TAP ポルトガル航空
テンプレート:航空会社情報ボックス TAPポルトガル航空 (テンプレート:Lang-pt、テンプレート:Lang-en)は、リスボンを本拠地としているポルトガルの国営航空会社である。
概要
ポルトガルのフラッグ・キャリアで、ヨーロッパ、アフリカ、及び北米と南米への路線の運航を行っており、特にポルトガル語圏であるブラジル路線については地方都市や首都ブラジリアなど他の欧米航空会社が就航していない都市にまで路線網を充実させている。現在9750人のスタッフが働いている。また元植民地であった諸国を中心とした他の航空会社の株主でもある:ポルトガリア航空(99.81%)、Air Sao Tome e Principe (40%)、Linhas Aereas de Sao Tome e Principe (40%) 及び マカオ航空 (15%)。
歴史
1945年3月14日に公共サービスを目的として設立され、Transportes Aereos Portugueses (TAP) という正式名称下でリスボンからマドリードへ飛行する、1946年9月19日に商業サービスを始めた。
この年の12月31日、ルアンダ、アンゴラ及び ロレンソ・マルケス (現マプート市)、モザンビークを含む、12ヵ所に寄航するサービス、Linha Aérea Imperial を始めた。1947年はリスボンからポルトへの国内線サービスを開始する。サントメ及びロンドンへのサービスは1949年に始まった。1953年に民営化され タンジェ 及びカサブランカへのサービスを始めた。
旅客1億人目はこの航空会社が運航を開始してから18年後の、1964年6月19日の飛行であった。アゾレス諸島のサンタマリア島 経由ニューヨークへのサービスは1969年に始まった。ボストンはこの年以降にニューヨークへのサービスに追加された。1975年に、TAP は公共企業 (Empresa Pública) となり、国営化された。
1996年はマカオへのサービスを開始し、公式ホームページを立ち上げ、アゾレス諸島のテルセイラ島経由ボストン行きのサービスを始めた。1997年に、プンタカーナ 及びバンコクへのサービスが始まる。
2005年にTAP はスターアライアンスの16番目の会員となる。この会社は2005年2月に TAP Air Portugal から TAP Portugal へ社名変更を行った。また2007年7月より元植民地であったブラジルの首都のブラジリアへ初の直行便を就航させるなど、路線拡充を進めている。
就航路線
ポルトガル国内
アフリカ
ヨーロッパ
- ブリュッセル、ザグレブ、プラハ、コペンハーゲン、パリ (シャルル・ド・ゴール空港、オルリー空港)、フランクフルト、ハンブルク、ミュンヘン、ブダペスト、ボローニャ、ミラノ (リナーテ空港、マルペンサ空港)、ローマ、ヴェネツィア、ルクセンブルク、アムステルダム、オスロ、バルセロナ、マドリード、ストックホルム、ジュネーヴ、チューリッヒ、ロンドン (ガトウィック空港、ヒースロー空港)
北アメリカ
南アメリカ
保有機材
TAPポルトガル航空の機材は以下の航空機で構成される (2008年3月現在):
- エアバスA319-100型機 17機
- エアバスA320-200型機 15機
- エアバスA321-200型機 3機
- エアバスA330-200型機 12機
- エアバスA340-300型機 4機