おすぎ
テンプレート:ActorActress おすぎ(本名:杉浦 孝昭、すぎうら たかあき、1945年1月18日 - )は、日本のタレント、映画評論家である。プラムクリークス所属。ファッション評論家のピーコは一卵性双生児の兄。
目次
来歴・概要
横浜市立桜丘高等学校、阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。「おすぎ」の芸名は本名の杉浦から。オネエキャラを全面に出して1975年のテレビ・ラジオデビュー以来、芸能界で活動している(実際の芸能界入りはデビュー前の銀座の歌舞伎座系列のテレビ番組制作プロダクション『歌舞伎座テレビ室』の制作進行補が最初)。本業の映画評論では本名の杉浦孝昭の名義で活動し、映画専門誌の「キネマ旬報」などに寄稿していた。美術専門学校卒の技能を生かし映画雑誌のレイアウトなどの仕事に編集者として携わる一方で、テレビでのタレント活動が、「おすぎとピーコ」として話題を呼んだ。1978年、大島渚監督作品『愛の亡霊』には俳優として出演している。
人の好き嫌いがはっきりしている為、嫌いな芸能人が多数存在しており、普段からラジオ番組等で多数の実名を上げてきた。また石原慎太郎とも、彼が「君らは歌手か?」と聞いてきて、「私はオカマです。」と答えた所、「俺はナマコとオカマは大嫌いだ」と暴言を吐かれたことにおすぎが激怒し[1]、猛烈な口論を繰り広げる遺恨があった(この件は佐高信が当時連載を持っていた「噂の眞相」で石原批判のエピソードとして掲載している)。ただおすぎが口にする「どうせ私たちはオカマだから」という物言いに対し美輪明宏は、「自分は同性愛に対する偏見に対して闘ってきたのに、あの二人(おすぎとピーコの事)はテレビで、偏見に満ちた蔑称である“オカマ”という言葉を自分たちから連呼して、あえて笑われ者になる事で、同性愛者への偏見を助長している。せっかく同性愛が市民権を得てきたのに、歴史が逆戻りすることになる。その根性が実に卑しい。消えてしまえばいい。この、馬鹿者どもが!」と厳しく批判、「昔はコンサートや舞台公演などに招待していたが、今は絶縁している。」と語り、ある時期から会っていない事を公表している。[2]
36歳の時、両親を亡くし、1989年のピーコの眼球摘出手術により、ピーコが仕事が出来ない分自分が穴を埋めてやらねばと全国を飛び回っていたが、当時「おすぎとピーコ」の旬は過ぎていた為、病を機にピーコのレギュラー出演も打ち切られる番組が増え、中々仕事は無かった。その時、福岡のローカル局であるKBCテレビから「月に一回でもいいから『天神マンボウ(後のうるとらマンボウ)』に出演して頂けませんか?」と打診を受ける。その後『うるとらマンボウ』『おすぎとコージのあぶない関係』にレギュラー出演するようになり、それ以来KBCには恩義があるのか、再び売れっ子になった今でも毎週日〜月曜日(スケジュールや気象状況を考慮して土曜から入る場合も有り)は福岡に通っている。その他、福岡に通う以前から25年以上つながりのある札幌のSTVにも、現在は隔週ながら木〜金曜日に通っている。
一時期は映画評論家としての仕事をメインとし(切っ掛けは淡谷のり子の激怒[3][4])、相変わらず全国を飛び回る日々を送っていた。だが、福岡関連で福岡放送制作の全国ネット番組『所的蛇足講座』に出演したことで全国ネットに久々に出演。同時期をピーコはファッション評論家の仕事メインで活動していたが、『SMAP×SMAP』での中居正広の物真似であるヒーコ(関根勤がおすき)の影響から再ブレイクし、『おすぎとピーコ』のパッケージとして再びお茶の間にお馴染みとなった。双方単独の仕事も多くなっている。
前述の通り福岡での仕事がある為、福岡ソフトバンクホークスとアビスパ福岡のファンであり、特に川崎宗則を「ソウくん」、新垣渚を「なぎさ」と呼んで可愛がっている。その熱意は、新垣が勝利を挙げた日や川崎が活躍した日には誰よりも早く一番に祝福の電話を入れるほどで、2005年、ホークスがプレーオフで敗れ日本シリーズ出場を逃した際には、『アサデス。』の放送中に号泣したほどである。また、ピーコも近年全国ネットの番組で「おすぎはホークス大好き人間なのよ」と言う事が多い(ピーコも何度か『アサデス。』にゲスト出演している)。2006年8月28日放送の『みのもんたの“さしのみ”』内にて、みのもんたからのプレゼントで、川崎と新垣からのメッセージに感激の涙を流していた。またフジテレビアナウンサー生野陽子とは彼女が大学時代に月曜日・火曜日のお天気コーナーアシスタントとして出演していた『アサデス。』などで交流があったため、『ショーパン』制作発表の際に生野が「お世話になったので、出てくれるとうれしい。」と語っている。
2010年10月、福岡県へ転居。福岡でのレギュラー番組をこなしながら、東京での仕事は新幹線で移動という形をとるようになる。とはいっても、おすぎがネット上で書いている連載(該当記事)によると、本宅はあくまでも実家に近い横浜で、福岡の住家は別宅扱いだという。それでも、1週間の生活の中心を福岡の別宅に置くことにしたという。事実上の福岡転居直後、県内の嘉麻市(かまし)が開いたイベント「嘉麻ふれあいまつり」で、嘉麻市オリジナル釜飯を選ぶ審査員として参加し、話題をさらった。「嘉麻」は古くからある地名で「嘉穂」の「嘉」は「嘉麻」から取られたものだが、当初地元では「おかま」を連想させるとして反対の声もあった。そうした経緯もあってか、おすぎはKBCラジオで「嘉麻市は何であたしを呼ばないのよ」と発言したとされる[5][6]。翌年(2011年11月5日)の「嘉麻ふれあいまつり」において嘉麻市の観光大使に任命され、「『嘉麻、嘉麻』と日本中に言って歩くのでよろしく」と決意表明した[7]。
木曜日レギュラー(2006年春より)の『森田一義アワー 笑っていいとも!』では初登場(2002年春に火曜日隔週レギュラーとして)以来長らく、オープニングでのステージの立ち位置がレギュラー陣の中で最も下手(しもて)で、出演歴が長くなって後輩のレギュラー出演者が増えても、一向に中央に寄ろうとしなかった。しかし2006年秋からは自身より古株の出演曜日レギュラー(木曜日)が笑福亭鶴瓶しかいなくなったこともあって、ステージ中央の鶴瓶の隣に立つようになった。2008年10月1日から水曜日レギュラーへの異動となり、同じく水曜日に異動したピーコと兄弟共演する形になった。2011年3月30日二人そろって卒業。
料理の腕前も評判であり、『アサデス。』などでその腕前を披露している。特に、分量などのメモをとらなくても手順を覚えれば、簡単で美味しく作れる料理を披露することも多く、料理本も執筆している。
批評・映画評論
キネマ旬報(1981-1993)に長く寄稿した後、広告批評等の雑誌に移る。キネマ旬報に寄稿しなくなった理由は不明だが、キネマ旬報のGW特集(1993年5月)以後、1996年6月までの3年間、おすぎは映画評論活動をしていなかった。
映画を批評するのではなく、「好き・嫌い」を基準におしゃべりするスタイルは、様々な批判を招来している。映画評論家の田山力哉に映画評論家としての姿勢を批判され、対立していた時にはクシシュトフ・キェシロフスキ監督の三部作『トリコロール/白の愛』を「田山力哉が誉めているから、この映画は嫌い!」と発言した事もある。その件に関して田山が当時、「キネマ旬報」で連載していたコラムでおすぎの事を「どうしようもないアホ」「クシシュトフ・キェシロフスキ監督に失礼だとは思わないのか!」と文面で罵倒した[8]。映画のCMにナレーションで出演することがあり、この際の出演料は500万円前後であると自ら明かしている[9]。このことに関してジャーナリストの大谷昭宏は、「たとえ自分が好きな映画であっても映画評論家と名乗る以上、映画のCMには出演すべきではない」[10]と批判的な意見を寄せている。
淀川長治との共著が多数ある。長年「淀川を殺してでも淀川になるっ!」と言っていたほどだったが、実際は淀川が病気になった時には弁当を作ってお見舞いに行くほどまでに親交が深かった。試写会で隣同士になった時には淀川がおすぎの口の中に持参のチョコレートを入れてあげていたとのこと(ピーコ・阿川佐和子の項目にある参考文献や著書に明記されている)。
映画評論文
杉浦孝昭名義(1981-1998)及びおすぎ名義(1998- )のもの一覧
- おすぎ名義
- 映画「寝ずの番」監督 マキノ(津川)雅彦VS.おすぎ--日本映画を斬る / マキノ(津川) 雅彦 ; おすぎ 週刊朝日. 111(19) (通号 4745) [2006.4.14]
- 予測 映画(特集 総予測 2002年) -- (社会・文化) / おすぎ 週刊ダイヤモンド. 90(1) (通号 3915) [2001・02.12・1.29・5]
- 「お母さんみたいなお父さん」淀川長治 好みのタイプ (20世紀の21人 聞けなかった遺言) / おすぎ 週刊朝日. 105(58) (通号 4418) [2000.12.29]
- 私が偏愛する3つの名作 (追悼 黒沢明) / おすぎ ; 小室 等 ; 佐藤 忠男 他 週刊朝日. 103(42) [1998.09.25]
- 杉浦孝昭名義
- おしゃべり映画講座(第120回)「ぼくのバラ色の人生」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 221) [1998.11]
- おしゃべり映画講座 第119回 「ビッグ・リボウスキ」「地球は女で回ってる」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 220) [1998.10]
- おしゃべり映画講座(第118回)「河」「アナスタシア」「ライブ・フレッシュ」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 219) [1998.09]
- おしゃべり映画講座 第117回「ボクサー」「ディープ・インパクト」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 218) [1998.08]
- おしゃべり映画講座 第116回「ブルース・ブラザース2000」他 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 217) [1998.06]
- おしゃべり映画講座 第115回「恋愛小説家」「ジャッキー・ブラウン」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 216) [1998.05]
- おしゃべり映画講座 第114回「シーズ・ソー・ラヴリー」他 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 215) [1998.04]
- おしゃべり映画講座(第113回)「アミスタッド」,「フェイス/オフ」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 214) [1998.03]
- おしゃべり映画講座 第112回 「ゲーム」「世界の始まりへの旅」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 213) [1998.02]
- おしゃべり映画講座(第111回)「桜桃の味」「HANA-BI」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 212) [1998.01]
- おしゃべり映画講座(110)「メン・イン・ブラック」「ブラス!」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 211) [1997.12]
- おしゃべり映画講座(109)「タンゴ・レッスン」「キャリア・ガール」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 210) [1997.11]
- おしゃべり映画講座-108-「世界中にアイ・ラブ・ユー」「萌の朱雀」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 209) [1997.10]
- おしゃべり映画講座-107-「フィフス・エレメント」「ベント」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 208) [1997.09]
- おしゃべり映画講座-106-「ネオン・バイブル」「アントニア」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 207) [1997.08]
- おしゃべり映画講座-105-「枕草子」「祝祭」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 206) [1997.06]
- おしゃべり映画講座-104-「八日目」「エマ」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 205) [1997.05]
- おしゃべり映画講座(103)「イングリッシュ・ペイシェント」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 204) [1997.04]
- おしゃべり映画講座-102-「スリーパーズ」「シャイン」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 203) [1997.03]
- おしゃべり映画講座-101-「エビータ」「クラッシュ」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 202) [1997.02]
- おしゃべり映画講座-100-「奇跡の海」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 201) [1997.01]
- おしゃべり映画講座-96-「アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生」「秘密と嘘」--人間を見つめる目が光る / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 200) [1996.12]
- おしゃべり映画講座-98-「記憶の扉」「42丁目のワーニャ」「ファーゴ」--映画の語り口を堪能する3本(対談) / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 199) [1996.11]
- おしゃべり映画講座-97-「ケロッグ博士」「世にも憂鬱なハムレットたち」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 198) [1996.10]
- おしゃべり映画講座(96)「フィオナの海」「リービング・ラスベガス」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 197) [1996.09]
- おしゃべり映画講座-95-「キッズ・リターン」「蜂の旅人」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 196) [1996.07]
- おしゃべり映画講座-94-「いつか晴れた日に」「ヒート」 / 淀川 長治 ; 杉浦 孝昭 広告批評. (通号 195) [1996.06]
- Golden Week映画特集--ゴールデンウィーク映画を見る楽しみ--掘り出し物を見つけること / 座談会 黒田 邦雄 ; 座談会 おすぎ ; 座談会 きさらぎ 尚 キネマ旬報. (通号 1105) [1993.05.01]
- お正月映画座談会--個性豊かな3人,それぞれのお薦めは…<特集> / おすぎ ; きさらぎ 尚 ; 黒田 邦雄 キネマ旬報. (通号 1097) [1993.01.01]
- 夏休み映画座談会--「誰が何と言おうと,ワタシはこれがお薦めです」 / おすぎ ; 黒田 邦雄 ; きさらぎ 尚 キネマ旬報. (通号 1088) [1992.08.15]
- 縦横無尽 (1990年正月映画全作品徹底ガイド--日本映画&外国映画<特別企画>) / 座談会 双葉 十三郎 ; 座談会 渡辺 祥子 ; 座談会 おすぎ キネマ旬報. (通号 1023) [1989.12.01]
- '89夏休み映画ガイド座談会--縦横無尽 / 双葉 十三郎 ; 渡辺 祥子 ; 杉浦 孝昭 キネマ旬報. (通号 1014) [1989.07.15]
- 縦横無尽 (1989正月映画全作品徹底ガイド) / 座談会 双葉 十三郎 ; 座談会 渡辺 祥子 ; 座談会 杉浦 孝昭 キネマ旬報. (通号 998) [1988.12.01]
- 四季版「怪人(ファントム)」に魅せられて (「オペラ座の怪人」をめぐって) / 杉浦 孝昭 新劇. 35(7) [1988.07]
- 「ノー・マーシイ--非情の愛」<特集> / 杉浦 孝昭 他 キネマ旬報. (通号 960) [1987.05.15]
- 縦横無尽--'87お正月映画ガイド座談会 / 双葉 十三郎 ; 渡辺 祥子 ; 杉浦 孝昭 キネマ旬報. (通号 950) [1986.12.15]
- '86年お正月映画ガイド座談会--縦横無尽 / 双葉 十三郎 ; 杉浦 孝昭 ; 渡辺 祥子 キネマ旬報. (通号 925) [1985.12.15]
- '85年夏休み映画ガイド座談会--縦横無尽 / 双葉 十三郎 ; 渡辺 祥子 ; 杉浦 孝昭 キネマ旬報. (通号 915) [1985.07.15]
- '85年お正月映画ガイド座談会--縦横無尽 / 座談会 双葉 十三郎 ; 座談会 渡辺 祥子 ; 座談会 杉浦 孝昭 キネマ旬報. (通号 900) [1984.12.15]
- 夏休み映画ガイド座談会--縦横無尽 / 双葉 十三郎 ; 渡辺 祥子 ; 杉浦 孝昭 キネマ旬報. (通号 890) [1984.07.15]
- 縦横無尽--'84年正月映画ガイド座談会 / 杉浦 孝昭 ; 双葉 十三郎 ; 渡辺 祥子 キネマ旬報. (通号 875) [1983.12.15]
- 縦横無尽--お金と時間をムダにしないための夏休み映画ガイド座談会 / 杉浦 孝昭 ; 双葉 十三郎 ; 渡辺 祥子 キネマ旬報. (通号 865) [1983.07.15]
- 外国の若者にも充分受け入れられる映画なんだ (「俺っちのウエディング」<特集>) / 杉浦 孝昭 キネマ旬報. (通号 857) [1983.04.01]
- '83年正月映画10本を30倍楽しむためのガイド座談会 / 双葉 十三郎 ; 杉浦 孝昭 ; 渡辺 祥子 キネマ旬報. (通号 849) [1982.12.01]
- トリュフォーの"恋の色" (「隣の女」<特集>) / 杉浦 孝昭 キネマ旬報. (通号 850) [1982.12.15]
- 82年夏休み映画ガイド座談会--縦横無尽 / 双葉 十三郎 ; 渡辺 祥子 ; 杉浦 孝昭 キネマ旬報. (通号 840) [1982.07.15]
- 16本の正月映画--縦横無尽 (話題の82年正月映画特集) / 座談会 双葉 十三郎 ; 座談会 杉浦 孝昭 ; 座談会 渡辺 祥子 キネマ旬報. (通号 826) [1981.12.15]
- 単行本
- おすぎとピーコのこの映画を見なきゃダメ!! / おすぎ,ピーコ. -- 学習研究社, 2005.12
- おすぎです。映画を観ない女はバカになる / おすぎ. -- 主婦と生活社, 2004.12
- 映画が終わったその夜に / 杉浦孝昭. -- TaKaRa酒生活文化研究所, 1999.4. -- (酒文ライブラリー)
- おすぎのいい映画を見なさい. 3 / 杉浦孝昭. -- 芳賀書店, 1998.12
- おすぎのいい映画を見なさい. 2 / 杉浦孝昭. -- 芳賀書店, 1998.12
- おすぎのいい映画を見なさい. 1 / 杉浦孝昭. -- 芳賀書店, 1998.12
- おしゃべりな映画館. 4 / 淀川長治,杉浦孝昭. -- マドラ出版, 1997.10
- おしゃべりな映画館. 3 / 淀川長治,杉浦孝昭. -- マドラ出版, 1994.7
- おすぎの私家版映画年鑑. 1989-1991 / 杉浦孝昭. -- メディアファクトリー, 1992.10
- おしゃべりな映画館. 2 / 淀川長治,杉浦孝昭. -- マドラ出版, 1991.4
- おしゃべりな映画館 / 淀川長治,杉浦孝昭. -- マドラ出版, 1990.5
- 捨て鉢ほめ捨て捨て台詞 / 杉浦孝昭. -- 話の特集, 1986.8
- おすぎのシネマトーク / 杉浦孝昭. -- シネ・フロント社, 1986.5
レギュラー番組
現在
テレビ
- アサデス。(KBCテレビ):月曜日はアサデス。KBC及び九州・山口の両方にコメンテーターとして、火曜は不定期で、アサデス。KBCに、中継レポーターとして出演。また、月曜はアサデス。九州・山口放送後の「サワダデース」にも出演。
- おすピーのシネバラ!(チャンネルNECO)
- おすぎのこの映画見なさい!(スターキャット・ケーブルネットワーク。毎週更新)
- スタイルプラス(東海テレビ):映画紹介で、年に数回、ゲスト出演する
- ドデスカ!(メ~テレ) :金曜コメンテーター。
- れじゃぐる(大分朝日放送):土曜日
ラジオ
- サンデーおすぎ(KBCラジオ):日曜日
- 工藤じゅんきの十人十色(STVラジオ):隔週金曜日
- 吉田照美 飛べ! サルバドール(文化放送):「サルバドール知恵袋」水曜日レギュラー
- おすぎと南部のアスカラジオショッピング(全国AMラジオ局)
過去
テレビ
- 情報プレゼンター とくダネ!(フジテレビ系、「おすぎのエンタメ切捨てゴメン!」コーナーレギュラー):金曜日
- スーパーモーニング(テレビ朝日系):コメンテーター
- そんなに私が悪いのか!?(テレビ朝日系):レギュラー
- 2時のホント(フジテレビ系):月末最終金曜日の『おすぎとピーコのシネマサロン』のコーナー
- ジャスト(TBS系):月末最終金曜日の『おすぎとピーコのシネマサロン』のコーナー
- 所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝(テレビ東京系)
- ものまね王座決定戦審査員(おすぎとピーコとして)(フジテレビ系)
- おすぎとピーコの本ビニエンス(テレビ朝日)
- 金のA様×銀のA様(日本テレビ系)
- ハッピーボーイズ! → ハッピーボーイズアワー爆笑おすピー問題! → 爆笑おすピー大問題!!(フジテレビ系)
- おすピー&ロンブーの起きなさいよッ!!(フジテレビ系)
- 情報回遊TV うるとらマンボウ(KBCテレビ)
- サワダデス。(10分番組時代・月曜日)(KBCテレビ)
- ダウンタウンDX(読売テレビ・日本テレビ系)
- 森田一義アワー 笑っていいとも!(フジテレビ系):水曜日(ピーコと共演)
- 笑っていいとも!増刊号(フジテレビ系):日曜日
- おすぎのシネバラ!(チャンネルNECO)
- のびのび!カマンベーロ(TVQ九州放送)
ラジオ
- 稲川淳二のオールナイトニッポン (ニッポン放送、オールナイトニッポン月曜第2部、1976年10月〜1977年9月)
- 久米宏の土曜ワイドラジオTOKYO (TBSラジオ、おすぎとピーコの週末情報を担当、1978年4月〜1985年3月)
- パックインミュージック (TBSラジオ、水曜日担当、1979年10月〜1981年9月)
- 吉田照美のやる気MANMAN!(文化放送、マイクサイドボクシング俺に言わせろ!:木曜日レギュラー、1992年10月〜2007年3月)
- 大竹まこと ゴールデンラジオ!(文化放送、大竹紳士交遊録:木曜日レギュラー、2007年5月〜9月)
- おすぎとピーコのすみれ修道院(文化放送、『野村邦丸のごきげん!二重丸◎』内、2002年10月〜2005年3月)
- 吉田照美 ソコダイジナトコ(文化放送、「朝イチ情報デリバリー」「7時の情報デリバリー」木曜日レギュラー、2008年4月〜2013年3月)
- おすぎのいいすぎ!?(ニッポン放送、『垣花正のニュースわかんない!?』内、2002年10月〜2004年3月)
- おすぎの素晴らしきシネマランド(STVラジオ、1985年4月〜1989年3月)
- おすぎと洋二の言いすぎたかしら(STVラジオ、1991年10月〜1994年3月)
- おすぎの美しくなりたい(STVラジオ、1996年10月〜1999年4月)
- おすぎと俊介の普通じゃナイト(STVラジオ、1999年4月〜1999年9月)
- おすぎとコージのあぶない関係(KBCラジオ、〜2003年3月、PAO〜Nスタートに伴い、発展的終了)
- 中村もときの通勤ラジオ(KBCラジオ、〜2003年3月、PAO〜Nスタートに伴い、降板)
- PAO〜N(KBCラジオ、月曜日レギュラー、2003年3月〜2011年3月)
著書
- やっぱり出たか おすぎの猛毒!! ― 芸能界てんやわんや(光文社、1984年1月)
- おすぎの男はこんな料理(お・ん・な)が食べたい ― 男の味覚と気持ちがわかる本(主婦と生活社、1984年9月)
- おすぎのシネマトーク(シネ・フロント社、1986年5月)
- おすぎの私家版映画年鑑〈1989‐1991〉(メディアファクトリー、1992年9月)
- いまの日本の大問題(扶桑社、1994年6月 佐高信との共著)
- おすぎの大料理(文化出版局、1995年5月 料理本)
- おすぎのいい映画を見なさい(芳賀書店、1998年12月 北九州都市圏で発行されているタウン情報誌「おいらの街」での連載をまとめたもの、全3巻)
ここまで本名の杉浦孝昭名義で出版(「いまの日本の大問題」を除く)、以降はおすぎ名義で出版したもの。
- おすぎです。映画を観ない女はバカになる!(主婦と生活社、2004年12月 雑誌「JUNON」での連載をまとめたもの)
- バカバカバカ!(ぺんぎん書房、2005年7月 「薔薇族」での連載をまとめたもので、初のエッセイ集である)
- 愛の十三夜日記(ダイヤモンド社、2005年9月 「CDV-JAPAN」での連載をまとめたもの)
- おすぎとピーコのこの映画を見なきゃダメ!!(学習研究社、2005年11月 ピーコとの共著で、テレビ情報誌「TV LIFE」での連載をまとめたもの)
音楽
おすぎとピーコ名義でLPレコード『ザ・パーティー』(1979年/CBSソニー)を発表。金子マリ & バックスバニーの演奏をバックに二人がひたすらお喋りするショー形式で構成されている。司会を久米宏が務め、大島渚、石井好子、西田敏行、近田春夫、星セント・ルイス、大屋政子、小森和子、稲川淳二、野沢那智、白石冬美、藤竜也、吉行和子、松島トモ子等、当時としても破格の豪華メンバーがゲスト出演した。ジャケットイラストは和田誠が担当。未だCD化はされていない。
脚注
- ↑ 「石原慎太郎 おすぎとピーコに『オカマとナマコは大嫌い』発言」(NEWSポストセブン2012.01.11)
- ↑ 2007年12月28日放送「中居正広の金スマ!波瀾万丈スペシャル」にて
- ↑ ザ!世界の仰天ニュース 有名人の仰天人生スペシャル パート6
- ↑ しょこたん専用ザク おすぎとピーコが一緒に仕事をしなくなった理由
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ おすぎさん、嘉麻市の観光大使に任命2011年11月6日 読売新聞
- ↑ 『さよなら映画、また近いうちに』田山力哉著、キネマ旬報社、1997年
- ↑ 2010年7月5日放送回『アサデス。九州・山口』(九州朝日放送)出演時に発言。
- ↑ 『やじうまワイド』(テレビ朝日)で発言
関連項目・人物
- ピーコ - 双子(一卵性双生児)の兄
- おすぎとピーコ
- 神奈川県出身の人物一覧
- 映画評論家一覧
- TAMA CINEMA FORUM
- 沢田幸二(九州朝日放送)
- 上野敏子 - おすぎより先にTVQに進出。『うるとらマンボウ』以来のつきあいである
外部リンク
- CDV-NET連載コラム「おすぎのビデ・シネプレビュー」
- 引っ越しについては第143回で言及。