長岡京駅
長岡京駅(ながおかきょうえき)は、京都府長岡京市神足(こうたり)二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。「JR京都線」の愛称区間に含まれている。
かつては神足駅(こうたりえき)と名乗っていた。神足駅当時に使われていた駅名標は、現在神足二丁目に立てられている。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する地上駅(12両編成対応)で、通常の乗降は内側線ホームのみを使う。橋上駅舎を有しており、駅から村田製作所・バンビオには直通の連絡道路が併結されている。向日町方で京都総合運転所への入出庫線が分岐しているため、場内・出発信号機を有する。
駅長が配置された直営駅であり、管理駅として西大路駅・桂川駅・向日町駅・山崎駅の4駅を管轄している。ICOCA利用可能駅であり、ICOCAの相互利用対象カードも利用可能。
ホーム | 路線 | 方向(線路) | 行先 |
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テンプレート:Color | テンプレート:Color | テンプレート:Color | テンプレート:Color |
2 | テンプレート:ColorJR京都線 | 上り(内側線) | 京都・草津方面 |
3 | テンプレート:ColorJR京都線 | 下り(内側線) | 新大阪・大阪・三ノ宮方面 |
テンプレート:Color | テンプレート:Color | テンプレート:Color | テンプレート:Color |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
- 2010年(平成22年)3月7日を最後に、当駅に停車する定期列車は内側線経由に統一された。ダイヤの乱れにより快速が外側線経由に変更される場合もあるため、外側線ホームへの柵の設置はなされていなかった(ロープにより封鎖されていた)が、2011年(平成23年)5月頃から外側線ホームにも柵が設置され(同時に黄色い点字ブロックや乗車位置表示も撤去)、非常時以外は乗降が不可能になっている[1]。2004年10月15日ないし2006年3月17日までは平日にも外側停車設定があった。
ダイヤ
利用の少ない早朝と深夜、利用の増える平日の朝ラッシュ時を除き、1時間に高槻以西快速の普通が4本、全駅停車の普通が4本停車する。平日の11時台から14時台、土休日の13時時台と14時台は全駅停車の普通の運転はなく、高槻以西快速の普通のみが停車する。当駅は西大路-島本間のほかの駅と異なり、早朝からラッシュ時までに運転される京都以西快速となる電車も停車する。
利用状況
2012年度の乗車人員は19,975人であった。
長岡京市の中心部からはやや離れてはいるものの、企業への通勤客を中心に利用客がいる。また、京都府の運転免許試験場(当駅下車後、西口阪急バス・東口京都市営バス利用)への利用がある。近年駅周辺にマンション、ビルが建設され、道路も舗装され外観は綺麗に整備された。同じ長岡京市の中でも、より中心部に近い阪急電鉄長岡天神駅の利用者の方が多かったが、近年逆転している。
京都府統計書[2]によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
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1999年 | 16,762 |
2000年 | 17,167 |
2001年 | 16,847 |
2002年 | 16,671 |
2003年 | 16,973 |
2004年 | 17,715 |
2005年 | 18,740 |
2006年 | 19,512 |
2007年 | 19,675 |
2008年 | 20,255 |
2009年 | 19,986 |
2010年 | 20,256 |
2011年 | 20,144 |
2011年 | 19,975 |
駅周辺
前述したが、JRでは長岡天神への最寄駅になるが、長岡京市では阪急京都線長岡天神駅の方が中心部の意味合いが近く、当駅周辺の建物の密度は低い。阪急長岡天神駅には西口から徒歩約13分。
現在の駅舎前には、車掌車ヨ8000形が静態保存、かつて使われていた0系とD51形の車輪が展示保存されている。
西口
- 阪急長岡天神駅に向けて伸びる通り沿いに商店が続く。
- 2004年(平成16年)11月 - 2005年(平成17年)5月にかけペデストリアンデッキ、バスロータリー、駐車場などの大幅工事。
- 2005年(平成17年)4月20日に平和堂(「フレンドマート」というスーパーマーケット)を含む総合ショッピングモール完成。
- その他の施設
- 銀行ATM、居酒屋、不動産屋、歯科医院、ファミリーマート、本屋、フィットネスクラブ、有料駐車場、病院、学習塾など
東口
- 三菱電機・松下電器・村田製作所・ニチユ三菱フォークリフトなどの企業オフィスへ向かう人によって階段、周辺歩道は通勤時間帯に非常に込み合う。
- 交番
バス路線
- 西口(阪急バス)長岡京線(市内循環 大山崎営業所(一部は、向日出張所)担当 いずれも阪急田園バスに運行委託。)
- 西口(阪急バス・京阪バス共同運行)長岡京・淀線(阪急バス:大山崎営業所担当 阪急田園バスに運行委託。京阪バス:京田辺営業所担当)
- 西口(長岡京はっぴぃバス)長岡京市が運営するコミュニティバス。阪急バス大山崎営業所に、運行委託。
- (但し、日曜祝日は運休、この場合は、一般の、阪急バス・長岡京線(大山崎営業所・大山崎営業所向日出張所・担当(阪急田園バスに運行を委託。)を利用することになる)
- 北コース(滝ノ町、西の京、今里、うぐいす台方面)、西コース(友岡、泉が丘、高台、河陽が丘方面)
- 東口(阪急バス) 長岡京線(市内循環 大山崎営業所(阪急田園バスに運行委託)担当)
- 東口(京都市バス) 南2系統・特南2系統(阪急バス(横大路支社)に、運行委託)
- 城の里・芝本・免許試験場前(南2系統のみ)・樋爪口・久我(こが)のもり・久我・国道赤池・竹田駅西口方面行き
- 京都市バスの南2系統・特南2系統(阪急バス(横大路支社)に運行委託)は、芝本までは、阪急バス長岡京線(市内循環 大山崎営業所(一部は、大山崎営業所向日出張所)担当 阪急田園バスに、運行委託)と重複しての運転となる。
歴史
- 1931年(昭和6年)8月1日 - 国有鉄道東海道本線の向日町 - 山崎間に神足駅(こうたりえき)として開業。客貨取扱を開始。
- 1985年(昭和60年)11月1日 - 貨物取扱が廃止。川の東側にあった住友セメントのサービスステーションへ専用線が続き、貨物輸送を行っていた。
- 1987年(昭和62年)
- 1995年(平成7年)
- 1996年(平成8年)3月16日 - ダイヤ改正により快速が全列車停車となる。
- 2002年(平成14年)7月29日 - JR京都・神戸線運行管理システム導入。
- 2003年(平成15年)11月1日 - ICカードICOCA供用開始。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:ColorJR京都線(東海道本線)
- テンプレート:Color新快速
- 通過
- テンプレート:Color快速(京都駅 - 西明石駅間快速、朝のみ運転)
- テンプレート:Color普通(高槻駅 - 西明石駅間は快速となる列車を含む)
- テンプレート:Color新快速