那須塩原市

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ファイル:20080525NasunoGaHara.jpg
木の葉状の那須野が原扇状地東北本線国道4号より南側を望む。

那須塩原市(なすしおばらし)は栃木県の最北部に位置する2005年1月1日黒磯市那須郡西那須野町、同郡塩原町新設合併により発足。人口は約11万7千人、県北最多人口の市である。大田原市への通勤率は14.9%(平成22年国勢調査)。

地理

東京から北に約150km、県都宇都宮から約50km、東京-仙台のほぼ中間(双方から新幹線で70分~80分程度)に位置し、広大な那須野が原北西一帯を占めている。西側に高原山、北側に大佐飛山地那須岳に連なる山岳部があり、北東に那珂川、南西に箒川が南東方向に流れ、その中央には、南西から北東に東北新幹線宇都宮線東北本線)、東北自動車道国道4号の幹線交通網が縦貫する。

西那須野駅のある西那須野地区は、塩原温泉大田原市への玄関口となっており、日本有数のリゾート那須高原への玄関口となっている黒磯とともに県北地域の交通の要衝となっている。

北西部の山岳部が市域の概ね半分を占め、残り半分は那珂川蛇尾川箒川などの河川により形成された緩やかな傾斜の平地が広がる複合扇状地である。黒磯駅西那須野駅周辺には古くからの中心的市街地が形成され西那須野駅と黒磯駅の中間にある那須塩原駅周辺は新幹線の開業と共に西側に新市街地が形成されつつあり、将来的に新市役所の建設が計画されている。山岳部には塩原温泉郷板室温泉、三斗小屋温泉(同市の飛地)等の豊富な温泉がある。

広域の合併により発足した市であるため、市街地が西那須野駅周辺、黒磯駅周辺のほか、大原間地区(那須塩原駅周辺)及び塩原古町地区等に分かれた多核分散都市となっている。

隣接している自治体

歴史

本市は扇状地上に立地し江戸時代以前は「手にすくう水も無し」とうたわれた那須野が原が広がり不毛の台地であった。江戸時代には大田原藩による大田原用水(後の蟇沼用水)や、山口堀(後の旧木ノ俣用水)など、飲料水灌漑に用いるための用水路が開削・拡張されたが、規模が小さく那須野が原台地を潤すほどにはいたらなかった。しかし明治時代に入って、会津と東京の物資輸送を担う大運河構想を発端として那須疏水が整備されると那須野が原の開拓が急速に進展した。この名残として黒磯地区、西那須野地区、塩原地区には今でも那須野が原の地に入植したか或いは農場を拝領した明治の宰相、要人の名を冠した地名が多く残る。

黒磯地区、西那須野地区の市街地は日本鉄道東北本線)の開業と同時に明治以降に形成された比較的新しい市街地である。明治以前より扇状地の扇端部で水利の良い大田原市奥州街道などが通り政治・交通の要衝であったが、那須野が原の開拓や東北本線国道4号東北自動車道東北新幹線など主要交通網の整備により、当市は交通・物流面における県北の拠点になりつつある。

沿革

2005年(平成17)1月1日 - 黒磯市那須郡西那須野町、同郡塩原町の新設合併により発足。市の名称「那須塩原」は合併当時に新幹線の駅名にも使われており、全国的観光地で著名な「那須」と「塩原」を用いることで地理的にイメージしやすい事から選定された[1]。なお、那須高原などの観光資源を抱える隣接の那須町が混同防止のため“那須”の名称を使わないよう求めていたが、協議会側は「那須の地名は那須町だけのものではない」とし、投票で決定した。また同時に市章を制定した。[2]

旧黒磯市
1955年(昭和30)1月 - 黒磯町、鍋掛村東那須野村高林村の1町3村が合併
1970年(昭和45)11月 - 市制施行
旧西那須野町
1955年(昭和30)2月 - 西那須野町狩野村が合併
旧塩原町
1956年(昭和31)9月 - 塩原町と箒根村が合併

人口

テンプレート:人口統計

行政

  • 那須塩原市長
氏名 就任 退任 備考
1 栗川仁 2005年(平成17年)2月14日[3] 2011年(平成23年)12月4日 在任中死去[4][5]、合併前の黒磯市長
2 阿久津憲二 2012年(平成24年)1月23日[6] 現職
※2005年1月1日の新市発足から市長選挙までの間、旧塩原町長の平山喜助が市長職務執行者を務めた。

経済

産業

ファイル:AEON SuperCenter Nasushiobara Shop.jpg
イオンスーパーセンター那須塩原店
酪農
生乳の生産が北海道に次いで多い栃木県の主生産地となっている。那須野が原扇状地の扇頂部分近辺に多くの牧場がある。その生産量は本州の市町村で第1位、全国的にも第4位となっている。
農業
那須疏水により灌漑され国道4号宇都宮線が通る那須野が原扇状地の扇央部分周辺には水田地帯が広がり、県内でもの生産が盛んな地域である。
工業
ブリヂストン及びその関連企業の工場が多数立地する。
商業
西那須野地区の国道4号沿いは日本のモータリゼーションの始まりの頃より多くの自動車販社が立地し県北地域の自動車販売の中心的存在となっている。乗用車のほか、トラック・バス、外国車の販社が多数立地する。
一方で、県北地域最大級となる大型ショッピングモール等の建設も相次いでいる。那須塩原駅にほど近い島方地区にはイオングループのショッピングセンター「イオンスーパーセンター那須塩原店」(現在のザ・ビッグエクストラ那須塩原店)、豊浦地区の国道4号線沿線には、トステム系列のホームセンターを中心とした「スーパービバホーム那須塩原SC」、塩野崎地区の東那須産業団地には県内2番目となるアウトレットモール「那須ガーデンアウトレット」が、それぞれ2008年7月にオープンされた。
かつて市内にあったラパーク長崎屋黒磯店が2009年4月をもって閉店したが、跡地に「MEGAドン・キホーテ黒磯店」として同年5月にリニューアルオープンした。市内では初の深夜営業を行う大型店である。

姉妹都市・提携都市

ひたちなか市茨城県
1990年11月黒磯市が那珂湊市と姉妹都市提携、那珂湊市の合併によるひたちなか市発足、1995年11月に、那須塩原市発足に伴い2006年3月24日に改めて提携。
新座市埼玉県
2000年11月西那須野町が友好姉妹都市提携、那須塩原市発足に伴い2005年11月1日に改めて提携。
滑川市富山県
1996年4月西那須野町が姉妹都市提携、那須塩原市発足に伴い2006年3月24日に改めて提携。

地域

町名一覧

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黒磯地区

  • 阿波町
  • 安藤町
  • 春日町
  • 上厚崎
  • 北栄町
  • 共墾社
  • 共墾社一丁目
  • 清住町
  • 黒磯
  • 黒磯幸町
  • 小結
  • 材木町
  • 埼玉
  • 桜町
  • 下厚崎
  • 新朝日
  • 新町
  • 新緑町
  • 末広町
  • 住吉町
  • 大黒町
  • 高砂町
  • 中央町
  • 東栄一-二丁目
  • 豊浦
  • 豊浦北町
  • 豊浦町
  • 豊浦中町
  • 豊浦南町
  • 豊住町
  • 鳥野目
  • 並木町
  • 錦町
  • 西新町
  • 橋本町
  • 原町
  • 東豊浦
  • 東原
  • 東大和町
  • 本郷町
  • 本町
  • 松浦町
  • 美原町
  • 宮町
  • 弥生町
  • 豊町
  • 若草町
  • 若葉町
  • 渡辺

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東那須野地区

  • 大原間
  • 大原間西一-二丁目
  • 鹿野崎
  • 上大塚新田
  • 上郷屋
  • 上中野
  • 唐杉
  • 木曽畑中
  • 北弥六
  • 北和田
  • 沓掛
  • 沓掛一-二丁目
  • 笹沼
  • 佐野
  • 三本木
  • 塩野崎
  • 塩野崎新田
  • 島方
  • 下中野
  • 中内
  • 沼野田和
  • 波立
  • 東小屋
  • 方京一-三丁目
  • 前弥六
  • 前弥六南町
  • 無栗屋
  • 山中新田

高林地区

  • 青木
  • 板室
  • 亀山
  • 木綿畑
  • 鴫内
  • 高林
  • 洞島
  • 戸田
  • 西岩崎
  • 細竹
  • 箕輪
  • 百村
  • 箭坪
  • 油井
  • 湯宮

鍋掛地区

  • 越堀
  • 寺子
  • 鍋掛
  • 野間

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西那須野地区

  • 東町
  • あたご町
  • 一区町
  • 扇町
  • 上赤田
  • 北赤田
  • 北二つ室
  • 五軒町
  • 三区町
  • 下永田1-8丁目
  • 千本松
  • 永田町
  • 二区町
  • 西赤田
  • 西朝日町
  • 西幸町
  • 西栄町
  • 西原町
  • 西大和
  • 東赤田
  • 二つ室
  • 緑1-2丁目
  • 南赤田
  • 南町
  • 四区町

狩野地区

  • 井口
  • 石林
  • 新南
  • 関根
  • 高柳
  • 太夫塚1-6丁目
  • 槻沢
  • 西遅沢
  • 西富山
  • 西三島1-7丁目
  • 東遅沢
  • 東関根
  • 東三島1-6丁目
  • 三島1-5丁目
  • 南郷屋1-5丁目

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塩原地区

  • 上塩原
  • 塩原
  • 中塩原
  • 湯本塩原

箒根地区

  • 宇都野
  • 遅野沢
  • 折戸
  • 金沢
  • 上大貫
  • 上横林
  • 下大貫
  • 下田野
  • 関谷
  • 高阿津
  • 接骨木
  • 蟇沼
  • 横林

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教育

大学

高等学校

中学校

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  • 那須塩原市立黒磯中学校
  • 那須塩原市立黒磯北中学校
  • 那須塩原市立厚崎中学校

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  • 那須塩原市立日新中学校
  • 那須塩原市立東那須野中学校
  • 那須塩原市立高林中学校

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小学校

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  • 那須塩原市立青木小学校
  • 那須塩原市立穴沢小学校
  • 那須塩原市立稲村小学校
  • 那須塩原市立大貫小学校
  • 那須塩原市立大原間小学校
  • 那須塩原市立大山小学校
  • 那須塩原市立金沢小学校
  • 那須塩原市立共英小学校
  • 那須塩原市立黒磯小学校

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  • 那須塩原市立埼玉小学校
  • 那須塩原市立塩原小学校
  • 那須塩原市立関谷小学校
  • 那須塩原市立高林小学校
  • 那須塩原市立槻沢小学校
  • 那須塩原市立寺子小学校
  • 那須塩原市立戸田小学校
  • 那須塩原市立豊浦小学校
  • 那須塩原市立鍋掛小学校

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  • 那須塩原市立西小学校
  • 那須塩原市立波立小学校
  • 那須塩原市立東小学校
  • 那須塩原市立東原小学校
  • 那須塩原市立三島小学校
  • 那須塩原市立南小学校
  • 那須塩原市立横林小学校

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郵便

郵便番号は以下が該当する。5集配局が集配を担当する。

郵便局

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  • 高林郵便局(07039)
  • 関谷郵便局(07041)
  • 西那須野郵便局(07045)
  • 黒磯郵便局(07051)
  • 塩原郵便局(07052)
  • 板室温泉郵便局(07079)
  • 越堀郵便局(07096)

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  • 東那須野郵便局(07099)
  • 西那須野狩野郵便局(07203)
  • 百村郵便局(07209)
  • 黒磯青木郵便局(07234)
  • 黒磯豊浦郵便局(07285)
  • 西那須野駅前郵便局(07287)
  • 黒磯中央町郵便局(07300)

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  • 西那須野下永田郵便局(07312)
  • 中塩原簡易郵便局(07716)
  • 黒磯東原簡易郵便局(07723)
  • 黒磯鍋掛簡易郵便局(07739)
  • 黒磯上厚崎簡易郵便局(07742)
  • 上大貫簡易郵便局(07744)

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電話番号

旧黒磯市地域が黒磯MA、旧西那須野町・塩原町地域が大田原MAの管轄となる。市外局番はいずれのMAも「0287」。収容局は以下の7ビルが該当し、市内局番は以下の通り。

  • 黒磯局(黒磯MA):60,62-64
  • 東那須野局(黒磯MA):65,67
  • 栃木高林局(黒磯MA):68
  • 板室局(黒磯MA):69
  • 西那須野2局(大田原MA):36-39
  • 塩原2局(大田原MA):31,32
  • 関谷局(大田原MA):34,35

下記地域は黒磯市外の収容局が管轄となる。

  • 黒田原局(黒磯MA):寺子の一部地域が該当。
  • 伊王野2局(黒磯MA):寺子の一部地域が該当。

交通

鉄道路線

廃線

バス路線

道路

高速道路
東北自動車道西那須野塩原IC黒磯PA黒磯板室IC
一般国道
国道4号国道400号国道461号
有料道路
日塩有料道路(日塩もみじライン)

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

出身有名人

那須塩原市出身者

那須塩原市ゆかりの人物

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister

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  1. テンプレート:Cite press release
  2. 図典 日本の市町村章 p69
  3. 『全国市町村要覧』平成23年版、第一法規, p. 129
  4. 栗川仁那須塩原市長が急逝 合併初代、2期目 下野新聞朝刊 1面 2011年12月5日
  5. 栗川・那須塩原市長が急死 67歳 読売新聞 2011年12月5日
  6. 『全国市町村要覧』平成24年版、第一法規, p. 129
  7. 「329-31xx」地域は元・東那須野郵便局管轄。2006年に東那須野郵便局の無集配局化に伴って黒磯郵便局へ移管。