高田道場
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高田道場(たかだどうじょう)は、高田延彦が1998年1月30日に設立した、東京都品川区に本部を置く格闘技道場。
概要
プロ興行への関わりは選手派遣にとどまっているが、アマチュアのためのサブミッションレスリング大会は継続して開催している。
ソウル五輪レスリング金メダリストの小林孝至、日本体育大学レスリング部監督の安達巧らがコーチを務めていたこともあり、指導する技術はレスリングをベースとして打撃の指導も行っている。
高田道場に宇野薫、藤田和之、高瀬大樹、佐竹雅昭、ミルコ・クロコップらが出稽古に訪れ、さながら梁山泊の様相を呈していたこともあった。現在も格闘技イベントPRIDEへの参戦が決まった柔道家のパウエル・ナツラ、大相撲の戦闘竜らの練習環境となっており、PRIDEとは良好な関係にあるが、かつて果たしていたPRIDEへの日本人選手供給源という役割は、ここ最近は桜庭和志がPRIDEのリングに上がるのみであった。だがその桜庭は2006年3月31日に退団した。今後は桜庭に変わる新たなスター発掘が課題となる。
主宰者である高田延彦はPRIDEの統括本部長を務め過去に選手として所属していた豊永稔はPRIDEなどのレフェリーを務める(桜庭の高田道場離脱以降は、K-1系興行でレフェリーを務めている)。
DSEのPRIDE系興行以外にはDEEP、パンクラス、新日本プロレス、格闘探偵団バトラーツ、シュートボクシング、King of the Cage等へ選手を派遣したことがある。
2013年6月に本部道場を移転[1]。同年12月には藤沢市(辻堂駅前)に湘南道場をオープンし[2]、2014年現在は2拠点体制となっている。