LOUDNESS
テンプレート:Otheruseslist テンプレート:Infobox Musician LOUDNESS(ラウドネス)は、元レイジーの高崎晃と樋口宗孝が中心になって結成された、日本のヘヴィメタルバンド[1][2]。現在のメンバーは、二井原実(ボーカル)、高崎晃(ギター)、山下昌良(ベース)、鈴木政行(ドラム)の4人である。レーベルはユニバーサル・インターナショナル、所属事務所はカタナミュージック。
80年代中盤に海外進出し、ビルボードTOP100にアルバムを送り込んだ。さらにモトリー・クルーの前座ではあるものの、日本人アーティストとして初めて、「マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)」のステージに立つという快挙も成し遂げ、名実共に日本を代表するロックバンドとなった。彼らの活躍は、B'zの稲葉浩志[3]、X JAPAN[4]、SEX MACHINEGUNSなどのハードロック系だけでなく、スピッツ[5]、La'cryma Christi、サイキックラバー[6]など多くの音楽アーティストに影響を与えた。
その後、2000年に高崎がオリジナルメンバーでの再結成を宣言。2008年11月に中心人物の一人である樋口宗孝が他界。2014年現在までに30枚のオリジナルアルバムをリリースし、精力的に活動中である。
メンバー
第1期(1981年 - 1988年)、第5期(2000年 - 2008年)
- マイク・ヴェセーラ:ボーカル、作詞
- 高崎晃:ギター、作詞、作曲
- 山下昌良:ベースギター
- 樋口宗孝:ドラムス、リーダー
第6期(2009年 - )
- 二井原実:ボーカル、作詞
- 高崎晃:ギター、作曲、リーダー、ボーカル(一部)
- 山下昌良:ベースギター、作曲
- 鈴木政行:ドラムス
時系列
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概要
主に作曲はギターの高崎が手がけ、歌詞はその時々のボーカルがつけていた(レコーディング途中で二井原が脱退したアルバム『SOLDIER OF FORTUNE』ではメンバー全員が「LOUDNESS」名義で作詞をした)。第1期~第2期・第5期では極稀に山下も作曲するが、近年ではメンバー全員(「LOUDNESS」名義)で作曲をすることが多くなった。第3期には脱退している山下が1曲提供している。歌詞は現在のボーカルである二井原と高崎がそれぞれ書いている。
LOUDNESSのサウンドは高崎の指向がとても強く、第1期-第3期までは、典型的なヘヴィメタル・ハードロックであった。
バンド名の由来はステレオのアンプに書いてあるLOUDNESSと言う文字を見てその響きやスペルを気に入り、意味を調べたところ音量をあらわすものであった為に自分たちのバンド名としてふさわしいと判断したもの[7]。
第1期(1981~1988)
1981年5月、当時レイジーに在籍していた高崎晃と樋口宗孝、田中宏幸は、新バンド結成を決意した。オーディションによって選ばれた元EARTHSHAKERのボーカルの二井原実を迎え、高崎晃プロジェクトとして始動。しかし、程なくして田中は音楽性の違いから離脱。 そこで高崎の幼馴染で、二井原をボーカルに推薦した山下昌良をベースに迎えバンド名をLOUDNESSと名づけた(当初はあくまでも高崎晃のソロアルバム制作を目的に動いていたプロジェクトであったがスタジオでのセッションが予想以上に良かったため樋口の提案により、このメンツでの新バンド結成に繋がった)。[7]山下は二井原を推薦した当時、「ゼファー」というバンド(山下以外には後にMARINOに加入する大谷令文も在籍)を結成しており、山下の自宅でゼファーのファーストライブの打ち合わせをしている時に、高崎から電話でLOUDNESSに誘われたという逸話がある。
同年11月25日、日本コロムビアより、アルバム『THE BIRTHDAY EVE 〜誕生前夜〜』でデビューした。この作品でのサウンドはNWOBHMを意識しており、1曲1曲に様々なリフを詰め込み、全体的に長い演奏時間や変拍子な曲調からプログレッシブ・ロックの傾向も見られる。12月17日に浅草国際劇場にてデビューコンサートを実施。「日本のハードロックは売れない」と言う当時の邦楽界の見方に反し、3000枚近くあったチケットは即座に完売し、関係者を驚かせた。次作の『DEVIL SOLDIER 〜戦慄の奇蹟〜』ではエンジニアにダニエル・マクレンドンを起用したが、サウンド的には前作の延長上であった(実際に前作からのアウトテイク曲もある)。『THE LAW OF DEVIL'S LAND 〜魔界典章〜』でもダニエル・マクレンドンを起用。『DISILLUSION 〜撃剣霊化〜』でバンド初期のサウンドは完成した。当時は日本初の本格的なヘヴィメタルバンドであるといわれた。同時に前年の83年にLAでのライブが成功したこともあり、海外のファンは当時高額だった日本盤を購入する現象が起きた。
プロデューサーにマックス・ノーマンを迎えた『THUNDER IN THE EAST』以降は、アメリカ進出を意識するあまりLAメタルのような明るいサウンドになっていった。80年代後半にはシンセサイザーを多用したディスコ的な『RISKY WOMAN』を作ったりもした。プロデューサーにエディ・クレイマーを迎えた『HURRICANE EYES』でバンドサウンドは完成の域に達した。『SOLDIER OF FORTUNE』レコーディング中の1988年12月に二井原が脱退(事実上の解雇)し、第1期LOUDNESSは終了する。
二井原の高音を生かしたボーカルが特徴である。日本語よりも英語を多用した抽象的なものが多い。歌詞のテーマとしては、恋愛、ファンタジー、戦争などがある。
第2期(1989~1992)
オーディションを幾度となく行ったが、「日本には二井原以上のボーカリストはいない」として(この時期、後にボーカリストとして加入する事になる山田雅樹にも声をかけているが、当時はまだE・Z・Oで活動中だったため断られている。)、海外オーディションによりアメリカ人であるマイク・ヴェセーラを新たなボーカルに、プロデューサーにマックス・ノーマンの他にロジャー・プロバートを迎え、1989年に『SOLDIER OF FORTUNE』をリリースした。サウンドはアメリカ進出時の明るく硬質なアメリカン・ヘヴィメタルサウンドからメロディアスなものへと傾倒していった。当時この音楽的変化は、ギタリスト向けのYOUNG GUITAR誌では、テクニカルさとメロディアスさもあって高評価を受けた。高崎はこの作品がテクニカル路線最後のアルバムと語っている。1991年リリースの『ON THE PROWL』はデビュー10周年やボーカルのチェンジによる国内基盤時代の代表曲の紹介を狙った為か、過去の曲のリメイクが多い。バンドサウンド(特にギターとドラムの変化が著しい)が洗練され、曲本来のメロディアスさをさらに引き出した。中には製作後3年しか経過していない曲も含まれていたが、これらもリメイクされた。 しかし、同年リリースのミニアルバム『SLAP IN THE FACE』の表題曲では、今までのLOUDNESSには見られなかったスラッシュメタル的なリフ展開を繰り出し、ヘヴィなサウンドを前面に押し出したものの、5月の日本武道館公演後にマイクは脱退(事実上の解雇)。1992年には山下も脱退、第2期LOUDNESSは終了する。『SLAP IN THE FACE』のサウンドは第3期に受け継がれることになった。
マイクのボーカル力はデリケートであり、ライヴにおいてはムラが出はしたものの、スタジオ録音ではその力が遺憾無く発揮された。
山下の脱退は事実上解雇であった二井原やマイクと異なり、後述のように自ら後任を指名したり、また楽曲を提供するなど、比較的友好的なものであった。
第3期(1992~1993)
1992年1月、ボーカルに元E・Z・OのMASAKIこと山田雅樹、ベースに元XのTAIJIこと沢田泰司を迎えた。沢田は元々LOUDNESSの大ファンであり、X在籍時から高崎晃と親交があった。そのベースの腕はメンバーにも認められていた。そこで脱退する山下が自分に替わる新たなベーシストとして推薦したため加入することになった。なお、沢田はX在籍時はソニーレコードに所属していたため、1月31日に事務所と契約が切れる(X正式脱退)までサポートメンバーとしてアルバムのレコーディングに参加した。
バンドのプロデュースは高崎が務め、ギターが半音下げチューニングになり、山田の力強いボーカルと相まって、PANTERAを髣髴とさせるヘヴィなサウンドになった。沢田はあまり目立とうとはせず、高崎のギターとのユニゾンプレイによる重厚なアンサンブルを作り出すことに徹底している。高崎との高速リフにおけるユニゾンはもちろん、「ジャック・オフ・ビブラート」と呼ばれるテクニックまで揃える。そして各所で盛り込まれる流麗なフレーズや、かつてのLOUDNESSにはあまり見られなかったスラップ奏法によるベースソロをフィーチャーしている。 沢田のプレイスタイルについて樋口は、自身が即興で叩いたドラミングに合わせて沢田が弾いたベースフレーズを絶賛している。
元Xという経歴を持つ沢田の加入は各方面で波紋を呼んだ。沢田加入によりライブには(沢田あるいはXの)女性ファンが来るようになり、それまでの男性ファンからはツアー初日に大ブーイングを浴びせられていたが、高崎によると「半信半疑のファンもいたんだろうけど、ツアーやってるうちにみんな泰司の事を認めだしていた」と当時の様子を語り、沢田もまた高崎や樋口のコンビネーションのどう合わせるか毎日考えさせられていたと述懐していた。[8]CD売上・知名度・人気度において頂点を極めた時期だったが、この頃から海外活動が止まった。
事務所との契約の関係などの様々なトラブルにより1993年5月に山田が脱退の意を示すが、樋口の説得により撤回する。11月に樋口がLOUDNESS復活をメンバーに知らせるが、この直前に沢田はこの状況ではLOUDNESS復帰が絶望的だと判断し、自身のソロプロジェクト(後のD.T.R)を行うことを所属事務所レベルで決定していたため参加を断念せざるを得ず、脱退する。その後バンドのリーダーである樋口が脱退し、第3期LOUDNESSは1枚のアルバム(ライブアルバムを含めても2枚)を残して早々と終わってしまった。以降、復活後も高崎がリーダーを務めることになる。樋口は脱退した直後に沢田に対して「泰司とはフリーでもいいからすぐに音を出したい」と声を掛けたりしていたそうで、樋口にとって沢田はかなりお気に入りのベーシストであるらしく、1998年に樋口自身がプロデュースしたコージー・パウエルトリビュートアルバム『COZY POWELL FOREVER』に沢田を呼んでいる。
この第3期LOUDNESSの布陣はファンからも高い支持を得、メンバーである高崎、沢田、樋口の3名も近年「オリジナル・ラウドネスとは別に、第3期も企画モノでいいから再結成したい」というような事を語っていたが、2008年に樋口、2011年に沢田がそれぞれ他界している為実現不可能となった。
第4期(1994~2000)
1994年、MASAKI(山田)の誘いによりドラムに元E・Z・OのHIROこと本間大嗣が加入。この当時、正式メンバーのベースがおらず、高崎がギターと兼任したHEAVY METAL HIPPIES発表後、1995年にはベースに元ANTHEMの柴田直人が加入し、第4期LOUDNESSが本格的に始動する。柴田は「余計な事を考えずベースプレイにだけ集中出来たので、LOUDNESSは楽しかった」と近年語っている。
ドゥームメタル寄りのスローテンポの曲が多くなり、Rooms RECORDS移籍後に製作されたブッダ・ロックと高崎が称する3枚のアルバム『GHETTO MACHINE』(1997年)『DRAGON』(1998年)『ENGINE』(1999年、以下通称「インド3部作」)をリリース。第4期では高崎のルックスにも極端な変化があり、それまでのトレードマークであったロングヘアーから坊主頭になり、衣装もインドの民族的なものとなる。MASAKIは第三期の加入当時は本名の山田雅樹で参加したが、FLATBACKER/E・Z・O時代の隈取りメイクを再び施す事も多くなり、芸名も当時と同じMASAKIに戻した。
しかしこの頃、レイジーが再結成し高崎と樋口のコンビが復活。また樋口プロデュースによるレッド・ツェッペリンのカバーアルバム「SUPER ROCK SUMMIT ~天国への階段~」(1999年)では第1期LOUDNESSメンバーが全員参加するなど、後のオリジナルメンバー復活に繋がる活動が見られるようになる。
2000年に高崎がオリジナルメンバーによる復活を宣言し、第4期LOUDNESSは終了する。オリジナルメンバー再集結については、高崎本人の意向だけでなく現状のLOUDNESSに疑問を感じていたMASAKIから「オリジナルメンバーでやってみては」と助言された事も手伝っての決定だと高崎が語っている。
第5期(2000~2008)
樋口、山下、二井原が復帰し、オリジナルメンバー構成に戻る。この再結成は当時の二井原の弁では当初は「期間限定」であり、長くは続かない予定であった。しかし、再結成後の活動がLOUDNESSとして最も長くメンバーチェンジのない同一メンバーで活動した時期となった。
オリジナルメンバーで復活してから初めてリリースされた『SPIRITUAL CANOE 〜輪廻転生〜』は、第4期の雰囲気を残しつつも第1期に通じるような聴きやすいサウンドになったが、第1期・第3期の曲に似たリフが多く、それ以降も第4期のようなスローテンポの曲が多く、ヘヴィメタルというよりはハードコアに近い音楽性である。『TERROR 〜剥離〜』はインド3部作の頃の陰鬱なヘヴィロックに戻った。しかしその後、『Racing/音速』ではスラッシュメタルの要素が入った速い曲が増えた。「The Battleship MUSASHI」のC/W曲、「More Than Machine」では打ち込みサウンドにも挑戦している。結成25周年の2006年に発売された『BREAKING THE TABOO』は第5期LOUDNESSの音楽性に、1970年代、1980年代ハードロックを意識した部分もあるアルバムとなり、LOUDNESS25年の集大成といえるアルバムとなった。2008年、アルバム『METAL MAD』をリリースするが、同年3月に樋口が肝細胞癌治療のため休養。4月のツアーの代役には“手数王”こと菅沼孝三が参加することになったが、同年11月30日、樋口が肝細胞癌により帰らぬ人となってしまう。樋口の死後、バンドは12月6日にSHIBUYA-AXで行われたイベント「SUPER PEACE FESTIVAL 2008」(競演は大槻ケンヂ、マキシマムザホルモン、The冠、DETROX、猫騙他)にて樋口の代役にSABER TIGERの鈴木“アンパン”政行をサポートに迎えてイベントに参加。二井原はこのライブでLOUDNESSとしての活動を継続することを宣言し、12月24日に行われた樋口のファン葬での高崎の悼辞においてもLOUDNESSが再び海外での活動を行うことを宣言した。
第6期(2009~現在)
2009年2月にC.C.Lemonホールにて樋口追悼ライブを行う。
2009年2月16日、鈴木“アンパン”政行が樋口の後任ドラマーとして正式に加入。[9]
同年4月より『THE BIRTHDAY EVE 〜誕生前夜〜』~『DISILLUSION 〜撃剣霊化〜』の頃の楽曲のみに絞った選曲でのライブツアー、『CLASSIC LOUDNESS LIVE 2009 The Birthday Eve~Disillusion』をスタート。予定通り同月中に一旦終了するも追加公演を6~7月まで行う。8~9月には、続編として、24年前に本格的にアメリカ進出を果たした5thアルバム『THUNDER IN THE EAST』の楽曲を軸とする『CLASSIC LOUDNESS LIVE 2009 THUNDER IN THE EAST TOUR』を敢行。
上記ツアーの最中の5月には樋口追悼盤とも言える新作『THE EVERLASTING -魂宗久遠-』をリリース。ドラムトラックは一曲のみ鈴木政行による新録で、それ以外は樋口のレコーディングした過去の楽曲のプレイを編集し、使用している。内容としては『BREAKING THE TABOO』、『METAL MAD』の路線を踏襲したものとなっており、高崎は「樋口さんの好きそうなギターリフを意識して作った」と語っている。
今後のLOUDNESSについて高崎は「LOUDNESSはこれまでどんなメンバーチェンジがあっても解散することなく続いてきた。LOUDNESSは日本を代表するバンドとしてこれからもずっと続いていきます。例え、僕が抜けても。」と、メンバーチェンジがあろうとも永久に存続させたいビジョンを語っている。
来歴
LOUDNESS以外でのメンバーの活動については各項目を参照。
1980年代
- 5月、当時レイジーに在籍していたギターの高崎晃とドラムの樋口宗孝、ベースの田中宏幸が、新バンド結成を決意。オーディションによって選ばれた二井原実を迎え、高崎晃ソロプロジェクトとして始動。しかし、田中は音楽性の違いから離脱。 新たに山下昌良をベースに迎えLOUDNESS結成[7](第1期LOUDNESS)。
- 11月25日、日本コロムビアより、1stアルバム『THE BIRTHDAY EVE 〜誕生前夜〜』でデビュー。
- 12月17日、浅草国際劇場にでデビューコンサートを行う。
- 4月10日、日比谷野外音楽堂でライブを行うも、爆音で演奏した為に近隣の住民から苦情が殺到し、出入り禁止を下される(下記逸話参照)。
- 7月21日、2ndアルバム『DEVIL SOLDIER 〜戦慄の奇蹟〜』をリリース。
- 1月、3rdアルバム『THE LAW OF DEVIL'S LAND 〜魔界典章〜』をリリース。
- 7月9日、バンド初の海外ツアーの為、渡米。同月26日に帰国。
- 8月15日、アメリカ・ツアーに続き、ヨーロッパツアーと次回作レコーディングの為、渡欧。翌月20日帰国。
- 11月、1stライブ・アルバム『LIVE-LOUD-ALIVE LOUDNESS IN TOKYO』をリリース。
- 1月、4thアルバム『DISILLUSION 〜撃剣霊化〜』をリリース。
- 4月、バンド2度目のヨーロッパツアー。この時の模様は、8月にライブ・ビデオ『EUROBOUNS』としてリリースされた。
- 5月、アメリカのレーベルアトランティック・レコードと契約を結ぶ。
- 7月、『DISILLUSION 〜撃剣霊化〜』の英語版アルバム『DISILLUSION English Version』リリース。
- 12月、シングル『CRAZY NIGHT』をリリース。スマッシュヒットする。
- 1月21日、5thアルバム『THUNDER IN THE EAST』をリリース。シングル『CRAZY NIGHT』のヒットもあり、アメリカのビルボードアルバムチャート74位(日本においては、オリコンヒットチャート4位)を記録する。日本のロックバンドにおいて、ビルボード100位圏内に入ったのは初めてであった(ソロアーティストでは、唯一坂本九が1位という快挙を果たしている)。
- 8月、モトリー・クルーのサポートとしてアメリカツアーを行う。
- 8月14日、アジア人アーティストとして初めて、ロックの殿堂マディソン・スクエア・ガーデンのステージに立つ。
- レーベルを日本コロムビアからワーナーミュージック・ジャパンに移籍。
- 3月24日、6thアルバム『SHADOWS OF WAR』をリリース。
- シンデレラ、ポイズン、AC/DCらとアメリカツアーを、ヨーロッパでもツアーを敢行させる。
- 7月、『SHADOWS OF WAR』のアメリカ向けリミックスアルバム『LIGHTNING STRIKES』をリリース。ビルボード・アルバム・チャートで64位を記録。
- 11月、2ndライブアルバム『8186 LIVE』をリリース。
- 12月28、29日、自身初の日本武道館公演。
- 8月、7thアルバム『HURRICANE EYES』をリリース。ビルボード・アルバム・チャートで190位を記録する。
- 12月10日、『HURRICANE EYES』の日本語版アルバム『HURRICANE EYES Japanese Version』をリリース。
- 9月、ボーカルにアメリカ人のマイク・ヴェセーラが加入(第2期LOUDNESS)。
- 9月17日、8thアルバム『SOLDIER OF FORTUNE』をリリース。
- 『SOLDIER OF FORTUNE』のシングルカット、『YOU SHOOK ME』が全米ロック系ステーションでローテーション入りを果たす。
- 12月31日、スティーヴ・スティーヴンス・アトミックプレイボーイズの代役として東京ドームで行われたカウントダウンライブ「NEC Special New Year's Gigs'90」に出演。
1990年代
- 2月25日、9thアルバム『ON THE PROWL』をリリース。
- 4月25日、2ndミニ・アルバムLOUD'N'RAREをリリース。
- 9月25日、3rdミニ・アルバム『SLAP IN THE FACE』をリリース。
- 10月、マイクが脱退。
- 10月25日、ベスト・アルバム『LOUDEST』をリリース。
- 11月28日、ベスト・アルバム『LOUDEST Ballad Collection』をリリース。
- 1月、山下が脱退。替わりに元Xの沢田泰司と、ボーカルに元E・Z・Oの山田雅樹が加入(第3期LOUDNESS)。沢田はX在籍時に所属していたソニーレコードとの契約上、1月31日までサポート・メンバーとしてアルバムのレコーディングに参加した。
- 4月、沢田が正式に加入。
- 5月28日、ライブツアー『ONCE AND FOR ALL』をスタート(6月6日まで、4都市5公演)。
- 6月10日、10thアルバム『LOUDNESS』をリリース。オリコン初登場2位を記録。同時にライブツアー『Welcome to the SLAUGHTAR HOUSE』をスタート(8月3日まで、10都市13公演)。
- 9月21日、ライブツアー『SLAUGHTAR HOUSE 2 〜POWER STORM〜』をスタート((9月28日まで、2都市3公演)。
- 11月17日、ライブツアー『SLAUGHTAR HOUSE 2 〜LOVE NEVER DIES〜』をスタート((1993年1月27日まで、18都市20公演)。
- 4月24日、第3期のライブを収録した3rdライブアルバム『ONCE AND FOR ALL』をリリース。
- 12月、ドラムに元E・Z・Oの本間大嗣が加入。正式メンバーのベースがおらず、高崎がギターと兼任する。
- 12月21日、11thアルバム『HEAVY METAL HIPPIES』リリース。
- ベースに元ANTHEMの柴田直人が加入(第4期LOUDNESS)。山田がMASAKIに改名。
- 4月、全国ツアーを開始。
- 6月10日、第4期のライブを収録した4thライブアルバム『LOUD'N'RAW』をリリース。
- 7月、ベストアルバム『MASTERS OF LOUDNESS』をリリース。
- Rooms RECORDSに移籍。
- 7月25日、「インド3部作(ブッダ・ロック)」の1作目に当たる12thアルバム『GHETTO MACHINE』をリリース。
- 5月、イギリス・オランダ・ベルギー・ドイツのヨーロッパツアーを敢行。オランダでは毎年5万人の観衆を動員するフェスティバル『ダイナモ・オープン・エア』のメインステージに立つ。
- 7月、「インド3部作」の3作目に当たる14thアルバム『ENGINE』をリリース。
2000年代
- 5月、高崎がオリジナルラウドネスの復活を宣言(第5期LOUDNESS)。MASAKI(山田)/本間/柴田が脱退し、樋口/山下/二井原が復帰。
- 再び日本コロムビアに移籍。
- 12月21日、第1期のライブを収録した収めた5thライブアルバム『EUROBOUNDS 〜remastered〜』をリリース。
- 3月7日、復活後、最初のアルバムである15thアルバム『SPIRITUAL CANOE 〜輪廻転生〜』をリリース。3部作までのモダンヘヴィネス的なサウンドではなく、往年のLOUDNESSサウンドを意識的に再現した作品となった。このアルバムに伴う全国ツアーも行われた。
- 5月23日、第1期のワーナーミュージック・ジャパン時代の曲を収録したベストアルバム『BEST OF LOUDNESS 8688 ATLANTIC YEARS』をリリース。
- 7月20日、第5期のライブを収録した6thライブアルバム『The SOLDIER's just came back LIVE BEST』をリリース。
- 11月21日、16thアルバム『PANDEMONIUM 〜降臨幻術〜』、自身のトリビュートアルバム『TRIBUTE TO LOUDNESS〜Rock’n Roll Crazy Night』をリリース。
- 12月、第1期日本コロムビア時代のベストアルバム、『RE-MASTERPIECES THE BEST OF LOUDNESS』をリリース。
- 徳間ジャパンコミュニケーションズに移籍。
- 5月21日、第5期のライブを収録した7thライブアルバム『LOUDNESS LIVE 2002』をリリース。
- 9月4日、17thアルバム『BIOSPHERE』をリリース。
- 11月27日、自身のトリビュートアルバム『A Tribute To LOUDNESS』をリリース。
- 1月7日、18thアルバム『TERROR 〜剥離〜』をリリース。
- 1月31日、国内インドアロック・フェスティバル『ソニックマニア 04』に参加(2月1日まで)。
- 8月13日、赤坂プリンスホテルにて、ヘヴィメタル・バンドとしては異例のディナーショーを行う。
- 10月27日、リメイク・アルバム『ROCK SHOCK』、第1期の日本コロムビア時代の5枚のアルバムのリマスター盤をリリース。
- 11月25日、19thアルバム『Racing/音速』をリリース。
- 3月23日、第1期の日本コロムビア時代の2枚のアルバムと高崎・樋口のソロ・アルバムのリマスター盤、およびの当時のライブ映像のDVDをリリース。
- 4月6日、アルバム『Racing/音速』の英語版アルバム『Racing(English Version)』をリリース。本作をもって本格的に海外再進出を目指す(同年9月26日にヨーロッパ全土で英語バージョンをリリース)。
- 7月、ドイツにて開催された野外フェスティバル『EARTHSHAKER FESTIVAL 2005』に出演。オリジナル・ラインナップとしては18年ぶりの欧州公演となる。
- 9月21日、第5期のベスト・アルバム『THE BEST OF REUNION』をリリース。
- 3月、アメリカでツアーを行う。
- 12月27日、アルバム『BREAKING THE TABOO』をリリース。
- 4月4日、コロムビアミュージックエンタテインメントより『LOUDNESS COMPLETE BOX』をリリース。
- 2月20日、アルバム『METAL MAD』をリリース。
- 4月14日、ドラムの樋口が肝細胞癌治療のため休養。
- 4月、東名阪クラブクアトロツアーを行う。闘病中の樋口の代打として手数王こと菅沼孝三が出演。
- 11月30日午前10時44分、半年以上の闘病の末、樋口が肝細胞癌のため入院先の大阪市内の病院で死去。テンプレート:没年齢。
- 12月24日東京・青山葬儀所にて樋口のファン葬を執り行う。ファン、関係者、有名人合わせて1300人以上が参列した。[10]
- 2月14日、渋谷公会堂にて樋口宗孝追悼コンサートを行う。
- 2月16日、高崎のブログにて元SABER TIGERの鈴木“アンパン”政行が樋口の後任ドラマーとして正式に加入することが発表される。[11]
- 5月27日、アルバム『THE EVERLASTING -魂宗久遠-』をリリース。
- 10月17日、エース・フレーリー(元KISS)の代役としてLOUD PARK09に急遽出演が決まる。
- 11月14日、中野サンプラザにて樋口宗孝一周忌追悼ライブを行なう。レイジーの影山ヒロノブと井上俊次、沢田泰司、菅沼孝三、真矢、奥田民生などをゲストに迎え、LOUDNESSとのセッションを行なう。
2010年代
- 5月19日、アルバム『KING OF PAIN 因果応報』をリリース。
- 5月~6月にかけて5年ぶりの全米ツアーを行う。
- 7月15日、第3期ベーシストの沢田がサイパンに向かう航空機内で女性乗務員に対し暴行を起こし逮捕。拘束中にシーツを使って首吊り自殺を図り意識不明の重体となり、病院に運ばれたが、17日に死亡[12]。
- 9月14日、アルバム『Eve to Dawn 旭日昇天』をリリース。
- アルバム『Eve to Dawn 旭日昇天』が元ジェントル・ジャイアントのデレク・シャルマンが運営するレーベル「FROSTBYTE」より8月14日に世界中でリリース。
- 8月22日、アルバム『2・0・1・2』リリース。
- 8月24日、日中関係悪化を理由に中国・貴陽での「YOGA MIDIフェスティバル」の出演を当日にキャンセルされた。LOUDNESSが政治問題を理由にライブを中止するのはこれが初めてとなる[13]。また、25日には上海公演も行われる予定であったが、公演先のライブハウスの建設上の問題により中止になっている[14]。
- 2月23日、LOUDNESSと樋口宗孝がん研究基金を中心に企画されたチャリティーライブ『Rock Beats Cancer FES 2013 Vol.1』開催。(出演、LOUDNESS、井上俊次、デーモン閣下、斉藤和義、GRANRODEO、少年カミカゼ、Day of Acid Rain、一般のアマチュアギタリスト2名)
- 3月17日〜18日、バハマで行われた「MONSTERS OF ROCK CRUISING ON BAHAMA」に出演。
- 4月14日、ブラジルのヘヴィメタルフェス「LIVE N'LOUDER FESTIVAL in Sao Paulo,Brazil」に出演、スケジュールの都合で参加出来なくなった二井原の代役にヒブリアのユーリ・サンソンがボーカルを務めた。
- 5月4日、アメリカのメリーランド州で行われたロックフェス「M3 Rock Festival on May 4th at Merriweather Post Pavilion」に出演。
- 7月7日、日比谷野外音楽堂90周年事業によるチャリティーライブ『Rock Beats Cancer FES 2013 Vol.2』開催(出演、LOUDNESS、LAZY、JAM project、奥田民生、BABYMETAL、LinQ、Re:play)。LOUDNESSとしては31年振りの野音公演となる。
- 1月、所属事務所をソルブレッドから個人事務所カタナミュージックへ移籍。
- 3月29日~4月2日、アメリカのロックフェス『Monsters of Rock Cruise 2014に出演。
- 4月、日本のレコード会社を徳間ジャパンからユニバーサル・ミュージックへ移籍。
- 6月4日、ユニバーサル移籍第1弾アルバム『THE SUN WILL RISE AGAIN ~撃魂霊刀』リリース。
- 8月8日、フィンランドのヘヴィメタルフェス『Jalometalli Metal Music Festival』に出演。
- 10月18日、2009年以来、5年振りに日本のヘヴィメタルフェス『LOUDPARK 14』に出演予定。
作品
リリース年月日は全て日本盤のオリジナルの発売日を記載。
シングル
※12インチアナログ、マキシ含む
タイトル | 発売日 | 規格 | JP | |
---|---|---|---|---|
第1期 | ||||
1st | BURNING LOVE | 1982年5月1日 | EP | |
2nd | GERALDINE | 1983年1月21日 | ||
3rd | ROAD RACER | 1983年9月21日 | ||
4th | CRAZY NIGHT | 1984年12月 | ||
5th | Gotta Fight | 1985年6月21日 | ||
6th | LET IT GO | 1986月3月10日 | ||
7th | RISKY WOMAN | 1986年9月27日 | 32 | |
プロモ | THIS LONELY HEART | 1987年 | ||
8th | SO LONELY | 1987年11月28日 | 8cmCD | |
9th | LONG DISTANCE LOVE | 1988年5月25日 | 58 | |
10th | DREAMER AND SCREAMER | 1989年5月25日 | ||
第2期 | ||||
11th | YOU SHOOK ME | 1989年8月10日 | 8cmCD | 79 |
12th | DOWN'N'DIRTY | 1991年2月10日 | 97 | |
13th | IN THE MIRROR | 1991年4月25日 | ||
第3期 | ||||
14th | BLACK WIDOW | 1992年5月25日 | 8cmCD | 30 |
15th | SLAUGHTER HOUSE | 1992年8月25日 | 40 | |
第4期 | ||||
16th | ELECTRIC KISSES | 1994年12月10日 | 8cmCD | |
第5期 | ||||
17th | CRAZY SAMURAI | 2004年7月7日 | マキシシングル | 72 |
18th | The Battleship MUSASHI | 2005年8月17日 | 89 | |
第6期 | ||||
19th | The ETERNAL SOLDIERS | 2010年12月15日 | マキシシングル | 143 |
アルバム
※英語版、日本語版、リミックス版含む
タイトル | 発売日 | JP | ||
---|---|---|---|---|
第1期 | ||||
1st | THE BIRTHDAY EVE 〜誕生前夜〜 | 1981年11月25日 | ||
2nd | DEVIL SOLDIER 〜戦慄の奇蹟〜 | 1982年7月21日 | ||
3rd | THE LAW OF DEVIL'S LAND 〜魔界典章〜 | 1983年1月25日 | ||
4th | DISILLUSION 〜撃剣霊化〜 | 1984年1月21日 | ||
english | DISILLUSION English Version | 1984年7月21日 | ||
5th | THUNDER IN THE EAST | 1985年1月21日 | 4 | |
6th | SHADOWS OF WAR | 1986年3月24日 | ||
remix | LIGHTNING STRIKES | 1986年7月25日 | ||
english | HURRICANE EYES | 1987年8月25日 | ||
7th | HURRICANE EYES Japanese Version | 1987年12月10日 | 34 | |
mini | JEALOUSY | 1988年5月25日 | ||
第2期 | ||||
8th | SOLDIER OF FORTUNE | 1989年9月17日 | 18 | |
9th | ON THE PROWL | 1991年2月25日 | 7 | |
mini | SLAP IN THE FACE | 1991年9月25日 | 65 | |
第3期 | ||||
10th | LOUDNESS | 1992年6月10日 | 2 | |
第4期 | ||||
11th | HEAVY METAL HIPPIES | 1994年12月21日 | 29 | |
12th | GHETTO MACHINE | 1997年7月25日 | 65 | |
13th | DRAGON | 1998年8月5日 | 49 | |
14th | ENGINE | 1999年7月7日 | 48 | |
第5期 | ||||
15th | SPIRITUAL CANOE 〜輪廻転生〜 | 2001年3月7日 | 20 | |
16th | PANDEMONIUM 〜降臨幻術〜 | 2001年11月21日 | 27 | |
17th | BIOSPHERE 〜新世界〜 | 2002年9月4日 | 45 | |
18th | TERROR 〜剥離〜 | 2004年1月7日 | 88 | |
19th | Racing/音速 | 2004年11月25日 | 60 | |
english | Racing (English Version) | 2005年4月6日 | 174 | |
20th | BREAKING THE TABOO | 2006年12月27日 | 129 | |
21st | METAL MAD | 2008年2月20日 | 51 | |
第6期 | ||||
22nd | THE EVERLASTING -魂宗久遠- | 2009年5月17日 | 42 | |
23rd | KING OF PAIN 因果応報 | 2010年5月19日 | 21 | |
24th | Eve to Dawn 旭日昇天 | 2011年9月14日 | 36 | |
25th | 2・0・1・2 | 2012年8月22日 | 33 | |
26th | THE SUN WILL RISE AGAIN | 2014年6月4日 |
セルフカヴァーアルバム
タイトル | 発売日 | JP | ||
---|---|---|---|---|
第5期 | ||||
1st | ROCK SHOCK | 2004年10月27日 | 37 |
ライブアルバム
タイトル | 発売日 | 備考 | JP | |
---|---|---|---|---|
1st | LIVE-LOUD-ALIVE LOUDNESS IN TOKYO | 1983年11月21日 | 第1期のライヴを収録 | |
2nd | 8186 LIVE | 1986年11月10日 | 第1期のライヴを収録。 LP初回盤のみボーナストラックシングル付属 |
|
3rd | ONCE AND FOR ALL | 1994年4月25日 | 第3期のライヴを収録(CLUB CITTA'川崎、1992年6月1日) | 48 |
4th | LOUD'N'RAW | 1995年6月10日 | 第4期のライヴを収録 | 55 |
5th | EUROBOUNDS 〜remastered〜 | 2000年12月21日 | 第1期のライヴを収録 | |
6th | THE SODIER's just came back LIVE BEST | 2001年7月20日 | 第5期のライヴを収録 | 76 |
7th | LOUDNESS LIVE 2002 | 2003年5月21日 | 第5期のライヴを収録 | 259 |
8th | LIVE LOUDEST AT THE BUDOKAN '91 | 2009年12月23日 | 第2期のライヴを収録 |
ベストアルバム
タイトル | 発売日 | 備考 | JP | |
---|---|---|---|---|
1st | LOUDNESS | 高崎と樋口のソロ曲も含めたコロムビア時代のベストアルバム | ||
2nd | NEVER STAY HERE, NEVER FORGET YOU 〜LOUDNESS BEST TRACKS | 1986年12月10日 | コロムビア時代のベストアルバム | |
3rd | EARLY SINGLES | 1989年7月21日 | ||
mini | LOUD'N'RARE | 1991年4月25日 | ||
4th | LOUDEST | 1991年10月25日 | 第1期と第2期のワーナー時代の曲を集めたベストアルバム マイクの秘蔵ライブ音源収録 |
59 |
5th | LOUDEST Ballad Collection | 1991年11月28日 | マイクの秘蔵ライブ音源収録 | |
6th | BEST SONG COLLECTION | 1996年6月21日 | コロムビア時代のベストアルバム | |
7th | MASTERS OF LOUDNESS | 1996年7月25日 | 主にワーナー時代の曲を集めたベストアルバム 新曲『MASTER OF THE HIGHWAY』を収録 |
|
8th | The Very Best of LOUDNESS | 1997年5月21日 | ||
9th | BEST OF LOUDNESS 8688 ATLANTIC YEARS | 2001年5月23日 | 第1期のワーナー時代の曲を収録 | 71 |
10th | RE-MASTERPIECES THE BEST OF LOUDNESS | 2001年12月21日 | 主に第1期の曲を収録。第5期からも2曲入り 新曲として二井原ver.の『SOLDIER OF FORTUNE』を収録 |
94 |
11th | THE BEST OF REUNION | 2005年9月21日 | 第5期の楽曲によるベスト 新曲『JACK』を収録 |
139 |
12th | GOLDEN☆BEST LOUDNESS〜EARLY YEARS COLLECTION〜 | 2009年2月18日 | ||
13th | LOUDNESS BEST TRACKS -COLUMBIA YEARS- | 2012年1月18日 | 3社合同企画の30周年記念盤 ワーナー盤にマイクver.の『CRAZY DOCTOR』を収録 初回生産分は3タイトル連動特典あり |
156 |
14th | LOUDNESS BEST TRACKS -WARNER YEARS- | 130 | ||
15th | LOUDNESS BEST TRACKS -TOKUMA JAPAN YEARS- | 177 | ||
16th | SINGLE COLLECTION | 2012年10月31日 |
トリビュート・アルバム
- TRIBUTE TO LOUDNESS〜Rock'n Roll Crazy Night (2001年11月21日)
- 6曲目にメンバーの高崎本人が参加。
- A Tribute To LOUDNESS (2003年11月27日)
ボックス・セット
- LOUDNESS BOX(1992年11月)
- コロムビア時代のアルバムから選曲されたベストアルバム7枚組のボックス・セット。
- LOUDNESS COMPLETE BOX (2007年4月4日)
- コロムビア時代のアルバム(シングル集含む)8枚と高崎と樋口のソロアルバム2枚、ライブDVD2枚のボックス・セット。
映像作品
- LIVE-LOUD-ALIVE LOUDNESS IN TOKYO (VHS: 1983年12月21日、DVD: 2005年3月23日)
- 1983年に行われた『LIVE-LOUD-ALIVE』のライブ映像。
- EUROBOUNDS(VHS: 1984年8月21日、DVD: 2000年12月21日)
- 1984年にヨーロッパで行った『EUROBOUNDS』のライブ映像。DVD盤のタイトルは『EUROBOUNDS~remastered~』。
- THUNDER IN THE EAST Vol.1(VHS: 1985年2月21日)
- THUNDER IN THE EAST Vol.2(VHS: 1985年2月21日)
- LIVE IN TOKYO LIGHTNING STRIKES(VHS: 1986年9月10日 DVD:2001年)
- 1986年4月の代々木オリンピック・プールのライブ映像。
- VIDEO LOUDEST (VHS 1991年、DVD 2002年6月)
- 第1期と第2期のワーナー時代の曲を集めた映像版ベスト。第2期の日本武道館でのライブ映像などを収録。
- BLACK WIDOW ONCE AND FOR ALL (VHS: 1992年、DVD2008年12月)
- Welcome to The Slaughter House (VHS: 1992年、DVD2008年12月)
- 第3期のライブ映像。
- The SOLDIER's just came back (DVD: 2001年8月22日)
- 復活後の2001年3月28日に中野サンプラザで行ったライブ映像。
- 20th Anniversary PANDEMONIUM TOUR (DVD: 2002年2月21日)
- 20周年記念『PANDEMONIUM TOUR』からのライブ映像。
- LIVE BIOSPHERE (DVD: 2003年2月)
- 2002年10月25日に渋谷公会堂で行われた『LOUDNESS LIVE BIOSPHERE』のライブ映像。
- LOUDNESS LIVE TERROR 2004 (DVD: 2004年7月7日)
- 2004年2月22日に渋谷公会堂で行われた『LOUDNESS TERROR 2004』のライブ映像と、2003年に行われた『SONICMANIA04』のオフショット映像。
- Rock-Shocking the nation (DVD: 2005年3月16日)
- 2004年11月から12月の『Rock Shocking The Nation』ツアーの模様を収めている。
- LOUDNESS LIVE limited edit at Germany in 2005 (DVD: 2005年11月23日)
- 2005年7月のドイツ『EARTHSHAKER FESTIVAL』出演時のライヴとドキュメント映像。
- THANKS 25TH ANNIVERSARY LOUDNESS LIVE AT INTERNATIONAL FORUM 20061125(DVD: 2007年2月21日)
- The Legend Of Loudness~Live Complete Best(DVD: 2008年8月27日)
- Munetaka Higuchi Forever Our Hero(DVD: 2009年6月24日)
- 樋口宗孝追悼ライブ2009DVD Munetaka Higuchi Forever Our Hero(DVD: 2010年7月14日)
- CLASSIC LOUDNESS LIVE 2009 JAPAN TOUR The Birthday Eve-THUNDER IN THE EAST (DVD: 2010年4月14日)
- LOUDNESS WORLD CIRCUIT 2010 COMPLETE LIVE(DVD:2011年5月25日)
- LOUDNESS 30th ANNIVERSARY WORLD TOUR IN USA 2011 LIVE&DOCUMENT(DVD: 2012年6月27日)
- LOUDNESS 2011-2012 LIVE & DOCUMENT in JAPAN(DVD: 2012年9月26日)
- LOUDNESS 2012 Complete DVD(DVD: 2013年4月17日)
- BEST MUSIC VIDEOS(DVD: 2013年11月27日)
書籍
- 100%LOUDNESS (1984年 シンコー・ミュージック、YOUNG GUITAR1984年2月号臨時増刊)
- 100%高崎晃 (1993年 シンコー・ミュージック)
- Ultimate LOUDNESS(2002年 リットー・ミュージック) ISBN 4-8456-0751-4
- デビュー20周年を記念して発行されたムック。各メンバーのインタビュー、歴代の使用機材、代表曲のギタースコアが掲載。「燃えよドラゴン」のカバーが収録されたCD「Enter The Dragon」&バンドスコア付き。
タイアップ
- Gotta Fight、ODIN
- 劇場用アニメ映画『オーディーン 光子帆船スターライト』主題歌(1985年)
- DREAMER AND SCREAMER
- 『The ETERNAL SOLDIERS』
- 劇場版『マジンカイザーSKL』オープニング主題歌(2010年)
逸話
- 1982年4月10日に日比谷野外音楽堂で行われたライブではあまりの音量のデカさに近所の住民から苦情が殺到し、長年出入り禁止になった。以後もLOUDNESSとしては日比谷公演は行われて無いものの、各メンバーが別のバンドやイベントで日比谷で演奏をすることはあった。出入り禁止されてから30年以上が経過した2013年7月7日のライブイベント「ROCK BEATS CANCER FES VOL.2」にLOUDNESSとして出演している。
- 1986年4月3日、4日に代々木オリンピックプールで行われたライブ(後に「8186LIVE」として発売)では当時コレまでに無い大規模な音響設備と照明設備により原宿駅から苦情が来るほどの大音量であったと言う。
- 1985年、モトリー・クルーと共にツアーに周った際、前座を担当したLOUDNESSの方が音が良く観客ウケも良かったことから、モトリー・クルー側のサウンドエンジニアがクビになりかけたり、LOUDNESS側の音量を小さくさせられたこともあった[15]。
- 1987年に共にツアーを周ったストライパーのマイケル・スウィートはLOUDNESSとツアーを周ったことについて「LOUDNESSはヘヴィ過ぎて僕らとしっくり行かないよ」と愚痴をこぼしたことがある。マイケル曰くこの組み合わせによるツアーはマネージャーが決めたとのことであり、マイケルはハリケーンかTNTとツアーを周りたかったようである[16]。
- 樋口によれば、2001年7月28日に富士急ハイランドで行われたイベント「Hard Rock Summit in FUJI-Q」でLOUDNESSの演奏中、長野県にまで爆音が風に乗って流れたそうで、長野県側から苦情が来た事を2005年9月16日放送のポップジャムで明かしている。また、この番組では樋口が司会を担当していた西川貴教に「今度TMのバックで演奏するか」とジョークを飛ばしたが、西川から「僕の声が聞えなくなるので…」と、丁寧に断られている。
- 樋口宗孝の本葬儀に出席した高崎晃は「僕らは一番でかい音を出すバンドをやろうと思っていた。リゾートの遊園地で野外ライブ(上記の富士急ハイランドの事)を開いたとき、『隣の県から苦情がきたらしい』とうれしそうに話していたのを思い出す」と振り返った。
関連項目
- SPLASH・・・樋口プロデュースによるロックバンド。THE ALFEEの高見沢俊彦が楽曲を提供。
- レイジー・・・LOUDNESSの前身。樋口、高崎、田中が在籍。
- FLATBACKER(E・Z・O)・・・本間とMASAKIがLOUDNESS加入以前に参加していた。
- FiRE SiGN・・・MASAKIが第4期末期に結成し、現在も続く女性ボーカルバンド。MASAKIはベーシストとして参加。
- ANTHEM・・・柴田がLOUDNESS以前にリーダーを務めており、LOUDNESS脱退後に再結成。再結成時には本間が新規参加。
- X JAPAN(X)・・・沢田がLOUDNESS以前に参加。
- D.T.R・・・沢田がLOUDNESS脱退後に結成。
- 紫 (バンド)・・・高崎と親交が深く、山下とともにセッション参加
- ビーイング・・・デビューから徳間ジャパンコミュニケーションズ移籍までのプロデュースを担当
- 菅沼孝三・・・2008年、樋口の代理として
- 大島こうすけ・・・1991年、サポートキーボーディストとして参加
- デッド・チャップリン二井原がLOUDNESS解雇後に菅沼らと結成したバンド
- SLY・・・二井原、樋口のバンド。LOUDNESSを脱退した樋口を二井原が誘う形で結成。
- ネバーランド・・・田中が離脱後結成したバンド
- SABER TIGER ・・・鈴木政行が所属していたバンド
参考文献・出典
- Ultimate LOUDNESS(2002年リットー・ミュージック)ISBN 4-8456-0751-4
- ↑ キューブミュージック
- ↑ LOUDNESSのプロフィール - ナタリー(ナターシャ)・2014年6月8日閲覧。
- ↑ 過去にLOUDNESSのコピーバンド『ICBM』のボーカルとして参加したこともある(稲葉の項目参照)
- ↑ 後にLOUDNESSのメンバーとなったTAIJIのみならず、TOSHIもLOUDNESSのコピーをして腕を磨いたと二井原との対談で明かしている(ロッキンf 1995年3月号)
- ↑ リズム&ドラム・マガジン2009年3月号『追悼 樋口宗孝』より
- ↑ 東映ヒーローネット、サイキックラバーインタビュー
- ↑ 7.0 7.1 7.2 引用エラー: 無効な
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タグです。 「niihara_blog
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ We Rock Vol.1(2007年11月)11p
- ↑ 2009年11月29日(樋口の命日)、公式HPにて正式なドラマーとして任命された。
- ↑ ラウドネス樋口宗孝さん 誕生日にお別れ会
- ↑ [1]
- ↑ 元Xの沢田容疑者が死亡 サイパンで逮捕後自殺図る 産経新聞 2011年7月17日
- ↑ 中国での音楽フェス、LOUDNESSなど出演中止に 読売新聞 2012年8月26日
- ↑ 多分最高数。 「MINORU NIIHARA "ROCK ME BABY!!!"」 2012年8月25日 2012年8月26日閲覧
- ↑ ロッキンf 2001年 5月号 18P
- ↑ ロッキンf 1987年9月号 164P
外部リンク
- LOUDNESS 公式サイト
- LOUDNESS ユニバーサル・ミュージックによるページ
- LOUDNESS 徳間ジャパンコミュニケーションズによるページ
- LOUDNESS 日本コロムビアによるページ
- Loudness / ラウドネス アーティストトップ ワーナーミュージック・ジャパン
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