宮城テレビ放送

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テンプレート:Infobox テンプレート:日本のテレビ局 株式会社宮城テレビ放送(みやぎテレビほうそう、Miyagi Television Broadcasting Co., Ltd.)は、宮城県放送対象地域としてテレビジョン放送をする特定地上基幹放送事業者である。

概要

NNNNNSの基幹局。

本社スタジオは仙台市宮城野区日の出町。営業・事業部門は別に仙台市青葉区一番町仙台第一生命タワービルに拠点を置いている。略称はMMT、通称・呼出名称はミヤギテレビ、愛称はミヤテレ。コールサインはJOMM-TV(アナログ)、JOMM-DTV(デジタル)。日本テレビ系列。カメイ株式会社の持分法適用関連会社であり、同社の代表取締役名誉会長が代表取締役会長を務めている。

東北地方の日本テレビ系列局では最後発ではあるが、東北ブロック基幹局として、東北6県(一部は新潟県も含む)ネットの番組をいくつか制作している。

開局当初のMMTはANNに加盟していたが、東北地方の日本テレビ系列局のうち、同様にかつてANNに加盟していた福島中央テレビテレビ岩手とは違い、朝日新聞テレビ朝日との資本関係は今日に至るまで一切ない。

略称の変遷

開局当初の略称は「MTB」、その後、コールサインと親局のアナログチャンネルである34から「mm34」に変更[1]。現在の略称である「MMT」1985年から使われている。ただし、ニュース番組などのタイトルに略称は用いていない[2]

本社・支局所在地・関連会社

  • 本社・演奏所 - 仙台市宮城野区日の出町1-5-33
  • 営業局・事業局 - 仙台市青葉区一番町4-6-1 第一生命タワービル14F
  • 東京支社 - 東京都中央区築地1-12-22 コンワビル4F
  • 大阪支社 - 大阪府大阪市北区堂島2-2-2 近鉄堂島ビル14F
  • MTS 株式会社ミヤギテレビサービス - 仙台市宮城野区日の出町1-5-33 宮城テレビ放送内

沿革

ネットワークの移り変わり

社史・記念誌

  • ミヤギテレビ10年史(宮城テレビ放送10周年記念事業実行委員会社報編集委員会 編) 1980年発行、647ページ。
  • ミヤギテレビ20年のあゆみ(宮城テレビ放送社史編集委員会 編) 1991年発行、52ページ。
  • ミヤギテレビ30年のあゆみ(ミヤギテレビ開局30周年記念委員会総務広報小委員会 企画編集) 2000年10月発行、138ページ。

主な番組

自社制作番組

県域放送
東北6県が16歳以下の選抜チームを編成し、毎年10月に宮城県サッカー場で行われるサッカーのトーナメント大会。大株主のカメイグループが冠スポンサーで、毎年2009年まで準決勝、決勝戦を宮城ローカルで放送。2010年はダイジェスト放送。
詳しくは同項を参照。
全国放送

東日本大震災により休止中の番組

日本テレビ系の番組

制作局の表記のない番組は日本テレビ制作。

テレビ東京系の番組

制作局の表記のない番組はテレビ東京制作。

その他

  • MUSIC LAUNCHER(水曜 25:59 - 26:29、千葉テレビ制作)
  • 映画の王様(土曜 24:55 - 26:50 内容により放送時間は異なる。)
主に洋画を中心とした映画が放送されるが、ルパン三世などの邦画も放送されることがある。
  • 世界鉄道紀行(日曜 25:20 - 25:30または日曜 25:45 - 25:55)
  • 仙台ノ学園文化祭実行委員会(日曜 25:30 - 25:40または日曜 25:55 - 26:05)
  • トゥルルさまぁ〜ず(日曜 25:40 - 26:10または日曜 26:05 - 26:35)

終了した番組

自社製作番組

()内は当時放送されていた日時。

ニュース

テレビ東京系列の番組

その他

KHB開局まで放送していたNETテレビ(現:テレビ朝日)系の番組

★印はVTRネット、無印は同時ネット

MTB・mm34時代にネットされていた日本テレビ系の番組

◇の番組はMMTになってからもネット。☆は現在も放送中。

アナウンサー

男性

女性

元アナウンサー (50音順)

男性

女性

スタジオ

  • Uスタジオ
宮城県(東北)で、仙台放送についで2番目に大きいスタジオ。2005年12月1日地上デジタルテレビ放送の開始によりこのスタジオが地上デジタル放送対応になり、「OH!バンデス」で使われるようになった。2008年10月からは「月刊 元気一番"生"テレビ」のリモートサブにも使われている。その前からも「ちょっとブレイクタイム」で使用していた。2010年4月からは「ミヤテレスタジアム」のセットも設置して、共同で使用している。
  • Jスタジオ
2005年11月30日まで「OH!バンデス」で使用していたスタジオ。地デジ開始後も「月刊 元気一番"生"テレビ」のリモートサブとしてしばらく使用されていた。現在は「ちょっとブレイクタイム」で使用されている。2009年11月29日放送の「おしゃれイズム」(ゲストは東北楽天岩隈久志投手)ではこのスタジオが使われたが、ハイビジョン放送設備が無いため標準画質での収録だった。
2010年4月からハイビジョン放送設備を導入し、「ちょっとブレイクタイム」でハイビジョン放送を行っている。
  • Nスタジオ
ミヤギテレビ情報センター(ニュースセンター)内にある報道専用のスタジオ。NNNミヤギテレビニュースやミヤギnews every.を除く、全国ニュースのローカルパート部分で使用されている。

情報カメラ

送信所

デジタルテレビリモコンキーID4

ファイル:NNNID.png
日本テレビ系列のリモコンキーID地図

アナログテレビ 2012年3月31日停波



完全移行以前に廃止されたアナログ中継局

  • 女川浦宿 45ch(2001年3月31日廃局)

オープニングとクロージング

  • 開局~1985年9月30日
  • 1985年10月1日略称変更後~1996年3月
  • 1996年4月2001年3月
    • オープニング 変更以降のBGMは不明。(イージーリスニング系)
    • エンディング 仙台の街中の夜の風景とミヤギテレビの大年寺山送信所のアンテナ空撮(アナウンスなし)[6]
  • 2001年4月~現在
    • ミテのうたバージョン(作曲:菅野よう子 唄:SAMPLY RED)アナログとデジタルではアニメーションの構成及び歌のアレンジが異なる)。また終夜放送がなかった2004年3月まではクロージングも放送されていた。内容はアナログ版のOPと同じだが、マスコットのミテのアニメーションと背景の色(OPは黄色、CLは青)が違う。また、アナログ版OPでは冒頭に『おはようございます。JOMM-TV、こちらはミヤギテレビです。ただいまからミヤギテレビの放送を開始いたします。今日もミヤギテレビの番組でお楽しみください』というナレーションが入り、その途中からミテのうたに入る格好となっていた。
  • 2004年4月から日テレNEWS24(開始当初はNNN24)終夜放送によりクロージングは廃止された。なお、メンテナンスの関係で日テレNEWS24の放送がない日、Oha!4 NEWS LIVEの第1部のみもしくは全編放送がない日であっても、夜明け前をイメージしたCGに局名告知のアナウンスのあと(これは2009年ごろから)「○○○○のため日テレNEWS24はお休みです。」または「本日都合により「○○」を休止します。ご了承下さい。」と表示されるのみでクロージングはない。
  • 2012年3月31日のアナログ特別エンディング
    • チャップリンの『スマイル』をアレンジしたものをBGMとし、まず開局当初のモノクロテストパターン(MTB時代、初期のロゴ入り)の再現を出し、「JOMM-TV、こちらは宮城テレビです」とアナウンスした後、宇宙空間をイメージしたグラフィックで宮城テレビの歴代の自社制作番組を映し出し、最後に本社屋をランドサットから降下して最後に本社建物のアップと画面左上に「mm34」時代のモノクロテストパターンを沿え、最後にブラックバックでテストパターンを残し、「長い間ありがとう、そしてこれからも… ミヤテレ(現ロゴ)」の字幕を入れて、停波。(アナログ特別エンディングのナレーターは、宮城テレビ開局時にアナウンサーとして活躍していた、安斎良勝が担当。)

現在の1日の起点時間は、平日が午前4時00分、土曜日が午前4時53分、日曜日が午前4時45分である。(2012年4月現在)

その他

  • JRの最寄り駅、仙石線小鶴新田駅には、MiTeをあしらったミヤテレの看板がある。また、地下化する前の仙石線仙台駅にもミヤギテレビの看板があった。
  • 2007年12月よりワンセグのデータ放送が変更されている。
  • 天気予報のBGMとして使用されている曲は現在二曲。『明日は月の上で ( DEMAIN SUR LA LUNE) 』(フランク・プゥルセル楽団演奏、アダモ作曲)は30年近く使用されている。
  • 地震速報やニュース速報が表示される時のチャイムは、震災以降ほとんど流れることがない。
  • 宮城県内の放送局で唯一UHFアニメの放映実績がなかったが、2009年4月より『07-GHOST』(ただし同系列の読売テレビ制作)が放映されている。
  • 仙石線中野栄駅近くでエコノハ(オール電化住宅フェア)を行っている。東日本大震災で休止していたが、再開した。
  • 2010年、2011年ともに2年連続で仙台地区の視聴率三冠を達成(ビデオリサーチ調べ)。

東日本大震災による番組編成

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脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

外部リンク

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  1. 略称に親局のアナログチャンネル番号を用いた放送局は、宮城テレビ放送の他に富山県富山テレビ放送(T34。後にBBT)や新潟県新潟テレビ21(NT21。後にUX)の例がある。
  2. 例:「NNNミヤギテレビニュース」など。なお、1990年前後の一時期には「NNN MMTニュース」が使われていた。また、1990年代初頭までOPやEDでは「MTB」が、使われていた。
  3. なおNTV版『キユーピー3分クッキング』はMTB開局後も引き続き仙台放送でネットされたが1975年6月28日をもって終了。のちTBCで自社製作版がスタートしている(現在TBCではCBC版が放送中)。
  4. 育児休暇中であった安斎の穴埋めとなるべく契約アナとして入社。当初は安斎の育休期間内の穴埋め勤務だったが安斎が2011年4月に仕事復帰した。しかし、2010年10月に深井が産休・育休期間に入ってしまったため、2012年3月まで勤務した。
  5. http://www.mmt-tv.co.jp/mmttower/
  6. テレビ欄には「夜のしおり」という単独の番組として表記。その中で「今日も遅くまでご覧頂きありがとうございました。またあした」という字幕があった。そのままの流れで「夜のしおり」終了後にコールサイン等の技術情報が流れた)また、BGMは略称変更前のクロージングと同じである。