野田川駅
テンプレート:駅情報 テンプレート:駅情報 野田川駅(のだがわえき)は、京都府与謝郡与謝野町字下山田小字柿内にある、北近畿タンゴ鉄道(KTR)宮津線の駅である。愛称は「美心 与謝野(うつくしごころ よさの)」
国鉄、西日本旅客鉄道(JR西日本)が運営していた時代は丹後山田駅(たんごやまだえき)と名乗っていたが、北近畿タンゴ鉄道への宮津線移管の際に現在の駅名に改称されている(野田川は与謝野町成立までの旧町名だった)。
また、1985年まで、当駅 - 加悦(かや)間で加悦鉄道が運行されていた。
駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを持ち、列車交換や折り返しが可能な地上駅である。駅舎は単式の1番のりば側にあり、丹後ちりめんの産地であることにちなみ、着物の襟をかたどった屋根が特徴的である。島式の2・3番のりばへは、1番のりばの豊岡寄りから構内踏切で連絡している。また、駅舎の反対側にも構内踏切に直接繋がる勝手口がある。
KTR線内に15駅ある有人駅の一つ。簡易委託駅であり、窓口は早朝・夜間を除いて営業。自動券売機設置。
窓口では硬券の入場券・乗車券(タンゴ線内・JR線直通)・自由席特急券(京都からの乗継割引含む)を購入することが可能。窓口に常備されていないきっぷ類は補充券を発行する。
なお、2013年3月16日現在、当駅17時00分発西舞鶴行き以外に、当駅を始発駅・終着駅とする列車はない。
駅舎の左側には、「丹後山田駅資料室」がある。一部屋だけの小規模な展示室だが、北近畿タンゴ鉄道が国鉄・JR西日本だった頃の当駅にゆかりのある鉄道部品が展示されている。部屋の中にはNゲージで昭和50年代後半頃の丹後山田駅が再現されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color宮津線 | 上り | 天橋立・宮津・舞鶴方面 | |
2 | テンプレート:Color宮津線 | 下り | 峰山・久美浜・豊岡方面 | |
3 | テンプレート:Color宮津線 | 上り | 天橋立・宮津・舞鶴方面 | 当駅折返し |
下り | 峰山・久美浜・豊岡方面 | ごく一部のみ |
なお、1番のりばは宮津方面からの列車の折り返しにも対応している。
バス
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 326人(1999年度)
- 288人(2000年度)
- 307人(2001年度)
- 323人(2002年度)
- 318人(2003年度)
- 293人(2004年度)
- 290人(2005年度)
- 271人(2006年度)
- 304人(2007年度)
- 293人(2008年度)
- 285人(2009年度)
- 268人(2010年度)
- 413人(2011年度)
- 315人(2012年度)
歴史
- 1925年(大正14年)7月31日 - 国有鉄道の宮津駅 - 丹後山田駅間の延伸と同時に、その終着たる丹後山田駅として開業。
- 1926年(大正15年)12月5日 - 加悦鉄道が開業。当駅に乗り入れ。
- 1932年(昭和7年)8月10日 - 国有鉄道峰山線が同宮津線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1985年(昭和60年)5月1日 - 加悦鉄道廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1990年(平成2年)4月1日 - 北近畿タンゴ鉄道への宮津線移管により、同鉄道の駅に。また、駅名を現在の野田川駅に改称。
- 2013年(平成25年)7月10日 - 「美心 与謝野」と愛称が設定される[1]。
駅周辺
- 丹後海陸交通 本社
- 野田川フォレストパーク・京都府野田川ユースセンター
- 京都銀行加悦谷支店
- 京都府立加悦谷高等学校
- にしがき石川店
- ファッションセンターしまむら野田川店
- コメリハード&グリーン野田川店
- ゴダイドラッグ野田川店
- ココカラファイン与謝野町店
- ケーズデンキ与謝野店
- TSUTAYA野田川店
- フレッシュバザール野田川店
- 加悦谷ショッピングセンターウイル(丹海バスで14分)
隣の駅
※特急「はしだて」の隣の停車駅は列車記事を、特急「たんごリレー」の隣の停車駅は路線記事を参照のこと。
かつて存在した路線
- 加悦鉄道
- 加悦鉄道線
- 丹後山田駅(現・野田川駅) - 水戸谷駅
関連項目
外部リンク
- KTR野田川駅(路線図・駅舎情報) - 北近畿タンゴ鉄道
脚注
テンプレート:北近畿タンゴ鉄道宮津線
テンプレート:加悦鉄道
- ↑ 広報よさの 平成25年7月号 - 京都府与謝野町(平成25年7月10日発行)