港区 (名古屋市)
テンプレート:Pathnav テンプレート:日本の行政区 港区(みなとく)は、名古屋市を構成する16区のうちの1つ。名古屋市南西部に位置し、区の南部には日本を代表する国際貿易港名古屋港がある。名古屋市の区では最大の面積である。
地理
名古屋市港区は、名古屋市の南西部、市の中心部「栄」から南へ約10kmの場所に位置する。 区全域を概観すると、全域は海抜0mの平野部で、区南部は名古屋港に所属する埠頭が占め、名古屋市で唯一伊勢湾に面している。
西から順に海部郡蟹江町・飛島村との境界線を流れる日光川・福田川・戸田川・東小川・新川・庄内川・荒子川・中川運河・堀川が縦断し、山崎川・大江川・東海市との境界線を流れ、区の最南東にある天白川が区東部を横断している。
道路は、区の交通の動脈である国道23号と伊勢湾岸自動車道が横断し、鉄道は、名古屋市営地下鉄名港線が区の東部を縦断し、名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)と、現在はあまり使われていないJR貨物東海道本線の貨物支線(名古屋港線)が区の中域を縦断しているほか、南東部には名古屋鉄道築港線が僅か1区間ながら横断している。
区の繁華街は、名古屋港の中心であるガーデンふ頭から名港線東海通駅付近までと、名古屋市最大級のショッピングセンター「港品川ショッピングセンター(イオンモール名古屋みなと)」を擁する品川町・寛政町・砂美町界隈の2地域に集中する。西部の大半は、水田が広がる穀倉地帯が広がり、北部・中域は、住宅・商業施設が大半を占める。名古屋港を擁する東部・南部・湾岸エリアは、工業地帯だが、ガーデンふ頭・金城ふ頭・潮見町北部などには商業・観光・娯楽施設が存在する。
隣接する自治体・行政区
歴史
江戸時代、区域のすべてが尾張藩の領地であり、区の北部から南部は江戸時代初期に、湾岸部は名古屋港の開発により明治末期から昭和中期までに埋め立てによってできた土地である。
- 1907年 - 愛知郡小碓村(千年・熱田新田東組・稲永新田・熱田前新田)を名古屋市域へ編入する
- 1908年 - 4区制施行時に、南区として発足する
- 1922年 - 愛知郡小碓村を南区に編入する
- 1927年 - 名古屋港跳上橋(山本卯太郎設計)が竣工される
- 1930年 - 中川運河が竣工される
- 1937年 - 10区制施行時に、港区として発足する
- 1946年7月20日 - 第1回名古屋みなと祭を開催する
- 1955年 - 海部郡南陽町を編入する
- 1959年 - 伊勢湾台風により区の全域が大規模な被害を受ける
- 1964年 - 区内在住の橋元幸吉の所有馬シンザン号が日本ダービーを制覇する(後に五冠馬になる)
- 1989年 - ガーデンふ頭(名古屋港)で世界デザイン博覧会(サテライト名古屋港会場)が開催される
- 1992年 - 名古屋港水族館が開館する
- 2000年 - 藤前干潟がラムサール条約に登録される
- 2004年 - 名古屋港がスーパー中枢港湾に指定される
- 2005年3月23日 - ガーデンふ頭(名古屋港)で名古屋城の金鯱が一般公開される
- 2005年4月2日 - 名古屋港ガーデンふ頭で名古屋港イタリア村が開村する(2008年5月7日に経営破綻を発表)
人口
年齢構成
年齢5歳階級別人口
2004年12月1日現在推計人口
総計(単位 十人)
年齢5歳階級別人口
2004年12月1日現在推計人口
男女別(単位 十人)
- データ出典:統計なごやWed版/ダウンロード/年齢別人口-港区版より
(名古屋市総務局企画部統計課)
行政
- 河村たかし名古屋市長(2009年名古屋市長選挙にて再選出)
- 新開輝夫名古屋市港区長(2009年名古屋市長により委任)
区の行政機構
港区役所
- 区長
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- 総務課
- 庶務係
- 統計選挙係
- 区民生活部
- まちづくり推進室
- まちづくり推進係
- 生涯学習センター
- 事業係
- 市民課
- 管理係
- 窓口係
- 税務課
- 税務係
- 市民税係
- 会計諸税係
- 土地係
- 家屋係
- 納税課
- 納税係
- 収納係
- 区民福祉部
- 民生課
- 民生福祉係
- 保護係
- 児童係
- 介護福祉課
- 介護福祉係
- 介護保険係
- 保険年金課
- 管理係
- 保険係
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港区役所 南陽支所
- 支所長
- 次長
- 庶務係
- 民生係
- 主査(農政)
- 市民係
- 市民税係
- 土地係
- 家屋係
- 主幹(農政)
- 地区会館
- 次長
港保健所
- 所長
- 次長
- 企画調査係
- 主査(保健情報)
- 主幹(公害対策)
- 生活環境課
- 主査(環境衛生)
- 主査(食品衛生)
- 主査(公害対策)
- 保健予防課
- 保健感染症係
- 主査(公害保健)
- 主査(成人保健)
- 主査(保健看護)
- 次長
行政機関
県市区の機関
港区役所のある港明を中心に施設は点在している。区の西部、春田野に区役所の支所がある。 テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
- 名古屋市港区役所
- 名古屋市港区役所南陽支所
- 名古屋市港保健所
- 名古屋市港保健所南陽分所
- 名古屋市港区南陽地区会館
- 愛知県庁
- 愛知県競馬組合 名古屋競馬場
- 愛知県スポーツ振興事業団 愛知県武道館
- 名古屋市環境局
- 港環境事業所
- 港作業場
- 南陽工場
- 大江破砕工場
- 名古屋市上下水道局
- 港営業所
- 西配水事務所
- 西部管路事務所 当知出張所
- 第四施設管理事務所 宝神下水処理場
- 辰巳浄水場
- 西部排水管理事務所 当知ポンプ所
- 名古屋市緑政土木局
- 港土木事務所
- 港土木事務所 土古出張所
- 江川線整備事務所
- ポンプ施設管理事務所
- 戸田川緑地事務所
- 日光川公園事務所
- 港明自転車等保管場所
- 荒子川公園ガーデンプラザ
- 野鳥観察館
- 名古屋市住宅都市局
- 臨海部総合整備事務所
- 名古屋市住宅供給公社 新港栄団地管理事務所
- 名古屋市住宅供給公社 新泰明団地管理事務所
- 名古屋市住宅供給公社 西稲永団地管理事務所
- 名古屋市住宅供給公社 東稲永団地管理事務所
- 名古屋市住宅供給公社 みなと団地管理事務所
- 野跡駅交通広場
- 名古屋市教育委員会
- 港図書館
- 南陽図書館
- 稲永スポーツセンター
- 南陽プール
- 港サッカー場
- 港南地域スポーツセンター
- 港北地域スポーツセンター
- 港明地域スポーツセンター
- 東港地域スポーツセンター
- 当知地域スポーツセンター
- 南陽地域スポーツセンター
- 南陽東地域スポーツセンター
- 宝神地域スポーツセンター
- 名古屋市交通局
- 名港工場(車庫)
- 築地口駅
- 東海通駅
- 名古屋港駅
- 港区役所駅
- 港区役所回転場
- 名古屋港バスターミナル
- 稲永スポーツセンター回転場
- 多加良浦回転場
- 河合小橋回転場
- 南陽交通広場
- 名城軌道事務所 東海通保線区
- 名古屋市市民経済局
- 名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)
- 港文化小劇場
- 中央卸売市場 南部市場
- 築地公設市場
- 南陽公設市場
- 名古屋市健康福祉局
- 名古屋市食肉衛生検査所
- 名古屋市港区社会福祉協議会
- 港福祉会館
- きよすみ荘
- とだがわこどもランド
- 港児童館
国の機関
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- 国土交通省 中部地方整備局
- 名古屋港湾・空港整備事務所
- 名古屋港事務所
- 名古屋国道事務所 維持第三出張所
- 名古屋港湾・空港整備事務所
- 海上保安庁
- 第四管区海上保安本部
- 名古屋海上保安部 灯台課分室
- 名古屋港海上交通センター
警察・消防
区内に所在する警察署・消防署は五十音順で以下のとおり。なお、港警察署は名古屋港ガーデンふ頭のJETTY前、名古屋水上警察署はガーデンふ頭内、港防災センターは港区役所内に、港消防署は築地口の東部にある。また、特別消防隊(ハイパーレスキューNAGOYA) 第五方面隊は金城ふ頭にあり、名古屋港内の火災予防・水難救出や船舶、石油コンビナート等の沿岸施設、さらには、特定の河川沿岸部の火災の鎮火を担う名古屋市消防局の水上消防のエキスパート部隊である。 テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
警察署・交番
消防署
- 名古屋市消防局
- 港防災センター
- 港消防署
- 荒子川出張所
- 稲永出張所
- 東海橋出張所
- 南陽出張所
- 東築地出張所
- 特別消防隊(ハイパーレスキューNAGOYA) 第五方面隊
地域
各町名は、堀川・中川運河・庄内川の3河川で分けた地域と、旧海部郡南陽町の計4区域に分け、五十音順で下記のとおり表記する。 テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
旧港区(堀川より東区域)
- 大江町
- 木場町
- 潮見町
- 七条町
- 昭和町
- 東築地町
- 船見町
- 本星崎町
- 龍宮町
旧港区(中川運河・庄内川間の区域)
- 熱田前新田字川西
- 油屋町
- 惟信町
- 一州町
- 稲永
- 入場
- 入場町
- いろは町
- 遠若町
- 小碓
- 小碓町
- 小碓町字三十三番割
- 大手町
- 金船町
- 川西通
- 川間町
- 寛政町
- 寛政町字十五番
- 寛政町字十六番
- 金城ふ頭
- 港北町
- 小割通
- 幸町
- 魁町
- 佐野町
- 汐止町
- 潮凪町
- 品川町
- 正徳町
- 正保町
- 新船町
- 十一屋
- 十一屋町
- 神宮寺
- 甚兵衛通
- 砂美町
- 須成町
- 善進町
- 善進本町
- 善南町
- 善北町
- 空見町
- 泰明町
- 高木町
- 多加良浦町
- 築盛町
- 築三町
- 築地町
- 当知
- 当知町
- 当知町字堤外
- 土古町
- 中川本町
- 中之島通
- 西川町
- 錦町
- 野跡
- 東土古町
- 宝神
- 宝神町
- 宝神町字い
- 宝神町字会所裏
- 宝神町字操出
- 宝神町字敷地
- 宝神町字西屋敷
- 宝神町字元美
- 宝神町字屋敷
- 宝神町字葭野
- 本宮町
- 本宮新町
- 丸池町
- 名四町
- 明正
旧港区(中川運河・堀川間の区域)
- 熱田前新田
- 入船
- 金川町
- 河口町
- 九番町
- 港栄
- 港明
- 港陽
- 港楽
- 作倉町
- 七番町
- 新川町
- 辰巳町
- 千年
- 千鳥
- 津金
- 東海通
- 西倉町
- 浜
- 港町
- 南十一番町
- 南十番町
- 名港
旧海部郡南陽町(庄内川より西区域)
- 秋葉
- 大西
- 小川
- 川園
- 小賀須
- 七反野
- 新茶屋
- 船頭場
- 知多
- 寺前町
- 天目町
- 七島
- 南陽町大字茶屋新田
- 南陽町大字茶屋新田大字大縄場
- 南陽町大字茶屋新田宇沼川原西上
- 南陽町大字茶屋新田字四番割
- 南陽町大字茶屋新田後新田
- 南陽町大字茶屋新田字タノ割
- 南陽町大字茶屋新田字レノ割
- 南陽町大字七島新田
- 南陽町大字西福田
- 南陽町大字西福田字雁島
- 南陽町大字西福田源蔵池
- 南陽町大字西福田字大長堀
- 南陽町大字西福田字中江
- 南陽町大字西福田宇西野
- 南陽町大字西福田字渕
- 南陽町大字西福田字丸山
- 南陽町大字西福田字宮ノ切
- 南陽町大字西福田字井戸
- 南陽町大字西福田字井箱
- 南陽町大字福田
- 南陽町大字福田字大儘
- 南陽町大字福田字西蟹田
- 南陽町大字福田字春田野
- 南陽町大字福田前新田
- 南陽町大字福田前新田字いの割
- 南陽町大字福田前新田字にの割
- 南陽町大字福田前新田字はの割
- 南陽町大字福田前新田字への割
- 南陽町大字福田前新田字ほの割
- 南陽町大字福田前新田字ろの割
- 南陽町大字藤高新田
- 西蟹田
- 西茶屋
- 西福田
- 八百島
- 春田野
- 東蟹田
- 東茶屋
- 福田
- 福屋
- 藤高
- 藤前
交通
道路
隣接区の中川区を横断する国道1号のバイパスの役目を果たす国道23号は、港区の大動脈で多くの大型トラックやトレーラーが行き交う。この国道23号の交通量を削減するためのバイパスとして、伊勢湾岸自動車道(名港トリトン)が整備されたが、通行料の高さから敬遠されがちで、国道23号のバイパスとしては役目を十分に果たしていない。しかし伊勢湾岸道自体は2004年度に東名高速道路および東名阪自動車道と接続されて以降、通年混雑する東名・名神高速道路のバイパスとして交通量が増加傾向にある。一般道では、庄内川、新川を渡る手段が国道23号の庄内新川橋と、名古屋十四山線の明徳橋・日の出橋の2手段しか無かったが、新たに両橋の中間地点を通る戸田荒子線、南陽大橋が開通し、2道路の交通量の緩和に大きく貢献している。また、堀川を渡る手段も、国道23号の港新橋と、東海橋線(東海通)の紀左エ門橋の2手段しか無かったが、新たに両橋の中間地点に、港楽木場町線、きらく橋が開通し、港区役所・中部労災病院などがある港明と木場町の行き来が非常に便利になった。
自動車専用道路
一般国道
主要地方道
- 名古屋市道金城埠頭線(金城ふ頭線)
- 名古屋市道名古屋環状線(環状線)
- 名古屋市道江川線(江川線)
- 名古屋市道東海橋線(東海通)
- 愛知県道36号諸輪名古屋線
- 愛知県道55号名古屋半田線(環状線の一部)
- 愛知県道59号名古屋中環状線(東海通の一部)
- 愛知県道70号名古屋十四山線(東海通の一部)
一般県道
幹線道路の道路通称名
〈南北の道路〉
〈東西の道路〉
〈金城埠頭中心部〉
- 南京大路
- メキシコ大通
- ロサンゼルス大通
鉄道・バス
公共交通機関は、名古屋市営バスの路線が十分に整備されており、名古屋市営地下鉄名港線や名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の各駅を経由しつつ、隣接区の中川区、熱田区、南区や、より遠方の中村区、中区などにあるJR東海、名古屋鉄道、名古屋市営地下鉄の駅まで運行している。
これ以外に、中村区の名古屋駅から港区内のサンビーチ日光川や三重県桑名市内の桑名南への三重交通の路線バスが、区内の名古屋市道名古屋環状線や国道23号を経由しているが、中川区尾頭橋のWINS(ウインズ)名古屋へアクセスする手段に用いられる場合がほとんどで、名古屋市営バスに比べ運行する路線規模は小さい。また、名鉄築港線は南区の常滑線大江駅から港区の工業地帯である大江町への支線で、朝・夕方のみ運行をしている。
水上
水上交通手段であるが、フェリー・定期船は、名古屋港の金城ふ頭にある名古屋港フェリーターミナル、水上バス・観光遊覧船は、名古屋港のガーデンふ頭にある名古屋港ポートビル乗船センターと、乗船場が分かれていた。名鉄海上観光船がかつて運営していた水上バス(名古屋港ポートビル乗船センター - ブルーボネット)は、同園の休園日は運航していなかった。みなとめぐり遊覧船は、名古屋港を30分間ほど遊覧して、名古屋港ポートビル乗船センターに戻る遊覧船で、以前は金のシャチホコを象った金鯱号(3代目)が役目を担っていた伝統のある遊覧船であった。また、観光遊覧船の貸し切りクルーズ・貸し切り堀川遊覧船は、宴会・パーティー専用船のため、乗船する際は各運営会社に予約する必要がある。さらにこれ以外に、季節限定の貸し切りクルーズもある。
フェリー・定期船
- 太平洋フェリー
- 仙台・苫小牧航路
- 名古屋港フェリーターミナル
- 仙台・苫小牧航路
観光遊覧船
- 名鉄海上観光船(2006年廃止)
- みなとめぐり遊覧船(heisei1号)
- 貸し切りクルーズ(heisei1号・アルカンシェル号)
- 名古屋港ポートビル乗船センター
- 東山ガーデン
- 貸し切り堀川遊覧船 宮の渡し公園・白川公園・納屋橋航路(御座船 義丸号)
- 貸し切り堀川遊覧船 宮の渡し公園航路(エンジェルハープ号)
- 貸し切り堀川遊覧船 朝日橋(名古屋城)・納屋橋(都心)・白鳥(日本庭園・国際会議場)・宮の渡し公園航路(サムライクルーズ「信長」「秀吉」「家康」)
- 名古屋港ポートビル乗船センター
港湾
すべての埠頭は中京工業地帯の区域にあり、同工業地帯の一角を成す主要地区である。 名古屋港の中心を担うガーデンふ頭周辺には、港湾関係の庁舎や企業が多く立ち並び、埠頭内には、名古屋港(ガーデンふ頭)のシンボルである名古屋港ポートビルを初めとする多くの商業・娯楽・観光施設がある。また、潮見ふ頭と金城ふ頭には、一部、商業・観光・イベント施設が存在する。汐止ふ頭は稲永公園の中にあり、現在は埠頭としての役目は果しておらず、名前だけの埠頭である。他の埠頭は、工業地帯の中にあり、埠頭内は名古屋港管理組合や名古屋港運協会に所属する企業の敷地内となるため、企業関係者以外の一般人は立ち入り禁止区域となっている埠頭もあり、過去に稲永ふ頭では、名古屋みなと祭り花火大会の日だけ、埠頭を黙認で開放していたが、東海ウォーカーに花火大会見物の穴場スポットと紹介されたため、安全面を考慮し、急遽、埠頭入口をコンテナで封鎖し、翌年から開放を取り止めたという逸話もある。また、埠頭全域が火気厳禁・喫煙禁止となっている場所もある。
なお、埠頭の並び順は埋め立ての際に付けられた号地番順で、追記は港湾に関連ある事務局や施設である。
- 名古屋港
- 築地ふ頭
- ガーデンふ頭
- 名古屋港湾合同庁舎
- 名古屋税関
- 動物検疫所 名古屋支所
- 名古屋植物防検疫所
- 第四管区海上保安本部
- 名古屋港管理組合本庁舎
- 名古屋港振興財団事務局
- 名古屋水上警察署
- 名古屋港ポートビル乗船センター
- 名古屋港湾会館(名古屋港文化センター)
- ハーバーロッジなごや(名古屋船員会館)
- 名古屋港湾合同庁舎
- 大手ふ頭
- 名古屋海上保安部 灯台課分室
- 名古屋検疫所
- 築地東ふ頭
- 大江ふ頭
- 昭和ふ頭
- 船見ふ頭
- 潮見ふ頭
- 稲永ふ頭・稲永第2ふ頭
- 名古屋税関 稲永出張所
- 名古屋税関 金城ふ頭出張所
- 潮凪ふ頭
- 空見ふ頭
- 名古屋港フェリーふ頭
- 名古屋港フェリーターミナルビル
- 名古屋港埠頭公社事務局
- 名古屋港フェリーターミナルビル
- 名古屋港フェリーふ頭
- 汐止ふ頭
- 金城ふ頭
- 名古屋港船舶通航情報センター
- 名古屋港海上交通センター
- 名古屋港湾管理組合 金城ふ頭分所
- 名古屋港湾労働者福祉センター
教育機関
各教育機関は五十音順で下記のとおり、大学は区内には存在しない。 テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
小学校
- 名古屋市立稲永小学校
- 名古屋市立小碓小学校
- 名古屋市立大手小学校
- 名古屋市立港西小学校
- 名古屋市立港楽小学校
- 名古屋市立正保小学校
- 名古屋市立神宮寺小学校
- 名古屋市立成章小学校
- 名古屋市立高木小学校
- 名古屋市立東海小学校
- 名古屋市立当知小学校
- 名古屋市立中川小学校
- 名古屋市立南陽小学校
- 名古屋市立西築地小学校
- 名古屋市立西福田小学校
- 名古屋市立野跡小学校
- 名古屋市立東築地小学校
- 名古屋市立福田小学校
- 名古屋市立福田小学校分校
- 名古屋市立明徳小学校
中学校
- 名古屋市立港南中学校
- 名古屋市立港北中学校
- 名古屋市立港明中学校
- 名古屋市立東港中学校
- 名古屋市立当知中学校
- 名古屋市立南陽中学校
- 名古屋市立南陽東中学校
- 名古屋市立宝神中学校
高等学校
専修学校
- 名古屋市医師会 看護専門学校
- 日産学園 日産愛知整備専門学校
- 丸山商事 丸山着物着付学院
- 独立行政法人労働者健康福祉機構 中部労災看護専門学校
特別支援学校
金融機関
銀行
区内には、7銀行の窓口業務を行う支店・出張所と、8銀行のATMのみを設置した店舗外キャッシュコーナー(各銀行で多少呼び名は異なる)が所在する。また、下記以外にはコンビニATMがあり、セブン銀行のATMがセブンイレブン全店に、また特定のサークルK・サンクス・ファミリーマートの店舗内には、株式会社イーネットのE-netを設置した各金融機関の共同出張所がある。この他、ローソンの特定の店舗でも、ローソンエイティエムネットワークスの各金融機関の共同ATMが設置されている。なお、三菱東京UFJ銀行のサークルK甚兵衛通店キャッシュコーナーは、店舗内ではなく駐車場入口に、ATMが設置されている。 テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
- 愛知銀行
- 稲永支店
- 東海通支店
- アピタ東海通店キャッシュコーナー
- 当知支店
- アピタ港店キャッシュコーナー
- 南陽町支店
- 港支店
- アオキスーパー木場店キャッシュコーナー
- イオン名古屋みなと店キャッシュコーナー
- 大垣共立銀行
- 中部労災病院キャッシュコーナー
- 十六銀行
- 港支店
- アピタ港店キャッシュコーナー
- イオン名古屋みなと店キャッシュコーナー
- 港支店
- 中京銀行
- 惟信支店
- 小碓出張所
- アピタ港店キャッシュコーナー
- イオン名古屋みなと店キャッシュコーナー
- 南陽町支店
- イオン南陽店キャッシュコーナー
- 港支店
- 惟信支店
- 名古屋銀行
- 稲永支店
- カインズモール名古屋みなとキャッシュコーナー
- イオン名古屋みなと店キャッシュコーナー
- 木場支店
- 当知支店
- アピタ港店キャッシュコーナー
- 南陽町支店
- 港支店
- アピタ東海通店キャッシュコーナー
- 稲永支店
- 百五銀行
- 当知支店
- 港支店
- 三重銀行
- 港支店
- 三菱東京UFJ銀行
- 土古支店(テンプレート:Color旧UFJ店舗)
- アピタ港店キャッシュコーナー
- イオン名古屋みなと店キャッシュコーナー
- 名古屋港支店(テンプレート:Color旧UFJ店舗)
- アピタ東海通店キャッシュコーナー
- 稲永キャッシュコーナー
- 金城埠頭キャッシュコーナー
- 名古屋港管理組合キャッシュコーナー
- 土古支店(テンプレート:Color旧UFJ店舗)
農業協同組合
- JAなごや
- 稲永支店
- 小碓支店
- 善進支店
- 南陽町支店
- 南陽町北支店
- 南陽町東支店
信用金庫
郵便局
区内の郵便局は、港栄に所在する名古屋港郵便局(なごやみなとゆうびんきょく)を集配局とし、17ヶ所の郵便局とATMのみを設置した4ヶ所の出張所が存在する。出張所は、集客力のある大型ショッピングセンターに配置されている。
- 日本郵便株式会社 東海支社
- 名古屋港郵便局
- アピタ東海通店内出張所
- アピタ港店内出張所
- イオン南陽店内出張所
- イオン名古屋みなと店内出張所
- 名古屋秋葉郵便局
- 名古屋惟信郵便局
- 名古屋稲永郵便局
- 名古屋大手郵便局
- 名古屋木場郵便局
- 名古屋港北郵便局
- 名古屋港陽郵便局
- 名古屋東海橋郵便局
- 名古屋当知郵便局
- 名古屋土古郵便局
- 名古屋七番町郵便局
- 名古屋南陽町郵便局
- 名古屋西稲永郵便局
- 名古屋福田郵便局
- 名古屋港本町郵便局
- 名古屋明正郵便局
- 名古屋港郵便局
商業施設
区内の流通の歴史と傾向
テンプレート:出典の明記テンプレート:独自研究 区内の商業はかつて築地口を基盤としたユニーの前身である西川屋を中心とし、区内に所在する7商店街を支点に栄え、区の大半はまだ中小規模商店が活躍していた。
だが、1971年(昭和46年)に西川屋がほていやと合併しユニー株式会社(以下ユニー)になると、ユニーは資本力の違いを見せて、同じ築地口に店を構えるライバルでもあった株式会社京屋のサンポート名港店を抑え込んで、港区中心部の流通を不動の物にした。
しかし、ユニーの影響力が届かない西部の南陽町方面に目を付けた大手スーパーマーケットチェーンのジャスコ株式会社(以下ジャスコ)(現・イオン株式会社)が、1992年(平成4年)4月23日に未開発地域でもあった国道302号線沿いの春田野にある自社で購入した用地に中規模ショッピングセンター「ジャスコシティ南陽(現・イオン南陽店)」を出店させると、これが成功を収め、西部の流通を抑えた。
これに対し、ユニーは1993年(平成5年)10月21日に清水建設株式会社をオーナーとする港区初の大型ショッピングセンター「ポートモールアピタ港」を名古屋第2環状線(甚兵衛通)沿い、当知の当知テニススポーツクラブ跡地に開店させると、名古屋市内全域や近郊の幅広いエリアから多くの顧客を確保し、周域の多くの中小規模スーパー・商店を閉店・撤退に追い込み、全国小売店売上げランク30指、ユニーグループ全店で1位の売上げを記録し、区内の小売業ナンバー1の座を一時、物にした。
更にユニーはその勢いから、老朽化した築地口の旧西川屋時代からの老店舗「ユニー名港店」と熱田区の「ユニー六番町店」を1997年(平成9年)8月17日に閉鎖し、両店の機能を統合移転させた、土地・建築物所有者ブラザー工業株式会社をオーナーとする区内のアピタ2号店、「アピタ東海通店」を同年9月18日に港区の中心でもある港明にオープンさせて更に地盤を固めた。
この2店の出店により、このままユニーの流通の支配が長く続くと思われたが、1999年(平成11年)3月25日にスーパーマーケットチェーンの最大手である株式会社ダイエー(以下ダイエー)が、湾岸エリアの金城ふ頭に東海地方初の会員制ストア「Kou'S金城ふ頭店」を銘柄牛や天然の本マグロなどの高級食材の品揃えやブランド商品の格安販売等を売りに開店させた。しかし、年間会員費3000円(会員カード作成費用別途500円)による高級志向と店舗の立地条件や交通手段の不便さが悪影響を及ぼし、ダイエーの想定より会員数を伸ばす事が出来ず、打開を狙った非会員招待日や24時間営業などの政策も実らず、またダイエー本体の業績悪化に伴い、2001年(平成13年)5月15日に撤退し、ユニーに一矢報いる事はできなかった。なおKou'Sの跡地には安井家具が運営する「FURNITURE DOME 名古屋新本店」が居抜出店し現在に至る。
Kou'S金城ふ頭店の開店約8ヵ月後の1999年(平成11年)11月20日、全国展開により着実に力を付けたジャスコは、区の中央部へ攻勢を移し、国道23号線沿いで、名古屋環状線(太平通)から名古屋第2環状線(甚兵衛通)への抜け道的な役目を果す区内の交通の要所でもある、工場・倉庫地帯の中心に所在した品川町の品川ロイヤルゴルフ跡地に土地・建築物所有者の品川白煉瓦株式会社をオーナーとする東海地区最大級のショッピングセンター「港品川ショッピングセンター」(通称「ベイシティ」、現・イオンモール名古屋みなと)をオープンさせた。
同ショッピングセンターは当時のジャスコのGMSの集大成とも言える「ジャスコ名古屋みなと店(現・イオン名古屋みなと店)」を核店舗とし、120の専門店街が連ね、海に浮かぶ帆船をイメージした全国初の屋根の役目を果す「白いテント」を張った4階層のオープンサーキットモール「ベイシティ専門店街」と、その専門店街の4Fのフロアに立ち並ぶスカイパークレストラン街、そして、道路向こう側に隣接する映画館「ヴァージンシネマズ名古屋ベイシティ(現・TOHOシネマズ名古屋ベイシティ)」などを売りに、オープン初日から3日間で30万人近くの来店客を記録した。
だが、帆のイメージをした屋根代わりのテントは、開店当初、あまりにも斬新過ぎて、一部の来店客にはモールゾーンの寒さや降り込む雨・雪が原因から受け入れられず、多くの非難をもたらしたが、年月の経過から顧客にも定着していき、着実に顧客数を伸ばしていくと、区内だけでなく名古屋市全域や近郊、さらには隣接する岐阜県南部・三重県桑名市・四日市市方面からの遠方の顧客をも確保し、現在は名古屋市南部を代表するショッピング・娯楽施設に定着し、港区の流通を支配していたアピタ港店に大打撃を与え、その構図を大きく書き換えた。
しかし、近年は、アピタ港店だけでなく、ジャスコ名古屋みなと店にも当てはまる事だが、名古屋市内や近郊に、これらの店と同規模、またはそれ以上の規模の大型ショッピングセンターが続々と出店をしていき、遠方客の確保に苦戦を強いられ、さらに地元の顧客は近年、名古屋市内に過剰なくらい出店を続けるライバルの中小規模食料品スーパーマーケットチェーンのヤマナカ、ナフコグループや、フィール、バロー、マックスバリュ中部などの店舗の影響により出足を挫かれて、顧客が分散してしまい、開店当初の賑わいを感じられない日が多い。この状況を打開するために、ジャスコ名古屋みなと店は、今まで23時閉店だった1F食品売場の24時間営業化、アピタ港店は守勢に回り、専門店ゾーンの現行の22時閉店を1時間前倒しして21時に閉店させるなど、異なる対策に出ているが、ともに成果は上がらず、現状は苦戦の模様である。
なお、港品川ショッピングセンターの出店により、品川町界隈は近年、ニトリみなとショッピングセンターの出店を皮切りに、急速に発展しつつあり、また2004年(平成16年)10月6日に開業したあおなみ線の影響を受け(近くに荒子川公園駅がある)、同地区の更なる発展が期待されている。
その後、区内では、2005年3月7日にベイシア・カインズホームがあおなみ線稲永駅東側に出店し、同年4月2日には名古屋港ガーデンふ頭にアウトレットモール「名古屋港イタリア村」がオープンした。
両店が開業したことにより区内は更に小売業の激戦区となっているが、特に名古屋港イタリア村の開業は中部国際空港と愛知万博とセットでツアーも組まれた事もあり、名古屋港ガーデン埠頭は名古屋港水族館開業以来の賑わいを取り戻すことに成功したが、2008年のイタリア村の閉鎖後は下火となってきている。
2014年6月27日には、西部の西茶屋地区に「イオンモール名古屋茶屋」がオープンし、両茶橋発着の市バスが「南陽交通広場」に乗り入れるようになった。併せて三重交通バスがオアシス21発着の高速バスの運行を始めた。 テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
商店街
- 築地口商店街
- 東海通商店街
- 土古商店街
- 錦町商店街
- 南陽商店街
- 名港通商店街
- ポートオブナゴヤ商店街
GMS・総合スーパー
ホームセンター
- カーマホームセンター名古屋みなと店
- ホームセンターバロー名港店
- ホームセンターコーナン名港木場店
- ホームセンターコーナン南十番町店
- カインズホーム名古屋みなと店
主な家具・家電量販店
主な食料品スーパー
- アオキスーパー木場店
- アミカ港当知店
- イナエサンプラザ店
- バローショッピングセンター港栄店
- タチヤ港店
- ビックリブみなと店
- フィールオアシスプラザ店
- エクボちとせ店
- 業務スーパーモール九番店
- ナフコ不二屋当知店
- ナフコ不二屋南陽店
- ナフコ不二屋宝神店
- マックスバリュ稲永店
- マックスバリュ南十番町店
- ザ・チャレンジハウス木場店
- ピアゴ ラ:フーズコア正保店
病院
区内に所在する救急指定病院。
観光・スポーツ施設
- 名古屋港(ガーデンふ頭)
- 名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)
- 名古屋港ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット
- 名古屋競馬場
- ボートピア名古屋
- サンビーチ日光川
- テバオーシャンアリーナ
- 荒子川公園
- 稲永公園
- 戸田川緑地
- 邦和スポーツランド
- 日本独楽博物館
脚註
関連項目
- F.C.ゴール - 当地が本拠地のアマチュアサッカークラブ
- ↑ この出入口は隣の熱田区とまたがって位置している。