戸次重幸

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テンプレート:Redirect テンプレート:ActorActress 戸次 重幸(とつぎ しげゆき、1973年11月7日 - )は、日本俳優演出家タレント。本名および旧芸名:佐藤 重幸(さとう しげゆき)[1]。所属事務所CREATIVE OFFICE CUE(業務提携先はアミューズ)。演劇ユニットTEAM NACS所属。北海道札幌市西区(現:手稲区)出身。血液型O型。身長173cm。

札幌市立手稲西中学校北海道札幌手稲高等学校北海学園大学工学部卒業。

経歴

札幌市手稲区で生まれ育つ。大学受験に失敗し、手稲高校卒業後の大学浪人時代にテレビで放送されていたブルーリボン賞授賞式でイッセー尾形の一人芝居「タクシーを待つ人」に魅せられ“受験をやめて役者になる”と決意。その日のうちに親に宣言するも、「泣いて止められた」(本人談)ため大学へ進学した。

進学先の北海学園大学では演劇研究会に入り舞台活動を始める。そこで大泉洋安田顕らと出会い、1回限りのユニットTEAM NACSを結成。大学卒業後は東京に出て劇団の研究生として役者を続けるつもりだったが、留年中にTEAM-NACSが再結成されどんどん大きくなってしまった。「東京からオファーを受ける」という森崎博之の夢に感化され、ローカルタレントをしながらNACSのメンバーとして活動を続ける道を選ぶ。

2000年に音尾琢真とともにCREATIVE OFFICE CUE加入、タレント活動も並行して行う。

1994-2002年には大泉・音尾・森崎らが所属している劇団イナダ組にも在籍していた。役者としてだけではなく脚本演出の立場としても精力的に活動し、また、NACS以外の役者ともユニットを作り、北海道の演劇界の底上げを目指している。

2005年からは全国放送のドラマにも出演。2006年には東京から舞台のオファーを受け、夢を実現させた。

亡母の一周忌を期に、2008年1月1日より、母の旧姓を取った現在の芸名を名乗っている。戸次は本来「べっき」と読むが、覚えやすく「とつぎ」と読ませている。大泉からは「とじ=戸(と)次(じ)」と呼ばれることがある。

エピソード

テンプレート:雑多な内容の箇条書き

  • 役者仲間やファンを問わず「シゲ」と呼ばれている(呼ばせている)。また、安田顕とともに「チームハンサム」と呼ばれている。
  • 歌詞や台詞を覚えるのが早く、物覚えのよさはTEAM NACS内で一番と言われる。
  • ガンダムシリーズやカメラ、模造刀、エアガンなど幅広い分野に造詣が深く、マニア的な側面がある。
  • マイペース、鷹揚な性格で、仕事・プライベートを問わず、事あるごとに大きな失敗やハプニングを起こす“残念”なエピソードを作ることから「ミスター残念」と名付けられている。
    • また「携帯の待ち受けを戸次にすると、持ち主の残念を吸い取ってくれていいことがある」というジンクスがあるという[2]
  • 2000年に函館市で開かれた「2000ミスター土方コンテスト」で川井竜輔(川井"J"竜輔)と共に榎本武揚賞を受賞している(HBC天然者」の企画)。2001年にも、土方歳三コンテスト全国大会(「ミスター土方コンテスト」から改称)に天然者の企画で、小島達子、江田由紀浩と共に参加。戸次は箱館稜雲社賞を受賞。
  • 過去、3度にわたって声帯ポリープを切除している。1度目は2000年11月、2度目は2001年4月、3度目は2005年1月。
  • 元々視力が低く、今後の視力保持のため、2007年と2008年の2度に渡りレーシック手術を受けている。
  • 学生時代に乗っていた車はE30系三菱・ギャラン
  • スキューバダイビングのライセンスを所持している。
  • アニメの中でも特にスタジオジブリの作品が好きである。『天空の城ラピュタ』は中学生の頃から多く観ており、ほぼ全ての台詞を覚えている。そのため、一人で劇中のシーンを再現する「ひとり天空の城ラピュタ」が特技である[3]。ジブリ好きが高じて大泉と安田が出演した『千と千尋の神隠し』においてエキストラとして出演した。
  • テレビ朝日の深夜ドラマ「歌のおにいさん」のDVD宣伝用ポスターが全国のDVD・CDショップに配布されたのだが、ドラマの重要人物なのにも関わらず、出演者一覧には名前が記載されていなかった。
  • 幽霊や怪談などの心霊物には極端に弱く、バラエティ番組での企画時には恐怖によってリアクションが無くなってしまう事もある。
  • 2013年現在、TEAM NACSで唯一の未婚者。
  • 2010年、オカヤドカリを飼い始める。おにぎりあたためますかでは、3泊4日のロケの際に「4日も留守にするとヤドカリが死んでしまう」と、ヤドカリをタッパーに入れて持ったままロケに臨んだが、ロケ中に2匹死んでしまった[4]
  • 測量士の資格を所持していることを2012年12月17日付けのブログ(戸次式)で明かしている。

俳優活動

舞台・イベント出演作品

TEAM NACS劇団イナダ組はそれぞれの項目を参照

  • ダムダム団旗揚げ公演「ROBO〜ロボ〜」(2001年4月14日-4月15日)
  • ダムダム団第2回公演「チャンバラ」(2002年1月5日-1月7日)
  • ロックメン旗揚げ公演「アルプス」(2004年7月16日-7月19日)
  • 「びっくり箱 -姉妹編-」(2006年4月1日-4月23日) ※ NHKにてテレビ放送あり
  • 「宝塚BOYS」(2007年6月12日-7月19日) - 長谷川好弥 役
  • TEAM NACS SOLO PROJECT「GHOOOOOST!!」(2007年8月11日-8月30日)
  • Act Against AIDS 2007 「15年かヨ!全員集合」
  • MIDSUMMER CAROL ガマ王子 vs ザリガニ魔人(2008年3月21日-4月6日) - 浩一・浩二 役
    • PARCO劇場ほか、新潟・仙台・大阪・広島・福岡・愛知
  • 「江戸の青空」(2009年5月24日-6月29日)
  • TEAM NACS SOLO PROJECT「ライトフライト〜帰りたい奴ら〜」(2009年10月16日-11月23日)
  • 「江戸の青空 弐」(2011年11月12日-12月11日)
  • モンティ・パイソンのスパマロット」(2012年1月9日-1月22日)- ロビン卿 役
  • 「こどもの一生」(2012年11月 - 12月、PARCO劇場ほか)
  • パルコ劇場40周年記念公演「趣味の部屋」(2013年3月22日 - 4月14日、PARCO劇場ほか)

テレビドラマ

映画

主な脚本・演出作品

  • TEAM-NACS番外公演「FOUR〜求め続けた奴等の革命〜」(「通販番組」を担当)脚本・演出
  • ダムダム団旗揚げ公演「ROBO〜ロボ〜」脚本・演出
  • ダムダム団第2回公演「チャンバラ」脚本・演出
  • TEAM-NACS第9回公演「ミハル」脚本・演出
  • ロックメン旗揚げ公演「アルプス」脚本・演出
  • TEAM NACS SOLO PROJECT「GHOOOOOST!!」脚本・出演
  • ドラマ「ザ・クイズショウ」(Episode4<第5・6話>)脚本・主演
  • TEAM NACS SOLO PROJECT『ライトフライト〜帰りたい奴ら〜」脚本・出演(演出:福島三郎)
  • TEAM NACS SOLO PROJECT 戸次重幸一人芝居『ONE』脚本・演出・主演

タレント活動

★は現在放送中のレギュラー番組

テレビレギュラー番組

テレビゲスト出演番組

ラジオレギュラー番組

CM

TEAM-NACS、CREATIVE OFFICE CUEとして出演したCMはそれぞれの項目を参照。

脚注

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関連項目

外部リンク

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