首都高バトルシリーズ
テンプレート:Redirect 首都高バトル(しゅとこうバトル)は、公道レースをテーマにしたレースゲームのシリーズ。通称「首都バト」。発売元は複数社あるが、全シリーズとも元気が開発を担当していることで共通している。峠攻めをテーマとする『街道バトルシリーズ』と並んで同社の2枚看板である。
概要
シリーズ初期ではドリフトキングとして有名なカーレーサーの土屋圭市が監修を務めていた。
初期のシリーズではメーカーから許可を得て実名を出すという作風が確立されておらず、PS2用の首都高バトル01からメーカーのライセンスを得て車の実名まで出るようになったが、それが思わぬ仇となり、ホンダからの許可が得られない事態になってしまった[1]。
『首都高バトル0』までは首都高速道路と首都高速八重洲線(ゲーム内では東京高速道路線を含み、両線を一括して「八重洲線」と称していた)のみをコースにしていたが『首都高バトル01』からは阪神高速道路、名古屋高速道路、東名阪自動車道が追加され首都高速八重洲線が廃止された。それに伴い、総ライバル数が前作の400人から600人まで増えた。
同時期に、Windowsをプラットフォームとしてプレイヤー同士のネットワーク対戦が可能な『首都高バトルOnline』のパッケージ版が発売され、オンラインサービスが開始された。サービスは約2年の運営後、休止されている。休止の理由は公表されていない。
現在は、関連会社の元気モバイルからNTTドコモ(iアプリ)、ソフトバンク(S!アプリ)、au(KDDI/沖縄セルラー電話)(EZアプリ (Java)、EZアプリ (BREW))、ウィルコム向けのアプリが提供中。モバイル版『首都高バトルOnline』はプレイヤー同士が対戦するゲームである。また、2011年にmobageにも配信されているが2012年6月をもって運営が終了された。
Xbox 360で発売された『首都高バトルX』はXbox Liveに対応しており、ネットワーク対戦が可能であるが、対戦相手を検索してゲームをする一対一の形となっており、PC版『首都高バトルOnline』とは違ったゲームシステムとなっている。
関連作品に『湾岸ミッドナイト』があり、首都高バトルシリーズに登場した車両がゲストで参戦している。
シリーズ一覧
特記がない場合は元気より発売。
- 土屋圭市 首都高バトル'94
- 首都高バトル2
- 1995年2月24日BPSより発売。
- PlayStation
- ドリフトキング 土屋圭市&坂東正明 首都高バトル
- 首都高バトル外伝 スーパーテクニックチャレンジ
- 首都高バトルR
- 首都高バトル'97
- 首都高バトル
- 首都高バトル2
- 首都高バトルOnline
- 2003年3月1日発売。首都高バトル0をベースとしている。オンラインサービスは2005年9月1日をもって休止されている。
- PlayStation Portable
携帯アプリシリーズ一覧
特記がない場合は元気モバイル(現・And Joy)より発売。
【NTTドコモ向け】
- 首都高バトルONLINE
- 首都高バトルNEO
- 首都高バトルEVOLUTION2
- 街道バトルCross Action
- UnderGroundRacing
- 首都高バトルEVOLUTION PLUS
- DRAG⇒400
- 首都高バトルDRAG2
- 首都高バトルEVOLUTION
【ソフトバンク向け】
- 首都高バトルNEO ※Wi-Fi WIN対応(biblioおよびAQUOS SHOT SH006専用)版を含む
- 首都高バトルEVOLUTION
【ウィルコム向け】
【Android向け】
- 首都高バトルA ※auとdocomo端末の一部のみ対応
【mobage】
- 首都高バトル (mobage) ※2012年6月末をもって運営終了
用語
- SPバトル
- 画面上に表示される「SPゲージ」を削りあう、最も基本的なバトル形式。両者の距離に差がつくほどSPは速く減り、相手のSPを無くせばプレーヤーの勝ち。しかし、自分のSPが無くなればプレーヤーの負けとなる。ちなみに壁や障害物に接触してもSPは減り、接触する速度が速いほどSPの減りは大きい。SPとは「スピリットポイント」の略である。
- ワンダラー
- どのチームにも属さないライバルで、特殊な条件を満たすことによりバトル可能となる。条件はライバルによって違い、曜日や走行距離や車種など、さまざまな条件が要求される。実力は通常のライバルより高いことが多いが、勝った場合に入手できるポイントも通常のライバルより高い。
脚注
- ↑ ホンダが許可しなかった理由は明確にされていないが、「公道が舞台のレースゲーム」という理由から許可しなかったと思われる。同じ元気から発売のレースゲーム、街道バトルシリーズでは実在の峠を舞台にしながらも、公道ではなくレースステージという設定だったので登場が許可された。
- ↑ 首都高バトル DRIFT KING 土屋圭市&坂東正明 商品情報
- ↑ 首都高バトルR 商品情報
- ↑ 首都高バトル 商品情報
- ↑ 首都高バトル2 商品情報
- ↑ 首都高バトル0 商品情報
- ↑ 首都高バトル01 商品情報
- ↑ 首都高バトル 商品情報
- ↑ 首都高バトルX 商品情報