNNN)で1988年4月4日から2006年3月31日まで(土曜日は1988年4月9日から2006年4月1日まで、日曜日は1996年4月7日から2000年9月24日まで)に放送されていた、夕方ニュース情報番組である。略称は「ニュースプラス1」、「プラス1」。

概要

前番組『NNNライブオンネットワーク』はわずか1年半で終了。そのため、メインキャスターに『ズームイン!!朝!』で人気を得ていた当時日本テレビアナウンサー徳光和夫を起用した本番組をスタート。テレビ欄でも「徳光のテンプレート:Colorsプラス1」と表記し、“徳光が分からないとニュースじゃない”というキャッチフレーズとともに、誰にでも分かりやすいニュース番組を目指した。徳光の降板後はキャスターの交代を繰り返すなど苦戦が続く。

1996年10月から他局に先駆けて放送時間を拡大。生活情報・フライングスタートを取り入れるなどの差別化を図ったことで、当時不動の首位を10年以上に渡って続けていたフジテレビFNNスーパータイム』を遂に抜き、真山勇一木村優子コンビがキャスターを務めた1996年5月から6年間は民放夕方ニュースのトップとなる。

その後も安定した人気を得ていたものの、特集コーナーでやらせなどの不祥事が相次いだことなどから、2006年4月1日(平日版は3月31日)に幕を閉じた。キー局の夕方ニュース番組で『JNNニュースコープ』(TBS)の27年半に次ぐ18年間の長寿番組だった。2日後の4月3日、主な出演者はそのままに、平日の放送時間を16:53から(関東地区など。金曜日のみ17:00からのまま)に拡大した『NNN Newsリアルタイム』にリニューアルした(当初は本番組の改編予定であったが、新番組としてリニューアルすることになった)。

歴史

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平日版

  • 1988年4月4日、第1回放送。前年に巨人を引退した江川卓が出演した。
  • 1989年1月7日昭和天皇崩御のため、報道特番をネットしたNNSオブザーバー局(テレビ神奈川テレビ埼玉千葉テレビ群馬テレビ)でも臨時に「プラス1」をネットした(『NNNきょうの出来事』も同様)。
  • 1991年10月、オープニングCGを一新。1992年10月にはオープニングテーマも変更。
  • 1993年5月31日、『NNN昼のニュース』、『NNNニューススポット』、『NNNきょうの出来事』の各番組と共に展開した二ヶ国語放送を廃止。理由はCNNニュースなど外部からの二ヶ国語ニュース等に人気などを取られたため。6月1日以降はモノラル放送で通している。
  • 1995年4月、6時台前半のネットスポンサーを廃止。
  • 1995年4月20日から5月11日まで、木曜のみオウム真理教関連放送のため19:56まで延長放送。この間19時枠の『嗚呼!バラ色の珍生!!』は休止した。
  • 1995年公開の「ガメラ 大怪獣空中決戦」では当番組が劇中劇として登場。ガメラやギャオス襲来を真山・木村両キャスターが伝えている。
  • 1996年10月、17時30分開始に繰り上げ。全国ニュースも放送時間が繰り上がる。タイトルロゴ・オープニングテーマ・オープニングCGを全面的にリニューアル、ロゴと向日葵を用いたCGデザインはケネックジャパンが制作したもの(平日は - 2000年9月、週末は - 2002年9月)。
  • 1999年4月、6時台前半のネットスポンサーを復活。
  • 2000年10月、放送開始を17時に繰り上げ。この年にはプラスわんちゃんという番組のイメージキャラクターが登場し、2000年10月から2001年9月まで、このキャラクターは17時台オープニング映像にも登場していた。番組末期までは公式サイト内の『犬徒然草』のコーナーでもこのキャラクターを見ることができた。
  • 2002年1月8日、リアルタイム字幕放送を全国ネットワーク放送時間帯に実施(土曜日も同様)。字幕放送の表示テロップは通常の提供クレジットからではなくNNNのニュース番組で使われている表示テロップから出していた。
  • 2002年9月、真山・木村コンビが揃って降板。
  • 2004年3月29日に、日本テレビの本社屋移転によるイメージチェンジのため、オープニングCGと番組タイトルロゴを変更した(タイトルロゴに英字を使用)。
  • 2006年3月27日から3月31日(土曜の『プラス1サタデー』を含むと4月1日)の最終回までは、『プラス1』のスタジオではなく、報道フロアから放送された(『Newsリアルタイム』用にスタジオセットリニューアルのため)。
  • 2006年3月31日の平日版の最終回のエンディングは、最後のメインキャスターとなった笛吹は涙声で次番組『Newsリアルタイム』の紹介とお別れの挨拶を行った。

土曜版・日曜版

  • 1995年4月、土曜前半のネットスポンサーを廃止。
  • 1996年4月、土曜日は平日と同じタイトルでの放送だったが、4月から『NNNニュースプラス1・サタデー』にタイトルを変更。 日曜日は『NNN日曜夕刊』から『NNNニュースプラス1・サンデー』と、タイトルを変更。
  • 2000年9月、『-サンデー』と『独占SPORTS情報』の統合による『The独占サンデー』(のちの『真相報道 バンキシャ!』)のスタートにより『-サンデー』打ち切り。週末は再び土曜日のみの放送となる。
  • 2002年1月、平日版と同様、リアルタイム字幕放送を実施。
  • 2006年4月1日を以って放送終了。同年4月8日から『NNN Newsリアルタイム・サタデー』がスタートした。

出演者

平日版

キャスター
期間 メイン1 サブ スポーツ お天気 エンタメ5
男性 女性
1988.4.4 1988.12 徳光和夫 深堀恵美子 (不在) 日高直人 田中陽子 木原実2・5 (不在)
1989.1 1989.3 大島典子 松田麻里
1989.4 1990.3 若林健治 (不在)
1990.4 1991.10 永井美奈子
木村優子
多昌博志
1991.10 1992.9 相川浩 桜田順子 鈴木健
1992.10 1993.3 真山勇一
1993.4 1994.2 平川健太郎
1994.3 1996.3 木村優子
1996.4 1996.9 藤井貴彦
1996.10 1998.2.27 藤井貴彦 羽鳥慎一 小菅麻里
1998.3.2 1998.3.27 金子茂
1998.3.30 1998.9 蛯原哲
1998.10 2000.9.29 (不在)
2000.10.2 2001.3 藤井貴彦
山下美穂子
寺島淳司
2001.4 2001.9 藤井貴彦
山王丸和恵
2001.10 2002.3 (サブが担当)
2002.4 2002.9 長谷川憲司 魚住りえ3
古市幸子3
2002.10 2003.9 笛吹雅子 藤井貴彦 (不在) 清原久美子
2003.10 2004.3 山本真純 田中毅
2004.3.29 2005.3.25 陣内貴美子5
2005.3.28 2006.3.31 近野宏明4 山本真純4
小西美穂5

  • 上記の末期キャスター陣は、清原以外全員『NNN Newsリアルタイム』も続投。
  • 1 1990年4月から1991年9月まで、金曜日は土曜版キャスターが担当(備考を参照)。
  • 2 『NNNライブオンネットワーク』から続投。
  • 3 交代で担当。
  • 4 2005年10月から『ラジかる!!』ニュースコーナーを交代で兼務。 
  • 5 『news every.』も続投(陣内はメイン格キャスター、小西は取材キャスターとして)。
  • 1990年4月 - 1991年9月において、金曜日は土曜版のキャスターが担当した。なお、永井は月・火曜日、木村は1991年3月まで水 - 金曜(土曜版も担当)、同年4月からは水・木曜日を担当した(後述の三崎由紀が金・土曜担当となった為)。
  • 木原は平日の『プラス1』を放送開始から放送終了まで出演したため、歴代出演者のなかでは唯一の皆勤となる(夏季休暇期間を除く)。末期はニュースや特集のナレーターも務めていた。
コメンテーター
  • 2002年10月 - 2006年3月:田宮榮一(不定期出演、元警視庁捜査一課長、元新宿警察署署長)
主に重大な犯罪が発生した時や大物人物逮捕等の時に出演していた。『NNN Newsリアルタイム』→『news every.』(『every.』は不定期)にも出演。
ナレーター

土曜版

期間 メインキャスター1 お天気
1988.4.9 1990.3.31 芦沢俊美2 井田由美3 (シフト勤務)4
1990.4.7 1991.3.30 久能靖 木村優子
1991.4.6 1991.9.28 三崎由紀
1991.10.5 1992.9 芦沢俊美 木村優子
1992.10 1996.5.25 鷹西美佳5
1996.6.1 1999.3.27 石田昭彦6
1999.4.3 2000.9.30 高田元広
2000.10.7 2001.9.29 近野宏明
2001.10.6 2002.3.30 後藤俊哉
2002.4.6 2004.3.27 山王丸和恵
2004.4.4 2005.3.26 延友陽子
2005.4.2 2006.4.1 山下美穂子

  • 上記の末期キャスター陣は全員『NNN Newsリアルタイム・サタデー』も続投。
  • 1 近野以外全員、同時期の日曜夕方のニュースを兼務(当番組も含む)。
  • 2 『NNN昼のニュース』を兼務。
  • 3 平日の『NNNライブオンネットワーク』から続投。
  • 4 日曜版の放送期間も同様。
  • 5 『NNNきょうの出来事』を兼務。近野の着任以降はトップクレジット扱い。
  • 6 芦沢の異動に伴う。

放送時間

※NNN枠以外は関東地方における放送時間を記す。

期間 平日 土曜日
月 - 木曜日 金曜日 NNN枠 全編 NNN枠
1988.4.4 1988.6.25 18:00 - 18:55(55分) 18:00 - 18:30
(30分)
18:30 - 18:50(20分)
1988.6.27 1989.4.1 18:30 - 18:55
(25分)1
18:30 - 18:50
(20分)
1989.4.3 1989.9.30 18:00 - 19:00(60分)2 18:30 - 19:00
(30分)2
1989.10.2 1995.9.30 18:00 - 18:30
(30分)3・4
18:00 - 18:20
(20分)4
1995.10.2 1996.9 18:00 - 18:29
(29分)
1996.10 1998.9.27 17:30 - 19:00(90分) 17:57 - 18:23
(26分)
1998.9.28 2000.9.30 17:55 - 18:21
(26分)
2000.10.2 2000.12 17:00 - 19:00(120分)
2001.1 2002.6.29 17:54 - 18:20
(26分)
2002.7.1 2004.3.26 17:53 - 18:19
(26分)
2004.3.29 2005.3.26 17:25 - 19:00(95分)5 17:50 - 18:17
(27分)
2005.3.28 2006.4.1 17:25 - 19:00
(95分)
17:00 - 19:00
(120分)6

  • 1 関東地方のみローカル枠に内包。
  • 2 天気枠を吸収。
  • 3 『鶴ちゃんのプッツン5』が縮小に伴い、30分繰り上げ。
  • 4 1996年4月7日から2000年9月24日まで、日曜版も同時刻で放送。
  • 5 16時台の情報番組枠の放送時間拡大に伴う。
  • 6 『汐留スタイル!』放送終了に伴い、金曜のみ再び拡大。

補足

  • 企画段階では19:30までの90分間で放送する計画があったが、時間帯によって他系列番組を編成するクロスネット局からのクレームがあり、結局90分枠での放送は断念。なお、企画段階の計画で延長予定だった19:00からの30分間は情報番組『追跡』が放映された。
  • 開始から1996年9月までは、18:00から開始だった。その後は1996年10月からオープニングCGと番組タイトルロゴの大幅なリニューアルを行うと共に、17:30開始(全国ニュースは17:55開始)に変更、2000年10月に17:00開始に変更。土曜日は18:00から、というスケジュールで放送されていた。なお、緊急報道の際は『NNNニュースプラス1特報』として、全国放送を行う場合があり、日テレNEWS24BS日テレで同時放送を行う場合もあった。

放送内容

以下は平日に放送される内容。なお、土曜日は全国向けのニュースと特集を放送、スポーツニュースのコーナーは設置されていない(一時期、巨人戦(東京ドームのみ)のミニ中継を行っていたことがある)。

平日18時台

18:30までは全国ニュースを放送した後、日本テレビ(関東地方)ではスポーツコーナー→特集→関東地方のニュース(ミニ特集を含む)→ヤン坊マー坊天気予報→(CMはさみ)短いニュースを放送してエンディングを放送する。

当初、全国ネット枠の提供スポンサーは、前番組からの流れを引き継ぎ、ネットスポンサーとローカルスポンサーの混在のため、BGMも含めて各局個別でクレジットを表示していた。しかし1995年4月からは全国枠もローカルスポンサーのみとなり、この間一部地方局(ローカルスポンサーのない局)では提供ゾーンが無音ということも見られた。1996年10月のリニューアルの際に提供読みコメント自体が廃止されて以降は提供ゾーンのBGMも日本テレビからの送出となるが、暫くは全国枠もローカルスポンサーのみで、数年後の1999年4月に全国枠がネットスポンサーのみの体制に変更された。

2004年11月から2005年4月1日まで平日の放送では、特別編成時を除き全国ニュースのオープニングと全国向けの挨拶が廃止され、ニュース映像(またはニュース読み)に右上ロゴ表示となった。しかし、場合によりロゴが表示されなかったり、中継の途中だったり、前のニュース映像が見切れていたりと中途半端だったことが多かったためか、4月4日の放送から再びオープニングが放送されるようになった(ただし、全国向けのキャスター挨拶は無くなっていた)。

18時台前半

開始当初は一般的なニュースとミニ特集で構成。

ニュース映像は各放送局が製作しているが故にニュースによって字幕の太さ(日テレは太く山口放送は細いなど)や文字などの色が違っているなど字幕が全体で統一されていなかった。

真山と木村の体制になってからは綿密に編集されたVTRにナレーターがナレーションする方針を採り、テレビ朝日の『ニュースステーション』(現:報道ステーション)と同様、現在のVTR主導の番組作りの布石となる。そのため、17時台ではVTR主導ではなく、キャスターが原稿を読む形式にして差別化を図っている。

なお、番組の初期(18:00開始時代)には18:20頃に現在、気象予報士の木原の全国のお天気コーナーもあった(このお天気コーナーで流れたBGMは、全国ニュースの後18:30から放送していた秋田放送高知放送のローカルニュース内の天気コーナーでも使われた)。

18時台後半

「プラス1特集」、「プラス1スポーツ」、「木原さんのお天気」の3本立てで、終盤にニュースをいくつか放送。

本来関東ローカルでの放送だが、年末年始の時期はローカルニュース番組休止に伴い臨時にネットする地方局もある(その場合、『木原さんのお天気』からエンディングをローカル向けフラッシュニュースに差し替えることが多い)。

  • 「ジャイアンツ親父」こと徳光が出演していただけあって、スポーツニュースを全国向けニュースの後すぐ18:30から放送。そのあと特集と続いた。この編成は徳光の降板以後も続いた。
  • 17時台進出で特集が18:23からの放送になると、『スーパータイム』に対抗するべく、スポーツの前に特集を組む。そして、視聴率で完全に『スーパータイム』を抜き、2001年まで民放トップの状態が続く。
  • しかし、2002年6月に『スーパーニュース』がグルメ・ドキュメンタリーの2本路線で『プラス1』の視聴率を抜き去ると、取材過程での不祥事が相次いだりと苦戦が強いられた。
  • 2005年4月からはスポーツコーナーに芸能情報をあわせた「エンタメSPORTS」を放送。
  • そして、番組開始以来変わらなかったのが劇団花組芝居の木原による天気予報。『ヤン坊マー坊天気予報』として放送していたがスポンサー契約を解消。マイスタジオを利用してマイスタジオ前(正確には日本テレビの玄関前)から伝えることで有名で、毎日誰かしらが見学に来ている(特に親子連れが多い)。本社を汐留に移転後も汐留のマイスタジオ前から中継を前番組『Newsリアルタイム』で、現番組「news every.」でも行っている。

平日17時台(17時半スタート時代)

1996年10月、17時台進出により、18時台の視聴率上昇に貢献。この頃、系列局ではドラマ再放送テレビ東京アニメ番組などを放送するところがまだ多く、半数程度の系列局が17時台を放送した。『プラス1』の17時台進出成功をきっかけに、系列局は相次いで自社製作の情報番組を開始した事でネット局は減少する。更に『スーパーニュース』の17時開始で形勢逆転。2000年10月に17:00開始になった。

5分ほどのコーナーを小刻みに放送。オープニングのニュース以外は藤井貴彦がキャスターを務める。とにかくニューススタジオから放送しないことにして、18時台との区別化を図った。18時台の全国ニュース初期は飛び乗り地域に配慮せず人物紹介テロップはでなかった。

  • 報道局フロアから冒頭のニュース(1〜2項目) - このコーナーのみ真山と木村のどちらかが出演
  • フラッシュニュース - 副調整室を背景にして
  • 木原さんの天気 - マイスタ外から。差し替えなしでネット、予報はネット局に配慮
  • ニュース特集 - 『あさ天5』のCGスタジオから。気になる言葉を解説
  • いちなな情報 - CGスタジオから放送。たまにマイスタジオから。詳細は後述
  • 木原さんのお天気ラボ - CGスタジオから。主に関東の天気(詳細は後述)。ネット局は差し替え可能。

平日17時台(真山・木村時代前期)

2000年10月、藤井に加え山下美穂子が進行に加わる。このリニューアルから正式に西日本放送が17時台のネットを開始(17:30開始時代でも冒頭のニュース部分はネットしていた)。その後ローカルワイドを実施していない一部系列局も追随した。

いちなな情報
木原実のお天気ラボ
  • 同じく17時台進出の際に設けられたコーナー、17:51分頃から。気象予報士の木原実が相棒の花ちゃんと呼ばれるバーチャルペットと一緒に季節の話題から天気用語までを詳しく説明し、その後関東地方の天気予報(重大事件・事故・災害で17時台から全国ネットの場合は全国の天気)を伝える天気コーナー。当時のプラス1の編成では17:57(のちに17:55→54)から全国のニュースに突入していたため、いちなな情報の次にお天気ラボのコーナーがあった。CGのフル活用やBGMが視聴者からかなり人気があったが、2001年のリニューアルでコーナーが終了した。ちなみにCG風景は当初は宇宙船内部の設定で、2000年秋のリニューアル後、野原に着陸した宇宙船の側にある小屋内部の風景にかわる。なお、花ちゃんは番組のオープニングにも出ていた。

これとは別に「ごご5時ニッポン」の後にスタジオ外で天気を伝えるコーナーが登場し、今のスタイルの源流となっている。

ごご5時ニッポン
  • 17:00開始に伴い設けられたコーナー。2000年10月から2001年8月まで、17:10から。
  • NNN系列各局(読売テレビ←1週だけ特別に参加、山梨放送と、クロスネット局テレビ大分テレビ宮崎の計4局は不参加)を結んで、その時間の気温と天気、話題を放送するという“ズームイン!!朝!・お天気リレー”の様なコーナー。同じ時間に放送している系列地方局のローカルワイド番組の街頭リポーターが登場することが多かった。
  • ちなみに、ネット局においては自社制作ワイド番組内でのコーナー内包とされ、17:10頃にワイド番組設置のない局は裏送り参加のみであった。また、自社制作ワイド番組を放送していた地域でも、自社ワイドの番組の流れを削がれるという理由から裏送り対応をとる局も少なくなかった。
  • この時使用の温度計は『ズームイン!!朝!』と同じサイズのもの。時折、自社番組や24時間テレビでも使用。一部のローカルワイド番組で同時ネット、CS放送のNNN24(現:日テレNEWS24)でも時差ネットで放送されていた。
  • この時期、静岡第一テレビでは「CM未放送問題」が発生し、NNS会員資格が停止されていたことから「ズームイン!!朝!」への参加ができなかったため、こちらのコーナーへの素材提供が他局以上に多かった(報道ネットワークであるNNNの会員資格は停止されておらず、番組が報道局担当枠であったため、この枠への出中対応は可能だった。しかしながら静岡地区でのこの枠のネットはなく、あくまで「裏送り」対応)。
突撃!やすい
  • 17:00開始に伴い設けられたコーナー。2000年10月から2001年8月まで。
  • 「いちなな」でお馴染みだった安井まみ子が都内の商店街から生中継した。
一点突破!
  • 17:00開始に伴い設けられた、17時台のVTR特集コーナー。2000年10月から2001年8月まで。当初は「いちなな情報」の前枠でマイスタから進行していたが、2001年4月からはトップニュースと「ごご5時ニッポン」の間に移動し、ニューススタジオから真山・木村コンビも交えて進行していた。進行は一貫して藤井と山下が担当。
ココが気になる!
  • 17:00開始になって暫くしてから設置されたコーナー。2000年11月から2001年8月まで。報道記者が日替わりで登場し、主婦層の関心の高いニュース1項目を解説する。

平日17時台(真山・木村時代後期)

2001年9月、本来の改編時期は10月であるが、それよりも1ヶ月早い9月の時点で内容がリニューアルされ、この時期からは17時台の殆どに真山・木村コンビが登場するようになる。17時台ではストレートニュース程度しかなかったニュース部分を拡大し、さらに従来の生活情報部分も含め一つ一つのコーナーを長く取るようになった。これに加え芸能情報コーナーも設けられている。なお、このリニューアルの直後に『アメリカ同時多発テロ事件』が発生、おのずとニュース部分に時間が割かれるようになり、それまでの生活情報色は大幅に縮小、たまに「特撮」のコーナーで取り上げられる程度となった。

エンタメ5
  • 2001年9月から始まった芸能ニュースコーナー。『スーパーニュース』に対抗する形で17:30頃から放送。
特撮
  • 2001年9月から開始された17時台の特集。正確なコーナー名は「NEWS特撮」(後に「プラス1特撮」に改題。改題時期不明)。水曜日には『Newsリアルタイム』で現在も続く「北朝鮮の7日間」が放送された。2005年4月より『プラス1必見!』にタイトル変更(内容はほぼ同じで、「北朝鮮の7日間」も継続)。
なっ得!探検隊
  • 2001年9月から「いちなな情報」の後継企画として登場。「いちなな」と比べるとVTRの時間が長くなっているが、リポーターがスタジオに登場することはなく、企画も日替わりだった。
  • しかし開始早々、アメリカ同時多発テロ事件に伴う特別編成で1ヶ月以上コーナー休止。10月半ばから週2回の放送として再開されるが、番組自体が以前と比べニュース部分に重きを置くようになり編成上足かせとなったためか、2002年1月頃にひっそりと終了した。

平日17時台(笛吹・藤井時代前期)

2002年10月、メインキャスターが笛吹と藤井のコンビに入れ替わるが、当初1年間はコーナーの編成に大きな変更はなされず。「木原実の天気予報」をはさんで、17:30頃に「エンタメ5」を、17:40頃から特撮を放送した。

コメンテーター解説
  • キャスターがニュース原稿を読み、その後に専門分野のコメンテーターが解説を行う。コメンテーターは毎日3-4人程度、代わり代わりに登場した。2002年10月からは2004年3月までは「1〜2分のニュースと解説、その後CM」を4〜5回繰り返し、とCMを集中して放送、17時台後半はCMなしでそのまま18時台のニュースへと続く形をとった。

平日17時台(笛吹・藤井時代後期)

1996年10月にロゴが変更されたが、2004年3月29日、日本テレビ放送網本社屋汐留移転を機に、タイトルロゴ・オープニングテーマ・オープニングCGを全面的にリニューアル、変更。特にロゴは初の英字となった。

これと同時に平日16時台の情報バラエティ汐留スタイル!』(のちにClick!ラジかる!!を放送)の放送時間を30分拡大することとなり、放送開始時間を17:25に変更(当初は全曜日)。ニュースを5分程度にまとめて放送した後に「特撮」、「エンタメ5」の順に放送。放送順序の入れ替えは特撮を休止させてオープニングのニュース拡大に対応させるため。のちに「エンタメ」、「特撮」の順序に再変更。

2005年4月8日からは金曜日のみ17:00からの放送に変更し、金曜日のみのコーナーが始まる(詳細は後述)。また、17時台のニュースは報道フロアから伝える形になった(ニュースの後は通常のスタジオに移動。ただし最初から通常のスタジオで放送することもある。「プラス1特報」のときは最初から通常のスタジオで放送)。

「北朝鮮の7日間」、「マル秘ウォッチ永田町」は『Newsリアルタイム』となった後も続けられている(「エンタメスポーツ」は「エンタメSPORTS」として続けられたが、後に「リアルSPORTS」に変更)。

爆論!言わせてもらうぞ!!
2005年4月8日に始まった金曜日のみのコーナー。日本テレビ報道局の小西美穂が司会を務める討論コーナー。事前に収録して行われ、翌日に日テレNEWS24でディレクターズカット版として放送された。
直撃!コレなんで?!
理不尽な社会問題に対する調査報道コーナー。同様の企画は過去に特集で放送されていたが、それを単独コーナーにした。
エンタメ5
最新の芸能情報。一部地域でもネットされていた。
必見!
2005年4月に17時台の特集「特撮」を改題。一部の特集は、インターネットでも配信されていた。
北朝鮮の7日間
2002年頃から始まった企画。内容は朝鮮中央テレビの映像や観光ツアーから北朝鮮の思惑や実情などを分析することが多い。また、テレビで紹介された料理や、子供のすごい技などは必ず番組内でその道のプロや子供たちなどに実践してもらったりする。
プラス1特集/大注目
18時台の特集。以前は「プラス1特集」というコーナー名だった。食事スポットの紹介が多いが、マナー違反や軽犯罪等の悪質行為に住民が怒る「憤激リポート」などを放送することもある。なお一部地域ではローカル番組内で大注目と同じ内容の特集を遅れて放送している。一部の特集は、インターネットでも配信されていた。
エンタメスポーツ
スポーツコーナー。当初はスポーツ情報のみだったが、2005年4月頃より芸能情報も放送している。一部地域でもネットされていた。
マル秘ウォッチ永田町
1週間の永田町(政界)の様子を振り返るコーナー。土曜日CM明け(18:09頃)に放送。元々は日テレNEWS24(時間帯によってはBS日テレで同時放送)の企画で、現在も放送中。インターネット配信もされている。なお、同コーナーは、NNN newsリアルタイム・サタデーに継続する。
先出し!プラス1(※月曜日から木曜日までの『ラジかる!!』内)
『プラス1』の直前に放送されていた情報バラエティ『ラジかる!!』内で放送されたコーナー。近野または山本が当日の『プラス1』で放送するニュースの項目を紹介するいわばヘッドライン的なコーナー。月曜日から木曜日までの16:45過ぎから3分間放送。『プラス1』のキャスターと『ラジかる!!』の司会者とのやりとりもなされていた。

週末版

テンプレート:節stub 30分番組として定着してからは、前半20分で全国のニュースとスポーツを伝え、後半10分はローカルパートとして各地のニュースと天気予報を伝えた。

末期のタイムテーブル

平日版のみ。

関東ローカルパート・1(月 - 木曜日)

  • 17:25 - オープニング、ニュース
  • 17:30 - お天気
  • 17:31 - 撮れたて!エンタメ5(芸能コーナー)
  • 17:40 - プラス1必見!(特集1)
  • 17:49 - ヘッドライン

関東ローカルパート・1(金曜日)

  • 17:00 - オープニング、フラッシュニュース
  • 17:03 - ニュース
  • 17:10 - お天気
  • 17:12 - 撮れたて!エンタメ5(芸能コーナー)
  • 17:30 - 爆論(討論コーナー)、直撃これ何で!?
  • 17:49 - ヘッドライン

全国パート

  • 17:50 - オープニング、全国ニュース

関東ローカルパート・2

  • 18:17 - プラス1大注目(特集2)
  • 18:36 - エンタメスポーツ
  • 18:48 - フラッシュニュース(2・3本のニュース)
  • 18:51 - 木原さんのお天気(日テレ大屋根広場からの放送)
  • 18:55 - 最後の話題(ニュースを伝える場合もある)

備考

  • ヘッドラインは全国ニュース2項目と大注目の内容を紹介。ただし、『ニュースプラス1特報』などのときは放送されないことがある。また西日本放送鹿児島讀賣テレビなど17時台ローカル枠をネットしている地域ではヘッドラインを差し替えている(項目の中に関東ローカル枠である「大注目」があるため)。
  • 17時台のお天気コーナーは基本的には関東地方の天気(ネット局は各地の天気に差し替え)で放送しているが、『ニュースプラス1特報』の場合は全国の天気として放送している。
  • 土曜版の全国ネットパートのエンディングでは、引き続きローカルニュースを放送する地域が多いことから、「この後も引き続きニュースをお送りします」のテロップが東京発全国ネットで流れた(スポット枠にローカルスポンサーがつく地域はローカルタイトルであったため放映なし)。後期に各局個別のローカル表示に変わり、日本テレビではローカル枠の項目テロップが表示されるようになった。

テーマ音楽

テンプレート:節stub

オープニングテーマ

  • 1988年4月 - 1992年9月 演奏:不明(作曲:大島ミチル
    • 平日、徳光が司会をしたときには自らが録音した「プラッス・ワン!!」のサウンドロゴがあった。
  • 1992年10月 - 1996年9月 「IT'S COOL」(国府弘子)を番組アレンジにして使用。
    • ニュースフラッシュ(週末は「フラッシュニュース」と呼称)でも使用された。
  • 1996年10月 - 2000年9月(土曜日:1996.10 - 2002.09) 演奏:大島ミチル
  • 2000年10月 - 2001年9月 演奏:不明
  • 2001年9月 - 2002年3月 後述の理由により特定テーマ曲なし
  • 2002年4月 - 2002年9月 演奏:不明
  • 2002年10月 - 2004年3月 演奏:大坪直樹
  • 2004年4月 - 2006年3月 演奏:R・O・N

エンディングテーマ

  • 1992年4月 - 1992年9月 GAOの「サヨナラ
  • 1992年10月 - 1996年9月 「SMOOTH STRUTTIN'」(国府弘子)を番組アレンジにして使用。 - 原曲は「ピュア・ハート」に所収。
    • ほぼ同時期、18:30のNNNネットパート終了までの数秒間のBGMとして「Mrs.Robimson」(国府弘子)が使用された。
  • 1996年10月 - 2002年9月 作曲者・曲名不明
  • 2002年10月 - 2004年3月 作曲者・曲名不明
  • 2004年4月 - 2006年3月 作曲者・曲名不明
  • ほか

タイトルデザインとオープニング

テンプレート:節stub テンプレート:Ambox-mini

タイトルデザイン

初代(1988年4月 - 1996年9月)
カラーリングは「NNN(赤) ニュース(青)(改行)プラス1(金色)」。又村統によるデザイン。「NNNニュース」が冠してある。ロゴ全体が傾き気味であることと、「プラス1」の「1」の下線が「プ」の部分まで長く伸びているのが特徴。1996.04から09までの半年間は週末版には「サタデー」・「サンデー」の文字も追加された
2代目(1996年10月 - 2004年3月)
青地の+(上部がずれている)の中に水色の背景で「ニュース」(黒文字)、「プラス」、「1」(以上白文字、「1」は斜体)のロゴ。週末版には下の「1」を囲むように背景が青緑色・黄色文字で「SATURDAYSUNDAY」の文字。
3代目(2004年4月 - 2006年3月)
番組初の英字で、正方形で形成されたいわばドット文字のロゴ。「NEWS PLUS 1」は黒、「テンプレート:Colors」は+の中で、独自のロゴ。

オープニング

初代(1988年4月 - 1991年9月)
空中にピラミッドが二つ合わさったもの(正八面体)が現れ、中に入るとタイトルロゴが看板になっていて、スポットライトを浴び、さりげなく飛行船も飛んでいる。
2代目(1991年10月 - 1996年9月)
6時を指した巨大な時計(上下に赤で「NNN」、デジタル数字で青で「18:00」の文字)が現れるとともに、その文字盤が六角形の破片となって割れ、ニュース映像をバックにタイトルロゴが現れる(そのときに男声で「プラス1」のコールが入る=※徳光→相川時代まで。1992年10月以降は新テーマ曲に)。
週末版では文字盤が割れる後、特別なニュースが無い場合、背景がニューススタジオとなる。(「プラス1」のコールはない)。
又、真山・桜田時代は「こんばんは」の挨拶のあとに「ニュースプラス1、真山勇一です」→「桜田順子です」とフルネームで言っていたが、真山・木村時代になってから「こんばんは」のみになり、フルネームでの挨拶は廃止された。
3代目(1996年10月 - 2000年9月)
ひまわりを見てロボットが真似をして花びらのようなものを開いて[1]タイトル。
4代目(2000年10月 - 2001年9月)
ヘッドラインの最後の項目の映像(2001年9月リニューアル後はトップニュースの映像)をバックに、耳の大きな犬「プラスワンちゃん」がタイトルロゴをくわえてくる。
(祝日・一部地域のみ)迷路が空撮でタイトルロゴになる。
(週末版):ニュース映像をバックに青地の中にロゴが出現した後、「SATURDAY」および「SUNDAY」(1996年10月から2000年9月まで)のロゴが回転。その後、青地が少し下に伸びて、最後は寄っていく。
暫定措置(2001年9月 - 2002年3月)
米同時多発テロ事件以降、タイトル映像の使用は停止され、ニュース映像をバックに明朝体で「ニュースプラス1」(その下部には英字で「NEWS PLUS1」と小さく表記)と表示されるのみとなった。この状態はテロ事件の報道が落ち着いた後も続き、半年間に及んだ。
週末版は従前どおり。
5代目(2002年4月 - 2002年9月)
災害現場や夜明けの町を撮影するカメラマンの映像に続きモニターの向こうの子供がタイトルロゴをタッチする。のちに西日本放送でもローカル枠のオープニングで使用された。
週末版は従前どおり。
1996年10月から2002年9月までは18時台の全国ニュースにはオープニングは無く、ヘッドラインから開始していた。そのため、系列局においては平日版のオープニングが全く見られないか、系列局で任意にOPを流して対応するかに分かれていた[2]。又、真山・木村の「こんにちは」「こんばんは」の挨拶は無く、ヘッドラインを流した後、真山が「5時○○分を回りました」とコメントするのみ。
6代目(2002年10月 - 2004年3月)
空中にリビングなどのオブジェが浮かび、これらが空撮でタイトルロゴへと結合する。
関東の17時台は、この後半部分のみの短縮タイプ。
18時台の全国ニュースではヘッドラインを何本か流した後、スタジオに入る。又、この代で「こんにちは」「こんばんは」の挨拶が復活しており、笛吹が「こんにちは」「こんばんは」と挨拶した後、「5時53分を回りました」とコメントする。
7代目(2004年4月 - 2006年3月)
NEWS PLUS 1の文字が走ってタイトル。その後NEWS PLUS 1の文字が回転する。末期では、「HV ハイビジョン制作」・「字幕放送」の表示が5:50の全国パートで流れるオープニングアニメに既に記載されているものが使われていた。

スタジオセット

セットを変更する際にはいずれも報道フロアから伝えていた。

初代(1988年4月 - 1990年3月)
前番組『NNNライブオンネットワーク』から継承、期間によって手直しして使用。キャスター席後ろの壁面に、縦2段の横並びでテレビモニターが複数埋め込まれている。
2代目(1990年4月 - 1991年7月頃)
バックに平面の世界地図を施したセット。1991年4月以降もしばらく数ヶ月は使用していた。
3代目(1991年8月頃 - 1992年9月)
キャスターが徳光から相川に変わってからは、メインキャスターは全国ニュースでは着席になったが、関東ローカルは引き続き立って伝えていた。この3代目までは『NNN朝のニュース』、『NNN昼のニュース』、『NNNきょうの出来事』と共用。
4代目(1992年10月 - 1995年3月)
ステンレステラス付2階部分が付いた白を基調とし、ニュースを伝えるバックは空と、立ち並ぶ高層ビルの模型のジオラマを施したセットになる。一番中央の高層ビルの屋上部分に「NNN」のロゴ看板がある。季節ごとにジオラマの景色に微妙な変化をつけている。[3]平日は立って、週末は座ってニュースを伝える。『NNN朝のニュース』、『NNN昼のニュース』、『NNN日曜夕刊』、『NNNニューススポット』と共用。
5代目(1995年4月 - 1996年9月)
6代目(1996年10月 - 2000年9月)
7代目(2000年10月 - 2002年9月)
2001年4月から同じセット内でニュースを伝える場所を移動。
8代目(2002年10月 - 2004年2月)
大幅にセットイメージを一新し、再び座ってニュースを伝えるスタイルになった。なお、2004年2月末の麹町からの放送最終土曜日にはキャスターの鷹西が「麹町最後の放送をお伝えしました」と伝えた。
9代目(2004年3月 - 2006年3月)
本社が汐留に移転のため、8代目のセットを踏襲したものへと変更。なお、2006年3月27日から3月31日(土曜のみ4月1日)までは、『リアルタイム』のセットにリニューアルをするため、報道フロアから放送された。

年末版

年末には、スペシャル版を放送するのが日本テレビ系列の恒例である。

  • 2001年までは12月の最終水曜日に『超特大生放送プラス1』と題して17:30から3時間半にわたって放送。2002年と2003年は『バンキシャ!』と合体して『超合体・特大生放送バンキシャ!プラス1』を放送。
  • 2004年12月30日には、『ニュースプラス1超強力スペシャル〜2004あのニュースの謎を解き明かせ〜』が放送されたが、一部地域では放送されず、各紙には「NNNニュース」とは表記されたものの、ロゴも放送されなかったため、いきなり笛吹が登場し、ニュースを放送、木原によるお天気で終わり、またいきなり、CMまた別番組が放送されてしまった。このニュース&天気は全国パートのみの6分間の放送だった。読売テレビは非ネットとしていたが、事件報道のために急遽放送した(放送中に被疑者が護送される)。
  • 2005年は12月28日の15:50 - 18:30に『ニュースプラス1超強力スペシャル〜2005あのニュースの謎を解き明かせ〜』と題して放送。前年同様、一部地域ではローカル情報番組などを放送するためにネットされなかった(しかし、去年よりもネット局は拡大されている)。なお、全国ニュースは18:15から『NNNニュース』として放送されたが、今回もキャスターがいきなり出てニュース読みから始まった。他局配慮のためか冒頭で、画面右上に『NNNニュース』というテロップは表示された(一部地域のみ)。ちなみに18:15になると、「それではここで全国ニュースをお伝えします」のアナウンスで入った。また、『NNNニュース』となっていたが、通常の『NNNニュース』のタイトルロゴやテロップは使用されず、テロップは通常の『プラス1』でのテロップを使用した。読売テレビのみ『NNNニュース』は、5分間しかニュースはなかった。

ネット状況

系列局での番組タイトル

いずれも平日版のタイトル。以下の記号は2006年3月の放送終了時点。

  • ●表記がある局は17時台のパートもネット(天気コーナーは差し替え)。また、それ以外の局でも数分間ではあるがローカル番組のニュースコーナーで17時台の一部分をネットすることがあった。
  • ☆表記のある局は18時台の「エンタメスポーツ」をネットしていた局。
  • ★表記のある局は17時台の「エンタメ5」をネットしていた局。
  • 系列局の平日夕方のニュースは日テレNEWS24の『ウォッチ・ザ・にっぽん列島』でも一部分を放送していた(STV、CTV、YTV、FBSと日替わりで1局の計5局のニュースを放送)。
  • 初期には「徳光(・○○)のプラス1」のようにメーンキャスターを新聞でのタイトルにする局も多かった。
放送局名 ネット 番組名
STV 札幌テレビ 1988年4月 - 1991年9月:STVニュースTodayプラス1
1991年10月 - 放送中:STV NEWS
※『どさんこワイド』の16時台・17時台が何らかの事情で放送できなくなった場合は『STVニュースプラス1 NNN』として17:50から放送。
RAB 青森放送 1970年4月 - 1995年3月:RABニュースレーダー[4]
1995年4月 - 2002年3月:出会いふれあい生テレビ(17時台) / RABニュースレーダー(18時台)
2002年4月 - 2005年3月:生テレビ(17時台) / RABニュースレーダー(18時台)
2005年4月 - 2009年3月:@なまてれ(17時台) / RABニュースレーダー(18時台)
※なお、『@なまてれ』内では月曜日-木曜日の17:25 - 17:27頃に『NNNニュースプラス1』のトップニュースを日テレと同時放送。
TVI テレビ岩手 ☆(不定期) 1988年4月 - 放送中:ニュースプラス1いわて
※1997年3月 - 1998年4月は『いわて特盛!5きげんテレビ』に内包。
※『リアルタイム』となった2006年4月以降、さらに『news every.』となった2010年4月以降もなお、『ニュースプラス1いわて』として存続している(2代目ロゴの右下に平仮名で「いわて」をつけたロゴを使用している)。
MMT ミヤギテレビ 1988年4月 - 1995年3月:MMTニュースプラス1
1995年4月 - 2006年3月:OH!バンデス ニュースプラス1
※『OH!バンデス』の16・17時台が何らかの事情で放送できなくなった場合は『NNNニュースプラス1みやぎ』(以前は『ミヤギテレビニュースプラス1』)として17:50から放送。
ABS 秋田放送 1981年4月 - 1990年3月:ABSニュースワイド
1990年4月 - 1994年9月:NNNニュースプラス1あきた
1994年10月 - 2006年3月:ABSワイドゆう(17時台) / NNNニュースプラス1あきた(18時台)
YBC 山形放送 1988年4月 - 1994年3月:YBCニュースプラス1
1994年4月 - 2001年3月:ピヨピヨ卵ばくだん(17時台) / YBCニュースプラス1(18時台)
2001年4月 - 2006年3月:ピヨ卵ワイド430(17時台) / YBCニュースプラス1(18時台)
FCT 福島中央テレビ 1988年4月 - 1994年9月:NNNニュースプラス1ふくしま
1994年10月 - 2008年3月:ゴジてれシャトルNEWS
※『ゴジてれ』の16時台・17時台が何らかの事情で放送できなくなった場合は『FCTニュースプラス1』として17:50から放送。
YBS 山梨放送 1988年4月 - 2005年3月:NNN山日YBSワイドニュースプラス1
2005年4月 - 2006年3月:ゆうひのジャングル(17時台) / 山日YBSワイドニュース(18時台)
TSB テレビ信州 1991年4月 - 1999年3月:NNNニュースプラス1信州
1999年4月 - 2006年3月:ゆうがたGet!(17時台) / NNNニュースプラス1信州(18時台)
※1991年3月まではANN系列番組をネット。
TNN → TeNY テレビ新潟 1988年4月 - 1995年9月:TNNニュースプラス1 NNN
1995年10月 - 放送中:新潟一番NEWS
※『夕方ワイド新潟一番』の16時台・17時台が何らかの事情で放送できなくなった場合は『TeNYニュースプラス1』として17:50から放送。
SDT 静岡第一テレビ 1988年4月 - 1991年3月:しずおかプラス1
1991年4月 - 1994年9月:News Waveプラス1 NNN
1994年10月 - 2006年3月:静岡○ごとワイド(17時台) / NNNニュースプラス1しずおか(18時台)
CTV 中京テレビ 1988年4月 - 2006年3月:NNN中京テレビプラス1 → NNN中京テレビニュースプラス1
※2006年1月以降、金曜日の17時台のみ『お助けマンマミーア!』が放送されていた。
KNB 北日本放送 ☆★ 1988年4月 - 1999年3月:KNBプラス1 → KNB NNNニュースプラス1
1999年4月 - 2006年3月:KNBわいどプラス1(17時台) / KNB NNNニュースプラス1(18時台)
KTK テレビ金沢 1990年4月 - 2006年3月:テレビ金沢ニュースプラス1
1996年4月 - 2004年9月:2時間ワイドじゃんけんぽん
2005年10月 - 2009年6月:びービーみつばち
※1990年4月1日開局。
FBC 福井放送 1988年4月 - 1996年3月:FBC NNNニュースプラス1
1996年4月 - 2006年3月:夕方いちばんプラス1
※1995年4月 - 1996年3月は金曜日のみ『情報フロント530』に内包。
YTV 読売テレビ 1988年4月 - 1990年3月:大阪発プラス1
1990年4月 - 2009年3月:ニューススクランブル
※2005年11月 - 2006年7月は金曜日の17時台のみ『激テレ★金曜日』が放送されていた。
NKT 日本海テレビ 1988年4月 - 2006年9月:NNNニュース日本海プラス1
HTV 広島テレビ 1988年4月 - 1993年3月:NNNニュースプラス1ひろしま
1993年4月 - 2008年3月:テレビ宣言
KRY 山口放送 1976年 - 1995年3月:KRY テレビ夕刊
1995年4月 - 2006年3月:プラス1やまぐち
1999年4月 - 2006年3月:熱血テレビ(17時台)、プラス1やまぐち(18時台)
※2006年3月21日にWBCで日本が優勝した際、『熱血テレビ』の放送予定がなかったため、17:25 - 18:17に『プラス1』を放送した。17:25 - 17:50を放送するのは初めてで、このようなネットはこの日が最初で最後になった。
RNC 西日本放送 ●☆ 1988年4月 - 1992年3月:RNCニュースプラス1
1992年4月 - 1994年3月:RNCワイド90プラス1
1994年4月 - 2006年3月:RNCワイドニュースプラス1
JRT 四国放送 1982年4月 - 1998年3月:フォーカス徳島
1998年4月 - 2008年9月:530フォーカス徳島(17時台) / フォーカス徳島(18時台)
RNB 南海放送 ☆★ 1988年4月 - 1996年3月:NNNなんかいNEWS5-30プラス1
1996年4月 - 2004年3月:特急!なんかいNEWSプラス1 NNN
2004年4月 - 2006年3月:おかえりテレビ(17時台) / おかえりテレビプラス1(18時台)
RKC 高知放送 1988年4月 - 1989年3月:NNNニュースプラス1こうち
1989年4月 - 2006年9月:こうちNOW
FBS 福岡放送 1988年4月 - 1995年9月:FBSニュースプラス1
1995年10月 - 2011年3月:MENTAI NEWS FUKUOKA
NIB 長崎国際テレビ 1991年4月 - 2006年3月:NNNニュースプラス1ながさき
※1991年4月1日開局。
KKT くまもと県民テレビ 1988年4月 - 1997年3月:NNNニュースプラス1くまもと
1997年4月 - 放送中:テレビタミンNEWS
※『テレビタミン』の16時台・17時台は何らかの事情で放送できなくなった場合は『KKTニュースプラス1』として17:50から放送。
KYT 鹿児島読売テレビ 1994年4月 - 2006年3月:KYTニュースプラス1 NNN
※1994年4月1日開局。

土曜版

備考

  • 青森放送では、月曜から金曜までの18:08頃のローカル提供クレジットおよび土曜のエンディングクレジット時のBGMは、1990年代中期に『NNN日曜夕刊』の全国ネットEDで使われた曲と同じであった(『Newsリアルタイム』[5]でも引き続き使われている)。また、土曜のEDの番組タイトルスーパーは1996年4月に『プラス1サタデー』とタイトル変更された当時のロゴが最後まで使われた。
  • 福井放送、日本海テレビ、山口放送は最後まで初代のタイトルロゴを使用していた。また、地上デジタル開始前の局は2代目のタイトルロゴを使用しているところも多かった。
  • 日本海テレビでは初期、土・日は全国ニュースが『NNNニュースプラス1』、ローカルは『ニュース日本海プラス1』と、同じプラス1でタイトルロゴも同じながら別々の番組として放送していた。後者のエンディングは、関東での本編平日エンディングと同じ音楽である。この頃、徳光と日本海テレビアナウンサーらが平日の『ニュース日本海プラス1』の宣伝CMを作っており、徳光が終盤で「ニュースは新鮮!日本海!」と叫んでいた。なお、日本海テレビは全国ニュースのプラス1が2006年に終了した後も、同年9月まで引き続き夕方ニュース全体を『プラス1』と呼んでいた(タイトルロゴは変更)。

インターネット配信

  • 2006年2月から、平日の全国ニュースと特集コーナーの「大注目」、「必見!」は、インターネットで動画配信されていた。2006年2月6日からインターネットでの無料配信がスタートした。配信されるのは平日17:50 - 18:17の全国ニュース部分である(CMはカット)。スポーツ映像など一部映像は権利の都合上、お断り画面に差し替えまたはカットされているため、その部分の穴埋めで関東ローカル枠の一部分も配信されることがある。また、特集コーナー「大注目」と「必見!」も配信されていた。
  • キャスター日記は『映像ブログ』という形で、終了後のキャスターの様子やトークを動画で配信していた。
  • 動画ニュースとキャスター日記は月曜から金曜までの20:00過ぎに更新される予定となっていた。また、「大注目」と「必見!」は毎週水曜日に更新された。
  • なお、第2日本テレビでは、土曜日のコーナー『マル秘ウォッチ永田町』の配信も行っている(内容は放送終了後に更新)。

関連項目

脚注・出典

テンプレート:Reflist


テンプレート:前後番組 テンプレート:日本テレビ系列の報道番組 テンプレート:徳光和夫

  1. ロボットが花びらのようなものを開く場面で、カメラシャッター音をイメージしたSEが入れられていた
  2. 後者の一例として3代目OPの頃、テレビ岩手では全国ニュース直前に自社送出で当時のOPを流し、タイトル右下に横書きの「いわて」、左下に縦書きの「全国」のスーパーを入れていた(形式上、「ニュースプラス1いわて」内の全国パートとしてタイトルを送出していた)。
  3. 春夏は夕暮れ、ビルの電灯が点灯、秋冬は夜景で星が瞬いている。
  4. 「ニュースレーダー」自体は、現在も放送中。
  5. 2008年10月からは『Newsリアルタイムサタデー』のエンディングBGMが数秒程度短くなった。