越後赤塚駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報 越後赤塚駅(えちごあかつかえき)は、新潟県新潟市西区赤塚にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)越後線

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎とホームは跨線橋で連絡している(かつて駅舎とホームの間に道路があった[1])。

新潟駅が管理する無人駅だが、一部時間帯において社員が派遣され、集札業務を実施する場合がある。駅舎は待合室の機能のみ。簡易Suica改札機(入場用・出場用各1台)、自動券売機(簡易型1台。Suica、オレンジカード等は使用不可)、自動販売機、トイレなどがある。

当駅周辺は冬季間の荒天時には地吹雪が発生するなど厳しい立地条件にある。ホームには待合室が設置されているが、ホーム上屋については吉田 - 新潟間全駅を通じて唯一設置されていない。

のりば

1 テンプレート:Color越後線 (下り) 内野新潟方面 (主に朝から日中時間帯、それ以外は主に列車交換時)
2 テンプレート:Color越後線 (下り) 内野・新潟方面 (主に早朝及び夕方以降)
(上り) 吉田柏崎方面

利用状況

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1981 362
1991? 497(乗降客)
現在 非公表

かつて新潟鉄道管理局(現在のJR東日本新潟支社の前身)が公表した1981年度(昭和56年度)の1日平均乗車人員は362人で、利用者数は吉田 - 新潟間各駅で最も少なかった。1990年代以降は周辺の宅地化が進捗しているものの、JR東日本が当駅の乗車人員を公表していないことから増減は不明である。

駅周辺

以前は周囲を水田に囲まれ、民家数軒と共に立っていた駅だが、1990年代から「みずき野ニュータウン」の名称で宅地開発がはじまり、1994年には新潟国際情報大学が開学するなど周辺地区の開発が進む。現在、駅周辺の地名も住居表示の施行により「みずき野」となっている。

なお、当駅は西区の赤塚地区と中野小屋地区のほぼ中間点に位置しているが、双方の中心地へは車で約5分、徒歩30分弱かかる。

バス路線

駅前のロータリーからは、新潟交通が運行業務を受託するコミュニティバスが2路線発着している。

赤塚地区住民バス(コミュニティ佐潟バス)は、2005年4月から赤塚地区の住民組織が運営主体となって、当駅と新潟交通内野営業所の間を、赤塚・四ツ郷屋の集落間を経由して運行している。運賃は大人・小人を問わず1乗車100円。西区バス・中野小屋ルートは、新潟駅発着の路線バス「大堀線」のうち信楽園病院発着便の一部を、中野小屋地区を経由して当駅まで延伸したものである。区バス区間は槇尾 - 当駅間だが、運賃は新潟交通の体系に則ったものを採用しており、同社の一般路線バス(近郊線など)と同様の距離制運賃となっている。

  • 赤塚駅前バス停
    • 650 赤塚・四ッ郷屋経由 内野営業所 行
      平日6往復、土曜・休日3往復。
    • 623 明田・中野小屋・信楽園病院・大堀経由 新潟駅前 行
      赤塚駅前 - 槇尾・信楽園病院間は西区バスとして運行。平日5往復(土曜・休日は全便運休)。

その他運行に関する詳細は西区#コミュニティバスの項、並びに下記外部リンクを参照。

歴史

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
テンプレート:Color越後線
越後曽根駅 - 越後赤塚駅 - 内野西が丘駅

脚注

  1. 宮脇俊三原田勝正編著『国鉄全線各駅停車⑥』中央・上信越440駅、小学館、1983年。ISBN4-09-395106-3。
  2. 「軽便鉄道停車場設置」『官報』1915年1月13日(国立国会図書館デジタル化資料)

関連項目

外部リンク

テンプレート:越後線