篠栗町
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目次
地理
福岡市内から東に12kmのところに位置する。町域の中央よりやや西側に篠栗駅があり、同駅の周辺部が中心市街地となっている。中心部とその西側の地域は福岡平野の東端部にあたり比較的平坦で、福岡市のベッドタウンとして住宅開発が進んでいる。中心部より東側は、福岡都市圏と筑豊を隔てる山地である。
多々良川が町域を東西に流れている。
- 山:若杉山(町域南部)
隣接する市町村
人口
地名
- 金出
- 篠栗
- 高田
- 萩尾
- 乙犬(旧勢門村)
- 尾仲(旧勢門村)
- 田中(旧勢門村)
- 津波黒(旧勢門村)
- 若杉(旧勢門村)
- 和田(旧勢門村)
- 内住(1956年、筑穂町の一部を編入)
歴史
近現代
- 1889年4月1日 - 町村制施行により、篠栗村と勢門村(せとむら)が発足。
- 1927年1月1日 - 篠栗村が町制施行。篠栗町となる。
- 1955年4月1日 - 篠栗町と勢門村が対等合併し、新町制による篠栗町が発足。
行政
町長
- 三浦正(3期目)
- 任期:2016年11月29日
町議会
- 条例定数:12人(法定上限議員定数:26人)
- 任期:2015年4月30日
消防
- 粕屋南部消防本部
- 中部消防署(粕屋町)
警察
産業
かつては町の北西部に炭鉱があったが、1960年代のエネルギー革命で閉山した。その後、工業団地(東鉄工団地)立地を進め、現在は農業や観光業が中心。
町内に本社を置く企業
- トーカ堂(通信販売業)
教育
中学校
- 町立
- 篠栗中学校
- 篠栗北中学校
小学校
- 町立
- 篠栗小学校
- 萩尾分校
- 勢門小学校
- 北勢門小学校
交通
最寄り空港は福岡空港。
鉄道路線
中心駅は篠栗駅。
バス路線
- オアシス篠栗巡回バス
- 町が運行する福祉巡回バスで、篠栗町総合保健福祉センター(オアシス篠栗)を拠点として、町の北東部・南東部・北西部・南西部の西鉄バス路線のない地域に運行する。実際の運行業務は篠栗観光バスが行う。無料。オアシス篠栗利用者以外でも利用できるが、オアシス篠栗でのみ乗車扱いを行い他停留所では降車扱いのみの便と、途中の各停留所で乗降扱いを行う便がある。月曜日運休。
道路
一般国道
県道
- 福岡県道92号宗像篠栗線:主要地方道。
- 福岡県道435号内住篠栗線
- 福岡県道543号谷尾仲線
- 福岡県道547号猪野篠栗線
- 福岡県道607号福岡篠栗線:旧国道201号。扱い上は主要地方道ではないが、町中心部を通り、実質的には幹線道路の一つ。
高速道路の最寄りインターチェンジは福岡インターチェンジ。