新しい日本をつくる国民会議

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新しい日本をつくる国民会議(あたらしいにほんをつくるこくみんかいぎ、通称:21世紀臨調)とは、地方自治体首長などの地方政官界、経済界、学界、報道界、言論界、NPO関係者など各界の著名人・有識者などが約150名集まり、政治改革の推進を目的とした集団[1]。営利目的でなく各業界からの有志団体の結合体(提言体)である[2]

概要

宮澤内閣当時の1992年4月20日に結成された「政治改革推進協議会」(民間政治臨調)が1999年7月12日に改組され発足した[3]。なお、“臨調”(りんちょう)は第二次臨時行政調査会にちなむ呼称で、政府機関と区別する意味で“民間”とついている。事務局は公益財団法人日本生産性本部[2]

各界からの代表者は無償の会議を年100回以上を重ねながら、日本の政治のあるべき姿を議題に議論を行い、提言活動を行う。また、党派を超えた与野党の議員知事市町村長らと交流し、議論を重ねる[1]

もっとも、小泉内閣当時に政治部会主査を務めた植草一秀は「大資本と大資本系労組の代表のみで構成される“似非国民会議”だ」と酷評している[4](当時の同部会長は佐々木毅で、植草と共に主査を務めたのは飯尾潤)。

メンバー

肩書きは全て当会議に参加した当時のものである。

共同代表

副代表

主査

顧問会議議長

特別顧問

運営委員

知事・市町村長連合会議

脚注

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関連項目

外部リンク

  • 1.0 1.1 21世紀臨調は何をめざすのか(投票に行こう!/社団法人経済同友会
  • 2.0 2.1 21世紀臨調とは(21世紀臨調オフィシャルホームページ)
  • 政治改革の軌跡(21世紀臨調オフィシャルホームページ)
  • えせ「国民会議」が高く評価する消費税大増税(ブログ『植草一秀の「知られざる真実」』2010年6月21日)