久美浜駅
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テンプレート:駅情報 久美浜駅(くみはまえき)は、京都府京丹後市久美浜町にある北近畿タンゴ鉄道 (KTR) 宮津線の駅である。
特急「はしだて」「たんごリレー」を含む、全ての列車が停車する。2007年3月18日の西日本旅客鉄道(JR西日本)およびKTRのダイヤ改正までは特急の多くが当駅発着となっていたが、以後は豊岡駅発着となっている(「はしだて」のみ当駅と豊岡駅の間は快速として運転)。
KTRにおいて、京都府内ではもっとも西にある駅である。
駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを持ち、列車交換や折り返しが可能な地上駅である。単式の1番のりば側に設けられた駅舎は、1868年に設置され1871年まで存在した久美浜県の県庁舎外観をモチーフとした和風建築の意匠で、「メモリアルゲート久美浜[1]」の愛称が付与されている。島式の2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。
KTRに15駅ある有人駅の一つだが、駅業務は京丹後市観光協会に簡易委託[1]されており、駅舎内には受託者が運営する観光案内所が設置[2]されているほか、日曜日の朝には駅舎内で朝市を実施している[3]。なお、早朝および夜間は営業していない[4]。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color宮津線 | 上り | 天橋立・宮津・舞鶴方面 | |
2 | テンプレート:Color宮津線 | 下り | 豊岡方面 | |
3 | テンプレート:Color宮津線 | 上り | 天橋立・宮津・舞鶴方面 | 当駅始発のみ |
下り | 豊岡方面 | 一部列車のみ |
- 1番のりばが上り本線、2番のりばが下り本線、3番のりばが上下副本線である。3番のりばは朝に1本設定されている当駅始発の宮津方面行き普通が使用するほか、1日1本のみ豊岡行きの普通も使用する。
駅周辺
- 名所・旧跡
- 文教施設
- 京丹後市立久美浜小学校
- 京丹後市立久美浜中学校
- 商業・金融機関
路線バス
利用状況
当駅から京都駅までは宮津駅経由の直通列車が設定されているが、距離は豊岡駅を経由したほうが短い。
1日の平均乗車人員は以下の通りである[5]。
- 1999年度 : 145人
- 2000年度 : 151人
- 2001年度 : 142人
- 2002年度 : 132人
- 2003年度 : 123人
- 2004年度 : 129人
- 2005年度 : 123人
- 2006年度 : 125人
- 2007年度 : 128人
- 2008年度 : 116人
- 2009年度 : 115人
- 2010年度 : 108人
- 2011年度 : 109人
- 2012年度 : 119人
歴史
- 1929年(昭和4年)12月15日 - 国有鉄道峰豊線の豊岡駅と当駅間の開通に伴い設置される。
- 1932年(昭和7年)8月10日 - 峰豊線が当駅から丹後木津駅(現在の木津温泉駅)まで延伸し、途中駅となる。また、この延伸により舞鶴駅(現在の西舞鶴駅)と豊岡駅間が全通し、同区間が宮津線となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1990年(平成2年)4月1日 - 北近畿タンゴ鉄道への宮津線移管により、同鉄道の駅となる。
隣の駅
特急「はしだて」(当駅 - 豊岡駅間快速)および「たんごリレー」の隣の停車駅については、当該列車記事を参照のこと。
脚注
関連項目
外部リンク
- KTR久美浜駅(路線図・駅舎情報) - 北近畿タンゴ鉄道
- 久美浜町観光総合案内所 - 京丹後市観光協会
- ↑ 以下の位置に戻る: 1.0 1.1 平成20年12月定例会 総務常任委員会会議録(1号)(京丹後市議会 会議録) - 京丹後市(2008年12月2日開催、2012年6月1日閲覧)
- 元の位置に戻る ↑ 外部リンク(京丹後市観光協会)の所在地表記より。(2012年6月1日閲覧)
- 元の位置に戻る ↑ 久美浜の「朝市」 - 久美浜町観光総合案内所(京丹後市観光協会、2012年6月1日閲覧)
- 元の位置に戻る ↑ お問い合わせ - 北近畿タンゴ鉄道(2012年6月1日閲覧)
- 元の位置に戻る ↑ 京都府統計書(2005年度以前)および、京丹後市統計書(2006年度以降)による。