どさんこワイド

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テンプレート:複数の問題 テンプレート:Notice テンプレート:基礎情報 テレビ番組どさんこワイド』は、1991年から札幌テレビ放送(STV)で放送している大型ローカルワイド番組である。ハイビジョン制作

番組名の変遷

因みに、番組開始時の120の数字は「番組放送時間が2時間(120分)である」事に由来していた。その後時間枠が拡大したと同時に北海道内の看板番組に成長した事で、北海道に因んだ数字を考えて当時の市町村数(212市町村)に改名した。その後、2004年12月〜2006年3月までの1年4ヶ月間、北海道内の廃置分合(市町村合併)の計画に伴い、短期間で数字の改名が繰り返された。2009年10月5日に紋別郡上湧別町湧別町が合併し、新湧別町が誕生して市町村数が179になったことにより、同日番組タイトルもどさんこワイド179に変更となった。なお、どさんこワイドのタイトルロゴそのものは番組開始当初から現在も変わることなく続いている。

番組の歴史

  • 1990年12月31日 - 番組の布石となる特別番組「明石・洋二のいろいろあって大晦日」を放送。
  • 1991年9月15日 - 敬老の日特番「どさんこワイド120」を放送。
  • 1991年10月7日 - 17時から2時間の大型情報番組として「どさんこワイド120」がスタート。ニュース情報センター「Dテラス」運用開始前まで使われていたニューススタジオ(Nスタジオ)からの放送となる。ニュースは報道フロアからの放送が中心だった。
  • 1992年6月 - 第1回YOSAKOIソーラン祭りに演舞チームとして参加し、準大賞を獲得。
  • 1992年7月26日(27日未明) - 第16回参議院議員通常選挙に伴い北海道内の選挙特番として「どさんこ緊急増刊号」開始。
  • 1993年10月1日 - 14時台に放送されていた「ちょっと、和久井の2時ですよ」のテレビショッピングを含む各コーナーを統合し、番組が15時50分放送開始に変更。これに伴い、タイトルの数字を従来の放送時間だった「120」から当時の北海道の市町村の数だった「212」に改め、「どさんこワイド212」に変更(「212」の由来については「ちょっと和久井の2時ですよ」と「どさんこワイド120」をつなげたという説もある)。以降、末尾の数字が市町村合併が行われる度に変動することとなる(#番組名の変遷参照)。使用スタジオはニュースコーナーを除き現在のTスタジオに変更した。
  • 1995年4月 - 「どさんこワイドゴールデン」(月1回木曜19:00 - 19:54)開始(1998年9月終了)。
  • 2000年2月 - 日本テレビの番組「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」の木梨憲武メインのコーナー「生ダラアナウンス学院」に出演した一般女子学生がリポーターとして出演、本来はCM明けにスタジオ振りし始まる予定だったが、スタジオが停電になったために急遽リポートから始まった。スタジオの停電は番組初のハプニングだった。生ダラのロケで使っていた照明で一部照らした。
  • 2000年9月 - 谷口祐子が卒業。
  • 2000年10月 - 2代目女性キャスター中島静佳(当時STVアナ)と、街角担当として福永俊介が加入。
  • 2001年2月5日 - BS日テレで初の全国放送を実施(18時台のニュースを除く)。翌6日から開催された「さっぽろ雪まつり」の特集がメインで、大通公園上空のヘリ中継や、スタジオには桂三枝(現・六代目桂文枝)がゲストで招かれるなど、道外視聴者を意識した作りになっていた。また、視聴者プレゼントの当選者には岩手県盛岡市からの応募者が入っていた。現在のところ、全国放送は過去1度のみである。
    • CMは、BS日テレではSTVアナウンサーによる北海道の紹介VTRに差し替えられたが、一部では「石屋製菓」(白い恋人)や「札幌海鮮丸」(北海道の宅配寿司チェーン)、大泉洋出演の「林屋製茶」のCMなど道内ローカルCMも流された。
  • 2001年3月 - 熊坂伸広キャスターが卒業。
  • 2001年4月 - 2代目ニュースキャスターとして春日和彦キャスターが加入。
  • 2001年9月 - 放送開始10周年を迎える。
  • 2004年3月 - 中島静佳が卒業し退社。
  • 2004年4月 - 3代目女性キャスター高山幸代が加入。
  • 2006年9月 - 高山幸代と春日和彦キャスターが卒業。
  • 2006年10月2日 - 福永俊介がメインキャスター陣に昇格。4代目女性キャスターとして近藤麻智子(月~水)と寺田あやこ(木・金)、ニュースキャスターが和久井薫、街角担当に岡崎和久が加入。
  • 2007年9月 - 「2時のワイドショー」開始以来続いていた「ベストショッピング」を終了。
  • 2007年10月1日 - 「17年目突入」の記念スペシャルとして14:55から1時間繰り上げ放送された。
  • 2007年10月2日 - この日から放送開始時間が15:48に繰り上がる。
  • 2008年7月15日 - この年入社した松下ゆきこ西森ちほ山藤みちがJR札幌駅南口で初鳴き。3人とも後に街角担当となる。
  • 2008年10月6日 - 放送18年目に突入。新たに松下ゆきこが加わり、岡崎とコンビで街角担当となる。同番組プロデュースの連続テレビドラマ「桃山おにぎり店」(下記参照)がスタート(全10回、17日まで放送)。
  • 2009年3月18日 - 木村洋二が体調を崩した為長期休養へ入ったと発表。
  • 2009年3月26日 - 近藤麻智子が卒業。この5日後付でSTVを退社。
  • 2009年3月27日 - この日「朝6生ワイド」を卒業した急式裕美が中継で初登場。
  • 2009年3月30日 - 5代目女性キャスター急式裕美が正式に加入。オープニングとジャンクションが一新。
  • 2009年4月7日 - 17時台の「奥さん!お絵かきですよ!」に加え、16時台に視聴者の主婦が参加するコーナー「奥様旬感!当てたら万!」がスタート。
  • 2009年6月5日 - 長期休養していた木村洋二が復帰。
  • 2009年9月28日 - 「-当てたら万!」が「-お絵かきですよ!」同様、賞金が積み立て方式となる。
  • 2010年3月22日 - 「どさんこワイド」の前に放送している「情報ライブ ミヤネ屋」がよみうりテレビ・中京テレビ・広島テレビのみ全国ネット2周年記念としてこの週だけ16:53まで放送時間を拡大。その中で各地の情報番組と中継でつないで放送する企画を実施し、「どさんこワイド」が登場。道内では通常通り15:48で「ミヤネ屋」が終わり、「どさんこワイド」開始直後にまた「ミヤネ屋」が放送された。
  • 2010年3月25日 - 松下ゆきこが卒業。29日より「朝6生ワイド」で月・火・水曜の天気コーナー担当となる。
  • 2010年3月26日 - 1991年の番組開始当初から続いていた「どうあん先生の健康百科」が終了。寺田あやこが卒業、この5日後の3月31日にSTVを退社。東京からの全国ニュース「NNN Newsリアルタイム」が終了。放送終了間際、街角に29日から担当する西森ちほと山藤みちが登場。
  • 2010年3月29日 - 西森ちほと山藤みちが正式に初登場。全国ニュース「news every.」を内包開始。
  • 2010年4月2日 - 同番組プロデュースの連続テレビドラマ第2弾「アキの家族」(下記参照)がスタート(毎週金曜全3回、16日まで放送)。
  • 2010年12月9日 - 札幌ドームで行われた「日本ハムファイターズ斎藤佑樹入団記者会見」の模様を生中継するため、当番組を14:55からの放送に拡大した。
  • 2011年3月25日 - 明石英一郎が3月28日に開始となる朝の姉妹番組『どさんこワイド!!朝!』を担当することになったため、この日をもって卒業。
  • 2011年3月28日 - 森中慎也アナウンサーがニュース・キャスターとして、小出朗アナウンサーが街角担当キャスターとしてそれぞれレギュラー出演開始。
  • 2011年4月4日 - 番組開始から20周年を記念して、この日から4月8日までの1週間、放送時間が従来の開始時間より約1時間繰り上がり、拡大スペシャルとして14:55からの放送となる。これにより、拡大スペシャル期間中「情報ライブ ミヤネ屋」は第1部終了で飛び降りとなる。
  • 2011年7月8日 - 番組開始20周年を記念して『どさんこワイド!!朝!』、『どさんこワイドひる』と連動で「どさんこ函館スペシャル」と銘打った拡大スペシャルとして14:55からの放送。クイズコーナーも含めて全編函館市からの生中継を送る構成となっている(ニュースコーナーのみ札幌からの放送)。どさんこワイド各番組のキャスター陣が総動員で出演。14:55からの開始により、「情報ライブ ミヤネ屋」は第1部終了で飛び降りとなる。
  • 2011年10月3日 - 放送21年目に突入。岡崎和久アナウンサーはメインキャスターに昇格。またこの日から4日間、20周年記念としてこれまで街角を担当してきた歴代キャスターが現在街角を担当している小出朗アナウンサーとコンビを組んで登場した。(3日-木村洋二、4日-明石英一郎、5日-福永俊介、6日-岡崎和久)
  • 2011年10月7日 - 7月の函館キャラバンと同様に朝・昼と連動で「ぞっこん!ほっかいどう 十勝キャラバン」を14:55から1時間拡大して放送。ニュースを除きすべて帯広市からの生中継を行った。
  • 2011年12月28日 - 生放送情報番組初となる地上デジタル放送でのマルチ・2チャンネル同時放送。通常の051chでの放送のほか052chを使用して中継の裏側の様子を中心にした内容を放送。[1]なおマルチ・2チャンネル放送は「ぞっこん!ファイターズ」野球中継などでは既に使用している。
  • 2012年3月30日 - 和久井薫・西森ちほ・山藤みち・小出朗が卒業。西森は退社、和久井・山藤・小出は番組異動。
  • 2012年4月2日 - アシスタントに八木菜摘が加わる。
  • 2012年9月28日 - 森中慎也と日本気象協会気象予報士の大久保智子が卒業。
  • 2012年10月1日 - 宮永真幸がニュース・キャスターとして、大家彩香松原江里佳が街角担当キャスターとしてそれぞれレギュラー出演開始。
  • 2012年10月8日 - 気象予報士の岡本肇が加わる。
  • 2013年3月28日 - ヤン坊マー坊天気予報が終了。
  • 2013年4月1日 - この日から、STVと同じ日本テレビ系列読売テレビが幹事局を務める企画ネット形式の箱番組めばえ」の北海道版を制作するとともに、月 - 金曜日の18:55頃に放送。

番組内容

北海道の最新ニュースや天気予報に加え、生活に役立つ情報や料理コーナーで構成されている。

番組内で使われる全国ニュースの映像は、16:53 - 17:15頃(金曜日は16:50.30 - 17:15頃)と17:53 - 18:15の「news every.」以外は「日テレNEWS24」のCS向けの映像を使用している。また、番組中にニュース速報・交通情報・気象警報・地震情報が入った場合は基本的には速報テロップを画面下(通常放送時では画面上)に表示し、スタジオから伝える形をとっているが、最近では通常放送時と同様の方法をとっていることもある。

以前は18時16分からの北海道内のニュースについては、深夜に日テレNEWS24の「ウォッチ・ザ・にっぽん列島」でも全国放送していた(BS日テレでは当初4:3標準画質のアップコンバートで放送していたが、中継回線の変更に伴い2006年9月26日からは16:9のハイビジョン画質で放送されている。現在はBSでの放送は行われていないが、日テレNEWS24のチャンネル自体そのものがハイビジョン制作となっている)。「ヤン坊マー坊天気予報」は北海道ではこの番組内で放送されている。また、ニュースコーナーでは月1回同時手話通訳放送を実施している(夕方のニュースで手話通訳放送を行っているのは青森放送の「RABニュースレーダー」〈毎月最終金曜のみ〉と当番組のみ)。

放送時間は15時48分から19時までの3時間12分で、それまで最長だった「ほくほくテレビ」(NHK札幌放送局)が2005年10月3日から原則として17時10分 - 19時の放送となったため、本番組が夕方の情報番組・報道番組としては全道一の時間番組に返り咲いた。但し、2005年10月の改編で放送時間を1時間拡大した北海道テレビ(HTB)の「イチオシ!」は3時間10分となり、さらに2006年7月3日からは15時45分放送開始となったため、全道一の放送時間は同番組に明け渡される事になった。だが、同番組は16:53 - 18:17に東京からの全国ニュースを挟んでいるため、自社制作枠の総時間で見ると当番組の方が圧倒的に長い。

2007年9月28日で前時間帯番組「THE ワイド」(日本テレビ・読売テレビ制作)が終了し、ローカルセールス枠になる事から開始時間を繰り上げる可能性が出たが、翌10月1日からは14時台が「情報ライブ ミヤネ屋」、15時台(14:55 - 15:48)がドラマの再放送枠(「ゴゴドラ!」)になった(但し、ドラマ再放送枠と本番組の間をステブレレスとして放送開始時間を15:48に繰り上げている。また、2007年12月25日-27日の「ミヤネ屋」の15:48までの放送時間延長の際もステブレレスでそのまま本番組に切り替わっている。ちなみに終了時には「どさんこワイドはこのあとすぐ。」の予告テロップが表示された)。なお、2008年2月8日で「ゴゴドラ!」は終了、同月11日からは「ミヤネ屋」が正式に放送時間を拡大して15:48までネットされるようになったため、同番組終了後ステブレレスでそのまま本番組に入る(「ミヤネ屋」終了前に「このあとはどさんこワイド」の10秒予告を放送する。14:57頃・15:30頃にも「情報ライブミヤネ屋」放送時にロールスーパーでテレビ欄と同じ予告のテロップを表示している)。

クイズコーナーとして16時台に「奥様旬感!当てたら万」、17時台に「奥さん お絵かきですよ」(当初は「奥さん かけたら万」)というのがあり(内容については後述)、共に高額賞金となると100人を超える挑戦希望者が集まることがあり、また、会場の札幌駅前には度々修学旅行生が詰め掛ける。そのために、学校名を書き込むことができるボードが用意されている。なお、2011年7月8日の函館駅前からの放送ではスペシャル版として「当てたら万」は1問正解で1万円、2問正解で2万円、3問正解で3万円がプレゼントされ、「お絵かきですよ」は正解すれば3万円がプレゼントされたほか、通常放送と異なり、正解が出なくても積み立てなしとなっていた。

また、祝日は不定期で日本テレビ系の特別番組を挟んで放送するため、放送時間が変更になる場合がある(この場合一部コーナーは休止となる)。

祝日は16:53から開始される場合、どさんこワイドのオープニング映像を流さず、「news every.」のオープニング映像を事実上の本番組開始としている(STVのスタジオからの放送は17:03頃からとなる)。

時々、芸能人やアーティストがコンサートなどのイベントで北海道に来た時に本番組にゲストとして出演することもある(その時には「奥様ここでもう一品」のコーナーに星澤幸子と同じエプロンを付けて一緒に料理することもある)。

不定期で、「どさんこ緊急増刊号」としてニュース特番を放送している。

キャスター

メイン・サブキャスターは18時台も出演。ただし2011年度のみ、メインキャスターは17時台までの出演だった。

メインキャスター・リポーター

曜日不定、毎日交代でメインキャスター・中継リポーターを担当。

サブキャスター

  • 松下ゆきこ(STVアナウンサー、月~水曜日担当)
  • 八木菜摘(同上、木・金曜日担当)2012年度は全曜日。

街角(JR札幌駅南口

  • 木村・福永・岡崎が毎週交代で担当。スポーツ中継を担当している岡崎は2012年度まで担当しなかった。
  • どさんこ君(番組キャラクター・道産馬の着ぐるみ)

メインリポーター

  • 急式裕美(STVアナウンサー)2009.3.30-2012.3.30は月~水曜のサブキャスターを担当。同年4月より、旬の話題を掘り下げて取材し、その裏側に迫るコーナー「知りたい!」を担当。

ニュースキャスター

  • 宮永真幸(STVアナウンサー、メインキャスター) - 2012年より16・17時台のニュース担当、18時台メイン。『どさんこワイドひる』と兼務。

クッキングキャスター

番組開始当初から「奥様ここでもう一品」(基本的には生放送で行うが、都合で事前収録のときもある。)のコーナーを担当し続けており、長期にわたる料理生番組への出演がギネスブックに世界一と認定された。生放送中に数々のミス(調味料の入れ忘れなど。後で慌てて入れる場合もあるが、入れ忘れに気が付かないままキャスターが試食してしまう場合もある)をするために、日本テレビ系列で放送されるNG番組に常連的にそのシーンが放送されている。
番組初期のころ、中西章一が休みの際にコメンテーター代理を務めたこともある。

ウェザーキャスター

リポーター

過去の主な出演者

メインキャスター

  • 明石英一郎(STVアナウンサー)1991.10-2011.3.25。卒業後も「広告探偵団」のコーナーでナレーションを担当することがある。

アシスタント

  • 谷口祐子(元STVアナウンサー)1991.10-2000.9。2010.8.23より毎週月曜日の「ぞっこん!ほっかいどう情熱市場」情熱ハンターを歴任。
  • 中島静佳(元STVアナウンサー・現:フリーアナウンサー)2000.10-2004.3。
  • 高山幸代(STVアナウンサー)2004.4-2006.9。STVラジオ「千ちゃんの幸せラジオドーム」を担当するため、降板。
  • 近藤麻智子(元STVアナウンサー、NSTアナウンサーを経て・現:フリーアナウンサー)2006.10-2009.3.26。
  • 寺田あやこ(元STVアナウンサー)2006.10-2010.3.26、木・金曜。
  • 山藤みち(元STVアナウンサー・現:フリーアナウンサー) - 2010.4-2012.9、主に特集や「ぞっこん!スポーツ」、急式のリリーフなども担当。
  • 大家彩香(STVアナウンサー、2013.4.4-2014.3.28 木・金曜)2012.10.1-2013.3.27まで街角中継レポーター。

街角

  • 松下ゆきこ(STVアナウンサー)2008.10.6-2010.3.25。
  • 小出朗(STVアナウンサー)2011.3.28-2012.3.30。
  • 松原江里佳(STVアナウンサー)2012.10-2013.3。水-金曜担当。

コメンテーター

  • 中西章一 - 番組初期の数年間コメンテーターとして出演した。
  • おすぎ - 1999年頃まで、ほぼ毎週火曜に出演。
  • 相馬暁 - 北海道立農業試験場を経て拓殖大学北海道短期大学教授。北海道立上川農業試験場長在籍中から「やさい博士」として出演し、北海道産の農産物を紹介した。「奥さん!」と呼び掛ける明るいキャラクターで親しまれたが、すい臓がんのため2005年3月10日に逝去し、後にがんと戦いながら若手就農者の育成に尽力した相馬の足跡を追った特別番組が「どさんこワイドスペシャル」として放送された。
  • 田中義剛 - 「花畑通信」「田中義剛のこだわりネットワーク」などを担当していた。
  • 河村通夫 - 自然食料理の調理実演を担当していた。但し不定期出演。

リポーター

ニュースキャスター

  • 熊坂伸広 - 報道デスク(ニュースキャスター)で、初期から2001年3月。
  • 春日和彦 - 報道デスク(ニュースキャスター)で、2001年4月から2006年9月。
  • 和久井薫(STVアナウンサー、キャスター)で、2006年10月から2011年3月。2011年度もコメンテーターとして18時台のみに出演。かつて番組初期に放送していた『ちょっと和久井の2時ですよ』末期の名物コーナーから引き継いだ「観さん神さんの姉妹占い」の司会も担当。
  • 森中慎也(元STVアナウンサー・現:日本大学藝術学部放送学科教授、キャスター)で、2011年3月から2012年9月。

ウェザーキャスター

  • 猪俣竜彦 - 日本気象協会北海道支社所属の気象予報士。初期から2003年9月まで「ヤン坊マー坊天気予報」など天気コーナーを担当した。現在はラジオ番組を中心に担当している。
  • 大久保智子- 日本気象協会北海道支社所属の気象予報士。2007年4月から2012年9月まで「ヤン坊マー坊天気予報」など天気コーナーを担当した。
  • 北原宏之- 日本気象協会北海道支社所属の気象予報士。2013年3月まで「ヤン坊マー坊天気予報」など天気コーナーを担当した。

「きょうのどさんこ」

毎週月曜は11時52分、火~金曜は11時46分(正しくは47分)から「どさんこワイド」のキャスターがその日の15時48分から放送される内容を紹介するミニ番組を放送している。

また2010年5月11日から火~金曜日は「どさんこワイド」の初代サブキャスターだった谷口祐子アナウンサーが「情熱ハンター」として北海道各地をまわり、「北海道(産地のほか、加工技術など)」にこだわった逸品を紹介する「ぞっこん!ほっかいどう情熱市場」(テレビショッピング)を放送。2013年4月からは、2代目ハンターとして千秋幸雄、宮田愛子の両アナウンサーが担当している。

また「きょうのどさんこ」で内容を紹介するキャスターも生放送で同じスタジオで行っている為、引き続き出演している。但し祝祭日は休止。なお、2011年3月28日からは11時29分から「どさんこワイドひる」としてニュースときょうの「どさんこワイド」の予告を放送している。

「ぞっこん!ほっかいどう」プロジェクト

2008年にSTVが開局50周年を迎えた事を記念し、「ぞっこん!ほっかいどう」プロジェクトを展開した。

ぞっこん!ほっかいどうキャラバン

2008年、洞爺湖町奥尻町清水町鶴居村へメインキャスター陣が移動しての生中継。旬なご当地情報を全道に届けた。

2011年、2008年同様スタジオを飛び出し道内の各市町村へメインキャスター陣が移動し生中継を行っている。また通常の「どさんこワイド179」のキャスター陣に加え、「どさんこワイド!!朝!」のキャスターも1名加わり出演している。

  • 7月8日 - 函館市からニュース以外全編14:55からの拡大で生中継。またこの日の「どさんこワイド!!朝!」「どさんこワイドひる」も函館から中継。「奥様旬感!当てたら万」「奥さん お絵かきですよ」は函館駅前で行った。木村洋二・明石英一郎(「どさんこワイド!!朝!」)福永俊介・岡崎和久・急式裕美・山藤みち・小出朗・和久井薫(ここまでアナウンサー)・星沢幸子・大久保智子予報士がそれぞれ担当。
  • 8月4日 - 斜里町から生中継。函館市の時と違い、放送開始時刻は通常の15:48で一部のコーナーとキャスターのみ斜里から中継。「奥さん お絵かきですよ」のみ斜里の道の駅から行った。福永俊介・急式裕美・小出朗・八木菜摘(「どさんこワイド!!朝!」)・星沢幸子がそれぞれ担当。
  • 10月7日 - 帯広市から函館市同様14:55からの拡大で生中継。「奥様旬感!当てたら万」「奥さん お絵かきですよ」は帯広駅前で行った。木村洋二・福永俊介・岡崎和久・急式裕美・西森ちほ・小出朗・神谷誠(「どさんこワイド!!朝!」)・和久井薫(ここまでアナウンサー)・宇都宮庸子・星沢幸子・大久保智子予報士がそれぞれ担当。

どさんこワイドプロデュースドラマ

第1弾「桃山おにぎり店」

日本の情報番組では初の試みとなるミニドラマを制作。2008年10月6日「どさんこワイド」放送18年目突入と同時に2週間(10月17日まで)全10回放送。札幌市内を中心に撮影され、エキストラを含め、登場した出演者全員が道産子である。舞台となったおにぎり店は札幌市内の元菓子店を改造したものだが、あまりの完成度に撮影中、おにぎりを求めて本当に客が来たという逸話もある。生放送を得意とする同局において、ドラマ制作は久しく行われていなかったが、この年の「国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2009」にてローカルドラマ賞を獲得したほか、作中の照明技術に対し、第28回日本照明家協会賞テレビ部門の努力賞も受賞している。

第2弾「アキの家族」

2010年4月2日より16日まで毎週金曜全3回放送。前作の「桃山おにぎり店」同様、札幌市内を中心に撮影され、エキストラを含め、登場した出演者全員が道産子である。この「アキの家族」の放送中、4時台の「当てたら万」は金曜のみ休止。また5月22日に総集編を放送した。

歴代プロデューサー

脚注

  1. マルチ・2チャンネル同時放送は14時55分から15時48分30秒まで(番組中にマルチ編成からハイビジョン1chの放送に切換)。052chの画面右上のヘッダ表示も裏側にちなんで、どさんこ君も後向きの姿で表現している。

関連項目

選挙特別番組のSTVローカルにおけるタイトル。2007年7月29日参院選では「ZERO×どさんこ選挙2007」のタイトルで、キャスターは和久井薫福永俊介近藤麻智子が務めた。番組ホームページにはZERO×選挙の告知CMに似た写真が掲載されていた。
2009年8月30日衆院選では、「どさんこ×選挙 決める!8.30」のタイトルで放送した。
2010年7月11日参院選では、「どさんこ×選挙 決める!7.11」のタイトルで放送。明石英一郎和久井薫急式裕美らが出演した。
2012年12月16日衆院選では、「言わせて!総選挙 2012」のタイトルで放送した。
2013年7月21日参院選では、「STV選挙スペシャル 言わせて!参院選 2013」のタイトルで放送する予定。
朝6生ワイド』に替わる2011年3月28日より開始の姉妹番組。
NNNストレイトニュース』を内包した2011年3月28日より開始の姉妹番組。
  • どさんこ家(読み方では「どさんこファミリー」となっている)
どさんこワイド各番組を受け持つアナウンサーが日替わり交代で担当する2011年度の番組宣伝番組。タイトルロゴは他のどさんこワイド各番組とは異なるが、家の絵の中に「家」の文字が入っている。
前身番組
本番組が開始されるまで、18時の全国ニュース直前に放送されていた。明石・木村アナが交代で街角へ繰り出し、街行く市民に何気ない日常をインタビューする番組(録画)。CMを挟んで最後にそのインタビューした人にまつわるクイズを出題するという構成で、初期のどさんこワイドで同じく18時の全国ニュース直前に存在したコーナー「明石・洋二の"ん!?"クイズ」は本番組の名残りである。
2分30秒のインタビュー+CM(全道向け+各地域別 各1分)+クイズ出題30秒で、18時の全国ニュースに直結するこの構成は、視聴者に定着するに連れて徐々に視聴率が上向き、本番組開始にあたっての『視聴習慣の固定』に貢献した部分は大きい。なお、このコーナーでは「"ん!?"音頭」というオリジナルテーマ曲が流れていた。また、『どさんこワイド!!朝!』の「朝刊ですよ!」では、ニュース解説する際、「明石の"ん"!?」というミニコーナーが設けられることもあり、内容は異なるものの、これも本番組の名残りである。
スポンサーセールス上(16時台)の前番組。ただし、「2時のワイドショー」は読売テレビ制作で一部日本テレビ系列にて放送されていた同名の番組とは別のローカル番組。和久井がニュース担当時に放送されていたコーナーである「ちょっと!!和久井のどうなの?」は「ちょっと、和久井の2時ですよ」から取って付けられたものである。
1972年までSTVでネットされていたフジテレビ系列のワイドショー番組で、スポンサーセールス上の名残が一部見られる。

外部リンク

テンプレート:前後番組

テンプレート:日本テレビ系列夕方ローカルニュース テンプレート:北海道内テレビ局の夕方ニュース番組