RABニュースレーダー

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RABニュースレーダー』(アールエービーニュースレーダー)は、青森放送(RAB)で放送されているローカルワイドニュース番組。1970年4月1日から放送されている長寿番組である。1999年10月からはラジオでも放送されている(後述)。

テレビ放送

テンプレート:基礎情報 テレビ番組

「日本初」のローカルワイドニュース番組である。当初は現在のような夕方ではなく朝の時間帯に放映されていたが、1977年日本テレビの『NNNおはよう!ニュースワイド』のスタートに伴い夕方に移った。また、この番組はスタート当時は朝6:58から放送しており(7:00からの『NNNモーニング7』を内包)、「日本初」フライングスタートを実施した番組でもある。

そもそも、この番組が始まる前のRABテレビの朝の編成は午前6時59分に開始ID画面を出した後、7時の時報とともに開始、「NNNあさ7時のニュース」「NNNスポーツニュース」「おはよう!こどもショー」の以上各番組を日本テレビからネット受けし、それが終わった8時台にようやく「東奥日報ニュース」を放送するという形であったが、当時のローカルニュースは5分しかなかった。当時、NHK青森放送局総合テレビは7時台に今日のニュースワイドゾーンの原型となる「青森県民のみなさんへ」(ローカルニュース)、「スタジオ102[1]を放送しており、当時はNHKがほぼ一人勝ちの状態になっていた。

そこで7時台に地域に根差した大型報道番組を作ろうという機運が高まったが、当時のローカルニュースは1回につき天気予報の分を差し引きしても5-6分、3-4項目程度しか伝えることができないという状況だった。そこで、県内のニュースだけでなく、東京支社と協力し、県外の主要ニュース、さらには青森県に深いかかわりを持つ県外の企業・団体・社会などのニュースの提供を計画した。更に当時の青森県内67市町村のうち56市町村に視聴者を対象とした取材協力スタッフを配置し、地域密着型・視聴者参加型報道番組の構築を目指した。

さらにフライングスタートをするきっかけとしては、それまでは単独番組だった「あさ7時のニュース」「スポーツニュース」を内包することにあった。7時ちょうどにスタートしていきなり全国のニュースをネット受けするのは面白みに欠けるとして、「放送開始時間の一番乗りを考えよう」ということで、前述の放送開始時間を1分早めることで6時58分に司会者の顔出しでオープニングを始めるという体裁を取ることになった。

また番組開始当初は6:58-8:00の1時間番組だったが、その後視聴者の反響から3か月後に8:15までの75分番組に延長され、これを機に番組の司会者に女性アシスタントを加えた3人体制を整えた。[2]

1987.10から1988.3までは全国ニュース『NNNライブオンネットワーク』を内包した1時間番組となっていたが、1988年4月から全国ニュースが『NNNニュースプラス1』に変更したことに伴い、全国ニュースを分離するものの、2006.3の番組終了まで『NEWS PLUS1』(2004年3月までは初代ロゴの『プラス1』)とサブタイトルがつけられていた。なお、エンディングは現在も『news every. RABニュースレーダー』と両方の番組名を併記している。

全国の民放テレビ局各社が、ローカルワイドニュース番組を次々とスタートさせたきっかけは、この番組の成功が元とされているが、一方で代表的な例とされる山陽放送の『山陽TVイブニングニュース(現・RSKイブニングニュース)』や静岡放送の『SBSテレビ夕刊』、さらに中部日本放送の「CBCニュースワイド」は、この番組の夕方移行よりも早く、夕方ローカルワイドニュース番組としてスタートを切っている。

ノンスポンサーにて放送。したがって、番組内に挿入されるCMはすべてスポットCM扱いとなっている。

1970.10からは手話通訳放送も開始し、現在は毎月最終金曜日に行っている(特別番組などで最終週に放送できない場合は、前の週に変更される)。

2004.4、スタジオセットに「バーチャルスタジオシステム」を採用している。導入当初は番組の前半及び後半の天気予報で使用されたが、2006年7月以降は天気予報(2007年4月以降はモニターの上に表示される「Weather」のCGにのみ使用)と特集コーナー(不定期)で使用(クロマキー合成)。

2006.7.3、ハイビジョン制作による放送を開始(当初は県内各支社・支局からのニュース映像は標準画質で、東京・大阪支社からのニュースはハイビジョン対応だったが、現在は県内分も全てハイビジョン取材に対応。これは県内民放では初)。オープニングCG、テロップなどが一新された。また県内民放の夕方ニュースでは最後となるステレオ放送も開始した(当初、新聞のテレビ欄ではステレオ放送を表す記号がついていなかったが、2007.7頃からは記号をつけている)。

テレビ版放送時間の歴史

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  • 1970.4.1 - 1970.6.13…6:58 - 8:00(『NNNあさ7時のニュース』→『NNNモーニング7』を内包)
  • 1970.6.15 - 1973頃…6:55 - 8:15(同上・放送時間18分拡大)
  • 1973頃 - 1974.3…7:15 - 8:30 (『NNNモーニング7』を分離し、ローカル枠のみに。)
  • 1974.4 - 1975.3…7:00 - 8:15(『NNN朝のニュース』(6:45 - 7:00)開始に伴う変更で、15分繰り上げ。)
  • 1975.4 - 1977.4.1 …7:15 - 8:15(『ANNニュースセブン』(7:00 - 7:15)開始に伴う変更[3]
    • 開始から1973.9までは土曜日の放送もあった。
  • 1977.4.4 - 1987.9…18:00 - 18:30(※夕方に移動。1977.3まで夕方の青森ローカルニュースは18:25 - 18:40→18:50(又は18:55) - 19:00まで『東奥日報ニュース』で放送されていた。)
  • 1987.10 - 1988.3…18:00 - 18:55(※『NNNライブオンネットワーク』を内包)
  • 1988.4 - 1996.9…18:30 - 19:00
  • 1996.10 - 1998.9…18:23 - 19:00
  • 1998.10 - 2000.12…18:21 - 19:00
  • 2001.1 - 2002.6…18:20 - 19:00
  • 2002.7 - 2004.3…18:19 - 19:00
  • 2004.4 - 2006.3…18:17 - 19:00
  • 2006.4 - 2011.9…18:16 - 19:00
  • 2011.10 - 現在…18:15 - 19:00(正確には18:58.30〔時期により18:55.40か18:56.10もしくは18:56.40〕で終了)

ラジオ放送

テンプレート:基礎情報 ラジオ番組 1999.10、テレビとの同時放送(サイマル)形式で実験的に放送開始。そのため、ラジオで聴くリスナーへの配慮から、ニュースの当事者および街頭インタビュー映像(音源)は、誰の音声か事前に注訳を入れたうえで放送を行うようになった[4]。それとは別に、元々RABでは1985年からラジオ独自のローカルニュース番組「RABニュースアイ」→「RABニュースTODAY」を17時台に放送しており、2000.3まではラジオにおいて自社制作のニュース番組が併存する状況となっていたが、2000.4より長らくテレビでの看板番組であった当番組とタイトル・イメージを統合する形でラジオ独自の放送を開始。タイトル、テーマ音楽、アタック音はテレビ版と統合されたが、ニュース項目の切り替え時にアタック音を流すなど、番組のフォーマットはラジオでの前番組「ニュースTODAY」から引き継がれた。開始当初は18:00からの20分枠で放送していたが、前述のとおりテレビとの兼ね合いから2005.9からは前番組と同様の15分枠に縮小された。

キャスターも、前番組までの1人制から2人制に変更、メイン=主要ニュース、サブ=フラッシュニュース・天気予報という分業体制となった。開始時は、当時同局アナウンサーだった大竹辰也をメインに据え、女性アナウンサーが日替わりでサブを担当。大竹が一線を退いた後は鈴木伸夫、のちに綱川和夫が主にメインを務めるも、時折別の男性アナウンサーが代わりにメインを担当することもあり、日によってはメイン・サブともに女性(もしくは男性)同士[5]、ごく稀に一人での進行となることもあった[6]。 2013.4からは、2009年頃よりメインを主に務めていた綱川に代わり、テレビ版の11代目キャスター・鮫島大史が主にメインを務めている。また同年6月からは、時折サブの女性アナが主要ニュース、メインの男性アナもフラッシュニュースを読み上げるようになるなど、これまで貫かれてきた分業体制が若干崩れている[7]

オープニングテーマ曲はテレビ版の1世代前(2004年4月~2011年4月)のものを、番組前半の項目変更やフラッシュニュースへ入るときのアタック音は2世代前(1995年4月~2004年3月)のものを使っている。アタック音・フラッシュニュース・天気予報時のBGMは、ラジオ版の放送開始時から一貫して変わっていない。ラジオ版のエンディングテーマ曲は、2011年4月22日までラジオ・テレビのオープニング曲と同じものが使われ、そのエンディング部分が聴けた。4月25日からはテレビ版のBGMが変更されたが、ラジオ版は先代のものを引き続き使用する。

放送時刻は月-金 18:00 - 18:16(正確には18:15.00で終了)2000.4から2005.9まではラジオの放送時間が18:20(正確には18:18.00まで)の放送だった。そのため、一時期1分程テレビとラジオの放送がかぶっていた時期があった。なお、番組表上は、ラジオからテレビへ連続放送となっている。なお、2011.10以降テレビの放送開始時間が早まったこともあり、18:15から1分間だけ放送時間が被っていることになっているが、ラジオではステーションブレイクでコマーシャルが流れているため、実質的にはラジオの放送からコマーシャルを挟まずにテレビの放送へ繋いでいることになる。

出演者(テレビ)

メインキャスター

  • 秋山博子(12代目・2004.10 - )
    • 40年の歴史の中で初となる女性メイン司会者であり、現在歴代で最長。
    • 不在時は天気キャスター(以前は菅原。その際のサブに天気キャスター)。

サブキャスター

  • 菅原厚(2006.10 - )
    • 不在時は当初代役が不在で秋山1人進行だったが、近年は青山英次(2009.11.23・26・27)、星和明(2009.11.24・25)、鮫島(前メイン。2011.6.27-7.1、2013.6下旬。)が登板。

天気キャスター

  • 日によって、ラジオ版のニュースレーダーも担当。
  • 両名は該当曜日以外の平日午前に「今日も!あさぷり」を担当。

月・火曜

水・木・金曜

かつての出演者(テレビ版)

メインキャスター

  • (小島を除く)吉備から長崎はRAB報道記者。小島、黒滝以降はRABアナウンサー。理由は必ずしも報道のプロではないアナウンサーがニュースを的確な切り口で伝えられるかどうかに不安があった為[8]
  • 鮫島以前は他番組の掛け持ちがあまりなかった。降板後は裏方へ回るケースが多かった(鮫島は2006-2009に報道記者)。

歴代キャスター

時間帯 期間 メイン サブ[9] 天気予報[10]
朝枠 1970.4 吉備彬[11] 小島倫[12]
小島倫[12]
鎌田学而[13]
高森邦夫[12][14]
1977.3 清水豊治[15]
夕方枠 1977.4 山中達一[16]
1981.11 長崎昭義
1981.12 1987.9 黒滝久可[17] 米澤章子
1987.10 1990 森山茂樹 柿崎元子
1990 1994.9 原田賀子
1995.3 松尾志織
1995.4 佐藤義之[18] 松尾志織 田代あおい 後藤美穂子
中田有紀 小林あずさ
2001.3 中田有紀[19]  小林あずさ[19] 落合こず恵 亀井薫
2001.4 2003 鮫島大史[20] 落合こず恵[19] 亀井薫[19]  
2003 2004.3 伊東幸子 筋野裕子
2004.4 2004.9 山内千代子[21] 筋野裕子[22] 矢羽々恵匡
2004.10 2007.3 秋山博子 矢羽々恵匡 山内千代子 筋野裕子
2007.4 2006.9 上野由加里 永井まどか
2006.10 2008.3 菅原厚[23]
2008.4 2008.5
2008.6 2011.3 桒子英里 樋田かおり
2011.4 (現在)
サブキャスター
リポーター
天気予報

タイムテーブル

テレビ

18:15 /オープニング・ヘッドライン(3項目)
18:16頃 - 18:30頃 /主要ニュース
18:34頃 /特集
18:43頃 /フラッシュニュース(概ね5項目以内)
18:46頃 /各地の話題
18:50頃 /天気予報
18:57頃 /その他のニュース(1 - 2項目)・主要ニュースの振り返り
18:58頃 /エンディング(時期により18:57 - 18:58の間に終了)

ラジオ

18:00 - 18:01 /オープニング・ヘッドライン(2項目)・提供アナウンス
18:02 - 18:08 /主なニュース
18:09 - 18:12 /フラッシュニュース・天気予報
18:14 - 18:15 /提供アナウンス・その他のニュースまたは話題(原則1項目だが、2項目の時もあり)・エンディング

テレビのオープニング

放送開始当時
テーマ曲はピアノから始まる吹奏楽を中心としたファンファーレ調の曲。スタジオをバックにタイトルが表示された(アニメーションはなし)。当時の番組ロゴ(初代)は斜体の太いゴシック体であった。
夕方移動時 - 1980年代初期
テーマ曲はやや気の抜けたような曲調で、管楽器が使われている。オープニングアニメは時刻を表す6の字から番組ロゴが回転しながら出てくるものであった。ロゴも枠移動に伴いリニューアル(都合2代目)、以後現在に至るまで変わっていない。
1983年頃 - 1986年頃
ニュース映像をバックに菱形からロゴに変形するテロップアニメーションが出てくる。音楽はディスコ調のものに変わった。
1990.4 - 1992.3
オープニングはここでCG化。テーマ音楽は91年3月まで短縮板といえるタイプ。91年4月からは少し長くなり、CGもニュースレーダーのロゴが3回同じ動きをした。
1992.4 - 1993.3
ブロックが積み重なってRABのロゴが出来上がり、次に画面右からニュースレーダーのロゴが登場するCGになった。テーマ曲のアレンジタイプは、「東奥日報ニュース」で2011年4月までの長きにわたって使用された。
1995.4 - 2004.3
一番長く使われたオープニング。巨大なレーダーから番組ロゴが出てくるCGで、テンポの良いテーマ曲であった。
2004.4 - 2006.6
9年ぶりにリニューアルされたものは落ち着いたテーマ曲となり、CGもカラフルな筒状の空間から飛び出すと水色の空間に浮かぶ地球をバックに番組ロゴが出てくるものに変わった。これよりOPにて「RAB」「ニュースレーダー」と2段表示だった番組ロゴが、EDと同じ1段表示に変わっている。
2006.7 - 2011.4
先代のハイビジョン対応バージョンであり、若干マイナーチェンジされた。テーマ曲は同じである。ラジオ版では2013年現在もこの時の曲を使用。
2011.4 -
7年ぶりにリニューアルされたものはオーケストラ調の曲になる。地球儀のCGを「RAB NEWS RADAR」と書かれた帯が取り巻き、世界地図をバックにロゴが登場。ヘッドラインの音楽は落ち着いたピアノ調の曲になり、項目が切り替わる時に効果音が鳴るものに変更。

スタジオセット

初期のころは司会者席に電話機が置かれ、ニュース提供用のスタジオの直通電話番号が書かれたパネルが添えられてあった[2][24]

番組が夕方に移動してから1980年代にかけては、キャスターの背後にクロマキー合成用のブルースクリーンが形を変えてセットに配置されていた。長崎キャスター担当時は丸い形状だったが、黒滝キャスター以後は四角形になった(スクリーン自体は森山キャスターの代まで存在)。

1995.4 - 1995.9
緑色をバックにしたセット。一部オブジェも置かれていたが空虚感は否めなかった。この頃、キャスターは立ってニュースを伝えた。
1995.10 - 1996.12
セットが着席スタイルに戻る。空虚感を無くすためバックに飾り板がつけられた。
1997.1 - 1997.11
茶色を基調にしたセット。背後に「NEWS」の英字ロゴがあった。評判が悪かったのかすぐにとりやめた。
1997.12 - 2004.3
壁面の建て込みではなく、水色のホリゾントをバックに地球のオブジェなどを配した広々としたセットになる。7年近く使われた。これ以後、セット中央(メインキャスター席の背後)に「RAB」「Nippon News Network Nippon News Network」両者のロゴが併記されるようになる。セット左側は「東奥日報ニュース」キャスターおよび当番組ディレクター席、右側は天気キャスター席となっている。天気キャスター席の背後には「RAB WEATHER REPORT」の英字ロゴもあった。
2004.4 - 2011.4.22
バーチャルスタジオ対応となり、スタジオセットの右半分にクロマキー合成用の青壁を設置。そのため、通常セットのスペースは先代の約2/3に縮小され、部屋をイメージした壁面式のセットに戻る。セット左側には本棚が置かれ[25]、ハイビジョンモニターも設置された[26]。後に天気予報でバーチャルセットの使用を取りやめると、天気キャスターはこの左側部分に立って天気予報を伝えるようになった(テーブルはバーチャル使用時のものを流用)。なお、県内のニュース番組で地上デジタル放送開始後もアナログ単独放送時代からのセットを流用していたのは、当番組だけだった。また、これより「東奥日報ニュース」のセット部分とキャスター席が右側になっている[27]
2011.4.25 -
青と白、円形を基調とした明るめのセットとなった。キャスター席とモニターの配置は前のセットを踏襲し、バーチャルスタジオにも対応する。リニューアルが改編時期(3月28日か4月4日)にならなかったのは、地上デジタル放送完全移行(2011年7月24日)まで3か月を切ったという意味合いと、東日本大震災の影響があったものと見られる。

通常のスタジオが使えない時

  • 1998年ごろには諸事情(スタジオの改装ではない)によりRABニュースセンター内の特設スタジオから1週間放送した(1994年頃までは「東奥日報ニュース」でも通常放送においてのスタジオとして使っていた)。
  • 2004年のスタジオ改装時は、『生テレビ』のスタジオから1週間放送していた(『東奥日報ニュース』も同様)。2011.4の改装時は23日(土)・24日(日)の『東奥日報ニュース』を『きんこれ[28]のスタジオから放送していた。『あなたとRAB』のセットを使用していたため、担当アナウンサーは立ってニュースを伝えていた。

字幕スーパー類

1995.4 - 2004.3
人物紹介テロップは青色・赤色・緑色の三角形のベースに斜体で書かれた名前が出てくるものであった。書体は2002年頃に現行の平成角ゴシックに変わっているが、フォーマット自体に大きな変化はなかった。項目テロップは途中から色が変わっている。
2004.4 - 2006.6
人物紹介テロップは四角形で構成された魚のような形をしているベースに名前が出てくるというもの。当初はなにもアニメーションしなかったが、2004.5頃より何も書かれていないベースから名前がせり上がってくるという簡単なアクションが加わっている。ベースも男女とも水色が基本だが、天気のみオレンジ色が使われている(矢羽々アナウンサーが天気を担当していた頃は薄い緑色だった)。
また、エンディングのニュース項目紹介や「あすの動き」では、テロップの背景を透過できるようになっていた(以前、都合により1週間だけ「@なまてれ」用のテロップ装置(2006.5.2までのもの)を使用したことがあったが、この場合では透過は出来なかった)。現在、多く使われ始めている電子テロップとは異なるため、このベースには青色しか使われていなかった(このテロップ装置で青色の表示がはっきりと出ないのを活かした技法である)。ちなみに、2004.5頃よりニュースの字幕スーパーの書体が太くなっている。
2006.7 - 2011.4
ニュースサブが更新されたため、色の透過がより多くできるようになった。主なテロップ類は白を基調にしたNNN Newsリアルタイムを意識したデザインとなった。7.10放送よりアニメーションも付加された(当番組では初)。また2007.4にはそのアニメーションが若干リニューアルし、2008.4からフラッシュニュースのフォーマットが一新した。冒頭の氏名テロップは平成明朝、天気キャスターの氏名テロップは丸ゴシックを使用。その他のテロップには創英角ポップや視覚デザイン研究所のロゴGが使用されている。
2011.4 -
テロップがハイビジョン化になってから2回目の更新。青系の背景に、右には地球儀が描かれている。2013年に入ると天気コーナーや一部のニュースにフォントワークスの書体(ニューロダンロダンわんぱく、スーラマティスなど)が使用されるようになったが、基本書体の平成角ゴシックは引き続き使われている。最近ではニュース以外のRAB主催のイベントの告知CMでもフォントワークスの書体が使用されている。
なお、他局のニュース番組で見られるような右上のサイドテロップはごく一部の特集を除き、一貫して使用していない[29][30]
2013.1.4からはCM直前の映像に自社のキャラクターらぶりんが飛びててくる『瞬をつないで60年』のテロップが、2014.4からは「短命県返上!」のテロップが、追加された。2013.8.15頃から「このあとは…」のテロップの下に『天気予報は午後6:47ごろ~』のテロップを追加した。

関連項目

番組

  • RABレーダースペシャル - 1986-1993.3まで放送されていた、報道ドキュメンタリー番組(毎週土曜 18:30 - 19:00)
  • 日テレNEWS24 - 2005.11-2008.3まで、日テレNEWS24内の番組『ウォッチ・ザ・にっぽん列島』にて約10分程度に編集されたニュースを放送する場合があった。また、特集コーナーの内容が土曜・日曜に不定期放送される。

受賞歴

  • 1971年(昭和46年)度の「ギャラクシー賞 第16回期間選奨」受賞

脚注

  1. ストレートニュースについては7時から「NHKニュース」(前半15分が全国ニュース、後半5分は各地区拠点局からの地域ローカルニュース)を別途放送していた。その後1980年4月に「NHKニュースワイド」としてこれらの番組を統合・ワイド化した
  2. 2.0 2.1 みんなで語ろう民放史 地域に密着した青森の朝を『RABニュースレーダー』の苦闘(当時青森放送記者・森田和穂)
  3. 関西地区のネットチェンジにより、RABのANN加盟に伴うネット開始。
  4. 例として、「○○知事(市町村長)です」という具合(県内首長の場合)。現在、ラジオ版においてインタビュー音源は一切放送されていない。
  5. この場合は上下関係が優先され、先輩アナがニュースを担当し、後輩アナがフラッシュニュースと天気を担当する。この体制での放送は祝日に多い。
  6. 2012年10月26日の放送分では、女性アナが不在のためか綱川一人での進行となったため、綱川自らフラッシュニュースと天気予報も担当した。
  7. 天気予報はこれまでと変わらず女性アナが担当。
  8. 「青森放送二十五年史」より。
  9. かつては他番組との掛け持ちはあまりしていなかった(積極的に掛け持つようになるのは松尾以後)。
  10. 曜日別。
  11. 1958年入社。当時の報道部長。
  12. 12.0 12.1 12.2 1960年入社。
  13. 立命館大学文学部卒業後、1961年入社。現:同大学青森県校友会長。
  14. 1988.6に取締役、1992.6に常務取締役、2006.-2002.6に副社長。
  15. 1955年入社。1982.6-1984.6に取締役。
  16. 1982.6-1990.6に取締役。
  17. 山中時代にリポーター。メイン降板後はディレクターとしてキャスター席に座っていた事がある。
  18. 不在時のリリーフは大竹辰也
  19. 19.0 19.1 19.2 19.3 週途中交代。
  20. 不在時のリリーフは古池雄
  21. 月-水曜。
  22. 木・金曜。
  23. 秋山不在時はメイン代行。
  24. この「民放史」の記事に、初代セットの当時の写真が掲載されており、当時の司会者である吉備・小島の両キャスターの前に電話機と電話番号のパネルが添えられてあるのが判る。
  25. アテネ五輪トリノ冬季五輪で活躍した県勢選手のサインや、らぶりんの人形が飾られていた。
  26. ただしHDサブ更新前は4:3の映像でも、16:9の画面いっぱいに引き伸ばして表示していた
  27. 当番組エンディングで天気キャスターはこの席に座り、両キャスターとの対話や天気情報を多少交えながら番組終了の挨拶を行う。
  28. 2013年現在は「ZIP!FRIDAY」のスタジオ(2012年より)。
  29. サイドテロップが本来表示される部分には場所や日時などが表記されるが、長くは表示されない。ATV・ABAではこの表示は左下に表示される。
  30. 裏番組のあっぷるワイドATVニュースワイドスーパーJチャンネルABAではサイドテロップを使用している。ATV・ABAでは導入後一時期使用していなかった時期があったが、2013年からはどちらも使用を再開している。

外部リンク

テンプレート:前後番組

テンプレート:日本テレビ系列夕方ローカルニュース テンプレート:青森県内テレビ局の夕方ニュース番組